みなさま、こんにちは。

じっとりした日本に戻ってきたと思ったら、今日はすっかり震え上がるほどの涼しさ。変わりやすい天候になかなか体が慣れません。
みなさまも風邪などお召しになりませんようお気をつけくださいませ。

さて、本日も大ハマりさせるドラマ、『雲が描いた月明かり』より、第12話を。

いや~~~~~。

きてます。きてますね~、12話。

もう大変。1話の中に泣いたりキャピったり笑ったりで、視聴者完全に情緒の安定を欠いてます。(笑)

なにがそんなにきてたのか、以下振り返ってみます。

まずは前回ラスト、ラオン母娘の再会。

ラオンに母を見つけたと知らせる前、ヨンは風灯売りの女の子を助けるために知恵を借りようと数日前に訪れた茶山のところで『風灯祭りの日に橋で娘に似た子を見かけて以来、落ち着かない』と話す女性に顔を合わせたことを回想していました。

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ヨンはこの時、この人がラオンの母親ではないかと思っていたのですね。

複雑な表情でヨンと母娘を見つめる茶山ことチョン・ヤギョン。

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茶山と目が合い、ヨンは今朝交わした言葉を回想します。

なぜラオンの母を隠しているのかと問いただしたヨン。
対する茶山は知らぬフリをしたほうがヨンとラオンは幸せになれるかもしれない、知ればヨンが危険にさらされるかもしれないと返答。

その危険がなにを指すのかはわからないが、自分のせいで二人の再会を妨害したくないとヨンは答えていたのでした。

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ラオンと母は10年ぶりの再会を涙でかみ締めているのですが、ラオンが世子付きの内官であることに話題が及ぶと顔色を変える母。

そんな母娘のやり取りのかたわら、ヨンは自分に選択権を与えてくれた茶山に礼を言っていました。茶山に言われた言葉が気になるし、怖くもあるが、約束したとおり何もわけは尋ねないとヨン。

茶山は、人の運命とは意図したり避けたりしてどうなるものでもないと意味深に伝え、対するヨンも自分もまさにそう思っていると同意します。

ヨンは姿を現したラオンの母に、じきに休みを取らせてラオンを会いに行かせるので待っていてくれと声をかけ、ラオンの母は戸惑いながらも静かにヨンに頷き。

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茶山に「おじいちゃんもあまりお酒を飲まないように」と軽口を叩いてヨンとともに去っていくラオン。

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ラオンを馬に乗せるヨンの仕草に、二人の関係を読み取って母は心が乱れます。

二人が去ったあと、茶山はラオンの母に「あとはラオンの選択次第だ」と声をかけますが、母は選択できる問題ではない、宮中の、それも世子の傍に付いているなんて、絶対に許されないと分かるはずだと悲痛な声を上げ。

ラオンの母の言葉に押し黙る茶山です。

そして。

夕方だったはずなのに、明るい中で雨宿り中の二人。

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撮影の都合?(笑)

こういうのって、誰か計算してないものなんでしょうか。

夜のシーンからいきなり昼になったりするのって、ドラマが急にやっすーい感じになってしまうのですが。(笑)

ともあれ。

ヨンのために傘を取ってくるというラオンに、一旦は「そうせよ」と応じつつ、「・・・・・・などと言うと思ったのか、私が?」とヨン。

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ラオンの手を取って、一緒に濡れながらゆっくり歩き始めます。

「もう少し早く歩いてください」とラオンが不満げなので、さらにゆっくり歩くヨン。

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むくれて「王世子様は宮中で走ったりしないんでしたよね」と嫌味っぽく言うラオン。

対するヨンは「王世子が内官を好きになるなんてことも、今まであったと思うか?」と唐突に愛の告白、再び。

袖でラオンが濡れないようかばいながら、青春のダッシュを始めます。

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ま、袖で覆ってもずぶ濡れですけどね。(笑)

っていうか、このシーンは二人の顔が可愛すぎます。
この瞬間のヨンは、素でデレデレです。(笑)

上記お天気雨シーンの動画はこちら。
出典はyou tubeのKBS World公式チャンネルより。

ヨンの留守を狙って部屋に入り、なにやら書物を置いていくビョンヨン。

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ところが直後、ヨンがラオンとやってきてしまいます。

慌てて扉にへばりつくビョンヨン。

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気づこうよ。

刺客だったら殺されてるよ。

ま、護衛武士ビョンヨンが気配を消す達人だったということで。(笑)

二人きりになり、まずはヨンのしずくを拭うラオン。

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「大丈夫ですか? 風邪でもお召しになったら大変」

そんなかいがいしいラオンを見つめるヨン。

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・・・・・・ヤバイ。

なんか目が艶めかしい。

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艶めかしい。
これはくる。

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きた!

