24 2014年12月
みなさま、こんにちは。
もうクリスマス目前ですね。
今日という日は世界が愛と平和で満たされますように。
って私、無宗教ではありますが。
それでも宗教が愛と平和のために力になって欲しいと、ことあるごとに願いたいと思います。
そんなわけで(どんなわけで?)とうとうこれをアップする日が来てしまいました。
『未生/ミセン』第20話、最終回。
早速まいりましょう。
オ次長が去ったあとのワン・インターナショナルに、今日も出社するグレ。
グレは主のいなくなった机を見つめます。
流れるグレのモノローグ。
オ次長が去り
あの方が望んだとおり
営業3課は安定を取り戻した
「おはよう。早いな」
いつもどおりに仕事を開始するキム代理とチョン課長。
そして隣りの営業2課もいつもと変わらぬ日常を始めます。
残った人々は みな僕のために力を尽くしていたし
であるほど 僕には去るべき理由が積もっていった
にもかかわらず残っているのは・・・・・・
『チャン・グレ。俺がなんて言った?』
『粘れ』
『必ず、勝て』
『肝に銘じろよ』
と言われたからだ
『駄目だと思っても、最後までやれ。
人生には、終わりが分かっていても、始めることも多い』
だから
だからだ
こうして終わりの見えるその日が近づいていた
いきなりの悲しいモノローグに、既に涙目の視聴者です。
チョン課長とキム代理のコーヒーを入れてるグレを覗き見るソンニュル。
他の同期たちも集まって、遠巻きにグレを見ています。
なにやら「4月は残酷な月」などと言いながらソンニュルが話しかけ。
「なんかむずむずするだろ? な?」
「むずむずするなら、サウナに行ってください。汚いです」
遠まわしすぎてグレに何が言いたいか全然伝わってません。っていうか視聴者にも。(笑)
言葉で言うのを放棄したのか、グレにハートマークを繰り出すソンニュルですが。
勿論無視され。(笑)
仕方なく、「今日の引継ぎ調整会議、どのチームだっけ?」と仕事モードに変えるソンニュル。
グレは営業3課と繊維課、鉄鋼課、資源課ではないのかと答え。
その会議には既視感があると呟くベッキ。
「既視感? ああ、マ部長とオ次長がケンカしたこと?」
ヨンイの視線にマズイと思うソンニュルの図。
どうやらすっかり「オ次長」はNGワードとなっている模様。
領収書をまとめなきゃと出て行くグレを見送り、同期たちはため息をつきます。
「契約満了日が近づいてるのに、方法はないし。キム代理とチョン課長が頑張ってるとは聞くんだけど、限界があるよな。やれることもないし」
落ち込むソンニュルに、ヨンイはそれでもソン次長がかなり頑張っていると言います。ベッキもやれることがあるなら何でもやりたいと悔しさをにじませ。
はぁ。ため息の最終回。
グレの契約期間が、もう残りわずかなんですよね。
新しい上役となった次長に、ミャンマーの件の進み具合を報告するキム代理は、決済も受けずに勝手に進めるのかと文句を言われています。
それがこのチームのやり方だと説明したところ、自分の言うことを聞けと怒る新しい次長。
ここ数日見ているだけでも、仕事をしてるのか、言葉遊びしてるのか、仕事の真似事をしているのか分からんと嫌なことを言う新次長。口頭の説明は要らないのですべてを紙で解決しろと怒り出します。
次の新人はスペックの高いやつを選んでやるから、それまでは我慢しようと、信じがたく無神経なことをグレの前で言う新次長。
そのうえグレのいれてきたコーヒーにまで、濃いと文句をつけ。
営業3課の姿を遠巻きに見つめるベッキとヨンイです。
ソンニュルは。
納品も済んでいるのにチョンソル実業の決済をなぜ出さないのかとソン代理に責められています。品質保証書などの必要書類が欠けている段階でそれを出せば、自分の責任になると言うソンニュルに、その疑い深さは一体どんな家庭教育を受けてきたせいかと侮辱するソン代理。
怒ったソンニュルは、机の中にある写真を手にしますが、結局は見ません。
イントラネットに上がってきた新規インターンへの業務協力要請文を見て、「今いる人間を大事にしろよ」と一人憤るソンニュルです。
そして開かれる各部調整会議。
座長はマ部長。
マ部長は露骨に資源課ばかり責め立てます。
あまりの露骨さにいつもの腰抜け病が出たのか、言葉を詰まらせてしまうチョン課長。
マ部長はそんなチョン課長に恥をかかそうと、みんなの前で「何をモゴモゴ言ってる?」と大きな声を出し、見かねたハ代理が代わりに説明する有様です。
営業1課のソン次長の提案にも、資源課がやればいいとマ部長。ソン次長は呆れた様子で合意。
どんどん仕事を振られ、チョン課長は青ざめています。
すっかり嫌われたんですね、資源2課。
ヨンイは英語で仕事の電話。
スケジュールを確認しようとカレンダーをめくり、新しいインターンが来る日が近づいていることにため息をつきます。
なぜならそれは、グレの契約が終わる日を意味しているから。
そこへ、会議を終え戻ってくる上司たち。
マ部長にすっかり憎まれてしまった、そのうちトイレ横に移動になるのではと、ユ代理は完全に愚痴モードです。
そういえばグレが辞める日が近いのではとヨンイに尋ねるユ代理。これでまたキム代理の業務が大変になると、代理たちは気の毒がります。
ソン次長たちがいくら頑張ってもグレを正社員にはさせられないだろう、自分たちもそれは承知だろうと口々に話す上司に、すっかり悲しくなってしまうヨンイ。
ハ代理は落ち込むヨンイに視線をやり。
悲しみのあまり休憩室に抜け出してきたヨンイは、グレとの思い出を回想します。
グレの事を利用しようとPTを提案したわけじゃないと話した日。
話の通じる人と組みたかったのだと。誤解だと。
そして互いに合格し、おめでとうを言い合いながら、約束していたグレの謝罪を喜んで受けた日。
その時、ハ代理が休憩室にやってきてヨンイの目の前に座ります。
「寂しいよな。同期が4人しかいないのに」と慰めるハ代理。
「本当に方法がないのかって。最近そればかり考えてます」
「方法は、ないな」
うなだれるヨンイにハ代理が一つの提案をします。
「社内でムードを作ってみるのはどうだ? 一人より二人、二人より十人のほうがいいだろ? 騒ぐ人が増えれば、会社がスルーしてきたことをもう一度考え直すかもしれないし。だからって、なれるってわけじゃないが」
今言われたことを早速同期に伝えるヨンイ。
グレのことを残るに値する人だと会社に知らさねばと言います。
「でもどうすれば?」
グレを宣伝するためのプレゼンを開くわけにも行かないし、大学のように壁新聞も出せないし、ドラマのように上役に直訴するわけにもいかないしと、ベッキも頭を悩ませますが。
「なんで駄目なんだ? やればいいじゃん。行って話して説得して、泣いて騒いだら駄目か? 藁をもつかむ気持ちでやれるよ。誰かが馬鹿呼ばわりされるのは一瞬なのに、人をちゃんと評価するのはなんでこんなに難しいんだよ」
「どこに行くんです?」
ヨンイの呼びかけに「何でもいいからやらなきゃ! 俺がイカれてると思われた、あの方法だって使うよ!」と歩き出すソンニュル。
グレのために居ても立ってもいられないソンニュルは、二人を残して足早に去り。
ベッキも自分のやれることが思いついたと急いで戻っていきます。
ヨンイもしばし考えたあと、ソン次長に電話をかけ、力を貸して欲しいと頼みます。
もう涙が・・・・・・。
ソンニュルは再び因縁のイントラネットに投稿します。
繊維1課新入社員のハン・ソンニュルです。入社して2年経つので、新人ではありませんね。以前お騒がせした、あのハン・ソンニュルです。
まず、遅まきながらお詫び申し上げます。先にお詫びを申し上げるのは、私の名前を見て閉じてしまう方がいらっしゃるのではという思いからです。
今日はとても大事はお話、いえ、お願いを差し上げたいのです。
大事なお願いがあります。
2年契約の、チャン・グレ。営業3課で働いている私の同期。彼が正社員になれればと思います。
ソン次長はヨンイを伴い、企画室長にグレの実績も考慮すべきではないかと直訴します。
企画室長は、それは分かるものの、グレがインターンとして入ってきた時もコネだ、特別待遇だとインターンから不満の声が多かったと述べ。ヨンイは必ずしもそうではないと否定します。
「特別待遇ではなく、公正な評価をお願いしてるんです」
2年前、私とともにチームを組んでプレゼンを通過。同期の中では最初に社長以下役員の参加するプレゼンを行い、その型破りなプレゼンによってなきものになるところだったヨルダンの中古車事業を成功に導いた、まさにあのチャン・グレです。
そう。ある人はチャン・グレのことをコネ入社、高卒という修辞句で語るかもしれません。それらゆえ、彼は私たち全員が正社員として入社した時、2年の契約職として入ってきました。
インターンの頃から、ありとあらゆる苦しみを味わわなければなりませんでした。
ですが心からワン・インターナショナルを自分の会社と思い、誰よりも一生懸命業務に取り組んできました。
急いで戻ったベッキは。
グレのためにやはりパソコンに向かい、鉄鋼課と関連するグレの業績をまとめていました。
覗き込み、正社員転換審査にはそういう資料も必要だと頷くカン代理。書き終えたら自分にも見せて欲しいと言います。
そして続くソンニュルの言葉。
私たちと一緒に出社し、誰よりも遅く会社を出て、足りないスペックを埋めるために人の何倍も努力してきた人です。
自分が企画し開発した事業アイテムが、契約職という理由で担当を外された時も、彼はそれを黙って諦めました。
『担当を変えてください』
『僕は今日ほど自分のスペックが恥ずかしい日がありません』
私もそうです。スペックが一体なんだからといって、人と人とが違うなどと言えるのでしょうか? ある人の努力が、なぜ他の人たちとは異なる待遇を受けなければならないのでしょうか?
ソン次長はヨンイとともに法務部にも会いに行きます。
「それは社内規約に反映されないと。やたら正社員には変えられませんよ」
「仰るとおりです。ですが定量的な評価において、専務の一件に絡めた別基準での評価をしないで頂きたいと、お願い申し上げてるんです」
「お願いいたします」
会社に適応できるかどうかに関わる、重要な基本。始発点でのチャン・グレは基本の証明が難しかったとしても、過去2年の間、十分に可能性を見せてきたのではなかったでしょうか?
