みなさま、こんにちは。

引き続き、『アイリス2』18話、まいります。


17話ラスト。
家に到着した途端意識を失ったユゴンは、過去の出来事を回想していました。
日本の秋田でレイらに追われ、崖にスノーモービルごと突っ込んだ日のことを夢見ているユゴン。


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目覚めると、家のソファに横たわっていました。

傍には付き添って寝入ってしまったのであろう、ヨナの姿。



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目を覚ましたヨナは、帰ってくるなり倒れて、20時間眠っていたと伝えます。

ジュンウォンはどうなったかと尋ねるヨナ。

テヒとジュンウォンは生きているとユゴンは答えます。

10分おきに電話があったと伝えるヨナ。


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携帯に残るは、チェ・ミンからの履歴。



そして韓国へやってきたジェロニ社のアンソニー・チェは、大統領秘書室長とともに大統領府へ向かいます。


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その後を追う、一台の謎の車。




ジェロニ社を選んだのは正しかったのだろうかと悩む大統領に、事業内容や企業のイメージとしても問題ないと答えるカン局長。
それでもアメリカに本社を置いているだけに、こちらの意図を看破し、核を保有している事実をアメリカに伝えるのではないかと心配だと、大統領は懸念を隠せません。

「そんなことはないでしょう。
仮にこちらの意図が分かったとしても、アンソニー・チェは韓国系。
ジェロニを選んだのもそういう理由からです」

カン局長の言葉に、それでも心配がぬぐえない大統領。
ほどなくアンソニー・チェが到着します。


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一方NSSでは。

やっと電話をかけてきたユゴンに、怪我はないかと案ずるチェ・ミン。

自分は無事だと答えるユゴン、スヨンの様子を尋ねます。
スヨンは退院し業務に復帰したものの、ヒョヌの怪我がひどいのだとチェ・ミン。


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内部スパイと判明したシヒョクがヒョヌを含め6名の死傷者を出し、姿を消したことを伝えるチェ・ミン。
ヒョヌは腹に銃弾を受けたものの、手術を受けて順調に回復中だと言います。

チェ・ミンは今すぐ会って話がしたいと電話を切り。




そして大統領は。

広島で原爆が落とされ、20万人の命が奪われたと話を切り出します。
現在の原子爆弾の威力を尋ねる大統領に、現在開発されている1メガトン級の原爆がソウル上空で爆発した場合、1000から1200万名の人命が奪われ、都心の建物は9割が破壊されるだろうと、シミュレーションを見せながら説明するアンソニー・チェ。


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ため息をつきながら、甚大な規模だと呟く大統領に、現在の人口密度などを考えれば、それだけの被害になるとアンソニー・チェ。
広島級の原爆が今ソウルに落ちても、140万ほどが即死すると付け加えます。

「核爆弾自体はそれほど難しい装置ではありません
30年たっても起爆装置さえ起動するなら、いくらでも使えます」

でも、まるで30年以上前の核を持っているかのようだがと言葉を続けるアンソニー・チェに、そんなことはないとシラを切る大統領。
アンソニー・チェは、韓国のこれまでの技術力と潜在能力を勘案すれば、数ヶ月以内に核を保有できるだろうと見解を述べ、大統領もいつかは韓国が自力で核を持つべきだと思っていると答えます。


「北が核の保有を公式に宣言した2005年以降、韓国に加えられているあらゆる脅迫と経済支援の強要に、これ以上耐え忍ぶことはできません。
四者会談も六者会談もただの口実にすぎず、結局相手が望むのは金と経済支援だけです。
私は同盟国の傘のもとではなく自主的な防衛を通じて、正常な交流を行いたいと思っています」


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「度重なる脅迫に慣れ、国民は皆、皮肉なことに安保不感症に陥っている。
仮にもし北朝鮮が本当にソウル上空に核を落としたら、戦争に勝ったところで意味を成しません。あなたがこの国のために、中断された核開発の手助けをしてくれる可能性はありますか」


