みなさま、こんにちは。

いよいよ残すところあと4話となりました。
ああ、なんという長丁場だったんでしょう、『六龍が飛ぶ』。
永遠に終わりがこない気がしていましたが、秋が過ぎ、冬も過ぎ、もう春です。季節を三つもまたぐなんて。(笑)

今回は45話と46話をハイライト的にまとめます。


45話の主なストーリーは、バンウォンが王世子である弟と、いまや政敵となってしまった憧れの人チョン・ドジョンを殺すべきか生かすべきかについて悩み、揺れる姿を描いています。

チョン・ドジョンを政治的に窮地に陥れるために明の力を借りた自分について果てしなく恥じているバンウォン。
バンウォンはそれまで自分がとってきた、安辺策に勝手に父の印を押したり、チョン・モンジュを殺したことなどについては、自分としても堂々とした気持ちで行ってきていたのですが、明にチョン・ドジョンを排除してもらおうとして力を借りた自分に引き換え、堂々と自分の力で逆襲してきたチョン・ドジョンにすっかり感服してしまっていたのでした。


まるで親分に告げ口する子どものように卑怯な真似をしたと苦しむバンウォン。
かたや窮地に陥らされながらも、遼東に実際に攻め入ることで長年の夢である領土問題を安定させ、なおかつ王子たちが率いる私兵もいやおうなく解体させられる道を導き出したチョン・ドジョン。
その圧倒的な底力の差に打ちひしがれながらも、ムヒュルにすらその苦しみを打ち明けられないバンウォンでした。



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一方チョン・ドジョンは、王イ・ソンゲの了承を得ていよいよ“遼東征伐”を始めることになり、喜び勇みながらも身を引き締め。

自分のことを「希望だ」と言ってくれるヨニに、バンジと結婚して欲しいと思っていることを伝えます。



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チョン・ドジョンは建国以来、きな臭くなる一方の政治の世界ではなく、ヨニには本来の民としての居場所に戻って自分のために幸せに生きて欲しいとかねてより願っていたのでした。

突然の「結婚しろ」の言葉に戸惑いながらもまんざらでもなさそうな二人です。


以下、動画でご覧下さい。

ヨニとバンジのことを家族のように思っているのに、政治にかまけて結婚の世話もしてあげられなかったとチョン・ドジョン。「だから、ヨニを結婚させようと思うが、どう思う?」とバンジに尋ねます。「それは・・・・・・」と言葉を濁すバンジに「お前とだよ」と笑うシーンです。









やめてくれますか、ここにきての幸せっぽいヒトコマ。

どうせ幸せの後に悲しみの底に視聴者を突き落とすんでしょ。(疑)


新たに組織される中央軍の軍事訓練をボイコットしたため、王の逆鱗に触れ流刑に処されそうになる王子たち。
ところがチョン・ドジョンは流刑を解くかわりに王子全員に王の前で中央軍への忠誠を誓わされ、実質的な武装解除をしようとします。

バンウォンらが呼び出されたことに嫌な予感がしたバンウォンの妻ミン・ダギョンは、ヨンギュに命じて武器をすべて移動させようとします。

ミン・ダギョンの予感どおり、バンウォンたちがいない隙を縫って家にある全ての武器を取り上げていくチョン・ドジョン側。
ミン・ダギョンはヨンギュが無事武器を移動できるよう祈っているのですが、そこで起きてしまうんですよね、危惧していたことが。


武器庫に確認しにきていたヨンギュ。
そこへやっぱりやってきてしまったんです、高麗王ワン・ヨの息子が。
ヨンギュは一旦は刀を抜こうとしますが、子どもなので斬ることができず、逃がそうとします。
ところがそこへ子どもを捜しに来たチョク・サグァンが入ってきてしまい・・・・・・。


王の子どもが斬られそうになっていると早合点したチョク・サグァンは、子どもに近づくのを止めようとするヨンギュに対抗すべく素早い動きで刀を取って闘いに。子どもが巻き添えになって斬られてしまった為に、怒ったチョク・サグァンはヨンギュを倒してしまったのでした。









あーー。

中から鍵をかけられなかったんでしょうか。

こんなことになるなんて・・・・・・。(悲)


