みなさま、こんにちは。

台風のおかげで一気に秋の気配が濃くなりましたね。
昨日より今日、今日より明日が涼しくなりそうなこの頃。
猛暑に音を上げてたのが嘘のような涼しさに、ちょっぴり寂しさを感じるのが不思議です。

さて、寂しいムードを倍化させてくれる残りわずかな『三食ごはんコチャン編』。
こちらももうすぐ終わりです。

まずは先週の続き。

誤って高速に進入してしまったヘジン父ちゃん運転の車。

「そこの出口を出ればいいよ」と不測の事態にもチャジュンマはいつもどおり泰然としてますが、行ってみると通り抜け出来ないように遮断機が降りていて。

「出れない!」とヘジンさんは焦りますが、ここで素早い行動力を見せたチャジュンマ。

「あのー、間違って入ってきちゃったんですが」

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電話ですんなりゲートオープン。

良かったですね。(笑)

ということで、何事もなかったように支石墓博物館に向かいます。

そうです、そこはこういう支石墓がある場所。
ちなみにコチャンの支石墓は世界でもっとも密集度が高く、多様な支石墓が散在してるんですって。
その数なんと、2000基!

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上から見ると、なんだかイースター島を髣髴してしまうくらい立派な感じですね。
普通に歩いて回ればただの石なんでしょうが。

え? それ以前にイースター島全然髣髴させない?

・・・・・・ですよね。(笑)

しかし、4人のお目当ては、遺跡じゃなくてクーラー。
ひたすらクーラー。

「めっちゃ涼しそう。わーお」と気持ちを思いっきり前面に出して向かってます、チャジュンマ。

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後でオンエア見た博物館の人、「なーんだ」ってなるでしょうね。わざわざ来てくれた本当の狙いを知ったら。(笑)

ここは支石墓の歴史と先史時代の暮らしなどを説明している博物館なんですって。

1階をぐるっと回ったら、支石墓オブジェの前で記念写真もパチリ。

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先史時代の暮らしを再現した展示物の前では、「俺たちよりいいもの食べてるぞ! 牛カルビだ! 先史時代も料理部と設備部で別れてる!」とはしゃいでました、チャジュンマ。

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先史時代の設備部の脇には、足が長いキョウリがいます!(笑)

確かにこの展示を見たところ、今セキファミリーがコチャンで送ってる暮らしぶりとあんまり違和感ないんです。
それに視聴者びっくり。

インタビューでも「先史時代から料理部と設備部に分かれてたんですね」なんて語ってたチャジュンマ。

「先祖からたくさん学んでます」などとふざけてたんですが、確かに学んでました。アニメで。

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これが結構面白そうな雰囲気なんです。どういった経緯で支石墓が作られるようになるのかを説明していて。

私もコチャンに行くことがあったら、ここにも寄ってみたいです。

・・・・・・画面で紹介したのが展示の全てかもしれませんが。(笑)

支石墓博物館の外に出てみると、ちょうど涼しい風が。
そう。雨が降り出したんです。
暑さを冷ます雨っていいですよね~。

でも、「ここでスンデ食べたかった」と言うヘジンさんの言葉に「あー!」と一同は激しく頷いたのには全然共感できませんが。

なんでこんな雨の中でスンデが食べたくなるのよ、あなたがた!(笑)

しばし雨音の中涼をとる4人でしたが、一人寝入っちゃうヘジンさん。それもなんだか具合が悪い人みたいな顔で。

ただし、何度も覗き込んでは笑いがこらえられないチャジュンマのほうが、むしろ視聴者としては笑えます。

まずはこちらのシーンから、動画でご覧ください。

「支石墓を見に行ったのが、一番良かった。外が暗くなっていく中でユ選手が寝入ってて。そんな感じでひたすら空を眺めてる時間があったんだ。それが本当に良かった。多分あれが一番思い出に残る僕らの避暑だったんじゃないかな」

チャジュンマ、開けた空間を見ながらホッとする時間を過ごせていたんですね。
父ちゃんが目覚めてコンクリにまた寝だしたのも笑えました。(笑)

