みなさま、こんにちは。

8月も終わり、随分涼しくなりましたね。
急激な気温の変化に、ついていくのがちょっぴり大変な今日この頃。
みなさまも体調を崩されないようお気をつけください。

さて、今日は8月22日に始まったパク・ポゴムさんとキム・ユジョンさん主演のKBS2のドラマ『雲が描いた月明かり』(邦題仮)について取り上げてみようと思います。

8月末から各局の新しいドラマが軒並み始まりましたね。

8月22日からは本作がKBS2の月火ドラマとして全18話予定で始まり、同じ週の24日からはSBS水木ドラマとしてチョ・ジョンソクさん、コン・ヒョジンさん主演のラブコメ『嫉妬のファシン(化身)』(邦題仮)が。『雲が描いた月明かり』から1週遅れでSBS月火ドラマとしてイ・ジュンギさん、IUさん主演ドラマ『月の恋人-歩歩驚心:麗』(邦題仮)も始まりました。

普段時代劇ドラマをほぼ見ないので、今期はチョ・ジョンソクさんのドラマをと思っていたのですが。

はー。

これはどうしたものか。

制作者が「面白くしなきゃ」と強迫観念に駆られすぎているのではと思うほど色々盛り込んでいる展開に、ため息をつきながらの視聴となっています。
こんなはずじゃなかったのに。笑って迎える秋のはずだったのに。あと22話も残ってるのに、これどうするつもりなんだろう。

とすっかり心配になってしまいました。(笑)

それで、『成均館スキャンダル』の二番煎じのかほりが漂う「宮中青春ラブコメもの」で気分転換を図ることにしたのですが。


これまたどういうことでしょう。

面白いんですが、フツーに。(笑)


これは、あれかも。
『嫉妬のファシン』の脚本がまずすぎて、相対的に良く見える現象?

と疑いつつ4話まで見たのですが。


なんとやっぱり面白いです、このドラマ。
ポゴミがカッコイイだけじゃなかったです。(笑)


なんだか拾い物をしたような気分ですが、今後も面白く進んでくれるよう期待をこめて、今日は『雲が描いた月明かり』(구르미 그린 달빛/クルミ クリン タルピッ)の登場人物などを紹介してみます。



まずはポスター。
(画像の出典はKBS番組公式サイトより)



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・・・・・・どー考えても私が手を出すジャンルのドラマではないです、この絵面。(笑)


男性のフリをしている芸人一座の女の子が、ひょんなことから宮中の内官になったことで繰り広げられる、王世子との禁断の友情&恋物語。

ざっくりこんな印象のドラマですよね。

私も正直、2行で説明の終わるドラマだと思っていました。

ところが実際見てみると、これが意外に脚本が作りこまれていて、軽そうなイメージの一方で色々毒も仕込まれているんです。


4話までの展開を踏まえ、人物紹介を書いてみます。



王世子イ・ヨン役はパク・ポゴムさん。



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イ・ヨンは宮中の問題児で、勉強もせずしょっちゅう住居の東宮を抜け出すような人物。内官たちからも疎まれる乱暴者なので、王はそんな息子を憂いているのですが、イ・ヨンの失墜を願う官吏たちにとってはこのデキの悪い王世子は願ったり叶ったりの存在です。
ただ、ヨンがこのようなデキの悪い振る舞いをしているのはわけがあり。
ヨンの母は7年前、突然の病で亡くなり、ヨンは毒殺を疑っているのです。
ところが実権を奪われているに等しい王は官吏たちに何一つ強く出ることが出来ず、民への収奪を極める悪徳官吏をけん制するは愚か、罪もない民を暴徒と殺しても手をこまねいてみているしかない人物。
ヨンの振る舞いは父への失望と権勢を振るう官僚たちへの諦念も込められていました。




そんなヨンと関わることになったホン・ラオン(キム・ユジョン扮)。




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ラオンは女であることを隠し、ホン・サンノムという名で男として暮らしています。子どもの頃から女性として生きるのを禁じられてきたラオン。なぜ男として生きなければならなかったのかは、まだ明かされていません。
母も父もなく、帰る家もないラオンを女の子と知りつつ面倒を見てくれた男芸人集団の養父の治療費のため、ラオンは高利貸しに多額の金をしており、金を稼ぐために恋愛ハウツー本を書いたり、ラブレターの代筆などをしています。自分が代筆しているラブレターの受取人が宮中の王女とも知らずに。
ラブレターの相手に会って、叶わぬ恋を終わりにすると伝えて欲しいという依頼を受け、本人のフリをして出かけるラオンと、妹がおかしな手紙に惑わされていると知り、約束の場にやってきたヨン。互いに身分を知らぬまま、ラオンはヨンを落とし穴に落として逃げるという最悪の出会いを果たすのですが、のちに借金の形に内官予備生として売られ、宮中でヨンと再会します。