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ええ?!

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ベ、ベッド?!

ツン

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って、終わりかいっ!

ツンって! ツンって!

いや~~~。なにを期待していたんでしょうか、視聴者。
反省。ここ反省するところ。

完全に制作者に見透かされてます。翻弄されてます。
くるわきゃないのに。ええ。だって主役は女子高生。後ろにはPTA。(笑)

ちなみにですね。R15どころかR12ばりのこのドラマでは精一杯ギリギリの「ツン」をやる前に、「幸せ過ぎて怖いです。誰かの幸せまで奪ってるんじゃないかって。だからそのうち根こそぎ奪われるんじゃないかって思って」などという台詞が交わされていました。
「城の中にも外にも一緒にいたい人がいて嬉しいです」と笑顔のラオンに「私がいなくても幸せだといっているみたいで癪に障る」とヨン。ヨンの許可なく決してどこかに行ったりしないとラオンが約束したところでの、ツンでございました。

一応内容をフォロー。(笑)

上記「ツン」シーンの動画はこちらです。
出典は同じくyou tubeのKBS World公式チャンネルより。

ビョンヨンがヨンの部屋に何かの記録を置いたのは、ハン・サンイクの命令によるものでした。

宮中に白雲会の手が忍び寄っていることをあえて示唆し、動揺を誘う構えのようです。

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ラオンにはいつ本当のことを話すつもりかと尋ねるビョンヨンに、世子が手出しできない時を待っていると答えるハン・サンイクです。

ビョンヨンが命じられてヨンに渡したのは、キム・ウィギョがこれまで官職を金で売ってきたことをつぶさに記した名簿でした。

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記録にある者たちがみな不正を認めたと報告を受け、その場でキム・ウィギョに罷免を命じるヨン。
ヨンはキム・ウィギョの罷免に留まらず、一家にも捜査の手を伸ばす方針です。

窮地に陥り、キム・ホンに相談に行くキム・ウィギョ。

その名簿は賊に押し入られた時に盗まれたものでした。

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同席していたユンソンは、なぜそんなものがヨンに伝えられたのかと驚き。

そこにキム・ホンの手下が報告に来ます。
ラオンの養父を追っていた男です。

男は洪景来の娘の名前を探し当ててきました。
「ホン・ラオン」だと。

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「ホン・ラオン」が何者か、まだ知らないユンソン。

世子の婚礼相手を決める日取りが決まったことを伝えるため、ヨンのいる書庫に向かいます。

そこでヨンとラオンが幸せな時を過ごしているとも知らず。

居眠りをし、ヨンの夢を見てにやけるラオン。

目を覚ましたラオンの前で、同じようにうつぶせになるヨン。

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ガーーーン。

つらい。
これはつらいです。
なにしろこの二人、手を重ねちゃったりしてますので。

静かに去ろうとするユンソンの背後に聞こえてくる、ヨンの声。

『どんな夢を見たのだ?』

『世子様が初めて‘ラオナ’と呼んで下さった夢です』

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『もう少し眠れ。ラオナ』

ヨンの声に、夕べの会話をはっきり思い出すユンソン。

(ホン・・・・・・ホン・ラオン?!)

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しっかしヨンはまた気付かないっていう。

鈍感すぎませんか、この世子。1度ならず2度までも。(笑)

そしてキム・ウィギョは。

白雲会の仕業に見せかけてヨンの住む東宮殿を襲う計画を立てていました。
きっと計画を知ってもキム・ホンは止めないだろうとの算段のもと、キム・ホンに無断で。

そんな企みがあろうとは知る由もないヨン。

ヨンはビョンヨンを呼びにやってきた部屋で、血のついた衣服と例の仮面を発見していました。

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いつぞやビョンヨンが何者かに追われていた時も、傍に落ちていたこの仮面。

折りしもやってきたビョンヨンに、どこか怪我でもしたのかとヨンは尋ね。

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血のついた衣服があるのを見て一瞬驚きながら、ビョンヨンは昨日の訓練で怪我をしたのだと言います。

怪我の状態は大丈夫かと尋ねるヨンにビョンヨンは大丈夫だと答えながらも、怪訝そうな様子を漂わせています。

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罠ですよね、これ。

やめてよ、も~~~。

しかしこれは、どちらからの罠でしょう。
まさか、「白雲会」側からの?!