そう尋ねられ、国際的にセンシティブな問題なので、時間が欲しいとアンソニー・チェ。


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決して強要しているわけではないので誤解しないでくれと大統領は付け加えます。




・・・・・・てか、なに言っとんじゃ、この大統領も。
いらんわ、核なんか。

っていうか、明らかに誰かをモデルに?(笑)






そして。
移動中のジュンウォンにかかってきた電話。
相手はアンソニー・チェでした。



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確かに韓国にペク・サンが核を渡したようだと話すアンソニー・チェ。
要員に出動の支度をさせろと言います。
こちらは部下が犠牲になり、武器も足りないので支援が必要だとするジュンウォンに、会う場所を後で知らせるとアンソニー・チェ。
ジュンウォンは韓国に来ているのかと驚きます。







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アンソニー・チェが、ミスターブラックだったのでした。

テヒは本当にそこまでしなければならないのかと口を出すものの、ジュンウォンの一喝で黙らされ。



なるほどー。

対話力のなさを棚に上げて核保有に傾いた大統領とカン局長が、まんまとアイリスの餌食になる構図?
なにげにキビシーことを言ってくる脚本家ですね。(笑)




NSSでは。

チェ・ミンがペンタゴンの友人と話していました。

東アジア担当者に聞いたものの、本当に核を4つも持っているとは信じられないと友人。
大統領はそれを研究し、核保有するつもりなので、絶対に防がなければとチェ・ミンは焦りをにじませます。



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ユゴンとヨナは外食に出ていました。

酒は何にするかとのヨナに、自分は体が悪いからやめておくとユゴン。
それしきの傷でとヨナは焼酎を頼みます。

はす向かいのテーブルに座った女の真似をして、焼酎を一生懸命振るヨナ。


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何をしているのかと尋ねれ、焼酎はこうして飲むのが旨いのだと受け売りを答えるヨナ。



・・・・・・なんかカワイイ。二人とも。(笑)



ユゴンに無理強いして焼酎を注ぎ、乾杯するヨナ。
ユゴンに笑われ、おかしいのかとむくれます。

再びはす向かいの客の真似をし、なぜ焼酎を好きか知っているかと尋ねます。
知るわけないだろうと笑うユゴンに、「後に残らないから」と答えるヨナ。
聞いたようなことを次々繰り出すヨナに、ユゴンも笑顔がこぼれます。


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ユゴンはかつてスヨンとヒョヌの3人で酒を飲んだ日のことを思い出し・・・・・・。



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すっかり酔っ払ったヨナ、酒に水を混ぜただろうと店員に文句を言います。
酒を変えろと難癖をつけるヨナ。
ユゴンは酒を取り上げ、これくらいにしておけと言います。

「ねえ、チョン・ユゴンさん。ジュンウォンオッパがそんなに憎いですか?」

その言葉に、真顔になり酒をあおるユゴン。

「何が言いたい?」

「必ず殺さないとお母さんの復讐にならないの? じゃあ私やジュンウォンオッパは誰に母親の復讐をすればいい? 北朝鮮の軍部強硬派を全部殺すわけにもいかないし」



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「ジュンウォンオッパはすごく親孝行なの。しかも私のことが大好きなのに。ジュンウォンオッパ、生かしちゃ駄目ですか? ジュンウォンオッパが死んだら、私未亡人になっちゃう」

そう言って眠りこけるヨナ。

そんなヨナをユゴンが悲しく見つめます。




うーん。悲しい。悲しいですこのシーン。
特に前半、ヨナが韓国の女の子の真似をして、無邪気に振舞っていただけに。

なんのために。誰のせいで。憎み合わなければならないのか分からないこの悲しみ。
もー、視聴者も涙がチョチョ切れます。

・・・・・・て表現が甚だしく死語ですが。(笑)