チャングレは正社員にならなければなりません。
チャン・グレが私に言った言葉、“この繊維はハン・ソンニュルさんと一緒に売ることにします”。私にその約束を果たさせて下さい。
皆様にお恥ずかしい姿を見せたハン・ソンニュルですが、その約束は守りたいのです。
お願いいたします。
視聴者開始20分で号泣です。
そしてまた朝が訪れ。
いつもどおり忙しく働く営業3課。
今日は2年ぶりに新しいインターンを迎える日でした。
グレが来たのが昨日のことのようなのにとキム代理。
「後任が来て嬉しいだろ? 行って先輩としてガツンとやってこい」とチョン課長に迎えに送り出されるグレでしたが。
そこへ、ソン次長の訪問。
「3課。ちょっといいかしら?」
会議室に呼ばれた営業3課は、思いがけないことを聞かされていました。
「可能性が出て来たということですか?」
慎重に確認するキム代理。
ソン次長は頬を高潮させながら、言葉を続けます。
「本社から支社にもうすぐガイドラインが送られてきます。
業務能力に優れ、熟練した契約職は、正社員に転換することにしたんです」
「チーフ以上が出席した会議で出たことなので、わが社もそのガイドラインに従うでしょう。流れが変わったんです」
「チョン課長とキム代理も力を貸してください。私もベストを尽くして手助けします」
グレのこれまでの実績をまとめたファイルを作っておくように伝えるソン次長。
「分かりました。勿論やっておきます」
チョン課長と顔を見合わせ喜びを爆発させるキム代理は、グレに満面の笑みを見せます。
「やってみよう! チャン・グレ!」
みんながグレのために。(涙)
席に戻ったグレは、空席のオ次長に心で呼びかけます。
僕がまた 欲をかいてもいいのでしょうか?
そしてオ次長は。
何故かスクーターにまたがってます。
しかもスーツで。
窓を開けこちらを一瞥しながら通り過ぎる専務の黒塗りの車に、オ次長は気づきません。
そして着いた先は・・・・・・。
「ただいま戻りました、社長!」
なんでこんなに遅いのか、配達が溜まってると文句を言われてますが・・・・・・。
・・・・・・え?
まさかの自営業? まさかのチキン屋?
マジで?!
その後も大衆食堂で安いキムパブを食べてます。
・・・・・・お金ない?
他の客が自分のところのインターンが何も出来ないと話すのを聞くともなしに聞くオ次長は、グレを思い出しています。
『一人でやる方法しか知りません。知らないから、教えて下されるじゃないですか。チャンスを与えて下されるじゃないですか』
キム代理に電話をかけようとするも、ためらうオ次長。その時ソン次長から電話が入ります。
『オ次長、お久しぶりです。お元気ですか?』
「おお、心配するな。食えてるよ。俺がこっちをしっかり磨いとくから、クビになったらいつでも来いよ、俺を信じて。俺がレッドカーペット引いといてやるから、何もかも嫌になったらマ部長に辞表投げつけて来い」
嬉しそうに笑うオ次長に、マ部長が部署長でもないのにどうしてマ部長に投げつけるのかと、こちらも笑うソン次長。
『チャン・グレさん。今日人事の評価を通って、経営企画室の会議に上程されました。あとは出席者の過半数の得票を得られれば決まりです。
各方面から話が入ってきてますが、チャン・グレさんの正社員転換、うまくいきそうです』
「よかった。ありがとう。よろしく頼むよ。結果はいつ?」
『明日です』
「そうか。ありがとう」
電話を切り、祈るように視線を落とすオ次長です。
運命の日。落ち着かない同期たち。
集まって発表を待っています。
「まだ?」
「会議にソン次長が入っていったから、うまくいくんじゃないですか?」
「このあいだマ部長とチョン課長が話してるのをちょっと聞いたんですけど、グループレベルで出た議論なので、楽観的みたいです。その上チャン・グレさんは実績もいいし、推薦する方も多いから」
ヨンイの言葉にも、緊張が隠せないソンニュル。
グレは忙しそうに書類を抱え、通り過ぎようとします。
午後5時までに渡す書類がたくさんあるのだとグレ。
ヨンイが誘うも、時間がないとランチも断ります。
いつもどおり、営業2課にも業務を尋ねられ、頼りにされるグレ。
カン代理はグレに鉄鋼課の資料を机に置いておいたと伝え。グレはグレで、カン代理が必要とする報告書を既にベッキに渡していました。
いつものように、仕事も早いグレ。
「ありがとう。チャン・グレさん、そのうち一杯飲みましょう」
完全なる一員として、過不足ない働きを見せるグレ。その光景は一見いつもと変わりありませんでした。
誰もがいつもどおりに働いている営業部。
ソン次長が緊張の面持ちでやってくるまでは。
そして流れる無音の世界。
その意味は、うなだれる人々、涙を流す人々が語り・・・・・・。
グレは静かにソン次長に笑みを浮かべます。
そんなグレを痛ましそうに無言で見つめるソン次長。
でも、ほどなくグレの顔からも笑みが消え・・・・・・。
・・・・・・なんてこと。
一人立ちつくすグレ。
暗くなってもグレはまだ佇んでいました。
暗いオフィスを歩き、初めて来た日を思い出すグレ。
そして、オ次長との思い出。
もう駄目だ。
視聴者ギブ。もう駄目。もう見れない。
あーーーー。
グレは屋上に上がります。
駆け巡るたくさんの思い出たち。
ソンニュルを殴ったあの日や。
初めてキム代理に会った日。
専務のことを聞いてしまった日。
そして、「粘れ」といってくれたオ次長。
まるで今もオ次長が傍にいてくれるように、グレは隣りを見つめます。
『せっかく入ってきたんだ。どうにか粘れ。ここは粘ったやつが勝つ場所だ』
『お前は知らんだろうが、囲碁にこういう言葉があるんだよ。‘未生(ミセン)’‘完生(ワンセン)’』
『俺たちはまだみんな、‘未生’なんだ』
あの日の夕日を暗闇の向こうに見つめるグレです。
・・・・・・つらすぎてもう見たくないんですが。
もう閉じていいですか?
一方オ次長は。
ベンチャー企業を立ち上げたようです。
ベトナムにヘルメットを売るために、直接ひと月かぶって性能を確かめてたそうです、オ次長。おかげで契約成立。
・・・・・・よかった~。
すわ飲食店従業員化かと。(笑)
わが社の一番の売り上げはベトナムへのヘルメット輸出だと上機嫌のオ次長に、「ムン・チュンギが付いてきたぞ」とキム部長。ムン社長のメッカフォンをまたやれと言います。
「やれません!」
経営者が必要だからと言っておきながら、雇われ社長だと思って軽んじているのかとキム部長、もとい、キム元部長。
どうやら会社は、オ次長とオ次長の先輩が折半で資金を出して設立した模様です。
「ワン・アルミニウムで定時に上がって、せっかく楽に暮らしてたんだぞ!」
引き抜かれた模様のキム元部長。
オ次長は会社を興したときのことを回想します。
かつての先輩が持って来た事業企画書を見て、同業することにしたオ次長。
社長にはキム部長を据えようと提案するオ次長に、先輩は反対します。
「あのギスギス男? 完璧主義者の上、お前が性格悪くなったような人だぞ、あの人」
反対するなら一緒にやらないとオ次長。
こうして会社を立ち上げたのですね。
半々で作ったのではなく、自分が51でキム先輩が49だとオ次長。
「分かったからそこの51、メッカフォンやれ!」
「ったく、ムン社長も義理堅いんだから」と呟きながら、常務の先輩に戻って社長と協議して欲しいとメールを入れるオ次長。
オ次長はカレンダーを見つめ「牛乳が発酵した頃だな。そろそろ飲み頃だ」と一人ごちて出て行きます。
・・・・・・牛乳???
会社を変わったら心を入れ替えて、早く帰り、子どもとも長く過ごす、済州島にも連れて行くと言ったくせに、一体何時に帰ってくるつもりかと奥さんに怒られながら、仕事に出かけるオ次長。
相変わらず仕事の虫です。
そしてソンニュルは。
荷物が届いたと嘘を言われ、空港近くの出先から猛ダッシュで会社に戻ってきたのに、今物が空港に着いたから取りに行けとソン代理に嫌がらせされています。
のみならず、ソンニュルの父親の還暦旅行と知りながら、わざと行けないように研修をいれられ。
怒りに震えるソンニュルは、机を開くと写真の入った包みを取り出します。
なんと、女とキスするソン代理の写真・・・・・・。
ソンニュルは、ソン代理が夫のいる取引先の部長と不倫関係にあり、仕事に甚大な支障を来たしているとメモ書きし、調査を依頼。
・・・・・・しようと思うも、出来ず。
母に旅行にいけなくなったと電話するソンニュル。父はいじけてしまい、電話に出てくれません。
ソンニュルは写真を燃やします。
「あの野郎は、ほんと。いっそのこと裏金をもらえよ。そのほうが攻撃できるのに、これはプライバシーじゃんか」
ところがあくる日。
ソン代理を知らない男が訪ねて来て。
突然平手打ち。
「俺が誰かって? 分からないか? お前、俺の女房と何した? キスしたのお前だろ? これでもしらばっくれるか?」
浮気相手の夫は証拠写真を見せ、泣きながら大暴れします。
乙女っ子か!
なんだ、このポーズ!
ああ、しかしなんてすっきり!(笑)
ソン代理は「女房に何をもらった?」と言われ、身に着けている時計や靴を差し出そうとしますが、旦那さんが言っているのはそういうことではなく。
よって、当然怒りが収まるはずもなく。
引き続きぼこぼこ。
止めに入った課長も「浮気されたことない人には、俺の気持ちは分からない」で、だんまり。(笑)
ほどなくして。
階段でうなだれる鼻血がおのソン代理に近づくソンニュル。
靴と上着を持ってきてあげます。
ちり紙を渡すソンニュルに、ウェットティッシュを持って来いと言っただろうと、こんな事態になってもまだ偉そうなソン代理です。
減らず口きけないほどやられりゃ良かったのに。
貼っときましょう。ソン代理ぼこぼこシーン。
ちなみにこの旦那さんは、カメオ出演の俳優オ・ジョンセ(오정세)さんです。
そしてベッキは。
仕事の業績で課長に褒められるような成果を上げるまでに成長し。
いまやカン代理のドイツ語スペルミスの指摘にも、逆にそれで正しいのだとやり返せるようにやっています。
ついでに昔指摘されたヴァの発声法を、実際は違うと力説。
ベッキの幼稚っぷりここに極まれり!(笑)
正しい発音をやってみろとやり返してます。
でもやらないカン代理。
「私の通ったところではそう習いましたけど」
「どこに通ったんですか?」
「‘ヴァ!ドイツ語学院’」
あくまでも自分の勢いある「ヴァ」を貫くカン代理に、小声で「そこ、俺の同期が講師だけどね」と小声で勝ち誇るベッキです。
ちなみにベッキ、ソウル大学ドイツ文学科卒業ってことになってるんでしたっけね?(笑)
小さな勝利のあと、ベッキはヨンイと二人でお食事に。
でも食べてるのは真っ赤なソンジックッ。
うーわ。私も駄目です。食べれない。
これはですね。ようはするに、血の塊でございます。
ベッキに初めて親近感。(笑)
「全然食べれません?」
「その・・・・・・」
「ホラー映画もかなり観たんだし、そろそろピッチ上げましょうよ」
そこへ来れないとメールしてきたはずのソンニュルがやってきて、奪います。
ソン代理は会社に通えなくなるのではと尋ねるヨンイに、サイコパスだから大丈夫とソンニュル。
「ところで、二人はいつ映画見に行ったの? 俺も映画好きなのに。同期を差別しちゃいかんよ」
焦りながら切り返すヨンイ。
「ホラー映画、好きです?」
「まさか。世の中にどんだけ映画があると思って、わざわざホラー?