息も絶え絶えなヨンギュを発見したムヒュル。
最後まで武器庫を案じながら死んでしまったヨンギュ。




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ヨンギュの遺体と対面し、慟哭するバンウォン。









こうして、闘いの前にヨンギュを失ってしまったバンウォンは泣きながらムヒュルに告げます。
弟とチョン・ドジョンを殺すと。



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自分が本当にあの二人を殺せるか見極めようとしていたが、やはり殺さなければならないというバンウォンで45話は終わり。


続く46話でバンウォンは、ヨンギュの供養のために集まるゆかりある人たちとともに、供養を装い反逆のための密談を重ねることにします。

一方ムヒュルは、バンウォンの決意など何も知らずヨンギュの葬儀に訪れているバンジに、申し訳ない気持ちを隠せません。

「バンジと闘うことになるのかな。俺が負けるんだろうか」と心で呟いているムヒュル。



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誰にやられたのかと尋ねるバンジにチョク・サグァンのようだと答えるムヒュルです。


そのチョク・サグァンは息絶えてしまった子どもの亡骸を埋め、密かに自ら死を選んでいました。
チョク・サグァンの兄を偽装していた高麗の王族が、名前を玉(オク)と偽って班村に入り込んでいたことがばれてしまい、残されたもう一人の子どもとともに捕らえられてしまっていたのでした。

全てを失い、ワン・ヨにもとに旅立とうとするチョク・サグァンです。










一方バンウォンは、ヨンギュが死んだ場所に武器があるのを見てしまったというプニに、それは自分の武器庫であること、告発してもプニたち班村の人たちも一味との疑いから免れないこと、もしもの日がきたらプニは自分の側の人々を守るために賢明な判断を下して欲しいとお願いします。



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プニを巻き込まないという誓いが守られなかったことを、内心詫びているバンウォンです。


チョン・ドジョンもヨンギュの葬儀に訪れバンウォンにお悔やみの言葉を述べるのですが、その時ヨニが明の王が死んだことを伝えにきます。まったく同じことを同時にチョンニョン和尚も伝えにきていたため、双方これで本格的に“遼東征伐”が始まるのだと悟り。

おりしも訪ねて来たハリュンに、出兵前にチョン・ドジョンとナム・ウン、シム・ヒョセンを殺すと宣言するバンウォン。主要官僚3人を殺したあと、宮殿にいって王世子を引きずり出すと伝え。




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ハリュンは到底軍を引き連れて宮殿に入ることなど不可能だと反対し、バンウォンはそこを考えるのがあなたの仕事だろうと一喝。








このシーン、嫌な場面が含まれてましたよねぇ。
チョ・マルセンとイ・シンジョクが「あれが三峯先生の女ですか?」「そうだ」なんて会話を交わしてたりして。
あー、もうやだ。(泣)


ハリュンは京畿道の郡主たちが順繰りに王妃の墓守を担当していることに着目。その中にはハリュンの手下の者である安山郡主のイ・スクポンが含まれていました。
亡き王妃の墓を守るために上京する際、合法的に500人の兵を率いてくることが可能なイ・スクポン。自分たちの私兵は召し上げられたものの、この500人で反乱を起こすのが、唯一の方法だとバンウォンに伝えます。

ところが出撃の日取りは8月20日。
イ・スクポンが上京するのは8月26日。
イ・スクポンは出兵に間に合いません。

これで万事休すかと思われたのですが、実は戦に帯同する予定の王が具合が悪く。それでもどうしても行くというので、チョ・ジュンの進言で出撃が一週間のばされることになります。

こうしてバンウォンたちは出兵の前夜、チョン・ドジョン一派を討つことに決め。



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ちなみにチョ・ジュンですが、例え明を遼東地域から追い出せても経済的な側面からその後の維持がきわめて難しいとしてチョン・ドジョンと王に対し再三“遼東征伐”反対を表明していたのですが、チョン・ドジョンはチョ・ジュンとは違う観点で勝算を導き出しており、話は平行線のままでした。結局出撃が決まると、チョ・ジュンは反対を貫き官職を降ります。


一方ムヒュルは、イ・バンジは罠にはめてチョン・ドジョンから離れるように仕向けることになったため、バンジと戦わずにすむことに安堵していました。


出陣の前日、ムヒュルのおばあさんはムヒュルに渡したものと同じ木のお守りをバンジに渡します。それを見ていたムヒュル。



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バンジのことも身内同然に思っているムヒュルのおばあちゃんに、視聴者もウルウル。


そしてある意味私的には46話のハイライト。

班村にやってきたチョン・ドジョンがプニに良くやってくれていると褒めながら、こんな会話を交わすんです。



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チョン・ドジョン:結局、この問題だけは解けなかった。

プニ:はい?

