みなさま、こんにちは。

10月らしい爽やかな秋晴れが広がる週末。
散歩するにも気持ちのいい季節になりましたね。

さて、今日は10月5日からSBSの月火ドラマとして放送が始まる“육룡이 나르샤/六龍が飛ぶ”(邦題仮)についてアップします。
映画に引き続き、こちらもユ・アインさん主演作品です。

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ポスターでお分かりのとおり、時代劇です。
そしてなんと、全50話の長丁場!
そう聞いただけで早くも挫けそうですが。(笑)

なにしろチャ・スンウォンさん目当てに見ていたMBCの『華政』も、チャ・スンウォンさんが出ているところまでですら見切ることができなかった私。
面白かったのですが、やはり、長丁場の時代劇は根気が続きませんでした。

なので、このナルシャも二の舞になりそうではあるのですが、でもなぜ取り上げるかと言いますと。

そうなんです。ピョン・ヨハンさんが!

出てるんですね~。

『未生/ミセン』ファンなので、応援しないわけにいきません。(笑)

このドラマもこれまで繰り返し時代劇で扱われてきた題材を描いています。
高麗の武将ながらクーデターを起こし朝鮮王朝を建国した李成桂(イ・ソンゲ)。その5番目の息子で、のちに朝鮮王朝第3代王、太宗(テジョン)となる李芳遠(イ・バンウォン)を主役とした物語です。イ・バンウォンを演じるのがユ・アインさん。

イ・バンウォンの父であり、のちの朝鮮第1代王・太祖(テジョ)となる李成桂(イ・ソンゲ)を演じるのがチョン・ホジンさん。

朝鮮の建国をデザインした人物である鄭道伝(チョン・ドジョン)にキム・ミョンミンさん。卓越した政治手腕の持ち主だったチョン・ドジョンは李成桂(イ・ソンゲ)の右腕となり高麗後期から朝鮮建国までを共に導くものの、太祖(テジョ)の後を次ぐ王世子擁立の過程で弟子であるイ・バンウォンの政敵となり、結局イ・バンウォンによって死に至らしめられるという役どころ。

貧しい高麗の小作農の娘、プニにシン・セギョンさん。プニは賢くて正義感が強く、曲がったことが大嫌い。弱きを助け、自らも逆境に負けない強い性質のプニは、イ・バンウォンと運命的に出会い、恋に落ちます。のちにイ・バンウォンの正室と三角関係に。

プニの兄でのちに「三韓第一剣」と呼ばれる剣づかいとなり、チョン・ドジョンの護衛として重用されるタンセ、のちの名イ・バンジ役にピョン・ヨハンさん。素朴で愚直な青年だったタンセは高麗末期の荒廃した世の中にあって、失踪した母を妹と捜し歩く過程でチョン・ドジョンと出会い、見出されます。剣術の腕前はイ・バンウォンですら一目置く実力派。

のちに「朝鮮第一剣」と呼ばれ、イ・バンウォンの三男イ・ド、のちの世宗(セジョン)大王の最側近として仕えるムヒュルには、ユン・ギュンサンさん。イ・バンウォンとともに大業をなすものの、最後にはイ・バンウォンに仕えるのを拒む人物です。貧しい村の9人きょうだいの長男として生まれ、読み書きも難しいムヒュルですが、「三韓第一剣」になるのが夢だったムヒョルは高名な武士ホン・デホンに師事し、のちに師を超え、その実力をイ・バンウォンに見出されます。

高麗末期から朝鮮初期にかけて活躍したこの6名を龍にたとえ、タイトルがつけられています。
とはいえ、実在の人物は前者3人まで。後者の3名はこのドラマのために作られた架空の人物です。

そんなわけで、6人の「龍」。

ポスター貼っておきましょう。


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誰が誰だか分からないという方のために、上からイ・バンウォンに扮するユ・アイン(유아인)さん、チョン・ドジョンに扮するキム・ミョンミン(김명민)さん、プニに扮するシン・セギョン(신세경)さん、イ・バンジに扮するピョン・ヨハン(변요한)さん、ムヒュルに扮するユン・ギュンサン(윤균상)さん、イ・ソンゲに扮するチョン・ホジン(천호진)さんです。

その他に、イ・バンジの元恋人でのちにチョン・ドジョンの恋人となるヨニ役にチョン・ユミさん、イ・バンウォンと政略結婚する閔氏にコン・スンヨンさん。

ひと目で把握する上でうってつけの人物相関図も貼っておきましょう。

韓国語で恐縮ですが、以下をご覧ください。

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分かりやすいと矢印を見れば、大体この後起きることが予想できるというものです。(笑)

黄緑が実在の人物で、深緑が架空の人物という区分けになっています。
・・・・・・とは書いてみたものの、色の区分けがイマイチ不鮮明。
要するに、先ほどの3名が架空の人物ということです。

ユ・アインさんとシン・セギョンさんの組み合わせとくれば、『ファッション王』ですよね。同じSBSですし。
私は『ファッション王』を見ていないので分かりませんが、どうなんでしょう。『ファッション王』の視聴者としてはなんとなく新鮮味がかける組み合わせ、ってことはないのでしょうか? チャン・ヒョク&イ・ダヘの組み合わせを私などは思い出してしまいますが。(笑)

なにはともあれ、ピョン・ヨハンさんの地上波初進出ですし、いい作品になって欲しいなと淡~く期待しているところです。

短いですが予告編も貼っておきましょう。

こちらはSBSのyou tube公式チャンネルより。



混沌とした時代 高麗

巨悪の高麗を放伐せよ

2015年10月5日
新たな時代が開かれる

「私がこの国の新たな主だ」

創立25周年特別企画
六龍が飛ぶ

もう一つ、別の予告編。



力が支配する世の中で

正義を叫ぶ

新しい世のため

六つの龍が飛び立つ

創立25周年特別企画
六龍が飛ぶ

「実に長いこと待ちわびました」

2015年10月5日 夜10時初放送



タイトルの“육룡이 나르샤/ユンニョンイ ナルシャ”の“나르샤/ナルシャ”は“날아오르다/ナラ オルダ/飛び立つ”と同じ意味の固有語表現。

ちなみに『六龍が飛ぶ』(邦題仮)の制作会社は同じくSBSの『根の深い木』を制作した会社、「プリキップンナムドゥル㈱」、英語名“REDWOODS”です。

『根の深い木』は朝鮮第四代王となる朝鮮史上最も有名な世宗(セジョン)王についてのドラマでしたが、今回の『六龍が飛ぶ』ではその父と祖父の物語りをつくるというわけですね。

『根の深い木』は韓国で非常に好評を博したドラマでしたし、シン・セギョンさんは『根の深い木』に引き続いての起用。このあたりは目下期待を集める要素となっています。



全50回というのが、長丁場な時代劇が苦手な私としては気がかりではありますが、ユ・アインさんもさることながらピョン・ヨハンさんが毎週見れるのは本当に嬉しいので、最終的には「100回くらいやって欲しい!」と懇願したくなるほど魅力的な作品になっているといいなと思います。
とはいえ、本当にそこまでの勢いでハマるとなると、他の色んなことに支障が出るのは間違いないので、ほどほどに。ほどほどにいい感じで緩急つけつつ進んでくれるといいなと。
途中10話くらい飛ばしてもまた戻ってきたくなるような、そんな感じでお願いしたいです。

なんて、始まる前なのに姿勢が緩すぎますね。すみません!(笑)