強権を握る宮中随一の権力者キム・ホンの孫、キム・ユンソン(ジニョン扮)。




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絵を描くのが好きで、とりわけ妓生たちを描くのが好きなのですが、妓生には絵を描く以外の興味はないユンソン。
町で偶然知り合ったサンノムが女だと瞬時に見抜いたユンソンは、その後内官試験を受けに宮中にやってきたサンノムを見て俄然興味を抱きます。サンノムが男だとばれないよう、危ない時に現れては窮地を救うのですが、次第にサンノムの美しさに心奪われていっている様子。
キム・ホンはヨンと5歳しか変わらない自分の娘を王の後妻にすえ、外戚として権勢を振るっているのですが、ユンソンはそんな祖父を快く思わないながらも逆らえずにいます。
ヨンともかつては親しい間柄であった様子のユンソン。
この後、ヨンとの間でラオンを巡り三角関係になりそうです。



ヨンが唯一心を許しているキム・ビョンヨン(クァク・トンヨン扮)。



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剣術の達人で常にヨンを守っています。ヨンの幼馴染。宮中の女子たちに大人気。
サンノムは上役に目をつけられ、罰として一人「幽霊が出る」と噂の部屋に泊まらされているのですが、その部屋の主こそがビョンヨン。サンノムに同居されているうちに「ヒョン(兄)」と懐かれるようになります。
ヨンが王世子の身分を隠してまでサンノムを近くに置いておこうとしているのを見て、何かと協力するビョンヨンです。



さて、このドラマ最大の悪役キム・ホンを演じるのは、この方。




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こないだまで李成桂(イ・ソンゲ)だったのに!(笑)



内官をまとめる内侍部にはこの人の姿も。



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今回は上の人とグルみたいです。(笑)




のみならず、この方もご登場。




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今回は王の後宮です。

って、このドラマSBSじゃないですよね?!(笑)


『六龍が飛ぶ』を視聴していた人たちは思わず食いついてしまうのではないでしょうか。ええ、私にも大いにその要素がありそうです。(笑)



しかし、私がこのドラマに食いついた本当のシーンは、実は2話のこの場面でした。




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観相師に王世子イ・ヨンと孫ユンソンの顔を占わせたキム・ホン。
観相師はキム・ホンに、王世子は短命の相だと告げるのです。そしてヨンソンは「聖君の相だ」と。


朝鮮第23代王純祖(スンジョ)の息子、孝明(ヒョミョン)世子。
純祖末期、安東金氏を中心とした勢道政治を抑制し、王政の影響力を回復すべく1827年より王に代わり政治を行う「代理聴政」を順調に進めるも、4年目に突然の病により21歳で夭逝した人物。1809年生、1830年没。
この孝明(ヒョミョン)世子こそ、このドラマの主人公イ・ヨンなのです。


軽妙な宮中青春ものかと思いきや、主役が死ぬらしいことを知り、大ショック。
どこまで描かれるかは分かりませんが、純祖の息子イ・ヨンが21歳の若さで亡くなるのは歴史上の事実なので、当然それに近い展開になるのでしょう。

「成均館スキャンダルの二番煎じ」かと勝手に想像していましたが、明るく始まって悲しく終わりそうなこの物語に、俄然興味が沸いてしまいました。
今のところはそこまで悲しい雰囲気はないのですが、既に結構このドラマを楽しんでいるので、今後の展開をしかと見届けたいと思います。



ということで、最後に予告編を貼っておきましょう。

動画はyou tubeのDrama KBS公式チャンネルより。






-世子になるのは選べませんでした。ですが、どんな世子になるかは私が決めることではないでしょうか、王様。

-内侍(ネシ)は王室を守る運命共同体だ。

-お前、いつまで男のフリして生きるつもりだ?

-俺とお前は近況を尋ねあう仲ではないはずだが?

-なぜ? もう友人ではないから?

-世子よりよほど世子らしいのに。

-二人きりの時は今までどおり私を友と思ってよい。いや、そうせよ。

勇気を出して伝えた本心

-本当に内官なのか?

-ニセモノの内官がいるとでも?

-内官がこんなに綺麗なのは反則なのでは?

そして、言えない秘密
この夏をときめかせる 朝鮮青春ロマンス


-なぜお前に別の人を見てしまうのだろう。ある女性を。

パク・ポゴム キム・ユジョン ジニョン チェ・スビン クァク・トンヨン

-私の恋人です。




うーん。

強調される三角関係。

予告編の最後に出てきた女性は4話の時点ではまだ登場していませんが、イ・ヨンの后となる人です。
予告編を見る限りではまるっきり恋愛ものっぽくて、さほど面白そうじゃないですよね。(笑)


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実はこのドラマ、2週目に入った第3話にして既に視聴率16%を超えています。
最初の週は8%だったのですが、一気に2倍に飛びました。
作り手側が視聴者をよく分かっていて、ちょうどいい終わり方をするんです。
まさにドラマの王道といった感じのラストがくるのですが、こういうオーソドックスな見せ方は、安定感につながりますよね。

基本に忠実な感じのこのドラマ、下手に盛り込みすぎないところも視聴者を集中させるのに功を奏しているかもしれません。