その頃ジュンウォンは。
ミスターブラックに指定された場所にやってきます。
待ち構えていたのはシヒョク。


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NSSでよく生き残っているなと笑うジュンウォン。
足を引きずりながら近寄るシヒョク。
足はどうしたのかと尋ねられるも、シヒョクは無言です。


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1階のどこでもいいので使うよう指示し、去っていくシヒョク。
テヒは不遜なシヒョクに警戒し、密かにナイフを構えますが、暫く大人しくしといたほうがいいのだから、下らないことに力を使うのはよそうとシヒョクはけん制し。


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そしてユゴンは。

チェ・ミンと会っていました。
ペク・サンの居場所を教えてくれるかとのチェ・ミンに、今は教えられないとユゴン。
ペク・サンの核を取り戻さないと、罪のない人が多数犠牲になると案じるチェ・ミンに、そんなことにはならないだろうとユゴンは答えます。


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「ミスターブラックを捕まえるためのエサとして使うつもりだと聞いています。
その言葉を信じようと思います」

ユゴンの言葉に、大統領とカン局長が核を保有しようとしているのだが、どう思うかと尋ねるチェ・ミン。
ユゴンは以前ならチェ・ミンと同じように非核化すべきと考えただろうが、北朝鮮が核を放棄しない今となっては、韓国だけ非核化したところでどんな意味があるのか疑問だと言います。

「核の保有は旧石器時代に逆戻りするのと同じよ。間違いないわ。
だから私は4つの核兵器を・・・・・・」



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いいよどむチェ・ミン。

自分は何があってもアイリスやジュンウォンの手に核が入ってはいけないと思うと強調します。

分かっている。それこそ自分が生きる目的だと応じるユゴン。




ユゴンは密かにビョンジンに会い、ペク・サンのハードディスクを渡します。
メインサーバーを通じてのみ接続可能なので、見てみて欲しいとユゴン。


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局長が戻ってきた後は局内の雰囲気が随分変わったとビョンジン。
ユゴンをジュンウォンと同等に扱い、手配をかけていると。
その言葉に、迷惑をかけてすまない、これきりにするとユゴンは答えます。



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本に挟まれたハードディスクを確認するビョンジンに、何事かを呟くユゴン。
ビョンジンは頷き、慎重に立ち去ります。


ユゴンの後ろには局長がつけた尾行がいました。
同じくビョンジンにも。
タクシーに乗り込もうとしたところを捕らえられるビョンジン。


・・・・・・そんな最中にもまだ電動自転車を宣伝中のヨナ。(笑)


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露骨だよ!(笑)

前はヒョヌが宣伝させられてましたね。(笑)






尾行に気づいたユゴンは、建物の中に入り、おびき寄せます。


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銃器の使用も認められているので、無駄な抵抗を止めろという尾行を制圧するユゴン。



そしてジュンウォンは。

クォン・ヨンチュンと緊密な関係にあった北の別の高官に連絡し、統一戦争を起こさなければならないと訴えていました。
お前が気にしなくても統一はするという高官に、この件は自分の手で終わらせて欲しいとジュンウォン。
どうやってと尋ねる高官に、じきに核爆弾を手に入れ、ソウルの米大使館前で核を爆発させるとジュンウォン。それを合図に南進し、主要な拠点を掌握すればいいと言います。


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お前を信じられるのかと問われ、「北南統一はわが命も同じ」と答えるジュンウォン。

こちらはこちらで統一計画を進めるので、それに遅れるなと伝える高官です。





そしてミスターブラックが到着し。
3年ぶりだとしながらシヒョクと握手を交わした後、ジュンウォンと会います。


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大統領府に行ってきたとミスターブラック。
もしかしたら思ったよりも簡単に核を手に入れられるかもしれないといいます。
あの核を何に使うつもりか知っているかと尋ねられ、全面戦争を計画しているのではないかとジュンウォン。
どこが勝とうと、天文学的な利益が軍需産業に転がり込むからと。

