みなさま、こんにちは。

今日の関東地方、ものすごい猛暑でしたね!
関東地方のみならず、全国的にも厳しい暑さだったとか。
みなさまも是非夏バテにはご注意くださいね。

さて、今日も書いてしまいます、NHK BSプレミアムで放送中の『王女の男』第2回について。

いや~~~、本当に、1時間があっという間です! すごい早さです!
毎分毎秒がこれほど濃密だったらどれだけ幸せか!

今回は字幕機能を利用して韓国語音声で観てみたのですが、これもまたイイ!
もうすっかり目に馴染んでしまいました、「~」のマーク。
どうせなら流れているBGMやOSTのタイトルまで出してくれたら、と欲深いことを思ったのは私だけでしょうか?(笑)

はぁ。いけない。やり始めたらキリがない。キリがないと知りつつも、またキャプチャー貼って勝手に振り返ってもいいですか?(KBSバージョンですが。笑)

近い。近いよ、君たち。
視聴者を妬かせる魂胆が見え見えじゃないか。

とのっけから突っ込みたくなるシーンで始まる第2話。
暴れ馬から2人で一緒に飛び降りた1話のラストの続きですよね。

帰りはススンニムの背中を踏み台にして馬に乗るセリョン。

いま冷静に観るとですね。
いけないささやきが聞こえてくるのです。

このシーン、必要でしたか?っていう。(笑)

そして、ボロボロの服を着替えさせるために、妓房(キバン)へ。
このあたりの「ありえなさ」が当初ブーイングを浴びた要因の一つでしょうか。
ニセモノとはいえ仮にも王家の姫を芸者のところに連れて行くなんて、そんな文官はありえませんもんね。
真面目な時代劇ファンにはこういう時代考証の無視がさぞや気に入らなかったのでしょうね。(笑)

さて、キバンではモテモテのトリョンニム。

「なによ、好色な放蕩者」。
キセンにモテモテの未来の夫(とこの時までは思い込んでいる)セリョンは気に入りません。
ちなみに韓国語での台詞は「호색한 난봉꾼/ホセッカン ナンボンクン」。意味は訳のとおりです。

ススンニムを待っている間にうとうと眠ってしまうセリョン。
うたた寝するセリョンをみつめてにやけるススンニム。
アザだらけの足が目に止まり、薬草を貼り付けてあげます。

そして姫様に着せたるは、キセンの着る透け透けチョゴリ。

ありえない。(笑)

部屋にノリゲを忘れたので取りにいって欲しいと頼み、行方をくらますセリョン。
スンユに本当に宮殿に送り届けられては困るからですよね。
そうとも知らずわざわざ宮殿までススンニムがノリゲを届けに行くあたり、すでに視聴者をドキドキさせます。
勿論、2人の会話を聞いてしまったキセンが「王女様?」と首を傾げるのも不穏なことの起こる合図でした。

その頃本物のわがまま王女様は、キム・スンユと早々に結婚せよとの王の言葉に、一家に叔父・スヤンによる魔の手が迫っていることを察知し、衝撃を受けます。

そんな折、タイミング悪く侍女がスンユの持ってきたノリゲを渡します。
父とのやり取りで涙ぐんでいたキョンヘ王女は、キム・スンユがセリョンのノリゲを届けにきたことにも少なからぬ衝撃を覚えます。

王がじきじきにキム・スンユを婿にしたいと告げたことで、スヤンの負けが確定したと喜ぶむきがいる一方、婚礼の総責をスヤンが担うことになり、気が気でない右議政キム・ジョンソ。

思ったとおり、悪巧みするスヤン一派です。
ほんと、見れば見るほど、わっるーーーー。

そんなことが起きているとも知らず、ふたたび王女になりすましたセリョンとスンユの講義が幕を開け。
未来の夫キム・スンユをこの目で確かめようと、宮女のふりをして近づくキョンヘ王女。

「なによ、この二人の親密な様子は?!」
と腹も立ちましょう。
ええ、分かります。「王朝一の美貌の持ち主は、このワタクシ!」と思ったでしょうからね。

そして、「キム・スンユは私の男だ」の名台詞、ここで繰り出されます。(笑)