結局、まだ雨が降り出してないという青い屋根のおうちにほどなく戻ることにした4人です。

ところが。

車を走らせてみると、雨がどんどん追ってきて。
コチャンのおうちについた頃には、ここもすっかり雨降り模様になっていました。

一人寂しくみんなを待っていたキョウリ。
いまや縁側に上がって座るのがお気に入りのようです。

「寂しかったよ~」と言わんばかりにヘジンさんを見つめるきゃわゆいキョウリ。

なんですが。

アッパがいなくなった隙を狙って(?)キョウリに「エアー餌付け」を行うんですよね、これまたジュヒョギが。

「ほら」と手を差し出され、キョウリが口を開けて食べようとするも、そこには何にもないっていう・・・・・・。

ちょっとー!(笑)

末っ子、時々やることがおかしいですよね。
前からちょっとそう思ってましたが、このシーンで完全に人に対してのみならず動物に対しても発揮されるこの子の「ズレ」を認識しました。(笑)

キョウリびいきな視聴者が若干ジュヒョギにイラッとさせられるこのシーン、みなさまも動画でご覧ください。

私がキョウリだったら、このお兄ちゃんのことは嫌いになってますよ。ええ。おやつをくれるフリしてくれないなんて、人間の風上にも置けない。しかも画面が捉えているだけで4回も!

ジュヒョギめ~。
オンエアみたへジンさんに怒られてしまえ!(笑)

一方この方は、ワンちゃんのご機嫌を全力でとってらっしゃいます。

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なんて愛らしいの、チャジュマ。

動物に見せる顔と、それ以外が全然違うところがまた魅力ポイント。

今晩の献立を聞くPDには、いつものスタイルでお返事です。

「麻婆豆腐とチャンポンスープ」

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キョウリはクールなふりしているチャジュンマの優しい本性をすっかり見抜いちゃったみたいです。

キッチンに立ったチャジュンマを、完全に目で追ってます。

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かわいいな~。

犬って可愛がってくれる人のこと、すぐ見抜きますよね。

優しい人は何かオーラが違うのかな、なんてついつい思ってしまいます。

・・・・・・え? おやつもらえるかと期待しただけ?

ですか?!

・・・・・・続けます。(笑)

ホジュニが庭から採ってきたニラと玉ねぎ、しめじ、キャベツ、青唐辛子と赤唐辛子、韓国かぼちゃ、長ネギを切って下ごしらえするチャジュンマ。

その頃サムシセキハウスにはオリちゃんズが田んぼから上がったようだと知らせが入ります。

ホジュニがシャワー中なので、一人お迎えに行くジュヒョギ。

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いつもの「エサで釣る戦法」に一羽引っかからない子がいましたが、ジュヒョギの実力行使で無事全員乗りました。

今日も「車/チャ」の雨合羽。

ウリガナームの専用雨合羽はないんですね。ざんねーん。(笑)

シャワーを浴びて出てきたホジュニ、思い出のチャンポンに感慨深げな様子。

ホジュニが最初にゲストとしてマンジェ島にやってきたときの食事が、チャンポンだったんです。

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この頃あなたは本当にイケメンでした。(笑)

このシーン、本当はホジュニの右横にチャン・グンソクさんがいるんですよね。疑惑報道のおかげで降板になっちゃって、お気の毒でした。事実じゃなかったのに。

でもそのおかげで、あのおどおどしたホジュニが急遽レギュラー入りすることになったんですから、なんだか視聴者までこの巡り合わせに感慨深くなっちゃいます。お風呂に入る余裕すらないほどテンパってたんですから、あの頃のホジュニは。(笑)

チャン・グンソクさんはあの頃も今も大スターですけど、おどおど君だったホジュニにとっては、この番組のレギュラー入りは本当に人生を分けるオファーだったでしょうね。

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今じゃ欠かせない立派なアシスタントですもんね~。

インタビューで「意外に働いてるのに知られてないよね」とナPDに振られたホジュニ。

「全然問題ないです。手だけ映っても構わないです。僕は本当に運良く先輩たちとご一緒できるようになったので、それだけで感謝してます」

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う~ん。

この謙虚さ。なんかジーンときました。
不本意ながらこの場を譲ってくれたチャン・グンソクさんに感謝しつつ、でもあれからずっとホジュニがレギュラーなのは、何よりもホジュニ自身に魅力があるからだと思います。

・・・・・・って、なに一人盛り上がってるんでしょう。
私、大丈夫でしょうか。

最終回近づいてるせいですね。多分。(笑)

