みなさま、こんにちは。

今日は8月29日からSBSで始まったドラマ『月の恋人-歩歩驚心:麗』について取り上げてみます。
このドラマ、既に日本での放映が決まっていて、9月17日からKNTVで『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』というタイトルで放送が始まります。

タイトル、どうしましょうか。
長いですよね、どちらも。

ひとまず『麗』と短縮させて頂きます。(笑)

今期はこの『麗』と、1週早く始まったKBS2の『雲が描いた月明かり』が話題の時代劇として注目されていて、放送曜日がかぶっている上にどちらもタイトルに「月」が入っているため、二つの作品はいやおうなくライバル視される構図になっていますよね。

ただし、日本で『麗』が早々に放送されるので、日本ではこちらのほうが人気を集めそうですね。主演のお二人は日本での知名度もありますし、K-popアイドルたちも配置されているので。

ただ、『麗』は放送初日に初回と2回を連続放送するなどかなり気合を入れていたのですが、韓国での視聴率で言うと今のところKBS2の『雲が描いた月明かり』とはダブルスコアの差をつけられています。

ちょっと意外ですが、これは『麗』の内容云々というよりも『雲が描いた月明かり』のパク・ポゴムさんとキム・ユジョンさんが数字を持っているということではないかと推測。
キム・ユジョンさんは今回も時代劇なので最終回40%超えを記録したMBC『太陽を抱く月』ファンからも支持が厚そうですし、パク・ポゴムさんはいわずと知れた『応答せよ1988』のテク。
「いい子」な二人がチャンネル主導権を握るお茶の間のお母さんからの選択を受けていると思われます。(笑)

かたや『麗』のほうは、見る前から判断されそうな危険性は確かにあります。
イ・ジュンギさんは時代劇のイメージが強いので新鮮味をアピールするのは難しそうですし、IUさんは演技の幅はまだそこまでないので、大人の選択を受けるのはハードル高そうではあります。

かく言う私はもともと時代劇は見ないので、今期はチョ・ジョンソクさんとコン・ヒョジンさんの『嫉妬の化身(ファシン)』を見ようと思っていたのですが。

前回書いたとおり、見事に空振ってしまいました。

全然ストーリーに共感できないまさかの事態。

というわけで、この情熱を振り分けるべく、まずは『雲が描いた月明かり』を、次に『月の恋人-歩歩驚心:麗』を様子見することにしたのですが。

いやーーー。

見たほうがいいです、どっちも。
目下『雲が描いた月明かり』と『月の恋人-歩歩驚心:麗』の間で重心がいったりきたりしてます。(笑)

なぜに視聴率が取れてないのか、お気の毒としか言いようがないです。
面白いですよね。심쿵の連続で。
私も結構ハマッているので、盛り返すだろうという根拠なく思っております。
ちなみに심쿵(シクン)とは胸キュンの意味です。
・・・・・・って意味を書くのが恥ずかしい。(笑)

『麗』でのカン・ハヌルさんの演技力にも驚いちゃいました。
『ミセン』ファンの私、『ミセン』でグレにやられ、『六龍』でソンニュルにやられ、とうとうベッキにも。ソンニュルにやられるのも想像してませんでしたが、ベッキにやられるのはさらにありえないと思ってました。オ課長にやられても、もはや不思議ではないですね、私。

そして、実はこれまで殆ど作品を見てないのですが、イ・ジュンギさん。
あの超絶に暗い感じ、嫌いじゃないです
役柄が可哀相すぎるので、たっぷり同情もしつつ。
3話までが終わったこの時点でもう既にカン・ハヌルさんとイ・ジュンギさんと『三食ごはんコチャン編』の末っ子ナム・ジュヒョクさんに1回ずつ持っていかれているので、「私そんな簡単な女じゃないわ」と今後は踏ん張ろうと思っているのですが、毎度の無駄な努力に終わりそうです。(笑)

というわけで前置きが長くなりましたが、ポスター貼っておきましょう。
(画像の出典はtopstarnewsおよびSBS番組公式サイトより)


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見てお分かりかと思いますが、IUちゃん演じるヘ・スを巡る2人の攻防です。

ちなみに今回、全画像2度クリックで拡大仕様になってます。
1度クリックした後出てきた画像をさらにクリックで拡大です。

現代の女の子コ・ハジンが皆既月食の日に池に溺れて死にかけ、気づいたら高麗初代王の時代にタイムスリップしてしまったという設定。王である王建(ワン・ゴン)には複数の皇子がいて、次期王座を巡る権力争いが起こるのですが、そんな時代にイマドキの女の子が迷い込み、皇子たちの関心と愛を一身に受けつつ今後起きうることを知る後世の者として悩む、といった内容でしょうか。

具体的な登場人物を見ていきましょう。

まずは、主役のイ・ジュンギさん演じる第四皇子、王昭(ワン・ソ)。


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太陽にならんと欲せずとも
燦然と輝いた
第四皇子 ワン・ソ