と想像力たくましくしてみました。(笑)

とはいえ、嘘はつくものではありません。

ヨンはビョンヨンを怪我させたという者が体調不良で訓練を早退したため、昨日訓練中に怪我でもしたのかと尋ねますが、昨日は訓練が行われなかった事実を知ってしまいます。

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あ”ーーー。

ぢがうのーーー。

誤解なのよーーー。(泣)

その頃ユンソンは。

町中で例の手下に出くわしていました。

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ちょうどユンソンの家に向かうところだったと男。
男は「ホン・ラオン」が宮中にいることを突き止めてしまっていました。

焦りを隠し、男を先に家に向かわせるユンソン。

男の後をつけ、「言い忘れたことがある」と声をかけたユンソンは。

呼ばれて無防備に顔を近づけた男の首を切って、殺します。

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なんと!
君、そんなことも出来たのね!

男が祖父に渡そうとしていた手紙を奪うユンソン。

そこにははっきりと、ホン・サンノムの名前で内官として宮中にいることが記されていました。

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ラオンの正体が知られるのは時間の問題と気付いたユンソン

ユンソンはその足でヨンに会いに行きます。

白雲会を偽装した武装集団が東宮殿を取り囲んでいるとも知らず。

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ヨンは夜遅くにやってきたユンソンを警戒し、ホン内官に関することならお前が首を突っ込むことではないと言いますが、ユンソンは引きません。

ここはホン内官がいてはいけない場所なのだとユンソン。

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その言葉の意味が分からないヨンは、ラオンをいさせる方法は私が考えると突っぱね。

ユンソンが切実な表情で、二人が一緒にいる限りヨンも危険にさらされるのだと食い下がるため、ヨンは茶山に言われた言葉を思い出します。
茶山もヨンが危険にさらされると言ったのでした。

「私がさらされるであろう危険とは、何のことだ?」

その問いに言葉を詰まらせてしまうユンソン。

その様子にヨンは、覚悟の上で始めたことだ、もう行ってくれとユンソンに告げ。

失意のうちに部屋を後にするユンソンです。

一方東宮殿に押し入った男たちは、既に何人もの女官を殺していました。
ヨンにお茶を運ぼうとしたラオンもつかまってしまい。

器の割れる物音に気付くヨン。

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人を呼んでも、誰も答えません。

異常事態だと察するヨン。

刀を手に扉に向かうと。

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「何者だ?」

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ヨンはすぐさま刀を抜いたものの、男たちがラオンを盾にじりじりと押し入ってくるので、うかつに動くことはできません。

かたや東宮殿を出て行きかけていたユンソンは。

守衛の手に血がついているのが目に留まり、こちらも異常事態を感知。

即座に敵を倒します。

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キターッ!

ユンソン、イイネ!

武芸にも秀でてて、イイネ!

部屋の中では。

刀を捨てるヨン。

その子を離したら要求を聞くと男らに持ちかけています。

ヨンがラオンの手を掴んだ瞬間、切りかかる男たち。
ヨンはラオンを守りながら、多勢に無勢のなか刀の鞘で応戦するのですが、その時障子を突き破ってくるんです。

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ユンソーン!!

視聴者から上がる、初めてのユンソンへの黄色い声。(笑)

その後もユンソン、倒す、倒す。

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キャ

ヨンが敵に刺されそうになった瞬間には。

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素手づかみ。

ファン激増ポイント、きました。(笑)

この回完全にユンソンの回です。
明らかに殺陣シーンがヨンよりカッコいいんです。(笑)

かたやラオンをかばって闘っていたヨンは、後ろから切られ。

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なんと前からも。

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NOーーーー!!(涙)

ヨンに止めを刺すべく立ちはだかる男。

ヨンにはその男がビョンヨンに見えてしまいます。

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「ビョンヨンなのか・・・・・・?」

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ちがーーーう!!(涙)

と全国の視聴者が涙目になった瞬間。

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「はい! 遅れて申し訳ありません!」

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兄貴ーーー(激嬉)

敵を追って外に飛び出すビョンヨンを目で追うと、ヨンはとうとうその場に倒れこんでしまいます。

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ヨンを呼ぶラオンの泣き声が響き渡るなか、静かにその場を立ち去るユンソンです。

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って、なに静かに立ち去ってんのよ!

ダッシュしなさいよ!(怒)

ユンソンめ~~~。

もしや「ヨンが死んだら死んだでいいや」とか、思ってたわけじゃないですよね?