チャジュンマはお次は豆腐の下ごしらえに入ります。
麻婆豆腐用のお豆腐にも塩コショウして、ザルに上げておくんです。

こちらも具は玉ねぎと唐辛子2種、韓国かぼちゃ。

料理の体勢は、これ。

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つらそう!(笑)

縁側ではヘジンさんがにんにくを潰してたんですが、どうにもやりづらそうなんです。
火をおこして欲しいというチャジュンマの要望を聞き、にんにくをホジュニに任せ、すぐ立ち上がりました。

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適材適所、大事。

末っ子は暇そうです。(笑)

鍋に一掴みのネギとにんにく、コチュ油を入れて、まずは香りを立てるように炒め、そのあと先ほどの各種野菜を投入。ひき肉も加えたあとここにコチュカル(唐辛子の粉)を入れ、さらに強火で炒めます。最後に貝も入れて。
オイスターソースを入れたら、水を加え、さらに砂糖、塩、こしょうで味を調えます。

そうなんですよね~。実はお砂糖がポイントだったりする、チャンポンスープのコク。

ヘジンさんのおこした火が本当に素晴らしい勢いで、見ているだけで美味しい仕上がりが想像つきます。

チャジュンマは味見して、自分で感嘆してました。

息子たちも味見しては「おぅ!」を連発。

家でチャンポンを一から作ろうなんて、そういや思ったことすらなかったことにはたと気づく視聴者。
韓国チャンポンはもっぱらお店か袋麺にお任せでしたが、この工程をみたら作ってみたいです。

みなさまも、ご覧ください。ちょっと作ってみる気になるチャンポンです。

多分、美味しさを決めるのは火力ですよね~。
あんなCGと見まごうような火力は、家庭のガスレンジではなかなか出せません。

と言い訳言ってみます。
チャンポン作ったことない言い訳。(笑)

お次は麻婆豆腐。

フライパンをしっかり熱したあと、ネギをコチュ油とサラダオイルでしっかり炒め、そのあと野菜とひき肉を投入。

オイスターソースと豆板醤、こしょうを入れてさらに炒め、エゴマ油をたらしたら、フライパンの中はチリチリと美味しい音を立て始めます。

お水を加えたら満を持してお豆腐を。

片栗粉でとろみをつけるのも忘れません。

とろみが伝わるこんなに美味しそうなビジュアルになってます。

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ホジュニは美味しい料理を少しでも美味しそうに見せようと、、お椀にご飯を入れて型を取り、ひっくり返すひと手間を見せます。

その型をとったご飯はチャジュンマに渡され。

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・・・・・・意味ないじゃん!(笑)

あれは型を取ったのではなくて、単に一杯分を正確に図りたかったということに。

ええ、変更。(笑)

というわけで、晩御飯の出来上がり~。

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「チャンポンのスープ、すっげ!」

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「これだけで食べるの、勿体無い。麺が欲しい」

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これは本当にめっちゃ美味しいんでしょうね。

視聴者も食べたーーーい。

チャンポンは、火加減が決め手ですよね。

決して焦げてるわけではない、でも火力が感じられる味。

かまどの火力を見る限り、チャジュンマのチャンポンがお店並みに美味しく仕上がってるだろうことは間違いなさそうです。

美味しいチャンポンと麻婆豆腐丼を食べた後は、ヘジンさんがお皿洗い。

人が働いているのを見ると、手持ち無沙汰な自分がどうにも居心地悪くなってしまうチャジュンマとホジュニが、ヘジンさんの傍でお喋り相手になります。

そこへ漢方薬をチューチューしながらやってくるジュヒョギ。

みなさまは韓国で漢方医にかかることはほぼないと思うのですが、パウチになって出されるんですよね、お薬が。

ジュヒョギと漢方薬のあまりに不似合いな組み合わせに笑い出すホジュニと中年夫婦。

「ウリガナ~ム」のチャジュンマの呼びかけに「ウリガナ~ム、体虚弱で漢方~」と答えるジュヒョギ。またヒップホップタイムが始まります。

ま、チャジュンマが言ってるのは、「俺たち今日はチャンポンスープとマーボ豆腐食べたよ、きゅうりはコチュジャンにつけたよ」程度のことです。(笑)

そして。
毎度ここで蚊にさされているヘジンさん。
どうもこれまでの様子を見ていたら、4人のなかでホジュニとヘジンさんが蚊に好かれる体質のようなんです。

急にダサいリズムで踊りだすホジュニ。

不思議そうに見つめるチャジュンマの視線に気づき、「蚊がいるんで」と答えてました。

そう。踊るしかないです。こんな時は。(笑)