あーあ。チャン・グレに会いたい」
その言葉で固まる二人。
「4人が3人になって、角が埋まらないじゃん。なんだよこれ」
グレがいたはずの空席を見つめ、肩を落とす3人です。
その頃グレは。
床を磨きながら英語の勉強中。
お母さんは、知り合いが新たに始めた食堂でマネージャーを探していると言いますが、断るグレ。
どこか呼ばれているのかという母に、呼ばれるところを作らなきゃとグレ。
スクールにも通うと言います。
中国語が上達したか、話してみろと母。
「ニーハオ」
・・・・・・え?
親子がじゃれ合っているところにヨンイが誘いの電話をかけ、グレは出かけて行きます。
「3週間ぶりですね。もう3年も経ったみたい。毎日会ってたのに、会わなくなっちゃったから。送別会もやらずに、あんなふうにさっさと行っちゃうんだから」
不服そうなヨンイの顔に、頭をかくグレ。
「チャン・グレさんは早く忘れさせようと思ったんでしょうけど、残された人間は申し訳ない気持ちだったんですよ」
「いやいや、そんなつもりじゃないですよ」
「ハン・ソンニュルさんはチャン・グレさんが辞めたあとは、元気がなくなって15階に下りてもこないんです」
ヨンイは会社の近況も話して聞かせます。新たにインターンが入ってきたのだと。
「でも、チャン・グレさんみたいに“この人だ!”っていう人はいないんです」
「え・・・・・・?」
・・・・・・ラブ?
最終回にラブ?
・・・・・二股?!
そんな展開が既にあったとも知らぬ、ベッキとソンニュルの到着。
ソンニュルはくるなり抱きつきます。
「チャン・グレ! 俺の愛も‘9 to 6’だったらいいのに!」
「なんすか、くるなり。ちょっと」
ポケットから栄養ドリンクを出し、ヨンイにだけあげるグレ。不満げな男二人には「僕、無職ですよ?」で終了。(笑)
こうして3週間ぶりの再会を喜び合う同期たち。
視聴者の顔までにんまりしてきます。
なにやら深刻な顔で、語りだすソンニュル。
「お前の心からもう出たいのに、ずっと残業しちまうんだよな」
なんだそれ!
爆笑!
「じゃあ今日から、永久に退社・・・・・・」
「やだね!」
なにこのラブライン!(笑)
「チャン・グレさんの心は、ハン・ソンニュルさんの思い通りに出社したり帰ったりできるところじゃありませんから」 byベッキ
ヨンイはグレの前で出社だのなんだのと使わないで欲しいのに、ソンニュルは構わず「俺はお前の心の中ではどういう位置? 平社員? 代理?」などと聞いてます。
いい加減にしろとヨンイに睨まれ、「つまんない?」とやめるソンニュル。
・・・・・・面白かったですけどね。(笑)
ベッキは遠慮がちに、オ次長には誘われてないのかと尋ねます。表情を曇らせるグレ。その顔に、ヨンイはすぐさま「オ次長の立場に立てば、まだ落ち着いていない会社に呼ぶのは、申し訳ないと思ってるかもしれませんよ」と気遣います。
ヨンイの言葉に「確かに。冒険は自分ひとりで十分だと思っているかもしれませんしね」とベッキ。
ヨンイはグレから連絡してみたらどうかと提案します。ベッキも気軽な挨拶電話のようにかけてみろと同調し。
ソンニュルは沈んだグレにまた妙な決め台詞を繰り出し、みんなに「いい加減にしろ!」と突っ込まれ。
「チャン・グレ。会社っていうところはさ。お前の思い通りに出たり入ったりできるところじゃないじゃん。まるで俺のお前への愛が、俺の思いどおりに出たり入ったり出来ないのと同じでさ」
っていうか、この顔は本当に酔っ払っているのでは、ソンニュル?!(笑)
グレは機嫌よく歌いながら帰宅します。
「どんどん遠ざかっていく♪
青春はずっとそこにあると思っていたのに♪」
歌っているのは、満31歳で亡くなった故キム・グァンソクさんの名曲、『三十歳の頃に』。
この真冬に、なぜかTシャツ一枚なんですが、この子は。
・・・・・・そうか。季節が春設定なんですね。
「季節はまた巡り来るけど♪ 去り行く僕の愛は・・・・・・」
そこへ響く、耳慣れた声。
「先輩たちが働いているのに自分だけ遊んで。鼻歌が出てくるだろうよ」
わお!!
オ次長ー!!
「次長! どうしてここに?」
「身辺整理、終わったよな?」
「え?」
「もう3週間も経ったろ。牛乳はすっかり発酵した。スーツもあるしワイシャツもあるし。ネクタイもあるしバッグもあるし、靴もある」
「いつでも出てこられるな」
やったーーー!!
泣く!!
そしてこちらは。
いつもどおりに働く営業3課。
キム代理とチョン課長のところにも、新しいインターンが来ています。
慣れずに忙しないだけのインターン。二人は溜まった仕事を処理しきれず、一層忙しそうです。
ため息で顔を見合わせる二人。
キム代理はチョン課長と屋上に行きます。
「この頃、時間が経つのが遅いんですよね。矢のように過ぎていってたのに」
「つまらないな」
すっかり元気をなくしたキム代理に、チョン課長は寂しげな顔で答えます。
「まだ仕事に面白みを求めてるのか?」
「たしかに」
自嘲気味に笑うキム代理の寂しそうな顔。
ああ駄目だ。
視聴者も胸がビリビリいってます。
下を見て、3人で牛乳を飲んだ日を思い出すキム代理。
「なんで・・・・・・寂しいんだろ」
なんという悲しさ。
涙が・・・・・・。
残された者たちの悲しみも知らず、グレはオ次長の新しい会社「イサン・ネットワーク」に出社しています。
グレはオ次長の家族写真を立てますが、戻ってくるなりそれを伏せるオ次長。
「次長。昔から気になってたんですが」
「なんだ? 早く言え」
「どうして家族写真をずっと伏せてるんですか?」
「うるさいからだよ。うちの嫁さんの小言、聞いたことないだろ? 小言は時々聞くから小言なんであって、しょっちゅう聞いてたら‘あ、犬が吼えてる。牛が吼えてる’と思うようになるんだよ」
相槌を打つグレに、分かって頷いてるのかといぶかしみつつ、オ次長はキャリア職の求人広告はどうなっているかと尋ねます。
まだ問い合わせはないとグレ。
他にも青年インターン制度を利用して求人募集をかけようと話す、キム部長改め社長とオ次長なのですが。
そこへ突然キム代理が登場。
呆気に取られる人々をものともせず、ずんずん入ってくると勝手に自分の席を決めます。
「僕の席、ここかな? 何からやりましょう?」
「部長! じゃなくて、社長! 僕が参りましたよ~!」
その勢いに、ただただ呆気に取られるグレ。
「来る時ここの建物ぐるっと回ってきたんですけど、屋上がぁ! 屋上がなってないですよ、屋上が! あ、チャン・グレ! 求職情報サイトの広告、早く下ろしとけ。早く下ろせ!」
ようやく口を開くオ次長。
「なに言ってんだよ、お前! うちはちゃんと手続きを踏む会社なんだよ! ちゃんと選ばなきゃ駄目なの!」
「なーにが手続きですか! 土俵を変えろって言ったじゃないすか!
あいつだってコネ入社なのに」
「ちょ、え? なんでですか~! チャン・グレが土俵を変えるのは受け入れるのに、僕は駄目なんですか? ねぇ? ねぇ? ‘やってよ! やってくれってば!’」
「やだね。やだやだ」
キム代理に近づくグレを遮るオ次長。
「なにやってんだよ、お前。やめろ」
「って、来いよ~!!」
抱き合う二人に割り込むグレ。
涙が出る。(笑)
そして割り込みたいキム部長改めキム社長。
でも割り込ませず。
ヒドイ。(笑)
「仕事しろ!」とむくれちゃいました。
でも。
このことで独りぼっちになってしまったチョン課長。
仲間のいなくなった席を一人歩きます。
かつてのオ次長の椅子を撫で、座ってみるチョン課長。
ああ。
痛い。
行っちゃえばいいのに。
でも、そこでの出世を目指すんですよね、チョン課長は。
その椅子に座ってみて。そこから眺めてみて。どうですか?
って。聞いてみたくなります。
去る者の悲哀。
残される者の寂しさ。
それでも生きていく、毎日。
可哀想なチョン課長の後になんなんですが。
貼っていいですか? キム代理合流の喜びシーン。
何度見てもキム部長が気の毒です。(笑)
気の毒だ~。(笑)
しかしなんて癒されるんでしょう。
嬉しくて嬉しくて。
本当にチョン課長にごめんなさい。
でも絶対行けば歓迎されますYO!