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そしてヘ・ス/コ・ハジン(IU/イ・ジウン扮)。


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生きたい
このまま変わることがないのなら
ヘ・ス

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第八皇子、王旭/ワン・ウク(カン・ハヌル扮)。


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愛と権力
どちらも抱く
第八皇子 ワン・ウク

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第三皇子、王堯/ワン・ヨ(ホン・ジョンヒョン扮)。


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高麗の主を夢見る
第三皇子 ワン・ヨ

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第十三皇子、伯牙(ペガ)こと王郁/ワン・ウク(ナム・ジュヒョク扮)

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気品と優雅さが漂う
第十三皇子 ワン・ウク

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第十皇子、王恩/ワン・ウン(ベッキョン扮)。

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いたずらっ子で血気盛ん
第十皇子 ワン・ウン

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第十四皇子、王貞/ワン・ジョン(チス扮)。

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姉たちの永遠の末っ子
第十四皇子 ワン・ジョン

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第九皇子、王坦/ワン・ウォン(ユン・ソヌ扮)。

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あるのは傲慢さと
欲、めざとさ、そして金
第九皇子 ワン・ウォン

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第一皇子、王武/ワン・ム(キム・サノ扮)。

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第八皇子ワン・ウクの妹、ヨナ(カン・ハンナ扮)。

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ワン・ソ、ワン・ヨ、ワン・ジョンの母、ユ氏皇后(パク・チヨン扮)

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第八皇子ワン・ウクの妻でありヘ・スのはとこ、解(ヘ)氏夫人(パク・シウン扮)。

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高麗随一の科学者、チェ・ジモン(キム・ソンギュン扮)。

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初代高麗王、王建/ワン・ゴン(チョ・ミンギ扮)。

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ヘ・スの小間使いチェリョン(チン・ギス扮)。

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第八皇子ワン・ウクと皇女ヨニの母、皇甫(ファンボ)氏皇后(チョン・ギョンスン扮)。

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以上が目下3話までに登場している主な登場人物です。
このあと、少女時代のソヒョンさんやソン・ドンイルさんなども登場するようです。

ちなみに、日本公開を間近に控えているKNTVが、人物紹介や字幕つき予告編などを公式サイトにアップしているので、詳細についてはぜひそちらでご覧ください。KNTVのサイトはコチラです。

ただ、KNTVに掲載されている予告編は動画の画質が低く設定されているので、高画質のものをご覧になりたい方はyou tubeのSBS公式チャンネルでご覧になられたほうがいいかもしれません。

私のお気に入りはKNTVのサイトにも字幕つきがアップされている予告編part2と6分のハイライト映像です。
ただし、KNTVのサイトにもあるハイライト映像はかなり先までのネタバレを含んでいるので、知りたくない方はご覧にならないほうがいいでしょう。

予告編part2のリンクはコチラ、ハイライト映像のリンクはコチラです。
予告編part2、キーワードは「半裸」です。(笑)

韓国で紹介されている人物相関図もかなりのネタバレを含んでいます。

小さく載せておきますが、知りたくない方は思いっきり飛ばしてくださいませ。
クリック2度で拡大します。

点線が血縁、青が信頼、ピンクが愛情、矢印が恋心でございます。(笑)

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このドラマは同名のベストセラー小説をドラマ化した中国の『歩歩惊(驚)心』のリメイク版だそうで、中国では大ヒットを記録したものだそうです。
オリジナルは清の第4代皇帝、康熙帝(1654~1722)の時代を背景にしているとのこと。
韓国にも本家中国の『歩歩惊(驚)心』ファンがかなりいるようで、リメイク版歓迎の声がウェブ上にも結構上がっていました。

その中に『中国版を見て韓国版のポスターを見たら、やたら皇子がキラキラして見える』とのコメントがあったので、思わずオリジナルを検索してみたのですが。

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えーと・・・・・・。

これはなにを言うのが適切なんでしょうか。

べん・・・・・・ぱつ?

って、見たまんまですよね。すみません。(笑)

しかし、ここだけ切り取るとヘアスタイルしか頭に残りませんが、物凄くオリジナルの皇子たちもカッコイイのだそうです。ちなみに2番目の写真の左側がイ・ジュンギさんの演じる役、右側がカン・ハヌルさんの演じる役に対応しているそうです。

実はIUちゃんの起用、オリジナルの女性に寄せていったものだったんですね。写真見て納得。さらに似た雰囲気の写真もありました。

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こういう雰囲気の20代の女優さんは確かにあまり思い浮かばないですよね。
IUちゃんの起用は韓流マーケットを狙っただけではなさそうです。

IUちゃん、イケメンたちの寵愛を一身に受ける役どころみたいなので、結構恨まれそうですが、そんな時は思い出しましょう。
IUちゃんには、この人(たち)がいるってこと。

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ヘ・スが皇子たちとなにをどう絡んでも、この写真思い出したら許せそう。

ここはひとつがっちりIUちゃんを捕まえといてもらって。(笑)

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というわけで、今日は『月の恋人-歩歩驚心:麗』/『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』をご紹介してみました。放送が始まるのを楽しみにされている方もいらっしゃると思うので、ネタバレはしないでおきます。

KNTVでの放送が終われば、早い段階でBSなどにも登場しそうなこのドラマ。

恐らく回を追うごとに심쿵度合いが増すと思われますので、みなさまもチャンスがあればご覧になってみてください。