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18 2011年11月
みなさま、こんにちは。
気づけば11月ももう半ば過ぎ。
忘れないように滞在中に見たドラマのことなどを今日は綴っておこうと思います。
「一体ポセイドンはどうなったんだ」
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
「釜山のポパイ」の怪演に惹かれて見ていたといってもあながち嘘ではない『ポセイドン』。
あれからレビューを書いておりませんが、勿論ちゃんと見届けました。
おそらくまたネタバレ情報を書いてしまうので、これから『ポセイドン』をご覧になろうという方は、このままページを閉じるか、もしくは薄目を開けて読み進んでくださいませ。(笑)
いやぁ、『ポセイドン』。
放送は先週で終わっておりますが。
星5点が満点としたら、星4点というところです。
9話、10話あたりまではスケールも大きく、毎回ドキドキさせてくれる私好みのドラマでした。
最後まで「えー?!」とラストに叫ばせる展開は健在でしたし、個人的にはチェ・シウォン君演じるソヌのお父さんの変貌ぶりがかなり笑いのツボでしたが、最後の最後に「黒蛇会」の目的をもう一歩突っ込んで描き切って欲しかったというところが、星ひとつマイナスとなったポイントですね。
『ポセイドン』、なんでも12月から早々にMnetで放送されるそうですね。
チェ・シウォン君の魅力にはまる人が続出するのではないかと踏んでおります。
彼は演技がうまいので、これからも楽しみです。
さて、私がソウル滞在中に熱心に見ていたドラマといえば、スエとキム・レウォンの『千日の約束(천일의 약속)』。
そうです。初回に濃厚すぎるラブシーンが展開された、あのドラマです。
子持ちの友人たちが、見たくても子どもの目が気になるから見れないと悔しがっていた、あのドラマです。
一体なんだってそんなに激しく荒々しいのか、とにかく満14歳以上に見せていいのか心配になるほど無駄に濃厚な二人のラブシーンで幕開けしたこのドラマですが、ラブシーン重視は2話まで。
その後はひたすらスエの名演技で見せます。
スエは『アテナ』の時から演技力抜群だと思っていましたが、とにかく尋常ではないですね。
アクションもできるし、すごくいい女優さんだと思います。
親に捨てられ、おばの庇護の下育ったスエ演じるソヨンは、従兄弟の友人で結婚を控えたジェミンと期限付きの恋をしていたのですが、ソヨンは若年性アルツハイマーという病魔に侵されています。
ソヨンは新人賞をとったことのある無名の作家であり、ゴーストライターなどをしながら編集の仕事をしているのですが、このドラマの脚本家キム・スヒョンさんは韓国で非常に有名な大御所。
「キム・スヒョンのドラマなら、面白くないはずがない」と私の周りの友人たちが口をそろえるほど、台詞回しが魅力的な脚本家なのですが、噂に違わず本当に台詞がいいです。
毒気を含んだスエの独白など、まさに人間を描いているという感じ。
ストーリー自体は複雑なものではないのですが、ひたすらスエが魅せるこのドラマ。
ほとんどの女性たちはスエの演技見たさにこのドラマを見ていると思います。
また、キム・レウォン演じるジェミンの婚約者ヒャンギの母親役のイ・ミスクさん。
引き締まった顔と肉体が美しい彼女、画面に出てくるだけで緊張感が走るほど怖いママを演じています。(笑)
そしてこのドラマではスエの弟役をJYJのユチョンの実弟、パク・ユファン君が演じています。
パク・ユファン君、写真で見るだけでは分からないと思いますが、顔がものすごく小さくて見るたびに驚いてしまいます。
スエと並んでもほとんど顔の大きさが変わりません。首より顔の横幅のほうが狭い気がします。
彼が出てくると、顔の小ささに気をとられて、ストーリーを一瞬忘れるのが難点ですね。(笑)
私としては、ジェミン役のキム・レウォンさんの演技がちょっと残念です。
基本的にずっと同じ表情。
苦悩の演技ということなのでしょうが、ワンパターンの表情はスエの名演技に完全に負けています。
従兄弟役の人がジェミンだったら、私としてはもっと良かったです。
次に、こんな筈ではなかったのに、ついつい目が離せなくなってしまった地味なドラマ、『千回のくちづけ(천번의 입맞춤)』。
お気づきかと思いますが、こちらも千繋がりです。
おかげでこの二つのドラマを混同している人が続出。
『千日のキス』、『千回の約束』と、紛らわしさこの上ありません。(笑)
このドラマは全50話なので、初回が始まったのは8月だったのですが、私が絶対見ないタイプのドラマと思い込んでいたのに、やられました。ドロドロな典型的韓国ドラマなのに、どうしてどうして、目が離せない!