こうして月日は流れ。
例の中国朝鮮族の工場長ソ・ジンサンが、とうとう事件を起こします。
中国工場から携帯ケースのサンプルを持って逃げた模様。
「うちが契約した携帯のメタルケースのことか?」
キム社長の言葉に頷くオ次長。
「どこにいるのか分かるか?」
「追跡中です。出入国管理事務所に駐在員を行かせました。すぐ見つかると思います」
おお~。
オ次長はチョン課長を通して古巣と取引してるんですね。
パターンですね。
大手企業からの独立ベンチャー組みが、古巣を最大の取引先にしてビジネス。
・・・・・・てかグレがカッコよくなってますけど・・・・・・。
下手をすれば契約が飛ぶかもしれないと社長。
ワン・インターナショナルとの取引は、オ次長と関連して3件、グレは2件プラス進行中なのが1件。
ワン・インターナショナルにとってはバイヤーの信用問題と人員管理上の問題に過ぎないが、こちらにとっては社運がかかってると社長。
にわかに緊張が走ります。
その時、チョン課長からヨルダンに逃げたらしいと折り返しの電話が入ります。
キム代理はベトナム出張を延期できず、社長の指示でグレが飛ぶことに。
「ビザ申請してエアを抑えろ。アンマンのチョ代理に連絡入れとけよ」
かくしてヨルダン出張へと旅立つグレ。
空港でチケットを受け取ったグレに入る、オ次長からの電話。
『アブダビで乗り換えるの、分かってるよな。空港出ちゃ駄目だぞ』
「はい、分かってます」
『アンマンに着いたら、チョ代理が来ているはずだ。チョ代理の電話番号分かるよな?』
「はい、知ってます」
『それと、変なもの食わないで・・・・・・』
「次長。僕、子どもじゃありません」
『・・・・・・そうか』
「行ってきます」
・・・・・・めっちゃカッコよくなっとる。
やばーーい。(笑)
こうして無事ヨルダンに入国し、チョ代理と会うグレ。
ソ・ジンサンがアンマンにいるのは確認できているものの、ホテルやゲストハウスにはいないとチョ代理。
「知りあいの家は?」
「そういう知り合いもいません」
ニセハチミツを売りつけられた時の会話を思い出すグレ。
ヨルダンの裏通りに一日1万ウォンの部屋があると、ソ・ジンサンは言っていました。
旧市街地のホテルは探してみたかと尋ねるグレに、そっちにはホテルがないとチョ代理。
あるにはあるが、とても古くて一晩1万ウォンのところだと聞き、確信するグレ。
ここまできてそんなところには行かないだろうというチョ代理に、探してみて欲しいと頼むグレです。
「ところで、オ次長はどちらに?」
オ次長は、砂漠でジープに乗ってました。
しかもBGMにウラジーミル・ヴィソツキーの『野生の馬』、原曲かかってますけども。
なんだこの展開?(笑)
着信ベルで、歌の音量を下げるオ次長。
『今どちらに?』
グレの電話に土を見てると答えるグレ。グレは本当にそうやって過ごすつもりかと呆れた様子です。
「お前、ロシアのマフィアがどうして膝に刺青入れるか知ってるか?」
『はい?』
「決して跪かないという意味だ」
『は?』
「諦めないってことだよ。やれることは全部やらんとな」
小言を言おうとするグレに、仕事には常にプランBが必要なのだとオ次長。社運がかかっているので緊張して取り組めと言い残し、電話を切ります。
そして熱唱しはじめてます・・・・・・。(笑)
グレに電話をかけなおし、3時間後にペトラ遺跡で会うことにしたオ次長。
一人英語で詩を諳んじながら歩き始めます。
その声は、おののいたようにペトラ遺跡を進んでいくグレの姿に重なり合います。
黄色い森の中で 道が二つに分かれていました
両方の道を進むわけにいかず 残念に思いながら
長いことその道の折れ曲がった下のほうまで
眺め得る一番遠くのほうまで 眺めていました
そして 同じように美しい別の道を選びました
その道には草が茂り人が通った形跡もなく
人がもっと歩かなければと 私は思ったのでしょう
その道を行けば そこもまた同じようになるだろうけれど
あの朝、二つの道には
枯葉を踏んだ足跡は見当たりませんでした
私は次の日のために もう一つの道は残しておきました
道は道へと果てしなく連なるものゆえ
私が再び戻り来ることがあるだろうかと疑いながら・・・・・・
いつの日か いつの日か私はどこかで
ため息で話すことでしょう
‘森の中に二股の道があり
私は人が歩いていないほうの道を選びました
そしてそれが我が人生を
こんなふうに変えたのです’と
シークの奥に現れたエル・カズネ。
そしてオ次長。
「エル・カズネ。ファラオの宝。ペトラの門。隊商が必ず通らなければならなかった場所だ。東のペルシャ湾と南の紅海、そして西の地中海を結ぶ古代貿易路の中心だったからな」
「香の道、ですか」
「考えてみたら。俺の18歳の時の夢は、世界中を行きかう人間になることだった。『インディー・ジョーンズ3』を見て決めたんだ」
「『インディー・ジョーンズ3』?」
「すっかり忘れてたのに、ヨルダンに来て思い出すとはな。夢を」
「このペトラも、隊商貿易が衰退する中で千年以上忘れられてきた道だった。だからな、こう思えてくるんだよ。夢を忘れたからて、夢が夢でなくなるわけじゃない。道が見えないからって、道が道じゃなくなるわけじゃないって」
「魯迅がこう言った。希望は本来、あるともないとも言えない。それはあたかも、地上にできた道に同じ。地上にはもともと道はない。行く人が増えれば、道になるのだと」
なにやら含蓄のある言葉を述べ続けるオ次長でしたが。
「ところで次長。なぜここで会おうと仰ったんです?」
今言っただろうとオ次長。グレには何のことか分かりません。
「だから、今言ったろ?」
「・・・・・・え?」
「アン・ヨンイを連れてこなきゃいけなかったんだ。アン・ヨンイならすぐ何のことか分かったのに。アン・ヨンイを連れてくるべきだったんだよ!」
出た、またアン・ヨンイ病。(笑)
「もしかして。ソ・ジンサンを必ず捕まえろという意味ですか?」
(ニヤリ)
あれだけ哲学チックに喋って、結論それすか!(笑)
米国の詩人ロバート・フロストの『選ばれざる道』や魯迅の『故郷』の一説を引用し、秘められたる知性を余すところなく見せてくれているオ次長。
今までもそうですが、含蓄ありすぎて痺れますね。
これは、女性の部下がいたらいけない。
いえ、男性でも勿論いいんですが、いずれであれ。
このおっさんに、みんな幻惑されちゃいます。(笑)
ペトラ遺跡でのシーン、貼っておきましょう。
映像はエル・カズネに到着したグレのシーンから始まっています。
しかし。
・・・・・・こんなにカッコよくなっていいの?
私のグレはどこ?
あの気弱な笑みはどこ?
「え?」の時のあの目を細めた表情は、なんですか一体。いいんですか、上司にあんな顔して見せて。
お嫁に行きたい❤
こうして敬愛するオ次長のお達しを受け、気合入れてアンマン中を探し回るグレ。
チョ代理とともに、安宿を訪ねます。
掃除の人にここにいたソという人物はもうチェックアウトしたのかと尋ねるグレとチョ代理でしたが。
飛んで火にいるソ・ジンサン。
グレとチョ代理は全速力でソ・ジンサンを追いますが、文字通り脱兎のごとき逃走ぶりで、なかなか追いつくことが出来ません。
グレは追跡の最中、なんと車に衝突!
でも起き上がってまた追うっていう。
・・・・・・身体能力が上がりすぎでは。(笑)
こちらも曲芸のようにビルからビルに飛び移るソ・ジンサン。
この人も一体・・・・・・。(笑)
そしてやっぱり身体能力がターミネーター化したグレも、飛び越えます。
一体どうやって撮影したの?!(笑)
そして飛び込んだ先は礼拝中だったりして。
子どもたち可愛い♪
こんなイケメン飛び込んできたら、礼拝どころじゃなくな・・・・・・。
なんて不謹慎なこと言ってはいけませんね。すみません。(笑)
無理にビルを飛び移ろうとして落ちそうになるソ・ジンサンを捕まえるグレ。
グレは中国の工場から盗んだサンプルはどこかと尋ねます。素直に言えば解雇で済むが、このまま嘘をつき続けると民事・刑事上の罪を問うしかないので、今のうちに話して欲しいと説得します。
「家を売り払って刑務所行きになりますよ」
はぐれた筈のチョ代理も、ありえない身体能力を発揮して追いつき、部屋には物はなかったと報告。
チョ代理に襟首をつかまれたソ・ジンサンは、証拠を出せ、大使館に連絡して外交問題にすると口にしますが。
「しょうがない」
シラを切り続けるソ・ジンサンに目隠しするグレ。
完全にスパイ物の様相です。(笑)
1話の時から散々見てきた方もいるでしょうが、貼っておきましょう。
グレの追跡シーン。
同じもののはずなのに、1話で見た時よりもグレが100倍カッコイイのは、どういうわけでしょうか?