みなさまもご覧ください。蚊に刺されまいと踊り始めた人間のあがき。

てか塗ればいいじゃん、虫除けスプレーを!(笑)

私も蚊に刺されやすいので、どこに行くにも虫除けスプレーが欠かせません。
正直、しょっちゅう刺されてるホジュニとヘジンさんにイラッときてました。ええ、同情ではなく、イラッと。だって見てるとなんだか画面の向こうにも痒みが伝染してくるんです。

・・・・・・なんて書いてたらまた痒くなってきました。

スプレー塗って、お願いだから!(笑)

ヘジンさん、結構刺されちゃったらしく、皿洗いが終わると顔を歪めて足を掻いてました。

この痒さを全身で表したかったからかなんなのか分かりませんが、『痒くて頭にきてる俺』をジェスチャーで表現。

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新しい遊びを見つける天才です。

絶対子どもの頃人気者だったと思う。

疲れてたのか、この日は早く就寝した4人。

朝はやっぱりキョウリが一番の早起きさんです。

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かわいい。
もう、このフォルムがたまらない。

いい子に一人ストレッチングしているキョウリのところへ真っ先にやってきてくれるのは、やっぱりヘジンアッパ。

今日も不思議な柄のズボン姿でお散歩です。

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一体どこで売ってるんでしょうね、この服。(笑)

ちょっと走ったらまた息が上がっちゃったキョウリ。

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かわいい。

そしてまたキョウリのキャプ画コレクションになっていってる視聴者。(笑)

へじんさん、途中で村のおばあさんたちに「病院行きました?」なんて話かけてましたよ。
もうすっかり会話が住民のようです。

一方こちらも目を覚ましたセキハウスの面々。

チャジュンマは昨日の残りご飯でヌルンパブ(おこげご飯)にしようと言うのですが。

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やっちゃいました。

きてます、臭いが。

保温の電気が抜けちゃってたんですって。
暑さと湿度でやれますよね、それは。

ホジュニは急いでご飯を炊くつもりでいるのですが。

「ちょっと待って」

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考えてます、何かを。

決してホジュニに怒ってるわけじゃありません。

・・・・・・多分。(笑)

お昼は昨日のチャンポンスープに麺を入れて食べることにしていたのですが、「小麦粉を出してくれ」の一言に勘のいいホジュニが気づきます。

「もしかして、スジェビ(すいとん)ですか?」

「ああ」

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そんなに嬉しいの? 朝からすいとんが?(笑)

というわけで、朝食メニューはキムチのスジェビに変更されました。

まずは小麦粉にお水と塩を混ぜて、ひたすらコネコネ。

その後は、父ちゃんへの積年の怒りに任せて、生地をバーン!

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気づけばこの子も寄ってきてます。

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もれなくほっこりしてしまう、この構図。

ちなみに「バーン!」とやっていた時に流れていた歌は、スルタン・オブ・ザ・ディスコの“テンテンボール/탱탱볼”。
一度聞いたら忘れられない、キョーレツな歌。
2年前にシプセンチ記事のコメント欄より教えて頂いて以来、私の脳裏にも刻まれています。(元歌聞きたい方は、コチラのコメント欄へどうぞ。笑)

出来上がった生地はしばし冷蔵庫に寝かし。

柔らかくなるんですって、生地が。

「今日は先輩と色を合わせました」

「おう! やっぱ料理部はカーキだよな」

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ホジュニ嬉しそう。

でもそのセリフ、ヘジン父ちゃんにも言ってたよね?(笑)

カーキじゃなくてちょっと寂しくなったのか、心なしか離れたところに座るジュヒョギでしたが。

「わ!」

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何かに驚いて裸足のまま立ち上がります。

そこにいたのは、バッタと見せかけた、キリギリス。

チャジュンマ、キリギリスを指に乗せてます。

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末っ子は完全に後ずさってますね。

こんな顔で。

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かわいいかも。(笑)

チャジュンマは全然平気なようで、臭いをかいでみたり、逃げられるように草むらに下ろそうとしたりしてました。

優しい人なのは薄々分かっていましたが、昆虫にまで優しい人だったんですね。

一方キョウリ。暇さえあればオリちゃんたちに挨拶に行っちゃいます。

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「駄目! 待て!」とアッパに怒られて、シュンとするキョウリ。