お前の祖国が勝てばウラニウム鉱山も手にできると確認するミスターブラックに、勿論と薄笑いで答えるジュンウォン。



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もしも確保できる核が一つしかない場合、何に使うつもりかと尋ねられ、ソウルで統一戦争ののろしを上げるとジュンウォン。それを合図に人民軍が南進すると計画を伝えます。
戦争が成功した暁には、アイリスの本部が構想している新たな北朝鮮の権力地図があるのだとミスターブラック。その時はジュンウォンを高い地位にあげてやると言います。



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必ず成功させると自信を覗かせるジュンウォンです。



戻ってきたジュンウォンを案じるテヒ。
話し合いは上手くいったのかと尋ねます。
上手くいくも何も、互いに相手からむしりとる間柄だと答えるジュンウォン。


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「仰るとおり、いつかはこちらもアイリスに利用されます。
下手をすれば、大将の命も危うくなります」



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危ぶむテヒに、命が惜しいということは、命がけでやっていない証拠だとジュンウォン。


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ジュンウォンはひとりどこかに出かけて行きます。




イマイチつかめないテヒのキャラ。
「北朝鮮の思想に同調し、北朝鮮のためにスパイとして働く韓国の女」ってところまでは前回で分かってるんですが。
なんかグジグジしてるんですよね。
そのグジグジのわけがイマイチまだつかめません。






そしてペク・サンは。

具合の悪い体をおして、ひとりでどこかに出かけていきます。
部下についてこないよういい含めるペク・サン。




スヨンはひとり、射撃訓練場で。



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目薬の宣伝です。

前はチェ・ミンが宣伝してました。(笑)





そこへ飛び込んできた、ビョンジン逮捕の知らせ。
ファン室長の指示で内偵が行われていたことをスヨンは知らされます。


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ファン室長にビョンジンの持ち物を渡す部下。
入ってきたスヨンの目から、ビョンジンのハードディスクを素早く隠すファン室長。
でもスヨンはその動作を見逃しませんでした。


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ビョンジンがユゴンを助けていたと聞かされ、スヨンは自分が取り調べると出て行きます。




スヨンは事態を受け何度もチェ・ミンに連絡しますが、チェ・ミンは電話に出ません。




ビョンジンに向かい合い、連絡があったならすぐ言って欲しかったとスヨン。
そうすればこんな大事にならなかったのにと嘆きます。


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スヨンにだけは言わないでくれと念を押されていたのだとビョンジンは笑顔を見せます。
ジュンウォンに捕まったことも知っていて、とても心配していたとビョンジン。幸いどこも怪我はしていないと答えておいたと伝えます。
他にペク・サンや核について話は聞かなかったかと尋ねるスヨンに、前かがみになるビョンジン。実はチェ・ミンの動向を監視して欲しいといわれたのだと伝えます。


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そしてチェ・ミンは。

核爆弾をすべて米軍に移送する手配を整えていました。
大統領府から指示があるはずだとチェ・ミン。
その言葉通り担当官に連絡が入ります。


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すっかり信じ込み、移動の準備を始める担当官。




スヨンはもぬけの殻の副局長室を不安な面持ちで見つめます。
その場から核を保管している国防科学研究所に電話をかけ。


同じ頃。

米軍関係者とともに慎重に出発するチェ・ミン。


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スヨンはカン局長にチェ・ミンが核爆弾を米軍キャンプに移動していることを伝えます。


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即時食い止めるよう指示する局長。
NSSは総動員でチェ・ミン逮捕に向かいます。



そして。

とある場所に一人やってきたペク・サン。
地下に核爆弾を隠してあるのでした。


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核を見つめるペク・サン。





そして。

順調に運んでいたかに見えたチェ・ミンの行く手を突如阻む白い車。


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降りてきたスヨンを見て、車を降りるチェ・ミン。
双方が銃を突きつけあい、あたりは一瞬にして緊張に包まれます。
チェ・ミンに銃を向けるスヨン。