ストーリーの力って、すごい。感情移入は世界を変えます。(笑)
そしてグレとチョ代理は、ソ・ジンサンをとある小屋に連れて来ます。
ソ・ジンサンは逃げようとしますが、むしろ行かせるグレ。
そこは砂漠。
おそらくオ次長のプランB。(笑)
「もう一度言います。物さえ返してくれれば、解雇だけで終わります」
それでもまだシラを切るソ・ジンサン。自分はグレの会社の人間ではない、韓国人でもない、こんなことしていいのか、そんなことを言われる覚えはないと。
仕方なく立ち上がり、グレはオ次長に電話をかけます。
捕まえはしたものの、吐かないとグレ。証拠もないのでどうしようもないという言葉に、チョ代理は慌てます。
「え? ロシアマフィアの膝の刺青、ですか?」
勝ったつもりで調子付くソ・ジンサンに、ロシアの会社もあなたを必死で探しているようだと告げるグレ。
グレはチョ代理に向き直り、その会社のロシアマフィアの占有率はどれくらいかと尋ねます。
「オ次長が言うには、70%くらいだということですが、そんなことあり得ますか?」
「ああ、そうだ。数年前からあっちのほうで金になるとは聞いてました。もうそんなに持分あるんですか? なんだよ、それじゃマフィアの会社じゃないか」
マフィアと聞いて焦り始めるソ・ジンサン。
グレが仕上げに入ります。
「オ次長が必ず伝えてくれと仰ってました。
ロシアでは特に、法律より暴力に親和性があるそうです」
「な、なんでそんなことを?」
オ次長は電話でそろそろ終わろうと号令。
その言葉をそのまま電話口で口にするグレ。
グレが発した聞き慣れないロシア語に、ソ・ジンサンは更に恐れだし・・・・・・。
テントの外から聞こえる爆音。
‘法律より親しみのある暴力’が来たと、涼しい顔のグレ。
「まだ遅くない。どこにあるか言え。話つけてやるよ」
泣き声になりながらアンマン空港のロッカーに置いたと告白するソ・ジンサン。
「ごめんなさい。あいつらを追い返して下さい」
望みの答えを聞きだしたグレに、「チャン・グレさん。完全にワン・インターナショナルの人間になりましたね」と笑いかけるチョ代理。
その時テントの中にオ次長が入ってきます。
「いま誰のことをワン・インターナショナルの人間って言った?」
「こいつのことか?」
「例えて言えばってことですよ。チャン・グレさんが今回の件でワン・インターナショナルに大きな損害が出ないようにすごく頑張ってくれたから」
「それがなんでワン・インターのためなんだよ! うちの会社が損害をこうむるからだろ!」
(はじまっちゃった)
「同じことでしょ。ワン・インターの損害が、すなわちオ次長の会社の損害に・・・・・・」
「るさいわ!」
オ次長は、うちは仕事は盗られても人は盗られないと怒っていますが、それはオ次長だけのルールと聞いてるとチョ代理に切り替えされてます。
・・・・・・って、カッコよくて内容が頭に入ってこない。
グレがあまりにカッコよくて、もう全然内容が入ってきてません、このあたりから。
あまりにも別人です。
ロシア語(?)でソ・ジンサンにめちゃめちゃ怒鳴るオ次長。
助けを求めるソ・ジンサンにグレは・・・・・・。
カッコイイだけじゃん!(笑)
夜が明け、砂漠を出るオ次長とグレ。
オ次長は昨日の一件がまだ引っかかっている様子です。
「チャン・グレ。お前なんでワン・インターナショナルの人間って言われて黙ってた? お前まだ未練があるのか?」
「いいえ」
「前は4大保険さえ入れればいいと言ってたくせに、1年経ったらやれ年俸だ、福利厚生だ、そういうのが気になってるんだろ?」
「まったくですよ。ボーナス上げてください」
Rのこの角度・・・・・・。
助手席に乗りたい・・・・・・。
車が走り始めても、ワン・インターナショナルに本当に未練ないんだなと念を押すオ次長。
「どうですかね~」
「なんだと、こいつ」
「次長、僕を落としてみて下さい」
「なに?」
「惑わして捕まえてみて下さい。次長の何を売れます?」
かつての会話を思い出すオ次長。
『お前の何を売れる?』
『努力です』
『僕は今まで努力を使って来なかったので、まっさらさらの新品です』
『・・・・・・ま? さら?』
『一生懸命やります。とにかく一生懸命頑張ります』
「行け、この!」
いきなり頭を殴るオ次長。(笑)
「ちょ、次長! 怪我しましたよ! 頭ぶったらいけないのに」
車の中で特別手当てを出すの出さないのとやりあう二人に重なる、最後のグレのモノローグ。
道は 歩くのではなく歩きながら進むためのものだ
進めない道は 道ではない
道は誰にでも開かれているが
みんながその道を手にできるわけではない
また道だ
そして
一人じゃない
(END)
うーーわ。
なにこれ。
なにこの壮大なスペクタクル感。
もう、お手上げです。
大好きです。
愛してます。
とエンドロールを感動で見守る視聴者だったのですが。
最後に本当の終わりが、まだありました。
グレのお父さんが亡くなった日。
これまでに何度も見てきた、嘆き悲しむ母とグレの姿。
弱々しく立ち上がったグレの肩に激しくぶつかっていったその人は。
オ次長だったのです。
イ・ウンジさんを亡くした日に。
二人が出会っていたことは、神のみぞ知る。
・・・・・・運命ってことですか。
うーわ。
放心。
このまま三日くらいは放心できます。(笑)
はー。
凄まじいですね。なんというドラマでしょう。
飛んでいった魂が、帰ってこないんですが。
気を取り直して。まとめます。
とは書いてみたものの、まとめられませんが。(笑)
あまりにも良すぎて、言葉が出てきません。
こんなに深い響きを伴うドラマ、この10年あっただろうかっていう。
今を描いているからこそなのでしょう、他のどんな‘ドラマ’よりも心に沁みました。
挫折することの多い人生で。
道に迷うことのほうが多い人生で。
生き残るために誰かに勝つのは当然だと開きなおることを覚える人生で。
その何かが変わるかは分からないけど、なにかは確実に与えてくれたドラマ。これから選ぶ道を、その意味を、自ら見出せるように支えてくれるドラマだったように思います。
うーん。素晴らしかったです。
いいじゃないですか、ヨルダン。
ファンタジーです、確かに。グレは確かにマット・デイモン張りでした。
「ファンタジーをください」と途中泣きが入った視聴者の願いを叶えた、監督からのプレゼントだと思うことにします。(笑)
人の温かさに。どれほどつらく厳しく冷たい世の中に思えても、結局人は人の温かさに、救われるんですね。
そして、今苦しくてたまらない人たちに送られた、‘버텨라’。
粘れ、踏ん張れ、耐えろ、色んなニュアンスで翻訳できる言葉ですが、ともすれば‘ひとごとだと思って’と思われそうなこの言葉を、こんなに暖かく響かせることができるだなんて。
耐えろなんて言われなくてももうとっくに耐え続けていて、これ以上踏ん張れないくらいの人に向かってなおも「粘れ」と言えるのは。
その人がその先を生きて欲しい、愛する人だから。
それが伝わったから、粘って耐えて頑張れるんだってことを、教えてくれた気がします。
まだ手放したくないんですが。
ぐっと胸の奥に、大事に、大事に、大事に。
いつまでもしまっておきたいです。
素晴らしい作品を見せてくれたすべての人たちに感謝しつつ、最後はオ次長の名台詞を視聴者も万感の思いで送り返させていただきます。
“더 할 나위 없었다.
YES!”
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29 Responses for "『未生/ミセン』 第20話 最終回"
香夏さん
年内の完結、ありがとうございます。素敵なクリスマスプレゼントです。
たぶん、フルハウスから始まった私の韓国ドラマ史。
未生は史上最高の作品だと思います。
ラブライン(人間愛レベルでは多数ありましたが)、アクション(ヨルダンはおまけ)、記憶喪失、病気、実は肉親という韓国ドラマの要素が一つも無い!
にもかかわらず、出演者は魅力に溢れ、どこにでもいるようで、なかなかいないようで。
仕事した事がある人ならば、誰でも経験のある世の中に溢れた理不尽。
自分の事をYESと認めて貰う嬉しさ。これが難しいんですよねぇ。
私は娘の中学受験の為に4月に退社して、今はロングバケーション中。春には就職活動開始です。スペックの無い私は努力で生き残らなければ。
シワン君の演技も素晴らしかった。(何かのバラエティでグワンヒさんがシワン君が部屋でビデオを撮り演技の練習をしていたと。泣き顔が映っていて驚いたと言っていました。)
ドリームハイ2で誰と思い、ウギョルで好きになったカンソラちゃんが綺麗になり、演技も冴え驚きました。
パスタでは冴えなかったオ次長。今ではハグして欲しいとさえ思うようになりました。
この気持ちを共有出来る幸せに感謝。香夏さん、ありがとうございました。
よいお年を
美月さま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。
本当に、出演者の皆様の演技が全員素晴らしかったですよね。
私も『未生』では、実は一番のはまり役を得たのはオ次長役のイ・ソンミンさんではないかと思っています。
私はイ・ソンミンさんのドラマは自分の趣向に合うものがなく見ておらず、出演されている映画は何本が見ていますが、ここまでのインパクトをもたらしてくれると当初まったく期待していませんでした。『未生』をドラマ化するに当たり、監督は誰をさておいてもイ・ソンミン、最初にイ・ソンミンさんありきで他のキャストを決められたそうなのですが、作る側の眼力の違いを本当に鮮やかに見せられた思いです。
3%達成時の「公約」にイ・ソンミンさんは「フリーハグ」を放送前に掲げていて、最初は殆どの人が「イム・シワンのフリーハグならまだしも・・・」と結構冷めた反応だったのですが、蓋を開けてみたらオ次長とのフリーハグに人が殺到したという。(笑)
本当に、間違いなく一番魅力的だったと思います、オ次長。
最後まで一緒に楽しんで下さって、ありがとうございました。
美月さまも、よいクリスマスを、そしてよいお年をお迎え下さいませ。(^_^)
마지막에 제작진의 실수 눈치채셨나요?
영정사진 밑에 이은지가 아니라 고 김은지라고 쓰여있습니다. ㅎㅎ
TVN 현장토크쇼 TAXI 다음주 미생 신년회편
http://vimeo.com/115312344
루루님
네, 그러니까요. 옥의 티죠. 설마 숨겨진 이은지 출생의 비밀을 담은 건 아닐테고.ㅎㅎ
처음 오과장이 최전무랑 과거 있었던 일을 회상하는 씬에서도 이름을 윤지씨라 했던 거 같은데…
뭐 그래도. 미생이니까. 저는 다 괜찮습니다.^^
감사합니다.^^
このドラマに出会えて、
また、それがご縁で白香夏さんの、
[きれいで上質な絹の布のような言葉]のブログに出会えた今年。
毎日毎日心も体もくたくたでしたが、
最後に、とても美しく優しいプレゼントを
頂いた気分です。ありがとうございました。
あの日、帯状疱疹になって良かったです。
苦笑 お気遣いありがとうございました!
ミセン、最終回を英語字幕でみて、
香夏様なら
どんな訳をなさるのかと思いをはせました。
このドラマは、傑作でした。
私的にドラマ史上最強です。
また繰り返し見ます。
でも、一貫して感じてたのは、
[この会社、採用基準まちがっとるわ] です 笑
だって、サイコパスが多すぎですよ…
また、こちらにもお邪魔させていただきますね!ちなみに、帯状疱疹以降も毎日きてましたです てへ
あ~放心….違うドラマみたくないです….
はぜこんさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
お体はご快癒されましたでしょうか?
どうぞお大事になさって下さいませ。
終わってしまいました、『未生』・・・。
とはいえ私の中ではまだちっとも終わっておらず。
いまだに放心しております。(笑)
ワン・インターナショナルも大変な会社ですよね。(笑)
ただなんか、リアルにあるよなぁと思いながら見てしまいました。一人のサイコさんの横暴を許している会社って、他のサイコな人も(性別問わず)放置している気がして。人の管理をちゃんと出来ないということが、ある種社風になっちゃうんでしょうね。
『未生』は本当に、書き終えてしまうのが寂しくて。
『未生』があまりにも心に響いてしまって、私も当分ドラマを見る気が起きないです。
優しさが、暖かさが、心にしみるドラマでした。ずっとずっと、人々の心の中に生き続けて、語り続けられて、記憶されて欲しいドラマです。
そして、あたたかい言葉をどうもありがとうございます。
そのように言って頂けて、心から嬉しく、光栄に存じます。
どうぞ、よろしければこれからも、また遊びにいらして下さいませ。
よいクリスマスをお過ごし下さい。
ありがとうございました。(^_^)
泣きました~!
はー・・でもすっきり。最後はなんとか幸せに向かってほんとよかったです!
ミセンはすごく現実感たっぷりの話の中、たまに出てくる屋上の壮大な夜景でやっと深呼吸できる!って感じでしたが、、
その最後も砂漠やらシークやらの壮大さと人生が繋がって、うー・・!うまく言えませんが、
一見オフィスの話がえらく壮大な深い話で・・しみましたね
白香夏さんが書いてくださって、さらに、なるほど、って理解できて 楽しめました。
白香夏さんの訳でいろんな韓国ドラマを観たいなという心境に只今なっております!!
みーこさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
終わってしまいましたね~。
私も本当に泣きました。
後半のほうはもう、効果音だけでやられてるんじゃないかっていうくらい、涙が出る出るといった感じで。(笑)
ヨルダンのシーンは、見事でしたよね。
仰るとおり、本当に壮大な風景と人生とが繋がるシーンでした。
雄大な自然、景色、悠久の歴史をたたえた古代人の建造物。
人間の小ささや、それしか道はないという思い込みやらを、時空間を超えたあのスケール感を背景に語られたら、もはや台詞は台詞以上の「真理」として迫ってきてしまいます。
本当に素晴らしかったです。実はヨルダンのシーンが完成させましたよね。『未生』を名作ドラマとして。
そして、私の訳でドラマを見たいと言って下さって、ありがとうございます。
そんなふうに言っていただけて、とても嬉しいです。
よいクリスマスをお過ごし下さいませ。
ありがとうございました。(^_^)
初めまして(_ _) 未生の字幕無し動画を観てあらすじを検索する・・・
おおざっぱ過ぎて鬱憤が収まらず泣く。キム代理が同期仲間に酔って抗議する場面は言葉が解らないのに一緒に泣いて大暴れしたい位の衝動に・・・なのに、なのに・・・
ブロガーさん曰く『あれは 引くよね』 ちょっと待って!解釈違うんじゃない?
怒りにまかせてもう一度検索開始。やった!やっと見つけた!やっとたどり着いた!
…そして 今ここにいます。 しあわせです。申し分ありませんyes。
家族の、知り合いの、果ては自分に重なる姿がそこかしこに見受けられるドラマでした。
グレがオロオロする度『お前も今、こうなのかな?』と転職した息子に心の中で聞いてみました。
グレのお母さんを見習って「毎日頑張って、あの子なりのやり方で明るく過ごしてる」と、人に聞かれたら答えよう。大満足の孝行息子だと伝えよう。叱咤激励も程ほどにしよう…。
友人の夫が接待でレインボーかつらを被ってカラオケを歌ってる写メを見せられて友人と大笑いしたけど…そうかぁそうだったのかぁ~と、今になって友人と大反省大会の日々。
半径数メートルの距離で「財閥と貧乏な男女の出逢い」「不治の病」「実は血縁?」「実は金持ちの子」「留学」「復讐」ありとあらゆる要素がちりばめられた韓国ドラマの数々。
『いいの知ってるから それでも嵌るの。ファンタジーだもの。未来に続く穴が開くの。他の星の人なの。』 人に笑われて10年…全てを覆すドラマでした!
そうそう そこで頷いてる貴女(笑)昨日までの私です。
ドラマで泣いて、香夏さんの翻訳で号泣して、みなさんのコメントで鼻が赤くなって翌日はまぶたが腫れた日々…秀作ドラマはいつまでも余韻が、余波が押し寄せます。
まるで一冊の小説を読み終えた満足感に浸りながら新年を迎えられます。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
最後に私の様にやっとここにたどり着いた皆さん♪おめでとう!ここですよ✌
さあ 怖がらずコメント残してお礼言ってみましょう。かれこれ数時間1本指でも出来ました とほほ
hapitubaさま
はじめまして。
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
どうもありがとうございます。(*^_^*)
『未生』、本当にいいドラマでしたよね。
このドラマはhapitubaさまの仰るとおり、見た人の態度にささやかな変化を与えたと言われていて、代表的に聞かれる声が「奥さんが、酒を飲んで遅く帰ってきてもきついことを言わなかった」というものでした。他にも、『未生』を見ている上司が部下に厳しいことを言った後「これじゃオ課長になれないな」などと言ったとか、社内の雰囲気が確実に優しくなった、なんて声もよく見かけます。
真に迫る内容だっただけに、影響力も発揮しているんですよね。
ドラマが終わっても、ドラマが訴えかけた内容がずっと残って、会社のあり方や働き方のあり方を平等に、公正に、人に優しいものに変えていくための「種」となり、いつか芽吹いてくれればと願っています。
息子さんが転職されたのですね。グレとお母さんのあのシーンは、本当に胸に迫るものがありました。
世界が、社会が、会社組織がグレを受け入れなくても、世界にただ一人お母さんだけは、大切な、誰にも劣るところのない息子だと誇りに思ってくれている。それだけでどれだけ救われ、頑張る力をまた見出せるでしょう。その愛と信頼があるとなしでは全然違うと、本当に思いました。世界にたった一人でも自分を心から誇りに思ってくれる人がいたら、踏ん張っていけると本当に思うので。
こうしてコメントを残してくださること、心から嬉しいです。
『未生』は素晴らしいドラマですし、本当に大好きで大切にしたい作品です。その良さが伝わることを願って書いてまいりましたが、この作品を同じように愛して下さる方ともこうしてめぐり合えること、とても幸せに思います。
どうぞhapitubaさまも良いお年をお迎え下さいませ。
そしてよろしければ、またいつでも遊びにいらして下さい。(^_^)
ありがとうございました。
白香夏さま こんにちは^^
ご無沙汰しておりますm(_ _)m 「主君の太陽」以来、1年以上ぶりにコメント入れさせていただいてます^^;
(もちろん この間もずっとブログ拝見して楽しませていただいてます!)
「ミセン」良かったです!!
ジャンル的にあまり興味もって無かったのですが、こちらで白さまがハマってるのを知って 途中から気になって追いかけて視聴しました。笑。
後半は放送&白さまのレビューUPを待ち遠しく思いながらの毎週で…19話で号泣し、最終話では清々しい気持ちで観終えることができました!
ずっと切なくなりながら観ていたので、最終話は別のドラマか映画か?!と思うような驚きもありましたが、でもなんか救われて ホントに良かったです^^
「太陽を抱く月」のシワン君の美少年っぷりに萌えて以来、気になる存在でしたが、今回の美青年っぷりにも やはりだいぶヤられました^^; 次回作(映画ですかね?)を楽しみに待ちたいです!
イ ソンミンさん、私的には「ゴールデンタイム」で既に イメージが良くなってたんですが、今回で 更にUP。素敵な上司で カッコ良く見えてしまいました。笑。
その他の同期や先輩役の方々も 今後 違うドラマに出演されてたら気になって観てしまいそうです^^
白さまも 暫くはミセンロス からの脱出、難しいかもしれませんが…また 素敵なドラマ ご紹介くださいませ!これからも楽しみにしています♪♪
(ポテトチップス しあわせバター味が巷で騒がれてて 「あ!!」ってなりました。気になって仕方ないですが未だ食べれてません>_< もちろん韓国版も)
長々と失礼致しましたm(_ _)m ありがとうございました^^
milleさま
こんにちは。
お久しぶりです!(*^_^*)
お元気でお過ごしでしたでしょうか?
コメント、どうもありがとうございます。
イ・ソンミンさん、『ゴールデンタイム』を見て、良かったという声を多く見聞きします。
イ・ソンミンさんのよさがやっと分かった私なので、今後は何を見てもカッコよく見えてしまうかもしれません。(笑)
私はイ・ソンミンさんについては「イケメン俳優分野に未練がありそうな感じ」とインプットされていて(ナニサマ発言で本当にすみません^^;)、あくまでも私の中での話ですが、どうも何か定まらない感じがするとずっと感じていたんです。ところが『未生』のオ課長はのっけから開き直ったかのように若干小汚くて(笑)、この小汚さにハマりました。あまりにもその辺にいる感じ。その辺にいる、あれくらいの年の、「心がカッコいい男性」。あれくらいの年齢になると、心がカッコ良ければ正直容姿は相当どうでも良くなりますよね。
未生ロスがかなり重症で、今はまだ、映画はまだしもドラマに手を出す気に全然なれないのですが、またいつでも遊びにいらして下さいませ。
そうそう、カルビーのポテチのほうも人気なのですか?
製造終了と聞いていましたが、違ったのかな??
韓国ヘテカルビーの『ハニーバターチップ』は先日新大久保で売られているとコメントでお知らせいただいたのですが、私も早く食べてみたいです。(^_^)
ありがとうございました。
メリークリスマス( ^-^)ノ∠※。.:*:・’°☆
先日もお邪魔しましたsawaです。
ミセンが終わってしまった喪失感と、気がついたら完全にピョン・ヨハン앓이になっていて、主演映画「들개」を見ました。
この映画、東京国際映画祭招待作品で、ヨハンも来日してたんですね。
ハン・ソンニュルとは真逆と言える役柄で、やはり上手い俳優さんだなとあらためて思いました。
出演者も脚本も全てが素晴らしい作品で、心に残る作品となりました。
来年、1/2.3の2日間にわたり、「ミセン新年会特集」がやるようなので、見る予定です♪
sawaさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
ピョン・ヨハン君にハマられましたか。(^^)
彼は、ちょっとした宝の発見ですよね。
主演映画”들개”は公開当時から評判も良かったようで、『未生』での活躍を期にやはりまた注目されているみたいです。
私はまだ『未生』でのソンニュルを大切にしまっておきたいのですぐに見ることはないと思いますが、sawaさまの感想を見ていつかは見てみたいなと思いました。
あー、ほんとに。『未生』が終わってしまっただなんて。
早く漫画のシーズン2が描き終わって、『未生』も2が始まって欲しいです。
何なら年明けから。(無理ですね。笑)
バラエティ、やるみたいですね。『未生』メンバーが出演して。
見たいような、見たくないような。
・・・・・・でもきっと見ちゃうかな。(笑)
ありがとうございました。(^_^)
あっ、心に残る作品と書いたのは「ミセン」のほうです。
言葉足らずですいません(^^;
映画もシュールで、なかなか面白かったです。
ミセン病やばいです…TTTTTTT
もう終わって一週間を迎えようというのに
にこやかにセブ島に飛び立ったミセンチームの写真を追い掛けてはまだまだ余韻に浸っている次第です。
や~もう!!!
どんな結末を迎えるのかハラハラでしたが、後味の悪いものにならなくて本当に良かったです。
もう、『お見事』の一言!!
ペクヒャンハさんがおっしゃっているように、オ次長がスクーターに乗って
背中を丸めてキムパを食べているシーンにはギョッとしましたが
その後キム部長と事務所に居るのを見てワーワー!
オ次長がクレを迎えに来て、事務所にキム代理がやって来るのを見てまたワーワーワー!!(笑)
リアルタイムで観ていても泣いたり笑ったり忙しかったんですが
ペクヒャンハさんのお蔭で更にまた号泣(T▽T;)
ソンニュルのあの感動的な投稿…クレは綺麗に涙を流しますが(シワンこういう泣きの演技が上手すぎて辛いです><)
私は鼻水流しながら汚く大泣きしてしまいました(笑)
ソン次長がやってきて察したクレが静かに微笑むシーンも壮絶に綺麗で
も~~~~~この子は~~~~~~~~~_| ̄|○ ノシノシノシノシノシ!!!