でも目を盗んでまた行くんですよね、これが。

おかげでオリちゃんたちはこんな顔。

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本気のビビリが伝わります!(笑)

この一件でとうとう繋がれちゃいました、キョウリ。

キョウリに狙われがちなオリちゃんたちの家問題を解決し、なおかつキョウリの自由も保障すべく悩んだヘジンさん。

羽数の割りに広すぎる鶏小屋を、オリちゃんたちとのシェアハウスにすることを思いつきます。

新しいシェアハウス仕様にするまで、最後の田んぼ仕事に出かけることにするオリちゃんズ&ジュヒョギ。

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ここでミセンのOST『飛べ』を流すの、やめてもらっていいですか。

本気で涙出たんですが、この場面で。(笑)

いや~~、ほんっとに『未生/ミセン』は名作。

家では、暑い中仕事するヘジンさんのためにぶどうジュースを作り始めるチャジュンマ。

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きれいですよね~。

これをミキサーに入れて、蜂蜜を加えてシェイクするだけ。
適度に混ざったら、さらに氷を投入です。

で、こんな感じに。

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なんかすっきりして美味しそう~。

ホジュニがまたしてもコント風なセリフ付きでヘジンさんのもとに持って行きます。

「アイゴー。またいらしたんですね~。そんなに一生懸命仕事しなくてもいいのに~」

対するヘジンさん。

「あんたにゃ福が訪れますよ」

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負け。ホジュニの負け。(笑)

あそこであの台詞がパッと出てきますかね~? すごいな~。

“여튼 복 받으실겨~”。
「あらま、こんな親切にしてくれて! あんたみたいな人には、きっと幸運が訪れるね」みたいなことを短く言い表してると思っていただければいいのですが、こんな大袈裟なセリフ、フィクション以外では滅多に聞けるものではありません。
ホジュニもなかなかいい小芝居見せてたんですが、やっぱりこの方の小芝居即興力を抜くのは50年早いですね。(笑)

ジュースはとにかく大好評。
気を良くしたチャジュンマは、田んぼから戻ってきたジュヒョギにもすぐ差し出してあげるのですが、「飲んでみて、味を評価してくれ」と言われたからなのか。

「お、おう」

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リアクション、薄っ!

この反応にガッカリしたのか、無言で解散する料理部。

慌てたジュヒョギが「サイコーです! あー、冷たい!」と声を上げてみるのですが、料理部やっぱり無反応。

えっと。多分。
「めっちゃ美味しい!」って真っ先に声を張り上げるべきだったんですよね、ここ。

チャジュンマに気に入られるコメントを繰り出すための末っ子の道のりも、まだまだ遠い。(笑)

さて、ヘジンさんはいつもの物作り勘を今回も発揮して、あっという間にパーティションの型を作っちゃいます。

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すごいですよね~!

あとは網を張るだけ。

というわけで、気づけば全員作業になってます。

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チャジュンマは、みんなの大事な見守り係です。(笑)

これを鶏小屋に入れれば、ちゃんとパーティションになりますね。

瞬時にこういうものを作ろうとイメージできるところがすごいです。
ヘジンさんってホント、何者なんでしょう?

やっと自由を許されたキョウリも嬉しそうに鶏にご挨拶。

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あー、ほんとカワイイ

文字どおり朝飯前にパーティションを作ってしまったヘジンさん。

今度はチャジュンマのスジェビタイムです。

キムチを切り、ネギや玉ねぎをスライス、練り物も適当な大きさに切っておきます。

その間かまどでは昆布やしいたけを入れた出汁が煮出されているんです

鍋が沸いたのでホジュニが一旦火から上げようとするのですが。

「いいからいいから。お前、ドラマやってるのに怪我でもしたら大変だ」

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ホジュニが万が一熱湯で火傷したりしないように、チャジュンマ自らかまどから鍋を下ろすんですよね~。

優しい~。

こんなチャジュンマなので、視聴者も愛さずにいられません。

この日はこの夏一番の暑さが予告されていた日。

朝会ったおばあさんたちも「今日は38度まで上がるらしいよ」と言ってましたが、セキハウスの面々も暑くて既に午前10時半でぐったりです。

ヘジンさん、暑がるホジュニに「暑いと思うからもっと暑いんじゃない? 涼しいと思ってみよう」としばし沈黙するのですが。

涼しくなるわけがない。(笑)

