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21 2017年10月
みなさま、こんにちは。
台風の影響で雨模様の週末、いかがお過ごしですか。
大過なく過ぎ去って欲しいですね。
今日はお知らせです。
先日ご紹介したドキュメンタリー映画『共犯者たち』が、10月20日より11月3日までの2週間限定でyou tubeで無料公開されています。
このドキュメンタリー映画は韓国の李明博政権と朴槿恵政権下で9年にわたって行われた言論弾圧・言論統制の実態と、今日までそれに抗い続けているMBC・KBSらテレビ局員の長くて厳しい闘いを追っています。
8月17日に韓国で公開されたこのドキュメンタリー映画については、先日ここで詳しくご紹介していますので、是非過去記事をご参照ください。(記事はコチラ)
10月14日、映画を製作したチェ・スンホ監督(元MBCプロデューサー、現在はオルタナティブメディア『ニュース打破』の記者・プロデューサー)が、より多くの人々に韓国の言論現場で起きていることを知らせる目的で映画をyou tubeの「ニュース打破」公式チャンネルで無料公開することを明らかにし、10月20日午後7時に映画は予定通り公開されました。
劇場公開中の、異例の無料公開です。
ものをいうジャーナリストがことごとく排除されていったこの9年間の韓国の様子を見ながら、私は終始日本の危うい言論状況を重ねていました。
みなさまはどのようにお感じになるでしょうか。
日本からも見ることができますので、ここにご紹介しておきます。
ただし字幕はなく、韓国語のみとなっています。
以下「ニュース打破」公式チャンネルより。
無料公開期間は10月20日~11月3日までの2週間です。
報道とは何か。
言論の自由とは何か。
政権の意のままに報道が歪められた時、社会にどのようなひずみが生まれるのか。
そうしたことを鋭く問いかけるドキュメンタリーです。
映画の終盤、MBCを不当解雇されたイ・ヨンマ(이용마)記者が、癌に侵されやせ細った姿で語る言葉に、深い悲しみと尊敬を覚えずにいられません。
最後にご紹介します。
『僕たちの闘いの意味ですか? 僕は記録するだけでも意味があると思うんです。少なくともこの暗黒の時代に、沈黙はしなかった。それだけでも十分意味があると思うんです。
勿論、この10年余りのあいだ闘ってきた多くの人たちの青春、人生はすべて飛んでいきました。それは致し方ない犠牲だったと思うんです。僕もそうですし。ですけど、少なくともその間、僕たちは沈黙しなかった』
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2 Responses for "無料公開中! ドキュメンタリー映画 『共犯者たち』
you tubeで10月20日~11月3日まで
韓国MBC・KBSストライキの背景"
お久しぶりです。
しばらくバタバタして気がついたら2019年・・・
この記事でご紹介下さった『共犯者たち』をようやく映画館で鑑賞してきました。
ちょうど私が韓流にハマったのが2008年。
風の噂でテレビ局がストをしているというのは耳にしていましたが、
恥ずかしながらスト=賃上げ要求ぐらいの認識しかなかったのが事実です。
このような壮絶な闘いをしておられたとは・・・
ドキュメンタリーであるのに
どの韓国映画よりも“韓国映画”らしいというか、
これが現実なの?って疑ってしまうほどでした。
同時にこれは対岸の火事ではなく
今の日本の報道も本当に危険だと思っています。
もうすぐNHKで『こんにちは、安部晋三です』が始まりやしないかと
非常に不安です。
韓国の方々はもうKBSやMBCは信用できない、と見限っておられたようですが、
今の日本でいったい何パーセントの人が疑いの目でTVを見ているのだろうか?と
考えると残念ながらあまり数字は高くない気がします。
実際、職場の年配の方々はかなりTVのニュースに影響を受けているような・・・
とにかく、もう一度機会を見つけて観に行こうと思っています。
いつも素晴らしい映画や本、ドラマなどをご紹介下さりありがとうございます!!!
あ、3回目(笑)に観に行った『1987』では上映後自然と会場内から
拍手が沸き起こりました事を遅ればせながらお知らせしておきます。
追伸:パク・ソンウンファンとしましてはお腹ポッコリは役作りだと思いたい(笑)
若かりし頃のアノ素晴らしいBODYは今も顕在だとwww
lapinenoireさま
こんにちは!
お久しぶりです。お元気でお過ごしでしたか?
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
『共犯者たち』、ご覧になられたのですね!
この映画も好評を博してますよね。
韓国ではつい最近、ここに出てくるMBC前社長らに対して1審で有罪判決が下りたところです。
一方政権2期に渡って露骨な言論統制と労組つぶしを行ったため、番組制作の上で力量面など色々と苦しんでいる様子も伝わってきたり。
視聴者は励ましながら、時に批判しながら、安定的に立ち直れるか見守っているところです。
日本のマスメディアの状況は大変厳しいですよね。
NHKはそれでなくてもすでに忖度報道局と化しているのに、最後の良心と言われる文化福祉番組部までバラバラにするようですし、官房長官は東京新聞の記者を名指しで攻撃し、政府に都合の悪いことを質問させまいと躍起。
政府の横暴や暴走に歯止めがなく、かなり憂える状況だと思っています。
頑張ってる少数の記者さんたちを支えないといけないですよね。
ところで『1987』、あれから3回目もご覧になられたのですね!
素晴らしい!(笑)
やはりカン・ドンウォンパワーが!(って違いますよね。すみません!笑)
そして、パク・ソンウンさんが若かりし頃に素晴らしいボディの持ち主でいらしたとは、微塵も存じ上げませんでした。
これもまた失礼いたしました。(笑)
ありがとうございました。(^-^)
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