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どういうつもりかというチェ・ミンに、自分は核の使い道には興味はないが、許可されていない核の移動を止めるのが自分の任務だとスヨン。

ほどなく到着したカン局長は、度がすぎるぞと口を開きます。



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同盟国の許可なくして核を保有することは、同盟関係を破棄するも同じだとのチェ・ミンの言葉に、一体君は韓国人なのか、それとも米国人なのかと呆れるカン局長。

「私は韓国人でも米国人でもなく、眼前に迫った未来の災いを防ぎたいだけです」


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「いつまでこの国の安保を同盟国に頼るつもりだ? 我々も核保有国になれば、北朝鮮の核による挑発をやめさせられるんだぞ」

「戦争を防ぐために核武装することが、最善だと思ってるんですか?」

「最善かどうかは、君が決めることじゃない。君は大統領の許可なくして核兵器を他国の軍部に渡そうとした。今この瞬間に君は永遠の反逆者になったのだよ」

その時局長のもとに入った一本の電話。
大統領からのものでした。

電話をチェ・ミンに代わる局長。



自分と協議もせず、こんな無謀なことをするなんてと大統領。
チェ・ミンはこの瞬間を後で後悔するかも知れないとなおも訴えますが、大統領は最大限悩んだ末のことだと言います。


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「ほかの事は問わない。
君はこのままペンタゴンに帰ったほうがいい」




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大統領の言葉に、観念して核を元の場所に引き上げさせるチェ・ミンです。





取調室にいるチェ・ミンに一人で会うスヨン。

逮捕したことを詫びますがチェ・ミンはそんな必要はないと言います。

「私は今でも、自分の判断が正しかったと思ってる。わが国の核武装は、東アジア全体の核武装競争を引き起こすわ。戦争はとても些細な理由で始まるものよ。核兵器はただ一度の失敗で、すべてを失わせる」


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「私も副局長の考えが間違っているとは思いません。ですが私は、自分の任務に忠実であらねばなりませんでした」


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スヨンの言葉に弱い笑みを見せるチェ・ミン。


「そうよね。これは、私のことを誤解しないで欲しくて言うんだけどね。私が二重国籍者だから、韓国の核武装を阻止するために米国側に立ったとは、思わないで欲しいの。あなたにだけは」

その言葉に頷くスヨン。
チェ・ミンは言葉を続けます。

「あなたはチョンチーム長を信じてるでしょ? これから彼を助けられるのは、あなたしかいない。チョン・ユゴンは頭に受けた銃傷のせいで、脳が正常な状態じゃないの。だから彼は、あなたを遠ざけているのかもしれない」


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「自分に近い人が、自分のせいで傷つき、危険にさらされていると思っているのよ。お母さんのことも、あなたのお兄さんのことも、すべて自分のせいだと思ってるの。カン局長が持っていった私の携帯に、登録されていない番号があるわ。それがチョン・ユゴンの携帯番号よ」

深呼吸し、笑みを見せるチェ・ミン。

「月日がたてば、私のことを理解してくれる日が来るかもしれないわよね。
その日が来たら、アメリカに遊びにいらっしゃい」

「はい」


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スヨンはうっすらと涙をためながら、今晩9時の飛行機でワシントンDCに送還予定であることを伝えます。

思ったよりも早いなとチェ・ミン。
出る前に、少し部屋に寄って荷物を整理してもいいかと尋ねます。
そのように手配しておくとスヨン。
チェ・ミンはスヨンに礼を言います。



執務室に戻り、部屋を見渡すチェ・ミン。


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ユゴンに最後の電話をかけます。


「私、今晩の飛行機でアメリカに帰ることになったの」

「後悔してませんか?」


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「言ったでしょ。私が信じる正義とは、朝鮮半島の非核化だって。
今までありがとう。ご苦労様でした。私と一緒にいる間、チョンチーム長にはつらくて苦しいことばかりだったと思う。そしてあなたは、私がアメリカと韓国で一緒に働いた要員の中で、最高の人だったわ」