ちなみに気温は34度。
聞くだけでうんざりしてきます。理性を失いつつある暑さですよね。

ということで、失いました、父ちゃんが。

「そろそろスジェビ(すいとん)用の火をおこそうか」のチャジュンマの一言で火がつきました。

「ファイヤー!」と叫びながら、ライオンキングにでも出てきそうな雄たけびを上げてます。

絶対キョウリ、こんな父ちゃんにビビったはず。
しかも、ジェスチャーで『暑さで、おかしくなった』とまたやり始めてます。(笑)

「暑さウイルス」感染者、父ちゃんに留まりませんでした。

隣りで一人卓球のラケットを降り始めてしまうジュヒョギ。
勿論その目は、焦点があってません。
鍋蓋を見て「ノガッソ(溶けた)」と呟いたチャジュンマの言葉に駄洒落で返すジュヒョギでしたが、もはやその言語を誰も判読できず。

どうやらここまでのようですね。彼の駄洒落快進撃も。(笑)

ジュヒョギの焦点がますます合わなくなる中、3人目の暑さウイルス感染者登場。

チャジュンマがお玉を目にかざし、視力検査を始めてしまいました。

もはや何空間なんだか意味分かりません。(笑)

みなさまもご覧ください。ジュヒョギの目が本気でヤバイ、こちらのシーン。

せめてホジュニがウイルスに感染しなくて良かったですよね。

彼がセキハウスの隠れたメシアでした。(違)

そんな中でもちゃんと料理は美味しく進みます。

さっきの出汁をとったスープにキムチと各種野菜を入れ、あとはすいとんをちぎって入れるだけ。

4人かがりです。

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熱そう! そしてさらに暑そう!

猛暑警報の携帯メールが届いてましたよ、セキハウスの面々に。

今年の夏は、ほんとに韓国も大変だったようです。

そうこうしている間に出来上がったキムチスジェビを器に移し、ヨルムキムチときゅうりも並べての、朝の食卓完成です。

要するに冷蔵庫一掃メニューですよね。(笑)

お好みでこしょうを振って、いざお食事開始。

練り物がいい味を出しているようで、ホジュニ喜んでます。

みなさまもご覧ください。「真夏に食べる熱い物」第2弾、キムチスジェビのシーンです。

相変わらず「うーん!」と「アイウー!」しか言わないです。(笑)

しっかしこの末っ子が、本当にモリモリ食べるようになってますよね~。

肉ばっかり食べたがっていたあの子が。
野菜は大嫌いだったあの子が。

チャジュンマの栄養満点の美味しい食事が、ジュヒョギの偏食を改善したんですね。素晴らしい。
それにはチャジュンマも気づいてて、「もう今は野菜が普通に食べられるようになりました」の言葉に「ちょっと変わったよな」と頷いてました。

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家族が全員集まってるのをみるだけで、ほっこりするな~。

スタッフにおすそ分けしてもらったご飯も入れて、さらに美味しく食べていた4人でした。

最後まで食べているジュヒョギを見守る父ちゃん。

暑さにやられてないかと尋ね、ちょっとふらふらしたとのジュヒョギの言葉に心配しています。

ジュヒョギ、本当にちょっと虚弱体質なんでしょうね。
熱中症にかかりやすいタイプなのでしょうか。

ジュヒョギと目を合わさずに、「暇な時はメールしな」とヘジン父ちゃん。

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「はい! ビデオ通話します!」と嬉しそうに答える末っ子に「男同士でビデオ通話はちょっとなぁ。ヨンハ電話ならいいけどな、こういう暑い時は」と照れたように答えます。

「映画/ヨンファ」と「零下/ヨンハ」をかけてるんです。

最後まで、駄洒落。(笑)

師匠の駄洒落の完成度のあまりの高さに、心から感嘆してしまったジュヒョギ。

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「到底追いつけません」

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幸せな師弟です。

でも視聴者はこのお別れっぽい雰囲気に、泣きそうなんですが。

このあとジュヒョギがこのちょっぴりしんみりした視聴者の気持ちをぶち壊してくれるんですよね。

冷凍庫の自家製アイスが抜けないからって、床で叩いたんです。

勿論、折れました。

やっぱり色々足りない子。(笑)