このシーン、あのシーン、と色々と語りたいところありすぎですね(笑)
どこかで他の方もおっしゃってましたが、実は私もクレと同じ立場…というかもっと悪い立場に居ます。
クレと同様何もスペックは無く、おまけに若さも無い中高年(笑)
いくら社員よりも利益を上げていたとしても、社員を教育する立場だったとしても
決して正社員にはなれないのです。
長引く不況もあり、経済状態が悪化するのもクレと同様で自分を重ねてミセンを見ていました。
先の見えない不透明感の中、彼にとってオ次長の一言一言がどれだけ力になったのか…
迷いそうになる時道標になっていたことは間違いないですよね。
だって私もオ次長の言葉にリアルタイムでくじけそうになっていた時励まされていたから。
いつまで粘れるのか、いや、粘らなきゃいけないんだけれども。
その先にいつか光が射すこともある、という希望を…それが(唐突なヨルダンが笑)ファンタジーだとしても
そんな夢を見せてくれたこの作品に感謝です☆
ペクヒャンハさんの
【これ以上踏ん張れないくらいの人に向かってなおも頑張れと言えるのは
その人がその先を生きて欲しい、愛する人だから】
この言葉、最高のXmasプレゼントです!
やばい、今読み返しても泣ける(笑)
私はクレに比べたら頑張りきってないので、もっとやりきらないと、と年末を前に誓い。
何かうまく纏められませんが…パクヒャンハ様、翻訳と解説以上のものを私達読者にありがとうございました。
Yes!!!
まるもさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
終わってしまいました、『未生』。
でも私はまだまださよならできていなくて、大事に大事に胸の中の箱に入れて蓋してしまっちゃっている状態です。(笑)
セブ島に旅行行ってるんですよね、みんなで。
明日までだったでしょうか?
でもそれもなるべく見ないようにしている自分がいます・・・。それでも気になっているので、情報として知ってはいるんです、いろいろ。(笑)
そして本当に、今社会が抱えている労働問題をいやおうなく突きつけるドラマでしたよね・・・。
『未生』を重ねて見ていらしたという大切な胸のうちを、私にも寄せて下さってありがとうございます。私こそ、『未生』を通じてたくさんの思いを寄せてくださり、共感してくださったこと、ありがたく存じます。頂いた言葉、いつまでも大切にさせて頂きます。
それにしても、シワン君。
気絶しそうにカッコよかったですね。
「カッコよきゃ何でも許すのか!」と心の中で激しいつっこみが起きましたが、あのイケメンぶりに完全に武装解除です。頭が全然働きません。イケメン詐欺師に分かってて引っかかりにいくタイプじゃないかと、自分を疑ってきました。戦えません。あのめちゃくちゃなヨルダン壁飛びシーンを許せてしまった自分の「イケメンへの甘さ」に、若干眩暈がするほどです。
シワン君、罪ですね。単におでこ出しただけなのになんなんですか、あの男前っぷりは。
などと、結局お馬鹿なことを書いてしまりがないですが。(笑)
これからも、またよろしければ遊びにいらして下さいませ。
そして、私からもまるもさまに、大きな声で。
“YES!”
ありがとうございました。(^_^)
白香夏さま、こんにちは。
はぁ……、本当に未生、終わっちゃったんでしょうか。今週末に、実は21話とか放映されちゃったりしないでしょうか……。
営業3課の誰もが最善を尽くしたのに、一つ一つの“最善”が最悪の方向に繋がっていく展開に泣かされ、自責の念や、やりきれなさに苦しむ姿に共鳴した19話。
尊敬する先輩が退職していくしかなかった実体験とかぶりまくって、もう、グチャグチャでした。
続く最終話も、“結果が分かっていても試合を続ける”グレと、結果を変える道を必死で探す同僚らに、涙、涙で。自分がワンインターの正社員なら、契約社員なら、ソンニュルの投稿やグレに対する会社の最終結論に、どんな思いを抱くだろうと、我が事みたいに感じていました。
そして、苦楽と思いを共有できたオ次長とグレの不在がもたらす、寂寥感と虚しさが押し寄せ、ワンインターを去ったキム代理と残ったチョン課長。どちらの胸の内も、すごく共感を覚えて。失った理由がやりきれないほど、去られた側の喪失感も深くなるんですよね……。
元祖営業3課の再結成には、もう、胸が一杯でした。才能と努力の結末が余りにも残酷だった棋士としての過去。ワンインターでも、理解者や仲間は間違いなく得たけれど、結局、組織の答えはNO。耐えても努力しても、居場所を許されなかったグレが、今ようやく「自分の世界」を持ち、「完生」に一歩近づけたのかなと、この作品を通じて初めて、哀しくてとか切なくてじゃなく、嬉しくて泣けました。
それだけに、ラストは……。毒舌になってしまいますが、私は正直、「これはないわ」と萎えた側でした。
ヨルダン編のグレやオ次長は、人間性も、仕事のやり方も、「完生を目指し続ける未生」ゆえの貴さや深みとかけ離れた描かれ方で、ブチ壊され感がハンパじゃなかったんです。ボードレールがあれほど沁みた名作が、読み進めた最終章で、自信満々の万能キャラ万歳な微妙ハードボイルドに変質したみたいで……。涙。
大好きな作品だからこそ余計、ご褒美という点でも、ハッピーエンドという点でも、「過ぎたるは及ばざるが如し」な辛口ガッカリ感を、容易に拭えずにいる私です。
でも、グレを始め、営業3課や同期ら「未生」たちはやっぱり愛しくて。毎回随所で味わった深い感動を振り返ると、名残惜しさでいっぱいです。未生なき週末なんて考えられない……。
年明けにソウルへ行くので、原作を入手してこようと決意してしまいました。
毎回、楽しくも泣ける記事のアップを、どうもありがとうございました。未生を何倍も満喫できた気分です。どうぞ、良いお年をお過ごし下さいね。
〈追伸〉
ソン代理に天罰のシーン、乙女課長に爆笑でした。「嫁に浮気された事ある?」「まだないです」。まだって……。笑。乙女課長渾身の「喧嘩をやめて~♪」努力、一瞬でKOでしたね。
ソンニュルも、止めようとはしても盾にはならず、拳を思いっきりよけるという。ソン代理を心配するヨンイへの、「大丈夫だろ。サイコパスじゃん」って全く心配してない即答に、120%同意します。
しまうまさま
あああ、しまうまさまぁ。
っていきなり「あ」の連打ですみません。
しかも、ご挨拶もせず本題から入ってお許し下さい。
そうでしたか。そういう実体験をお持ちなんですね。
私などは残酷物語りすぎて19話は若干腹立っていましたが、実際に尊敬される方を不本意に送らなければならなかったとしたらどれだけのやりきれなさや無念さを与えられたか、想像に難くありません。
人の心はほんと色々だなと、私もこのドラマを見ながら思い返していました。
様々な業種業態の人々が周りにいますが、オフィスワークのアルバイトから正社員、派遣社員から正社員に転換された人が二人身近にいて。立場が変わると意識や物言いも変わるんだなと、つくづく思ったものでした。アルバイトでも正社員でも、中身は変わらず同じ人間なのに。人は置かれた立場で別人のようになりますね。自信がついてとても生き生きしてくるのはプラスの面。でも人から「違う」と分けられてきた人が、今度は人を分ける側に立つという面も見えたりして。その変化は驚くほど早く、複雑に見守っていたのを思い出します。
未生を見ている間中、そうした回想が巡っていたこともあり、私は変わってしまったグレのキャラを見ながら、立場がグレを変えたのかなとぼんやり考えていました。勿論それは私特有の感じ方なのですが。そして私はヨルダンのシーンが妥当だと思っていないのですが、ドラマが描かない余白を自分で埋めてしまいました。グレだってもうあのグレじゃない。一つ何かを得て、次の何かを得たいと当然思っているって。立場が変われば人は往々にして変わるから。いい悪いは別として。
ただ、それは私の想像が勝手に埋めただけで、制作側がそういうことを描こうとして作ったとは思っていません。そういうことを描きたいなら、一言でもグレに自分がどう変わったか言わせているでしょうから。ヨルダンでの壁飛びアクションシーン、砂漠の脅迫シーン、あれはいらないです。多分、『未生』の視聴者は100%いらないって言うんじゃないかと。(自分を根拠に100%と言い切ってすみません。笑) 実際あのシーンでぶち壊されたと激怒している人、非常に多いです。
私は「監督、やっちゃったな」という感じで見ていました。このシーンはロケが行われたのは9月半ばで、割りと撮影の早いうちだったと思います。失敗する、失敗すると、呪いのような前評判を聞きながら制作が始まったミセンだったので、アイキャッチになる「派手な」「みんなが喜びそうな」シーンが必要だと思ったようです。口が裂けても監督はあのシーンが失敗だったとは言わないでしょうが、もし時系列を追っての撮影が可能だったらオ次長もグレもあんなキャラ設定になってるかなぁと思っています。グレが安定的な所属を得て変わっちゃうのはまだしも、オ次長はずっとあのキャラで生きてきた人ですよね。メッカフォンのムン社長のこともまだ全然嫌ってますし。(笑) だからオ次長が人を後ろ手に結ぶような真似させるのは完全に人物像が違う。
あのシーンはやっぱり、想像力がもう一つ欠如したまま、サービスになれると思ってつくちゃったんだろうなと。その結果がしまうまさまはじめ視聴者の半分を激怒させ、あとの半分は激怒しないまでもほぼほぼ「いらなかった」と思っているわけですから、本当にただのお金の無駄遣いでしたね。
あんなシーンにしないで、車にはねられて起き上がったグレがソ・ジンサンを捕まえて終了、くらいにしておけば良かったのに。それなら「んなわけないじゃん!」と笑い話で済んだのに。そして、あの詩の朗読やグレとオ次長の最後のシーンだけで構成して終わらせれば良かったのに。悠久の歴史をもつ人工物と雄大な自然の創造物を前にした「道とはなんぞや」。とてもとても良かったのに。
実際あのヨルダンシーンは原作にはない完全な創作だそうなので、その限界が露呈したのだと思います。「ミセン(未生)な人がこんなふうにワンセン(完生)に向かっているんだよ!」と分かりやすく見せたつもりが、視聴者の眼力のほうが上だったんでしょうね。
なので私はしまうまさまの怒り、当然だと思います。アグリーです。
にもかかわらず私が落ち着いていられるのは、グレがカッコ良かったから・・・。ストーリー正直、最後のほうそっちのけです。(笑)
ほんとにすみません。カッコよきゃいいのか。カッコよきゃいいのか、おのれは。人生それでいいのかと。何度も何度も繰り返してるんですが自分の中で。「グレは今まで頑張ってきたから。いいよ♪」みたいな大甘な評価で落ち着いてしまいました。
だって正直あのいらんシーンのおかげで私の未生が壊されるの、悔しいんですもん。「変わったグレを見せよう」としすぎですよ、制作。基本に忠実にとカン代理に出てきて欲しいです。あれじゃグレ、私の嫌いな人間になっちゃうのが容易に想像つくじゃないですか。
そんなわけにはいかないので、ヨルダンのグレは私には観賞用です。(笑)
なかなか終わらない未生ですが。
それでも私は『未生』が描いてくれた「人と人」がとても愛おしいので。この先もずっとこの作品を大事に、別格扱いにすると思います。
それはそうと、なにやら今日と明日、いつもの未生の時間帯に未生スペシャルを放送するみたいです。
撮影秘話などで構成されるようですが。
グレたちに会いたいので、私は見てしまうと思います。
本当はまだ未生をそのままに残しておきたい気持ちが強いのですが。
でもみんなの顔が映ってる予告見たら・・・負けそうです。(笑)
乙女課長!