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「いつも体に気をつけるの、忘れないでね」

「ありがとうございました、副局長。いつも信じて下さって」




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「それとね。誰にでも自分だけの正義があるなら、あなたのお父さんもきっとその正義を守るために自分を犠牲にしたんだろうと思うの。
チ・スヨンを大事にしてあげてね。二人が幸せになるよう願ってるわ」




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受話器を置き、すっきりしたように部屋を見上げるチェ・ミンです。





泣ける。(涙)





そしてユゴンは。

初めてスヨンに電話をかけます。
車を止め、ユゴンと話すスヨン。

「体、大丈夫か?」

「ええ。オッパも大丈夫なんですよね?」


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「ああ、大丈夫だ。
さっきカン局長から電話があって、チェ・ミン副局長のこと、聞いたよ」

「どこなの? 会おう。会って話そう」


その前に頼みがあるとユゴン。
ビョンジンに分析をお願いしたハードディスクがあると話します。
ビョンジンはユゴンに会った直後に逮捕されたとのスヨンの言葉に、それも知っているとユゴン。幸い局長は、ハードディスクの存在をまだ知らないようだと言います。



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さっきファン室長が隠したものだと気づくスヨン。

あの中にアイリスとペク・サンに関する記録があるので、取り戻して欲しいと頼むユゴンです。




NSSに戻り、さっそくファン室長の机に書類を置くフリをしてハードディスクを探すスヨン。
それらしいものを見つけ、別のものとすりかえます。


直後にファン室長が部屋に戻り、スヨンがすり替えたとも知らずにハードディスクを持って立ち去ります。



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スヨンからの電話を受けるユゴン。
取り戻したと報告するスヨンに、すまないと詫びます。

詫びないでくれとスヨン。今日会って話そうと言います。

ヒョヌの怪我はどうかと案じるユゴン。
しっかり面倒を見てやってくれと頼みます。

ユゴンの電話する様子を傍で見ていたヨナは、ユゴンに声をかけます。

「久しぶりに恋人と話したのに、なぜそんな顔なんです?」


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「男っていつもそう。謝るようなことをしておいて、後で謝るのよね」

無言で立ち上がるユゴン。

「どこにいくんです? 具合も悪いのに」

気分転換に行くというユゴンについていくヨナです。



そして、隔離しているヒョヌのもとにいくスヨン。

隔離はもう終わりかと尋ねるヒョヌに、場所を変えるとスヨンは答えます。



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スヨンが連れてきたのは、いつものデリでした。

温かいスープとコーヒーを頼むスヨン。
それを飲んだら隔離は終わりだと言います。


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スープをひとくち口に運ぶヒョヌ。



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二人の間にぎこちない空気が漂います。

先に沈黙を破るスヨン。

「私のことで悲しい思いをさせたこと、分かってる。この仕事をしていれば、やりたくないことも時にはやらないきゃいけないってこと、あんたも分かってるでしょ?」


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「だから、ごめんねは言わない。私も言われたことあるけど、あれイマイチなんだもん」


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「だから。私を信じて欲しい。私が同僚としてあなたを信じてるってこと。ヒョヌがつらい時、同僚として傍にいるってことを、ただ信じて欲しいの。今までそうしてきたように」

悲しい顔つきでその言葉を聞くヒョヌ。

「ね?!」

スヨンのいつもの大声に、驚いたヒョヌ。久しぶりの笑顔を見せます。


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「全部ちゃんと食べてね。また隔離措置にならないように」

「だな」

笑顔でスープを口に運ぶヒョヌです。



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なんでかジーンときてしまう視聴者。
ヒョヌの悲しそうな顔と弱い笑みにすっかりやられてしまいます。

・・・・・・って、今頃気づいたんですが。

ヒョヌって単に、充血しがち?!