「下が美味しいのに。これじゃただの水だ」とホジュニちょっぴり怒ってたのが笑えました。

最後の田んぼ仕事をしているオリちゃんズをみんなで迎えにいくファミリー。

チャジュンマとジュヒョギ、なぜか各々軍手を片方ずつ間違えて持ってきてます。
思わぬところが似始めてる模様。

みんなで田んぼに入ってオリちゃんたちを捕まえ。

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この光景がもう見れないなんて。

涙。

みんなでリヤカーを押しながら、ソン・オリちゃんたちをおうちに連れ帰る4人。
口々に「大きくなった」と呟いていました。

さて、残るはオリちゃんたちのお引越しですよね。

出来立てのパーティションを活用し、鶏を狭いほうに移すと、オリちゃんたちを新しい広い小屋に移してあげます。

本当に大きくなりました、ソン・オリちゃんズ。
あんなにピヨピヨしてたのに。

「アヒルのおかげでとても幸せでしたよ、ほんとに。すごく可愛かったです」とはヘジンさん談。

チャジュンマも「本当に可愛がったし、実に可愛かったんです」と振り返ってます。

分かります。視聴者だってまさかこんなにアヒルちゃんが可愛いものだなんて、今まで思ったことなかったです。

思い出されますね~、初めて田んぼに入れなきゃいけなかった日、チャジュンマは可哀相で見ていられないという顔つきでした。

みなさまもご覧ください。

最後の仕事を終えたオリちゃんたちのお引越しシーン。

ソン・オリちゃんたちの引退とこれまでの仕事ぶりを労って、パチリ。

なんだかこういうのがさらに激しく視聴者を寂しくさせます。(笑)

「他の田んぼよりもヒエグサが少ないんですよね。雑草が。多分アヒルが食べてくれたからだと思うんです。まるでアヒルの一代記をともに過ごしたような気分です」(ジュヒョギ)

「(田んぼは)あの子たちが育てたんですよ」(ホジュニ)

みんな、オリちゃんたちの働きぶりを我がことのように誇らしく思ってるんですね。
村長さんの無農薬の田んぼには、きっと美味しくて安全なお米が実ってるんでしょう。

ソン・オリちゃんズ、ありがとう~。

そしてまた、時が過ぎ。

コチャンに少しずつ秋の気配が漂い始めます。

自然の恵みも衣替え。

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あー寂しい。

次回はきっと総集編だー。

なんて思っていたら。

「アニョハセヨ~」

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え?!

来ましたよ、末っ子が! まさか一人だけ?

と思ったら、ホジュニも!

「マイク、あとにしてもらっていいですか? お腹痛くてトイレに」

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そんな報告いらないから!(笑)

これでもう終わりだと思い込んでいた視聴者は、なんだか狐に包まれた気分です。
しかもなんだかホジュニが謎にもドレッシー。

このわけは、すぐに明かされます。

「どうした、その格好? 弁護士か?」とからかうナPD。
勿論今度始まるホジュニ主演のドラマでの役柄とかけてのことなんですが、笑ってホジュニが答えます。

「記念写真撮るっていうから」

なるほどー。そんな約束してたんですね、あの支石墓博物館のところで。
次回は到着したらすぐ写真を撮りに行って、そのままチャジャン麺を食べに行こうと。

「ちゃんとした服着て来いよ」とチャジュンマに言われても、「用意してもらった服で行く」とヘジンさん。
チャジュンマは「駄目だ、蝶ネクタイして来い」などと言っているのですが。

え?

スタイリストついてるの? ヘジンさんに?

・・・・・・え?

解読できない会話なんで、流します。(笑)

とにかく、ちゃんとした服を着て来いと言われ、二人は綺麗めに決めてきたというわけです。

早めに集合してしまった二人。

「先輩たち、そろそろ着く頃なんだけど」

その声が聞こえたのか、まず先輩1号が登場です。

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めっちゃ普段着じゃん!(笑)

綺麗めな服装の二人を見て、大笑いのヘジンさん。

しかし、視聴者がもっと笑ったのは、くるなりオリちゃんたちに突進したキョウリです。

オリちゃんたち、一目散に散る、散る!