1年前、私は『姫の男/王女の男』というタイトルから、このドラマは一人の男を2人の姫が取り合う愛憎劇かと思って観始めていました。
勿論、番宣にはおどろおどろしいことが書かれてありましたが、そんな酷いことが展開されるドラマとはまったく思えず。きっとうたい文句が大袈裟なのだろうと思い込んでました。
キョンへの「私の男だ」の名台詞が繰り出された時も、そういう取り合い劇になるのだろうと一人早合点していたのですが。

このドラマ、視聴者に与えているイメージよりはるかに実際のドラマのほうがはるかにシリアスで深遠という、稀有なドラマですよね。普通は竜頭蛇尾のほうが多いものですが。(笑)

さて、王よりじきじきにスヤンの妨害を阻止するよう頼まれたのは、シン・スクチュ。
シンミョンパパです。

いま思えば、この人こそが一番のキーマンでしたね・・・。

そして。
父上から王女の婿に内定したと知らされるスンユ。
セリョンが王女だと思い込んでいるスンユ、おぼえず笑みがこぼれます。

いじらしいやら、切ないやら。

さて。
2話のハイライトといえば、やはりここからのシーンですよね。

使いに出されたヨリと一緒に町を歩くセリョン。
スンユを発見し、とっさに隠れます。

ススンニムの位置を確認しようとして・・・。

みつかる。

だから、近いんですってば。
ブレイク、ブレイク。離れて離れて。

一度だけ馬に乗せてあげるとススンニム。
ふたり、図らずもデートに出ます。

そりゃそうですよね。

自分の妻になる人だと思ってるわけですから。甘くもなりますよね。

そんなふたりを追う影。

スヤンの放った刺客です。
キム・スンユを殺せば、王女の婿に選ばれることはないとスヤンは考えたのでした。

わっる!!(怒!)

忘れかけていたスヤン嫌いが早々にぶり返しました。

刺客が追っているとも知らず、セリョンが風を感じられるよう一緒に馬に乗って走らせるススンニム。

「きゃは! きゃははは! 風を感じます、感じますぅ、トゥトゥンニ~ム❤」

・・・いけない。私情が。

これきりと念を押すススンニムに、もう一度だけ乗りたいとせがむセリョン。
勝手に次のデートの日取りを決めます。
改めて観ますと、かなり大胆です。
こんなにかわいいセリョンですから、ススンニムもにやけますよね。(笑)

しかし。これこそがコンナムの恐ろしいところ。

こういう甘い場面から一気に視聴者を奈落の底に突き落としにかかるんです。
ほんとにひどい。

案の定、次のデートの約束を交わしたふたりに、突如矢が放たれ。

落馬して逃げ出すふたりの背中に、さらに放たれる矢。

その矢がススンニムの肩に刺さり・・・。

はい、ここで決め顔とともに音楽参ります! キュー!

~ 
パラボルスバッケオプソソ~ 
マンジルスガオプソソ~ スルポ~
パロアッペソインヌン~ クデ~ 
クリゴ クティエ ナ~

ハンサン クヌリジン ゴ~セソォオ

と延々歌おうかという矢先、無情にもサビに入るはるか手前で歌が打ち切られました。
この盛り上がり、どこへ持っていけというの。

は~~~~。

またやってしまいました。

これ、BSプレミアムどころか他局でまた放送し始めたら、そのたびキャプチャーとってそうな自分が恐ろしいです。人生の何時間をコンナムに費やしてるんでしょうか。

と言いながらまだきっと費やしますが。(笑)

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今回は、さらりとしたカットでしたね。
私は一箇所しかカットに気づきませんでした。
キョンヘ王女が「キム・スンユはお前の男ではない。キム・スンユは私の男だ」という部分、前半を省いて後半だけ言ったのには気付きましたが、後はどっぷり集中してしまってまったく気付きませんでした。
編集の方、お上手です!(笑)

次回は美しいシーンの多い3話ですが、そろそろ悲しい足音ですね。