このドラマ、あまりの地味さと長さで日本には入ってこないだろうと勝手に高を括っていきなりネタバレしますが、要するに出生の秘密系です。いや、離婚女性への厳しい風当たり系? お金持ちの家の坊ちゃんと恋をすると母親にとんでもない目に遭わされる系? とにかく既視感は満載です。(笑)
登場する主な家族は、たったの2つ。
そんなに都合よく悪い因縁やら難しい条件の恋愛やらが二家族にすべて凝縮されるだろうかと笑ってしまうのですが、役者の迫真の演技のおかげでついつい前のめりになってみてしまいます。
主役を務めるウビン役のチ・ヒョヌさん。
鬼のような仕打ちをする母親から子持ちの彼女をとことん守るかっこいい役柄のせいで、たまらなくかっこよく見えます。
主役の二人が無事結ばれるかどうかには、まだまだ波乱がありそうです。
なにしろまだ半分を終えたばかりなのに、とてつもない山場が訪れてしまっているので。
このドラマには『花より男子』のカウルちゃんと、『白雪姫』のケーキ屋の店長さんが出ています。
カウルちゃんのかわいさは相変わらずとして、店長さんの役だった俳優さんは離婚した夫という嫌な役どころなので、『白雪姫』関係者としては複雑なところです。(笑)
その他、私がついつい帰宅を早めて見てしまっていたのが『栄光のジェイン(영광의 재인)』。
コンナムこと『姫の男/王女の男』の放送後に始まった『栄光のジェイン』。
実にコンセプトの定まらないドラマです。(笑)
こちらも出生の秘密系と言えると思いますが、回ごとに別の人が脚本書いているんじゃないかと思うほどトーンが変わるので、苦笑させられることもしばしば。
脚本家は『製パン王キム・タック』の人なので、きっと面白いだろう、いや、面白くなるに違いない、そう信じて見続けている人も少なからずいそうなドラマです。
そんなコンセプト不明のドラマをついつい私が正座で見てしまうのは、ひとえに彼女ゆえです。
ジェイン演じるパク・ミニョンさん。
『トキメキ成均館スキャンダル』、『シティハンター』に引き続き、まったくブランクをあけることなく視聴者洗脳のようにドラマに出続ける彼女。
とにかくこの子犬のような目が可愛いんです。
彼女の可愛さだけが視聴者をしてこのドラマを見続けさせているといっても過言ではありません。(いえ、過言かも知れません。笑)
以上、私がソウル滞在中にはまっていた、続きの気になるドラマでした。
ちなみに、『千回のくちづけ』の後の時間から始まる、これまた地味~な韓国典型ストーリーのドラマに、なんとコンナムのアガンちゃんが出ています。
アガンちゃんことキム・ユビンちゃんの演技力は只者ではないようで、こちらのMBCのドラマ『愛情万々歳(애정 만만세)』では忠清道(チュンチョンド)地域の方言を自由自在に駆使しています。
大人顔負けの台詞を完璧な方言で繰り出すユビンちゃんあまりの可愛さに、すっかりやられている視聴者がかなりいそうです。
ラストまで見届けられるドラマがどれほどあるか分かりませんが、ひとまず続きを追おうと思います。
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