いやいや。演技。演技力。ですよね。すみません。(笑)




二人で街を歩くユゴンとヨナ。
ユゴンは前方にNSSの部下を見つけ、アウトドアウェアの店に入ります。

いぶかしむヨナに、寒いので服を買ってやるとユゴン。



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部下がいなくなるまで窓の外を見張る中、いつかスヨンと買い物に来た日を思い出します。


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なぜ急に服を買ってくれるのかと尋ねるヨナに、世話になったからと答えるユゴン。
ヨナはまんざらでもない表情を見せます。


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ま。ほんとは、宣伝だからですけどね。(笑)





デリにいるヒョヌにかかってきた、シヒョクからの電話。
ヒョヌの合図を受け、スヨンはすばやくNSSに連絡し、ヒョヌの電話にかかってきた電話の位置を追跡します。

俺はもらったものは返す人間だとシヒョク。
お前から受けた銃弾は3倍にして返してやると告げ、電話を切ります。



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シヒョクが電話をかけてきた場所は、なんとヒョヌの家でした。


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ユゴンに電話し、シヒョクがヒョヌの家から電話をかけてきたと伝えるスヨン。
ユゴンは罠の可能性もあるので気をつけるよう伝えながら、自分もヒョヌの家に向かいます。



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慎重に部屋の中に入るスヨンとヒョヌ。



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ヒョヌのマンション入り口が見える場所にシヒョクが車を止めているのに、気づく由もありません。


駆けつけたユゴンとヨナの姿を確認し、密かにその場から立ち去るシヒョク。



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スヨンとヒョヌは銃を構え、部屋に上がりますが、中には誰もいませんでした。



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間違いなくさっきまでここにいた筈だとスヨン。

何をしていたのだろうとの言葉に、俺に復讐に来たのだろうとヒョヌが呟きます。


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その時物音がし、振り返る二人。



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目に飛び込んできたのは、銃を構えるユゴンとヨナでした。


驚き、目を見開くヒョヌとスヨン。




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銃を構えるヨナとユゴン。



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銃を突きつけあうユゴンとスヨンで、ラスト。



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ほぉお~。

アイリス2。
このシリーズで、最も荒唐無稽から遠いかも。
地味だけど、ストーリーがちゃんとしてる。(笑)

アメリカのイラク侵攻に要員として加担しつつも平和をうそぶくチェ・ミンは、まったく説得力を持たず共感の対象ではなかったのですが、朝鮮半島の非核化と平和を願う者にとっては、チェ・ミンの語りはくるものがありましたね。
まあ、だからといって米軍にっていうところが、いかにもありえそうで苦笑ですが。

パク・チョリョンというハト派代表を物語の初めで殺してしまったことから、なかなかキビシイ内容になるのは予想されましたが、残すところ後2回のうちポイントとなるのは、ユゴンがジュンウォンを殺さずに残せるかにかかっている気がします。
ユゴンにも死なずに生き残って欲しいのですが、果たしてどうなることやら。
そして何よりも、ジュンウォンにはアホな夢想を思い留まって欲しいところです。
人の命は豆粒じゃないのよ、アナタ。

わがアイリス2、とうとうあと2回で終わりです。
為政者によって仕組まれた憎しみの構図。
取り返しがつかないほどの怒りと悲しみが双方に降り積もるこの現実。
誰かを敵に見立てたところで癒されることのない長きに渡る怒りと悲しみを、どう克服して終わらせていくか。
終わらせることを英断できる人たちによってしか、終わりは来ないんですよね。
なんてことを考えて、はぁ、悲しい。

って、ドラマをマジで見すぎてますが。(笑)

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それにしても、あれですね。

この内容、どう考えたって日本の視聴者にはハードル高すぎます。
全然意味がわかんない人、続出すると見ました。(笑)
ああ、残念。

そして絵面は地味~だけど、すべての役者の演技が素晴らしいです。
ヒョクさま、すごい。アクションから、感情表現から、ただただ感嘆です。