笑いましたよね~。あの課長にあのポーズを、よくさせようと思いつくよなぁって。
「まだ」って言ってましたよ、確かに。いつかはくる前提?!(笑)
ありがとうございました。
私もいつもしまうまさまのコメントに涙目にならせていただいてました。時に共感で、時に大爆笑で。(^^)
しまうまさまも、良い年末年始をお迎え下さいませ。
ヒャンハさん、初めてコメントいたします。reiともうします。
「ミセン」本当に嵌りました!!!
ドラマを見て泣き、ヒャンハさんのレビュウ読んでは泣くの
繰り返しでした。
いまいち理解できていなかった部分を補完して下さったおかげで
改めて、よく味わうことが出来ました。
本当にありがとうございました。
出演者があまりにもあまりにも上手すぎて、もう、のっけから
その世界に入り込んでいまいました。
もう、シワン君演技うまいわ、なんていうレベルではなく、
もう、そこにはクレしかいない!これからも、たぶん私の中では
ずっとクレとして生きていくんだわ(笑)。
そんなドラマって、じつはそうそう出会えないんですよね。
20話の途中までは、
ティッシュ箱抱えて見ていたのが、ラスト30分でまさかの展開!!!
出ていた涙も一気に引っ込んだ(笑)!!
とはいえ、ヒャンハさん同様こんなもんで、私のミセンをめちゃめちゃに
されたくはないんですよーーー
で、私はあのラスト、「ミセンパロディ」「ミセン外伝」「スピンオフ」
と、断定しました!
というわけで、これから2周目行きます!
reiさま
はじめまして。
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
どうもありがとうございます。(*^_^*)
『未生』、本当にいいドラマでしたよね。
これを超えるものにはそうそう出会えないと思っていますが、もし出会えるなら『未生2』?
なんて気の早いことを言っておりますが。(笑)
すべての出演者の演技が素晴らしかったです、本当に。
奇跡のできばえでしたね。
ラストのヨルダンシーンは・・・「スピンオフ」でいいと思います、私も。
グレがあまりにカッコよかったのでもはや私としては不満はないのですが、もしこれが日本で放送されることになったら、やっぱりラストに大ブーイング、起きちゃうんでしょうね。(笑)
『未生』2周目、楽しんでください。(^_^)
ありがとうございました。
よろしければまた遊びにいらしてくださいませ。
白香夏様
こんにちは!毎日、冷え込みますね。
ソウルはもっと冷えるので、気をつけて渡韓してくださいね♪
ご存知かもしれませんが、先週からBSジャパンで毎週金曜日、未生がスタートしました!
はい!!視聴者はずっと待ってましたよー(≧∇≦)
BSジャパンさん、ありがとう~(心の声♪)
週1回しか放送されないのが本当に残念ですが、私の中での思いはまったく色褪せてないです(笑)
今日は同期入社全員で異物(冷凍イカ)をドラム缶から探す回でした。懐かしいなぁと思いつつ、”グレちゃんいじめるのやめてよ!”と早速感情移入再び…。
毎週、未生の素晴らしさを噛み締めて過ごしたいと思います(笑)
しばたんさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
『未生/ミセン』の放送がまた始まったのですね!
知りませんでした~。どうもありがとうございます!
全34話とのことなので、ノーカットで放送されるんですね。
嬉しいです~。(^・^)
私もまた名作『未生/ミセン』を観て感慨に浸りたいです。
教えてくださって、どうもありがとうございました。(^-^)
dTVで「未生」、見ていました。
日常の会社物かぁ、
と最初は思いつつも
どんどん引き込まれて
あっと言う間に最終回。
見たいけれど
見ると終わってしまう!
と言う葛藤を振りきり、
一週間かける間もなく最終回まできてしまいました。
時に涙しながら見て、
私も何か熱くなれるものが欲しいな。
と自分まで成長したように感じました。
最終回エンドロール後のストーリーで、
オ次長と、チャングレがぶつかるシーン。
あの写真……、誰だったの?
(気付きませんで(*_*))と
感想サイトを見ていたら、
こちらを見つけました★
最後に更新なさったのが随分前のようなので、送信できるか分かりませんが…、
私も感動を伝えたくて送信します。
「未生」、最高でしたね!!
海の天使さま
はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
『未生』をご覧になられたのですね。
本当に最高のドラマですよね!
私もいまだにOSTを聴きながら名シーンを思い出したりしています。
初回からずっと心を掴まれる展開と演技でした。
ぎっしりと最初から最後まで内容が詰まったドラマ。本当に素晴らしいと思います。
感動をお伝えくださって、とても嬉しいです。
どうもありがとうございました。
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
白香夏さま はじめまして。
今頃、ミセンに”どハマり”してしまいました。
海外ドラマは好きなのですが、
アメリカ・イギリス・北欧のミステリーばかりだったので
韓国のドラマは観たことがありませんでした。
今年に入りミセンを知り、目が痛くなるほど泣きました。
こちらにお邪魔して物語を振り返り、
ようやく腫れ目が治ってきたのにまだダメです(笑)
でも、ありがとうございます。
ゆっくり振り返らせていただきます。
全てが愛おしい!嫌な部分も理解出来る。
もっと早く出会いたかった・・と、思うのですが、
今、出会ったのが必然とも思います。
理由は、改正労働契約法のおかげで、
来年の3月末で契約期限満了で退社する同僚が何人もいるからです。
私もその中の一人なのですが、残れる可能性が8割くらいあり今人事の連絡待ちです。
でも、一緒に働いている私より勤続年数の長い同僚は、
もう上司より契約更新しない旨を言い渡されており、
周りのみんなもなんとかして残れないか?と色々動いています。
去る者の辛さ以上に残された者の辛さ切なさ
まさに、ミセンのラスト状態なのです!
嫌な上司、働かない同僚、業績が良くても評価されない・・などなど
もう、会社あるあるが多すぎでした。
とにかく、チャン・グレのひたむきさに多くを学びました。
自分を振り返りこのままではいけない、と強く思いました。
あまりに強く心に響きすぎるドラマで見直すことがまだできないので、
写真やOSTを追っていたのですが、それでもギャン泣きです(笑)
イム・シワン超絶美形だけど、嫌味がなくて良いですね!
そして、脇役もみんな主役級に重みがあり素晴らしい。
奇跡のドラマだと思います。
原作買っちゃおうかな!
こちらの詳細な解説や皆様の感想、大変参考になりました。
ありがとうございました。
こうしさま
はじめまして。
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
どうもありがとうございます。(*^_^*)
本当に素晴らしいドラマですよね、『ミセン』。
生々しくて。つらくて。でもつらいばかりではないとてつもない温かさもあって。
なにか、いいドラマを見て消費したというよりも、一つ一つが胸に刺さるような。
仰るとおり心に強く響きすぎるドラマだったと思います。
このドラマによって見出され、この後本当に多くの出演者が作品に選ばれ続けているので、当時無名に近かった役者さんたちの力を見抜いたキャスティングの方、監督の眼力も素晴らしかったと思います。まさに奇跡のドラマですよね。
また、現実と重ね合わせてご覧になられたとのお話に、私もつらい気持ちになりました。
グレが経験している厳しくて理不尽な現実は、私たちが生きる世の中のそこかしこで見られるリアルでもあるので、ドラマのように終わらずにずっしり続いていきますよね。
大切な心の内もこうして寄せてくださいましたこと、感謝いたします。
イム・シワンさんは超絶美形を忘れさせるほどのグレっぷりでしたよね。(笑)
私は、この時は「面白い変な子」で認識していたソンニュル(ソクユル)のピョン・ヨハンさんが実はなかなか素敵な顔立ちだったことに、このドラマが終わった後に気づきました。出演者の容姿がかなりどうでもいい、稀有なドラマでもありました。(笑)
本当に圧倒的にいいドラマで、そのよさをとにかくお伝えしたい一心で書いた『ミセン』の記事にこうして心のこもったコメントをいただけて、本当に嬉しかったです。
どうぞよろしければ、これからもまた是非遊びにいらしてくださいませ。
ありがとうございました。(^-^)
白香夏さま、こんにちは。Netflixでミセンを視聴し、字幕に違和感を感じて色々と探したところ、こちらのブログに辿り着きました。1話観てはこのブログを読み、また観て…を繰り返しておりました。9年前のドラマをリアルタイムで、一緒に楽しんでいるような感覚がしてとても楽しかったです。白香夏さまが訳す言葉のファンになりました。
ミセンを観て自分の価値観や考え方、生き方について様々考えるようになりました。本当に素晴らしいドラマだったとしみじみ感じます。
このドラマに出会ったのも、白夏香さまのブログに出会ったのも偶然のような運命。出会いに感謝です。
コロナ渦で大変苦しい状況ですが、白香夏さまにたくさんの幸せが訪れますように。
本当にありがとうございました。
p.sソンニュルくんをすごく好きになってしまった私は、彼のその後が気になって夜も眠れません(笑)
Youさま
はじめまして!
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
どうもありがとうございます。(*^_^*)
『未生/ミセン』、ご覧になられたのですね!
本当に名作ドラマですよね!
ブログのシステムアップデート時に影響を受け、全ての記事のレイアウトが崩れてしまったので、写真も文字も多いのに詰まっていてとても読みづらかったかと思うのですが、1話ご覧になられるごとに訪れてくださっていたとのこと、とても嬉しいです。
自分で書いておきながら、読み返すといまだに泣きそうになります。(笑)
ソンニュル、最高ですよね!
私もソンニュル、大好きです!(#^^#)
ピョン・ヨハンさんはその後のご活躍からも疑いようのない実力派ですが、ソンニュルのかわいらしさ、あのふざけた感じに勝るものはないです!(笑)
温かいコメントを寄せてくださり、心より感謝いたします。
よろしければ、どうぞまたいつでも遊びにいらしてくださいませ。
コロナで大変な時期ですが、Youさまもお健やかにお過ごしになられますようお祈り申し上げます。
ありがとうございました!(^-^)
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