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見事なくらい四方に散ってました。

やっぱり対面させちゃいけないみたいですね。(笑)

一方、こちらもやっぱり普段着で現れた先輩2号。

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まずはいつものトーンでキョウリに声をかけてます。

「お父さん、今日町で何かあるんですね?」とからかうナPDの言葉に、飲み物を一口含んで振り返るチャジュンマ。
その瞬間、思いっきり吹き出しました。
ええ、黒い液体をコントみたいに。

だって、父ちゃんが、こんな格好で現れたんです。

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笑うなってほうが無理!(笑)

見事なまでのファッショニスタ(?)ぶりに「拍手~!」と大ウケのチャジュンマ。

確かに父ちゃんは、コチャンのおうちに合流した瞬間から、そのいでたちが注目されてました。
もっぱら悪目立ちですが。(笑)

なんていうか、色の取り合わせとかすごいですよね、ヘジンさん。
でも本当にこういう人が韓国の町中を闊歩してます。
「買う時ちょっとはためらおうよ」っていう配色の登山服着て。

・・・・・・本当にスタイリスト、ついてる?(笑)

みなさまもご覧ください。ヘジンアッパの爆笑タキシード姿。

家族写真を撮りに行くんですから、キョウリを置いてっちゃ駄目ですよね~。(笑)

でも、予告ではキョウリもちゃんと合流してましたので、ご心配なく。

9話はここで終わりです。

いやー、それにしても、すっかりこの9話で終わっちゃうものとばかり思っていた視聴者。
今回の最終回は総集編じゃないんですね!

嬉しすぎる~

永遠にやって欲しいサムシセキなので、一回増えただけでも心から嬉しいです。

韓国の視聴者も、この番組のファンはみんな思うところは同じ。

コチャン編9話の内容を報じたニュース記事には、続々と継続を望む声が上がっていました。

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●いま再放送見てるとこ。ホジュニがドラマの撮影してるから怪我しないように熱い出汁を下げてくれるチャジュンマ~。やっぱり‘チャ俳優’はみれば見るほど素敵です~。

●コチャン編での4人を見ているだけで気持ちが安らぎます~。昨日チャジュンマがキムチスジェビを作ってるのをみて、息子が食べたいと言うので今作って食べたところです。チャジュンマ、本当にお料理上手~。料理教室開いてもいいと思います♡

●また帰ってきてくれると信じてます。これから金曜日がつまらなくなっちゃう。

●テレビに出てるどうでもいいシェフなんかより、チャ・スンウォンのほうが韓国的にずっと料理料理上手だってこと、覚えといて。

●本当に唯一見ているバラエティがサムシセキです。すごく面白いし、このメンバーがすごく仲良くて、出てくるだけで癒されます。生きづらい世の中で互いを思いあっている姿が本当に見ていて嬉しくなります。チャ・スンウォンさんは本当にお料理が上手だし、ユ・ヘジンさんはオヤジギャグが上手くて物も上手に作れちゃうし、ソン・ホジュンさんは黙って先輩たちに従いながら補助を上手く務めてるし、ナム・ジュヒョクさんは暑い中でも全然イライラも(略)・・・・・・。

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●冬にこのメンバーでまたやってください。子どもと一緒に見るような番組が他にないので本当にいい番組です。次回が最終回。再来週からどうしよう。ユ・ヘジンなくしてはサムシセキはないと思います。冬バージョン、予約しましたから~。

●三食ごはんコチャン編、本当に面白いです。この番組を見てると癒される気がするし、気持ちが安らぎます。いつもリアタイ視聴しますね!

●4年生の娘と見てるんですが、残念です。ずーっと見ていたいです。めちゃめちゃ癒されてます。稲刈りの時、第2段やってくれますよね~?♡

●金曜夜のサムシセキ、本当に本当に面白いのに・・・・・・。残念です。終わってしまったら、次はいつまたあるんでしょう。

●私たち夫婦は金曜夜はサムシセキを視聴しながら一杯飲むための肴を用意すべく、毎週忙しくしてます。サムシセキをみるのを楽しみに生きてるのに、もう来週で終わりだなんて。

なんとも共感できる数々の言葉。

「稲刈りまでやって欲しい、何ならずっとやり続けて欲しい」は、サムシセキファン共通の願いなんですね。

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きっとこうしたファンの切なる思いが制作側にも届いていると祈りましょう。

ホジュニがドラマが終わる半年後には、会えるといいな~。

・・・・・・って半年後は極寒ですね。(笑)

泣いても笑ってもコチャン編、次回が最終回。

寂しくなります。