と疑り深い視聴者。(笑)

こちらのシーンも動画を貼っておきます
出典はyou tubeのKBS World公式チャンネルより。

東宮殿は血だらけなんですが、主役がこの段階で死ぬわけはないので、視聴者は若干慢心。

そんな視聴者の慢心とは真逆のラオン。

ラオンは医者にヨンの具合を聞こうとしますが、なにも聞きだせず、焦りを募らせていました。

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でも死ぬわけはないので。ええ。(笑)

こちら、治療中のヨン。
またの名を世子の上腕二頭筋。

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・・・・・・お腹切られてたんですが。

うつぶせって、ありなんでしょうか。

いくら「ありえない」満載のドラマだからって。(笑)

そしてほどなく覚醒。

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そうとも知らぬラオンは、主のいないヨンの部屋に向かって、泣きながら語りかけていました。

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「幸せ過ぎて怖いと言ったの、覚えていらっしゃいますよね? 世子様が倒れたとき、本当に恐ろしかったです。結局この幸せがすべて奪われてしまうんだって」

泣きながらラオンは続けます。

「私の手を決して離さないでください。私も、決して離しません」

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涙に濡れながら、ヨンの部屋の扉に切なく触れるラオン。

その手に重なる手。

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キターーーッ

「無礼だぞ。私の許可なくお前の幸せを奪う者など、おらぬ」

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ひゃ

この回一番の顔。魂抜かれました。

でもですね。

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ずっとこの姿勢でいちゃいちゃするのはどうなんだろうって。

なんなら帽子にグリグリしてましたので。

邪魔。帽子。没頭できない。(笑)

ヨン復活シーンの動画はこちらです。

そんなわけでヨン。

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もう完全復活です。(笑)

すみません。尺の関係で。

ってなぜに私が謝っているのでしょう。(笑)

とにかく。

ラオンに外出を許可するヨン。
日が暮れる前に戻るよう約束させ、送り出します。

ラオンは勿論母に会いに行ったのですが。

その母は、ラオンを連れてどこか逃げなくてはと焦っていました。
宮殿の、ましてや王世子の傍においておくなんて出来ないと母。何も手を打たないでいるうちに、また今回のようなことが起きたらどうしたらいいのかと焦燥を隠せません。

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『ラオンと世子様が互いに愛しあうことがなにを意味するのか、本当にお分かりにならないのですか?』

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ラオンの耳に入る、母の声。

聞かれているとも知らず、母が続けます。

終われる生活から逃げ出そうと、可愛い子に無理やり男のふりをさせて生きてきたのだと母。

『誰かにラオンが洪景来の娘と知られたらどうしようかと思いながら・・・・・・』

その言葉を遮るように、ラオンが扉を開け。

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うーむ。

くるべきものが。

ヨンは日がどっぷり暮れても戻らないラオンを、不安一杯に資泫堂の前で待っていました。

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ヨンはラオンに母を見つけたと伝える直前に話した自分の言葉を思い出してしまいます。

『もしとてもつらい瞬間が訪れ、何かを諦めなければならない時が来たら、その何かは私であってはならぬ。約束できるか?』

そして、ヨンの許可なくどこにも行ったりしないと笑ったラオンの笑顔も。

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そんなヨンの背中にかけられた、明るい声。

「随分お待ちになりましたか?」

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安堵して微笑むヨンと、目に一杯涙をためて微笑むラオンで、ラスト。

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ラストシーンの動画はこちらより。

気付けば「ラブ・イズ・オーバー、ラブ・イズ・オーバー」ってラストで歌ってるんですが、BGMが。

なにを勝手に終了モードにしてくれてんでしょうか。

ラオンが目に一杯涙をためてるということは、お別れを言うために帰ったってことですよね多分?

ってことは。

ここで悲しい盛り上がりが次回、次々回くらいまであり。
まさかそのまま悲しいままにラストに突き進む、なんてことはありませんよねぇ、普通。ハハ。ハハハハ。

・・・・・・え?! ありえますか?!

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私の読みでは、最後はやっぱり茶山先生が一肌脱いで、薬草かなにかでヨンを仮死状態にして死んだことにし、どこぞでラオンと幸せに暮らすっていう筋書きがくるのではないか、と。

ええ、世紀をまたいで使い古されている展開ですが。(笑)

いやー、そうじゃないと困ります。
本当にそれでお願いしたいです。

ちなみにラオンの母にハン・サンイクが会いに行き、これからは自分たちが守ると言うシーンがあったのですが、ラオンの母はハン・サンイクを信頼していない様子。

白雲会がラオンを利用しようとしているのではないかと、強く警戒していました。

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ここはちょっと意外ではありました。
ハン・サンイクが持っていた、ラオンの父のハンカチ。
あのハンカチに刺繍をして渡したのはラオンの母なので、夫婦の絆は強そうだったのですが、はて、真相やいかに。

細かい設定がにわかに荒っぽくなってはいますが、盛りだくさんであることは間違いなかった12話。
とっても楽しめたのですが、あと残り6話しかないのが引っかかりますね。
ここまでまいてきた種、全部拾い切れるのでしょうか?

技ありの展開で華麗にまとめてくれるのを祈ります。