チョン・ドジョン:国家を構想し、悩んできたものの、百姓との疎通・・・。それをどうしたらいいのかは、解決できなかった。

プニ:あの・・・。本当に百姓が根本となるのですか? 申し訳ありません。偶然チョンリュン岩に行っていたのです。

チョン・ドジョン:政治を行おうとする士大夫の心は、ひとえに百姓こそが根本であらねばならぬと話をしたのだ。だが、百姓がこの世の根本となり中心となる日は、まだまだ先の話だろう。

プニ:なぜですか?

チョン・ドジョン:百姓は生産を担っているからだ。百姓には時間も余裕もない。覚醒しているにはあまりにも忙しすぎるのだ。勿論、百姓の幾人かは文字を解す。だが、全ての百姓がそうなるのは、到底不可能なことなのだ。

プニ:ずっとお考えになり、悩み続けられれば、その問題もきっと解決されるでしょう。




いやー、ほんとにね。
また唸りました。このドラマを見ていると急に現実が頭に浮かんでくる瞬間があるのですが、今回はここ。
いやほんとに、韓国は選挙が近いのですが、このところ気がかりなことがドッと出てきて落ち着きません。(笑)

でも、今の時代にも若いプニ隊長はそこかしこにいるので。それが希望ですよね。

と言い聞かせ。(笑)



プニはその後タンセにも会い、出兵前の今夜を無事やり過ごして欲しい一心で、どんなに遅くなってもいいから夜はこっちに泊まって欲しいと頼みます。

バンウォンたちの企みを知らないバンジは、プニにそうすると約束。



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ムヒュルと師匠ホン・デホンは夜の決戦に備えて武器庫の武器を運び出そうとするのですが、そこへムヒュルのおばあちゃんがやってきてしまい、武器を隠していることがばれてしまいます。



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おばあちゃんはバンウォンが今晩チョン・ドジョンを討とうとしていることを聞かされ、泣き崩れますが、ムヒュルの無事を思う一心で結局武器の移動に手を貸します。


一方チョン・ドジョンとの最後の会議を終えたヨニは。
外で待っているタンセに近づくと、ある包みを渡します。

戦闘員としてではないもののチョン・ドジョンの護衛として戦に同行するタンセ。そんなタンセが戦の場で少しでも傷つかないようにと願って縫った服を渡したのでした。

かつてもタンセに服を縫ってくれたヨニ。
幸せに満ちていた二人。
そして七夕の日の悪夢・・・・・・。

その悪夢を乗り越えて、今再びタンセに服を渡すヨニ。

服を受け取ったタンセは、ムヒュルのおばあちゃんにもらった「槍も避けていく」という願のかかったお守りをヨニの首にかけ。
帰ってきたら返してもらうから、ヨニがこれをしていてくれと言います。



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「帰ってきたら・・・・・・。その時は俺たち、一緒に夢を見れるかな?」

そう言いながらヨニを抱きしめるタンセ。

ヨニの目には涙が浮かび・・・・・・。






ヨニ:(あの日以来)私にとっては、服を作るのはとてもつらいことだったの。

(回想):行って。あんたの顔も見たくない。行って!

ヨニ:だから、受け取って。何も言わずに。

タンセ:あのさ・・・。俺も、これ。お前に身に着けていて欲しいんだ。

ヨニ:これは、ムサンおばあちゃんがあんたが戦争から生きて戻ってくるようにってあげたものじゃない。

タンセ:お前のほうが心配なんだよ。俺もいないのに、漢陽にはムミョンがずっといるだろうから。貸してあげるんだよ。帰ってきたら、必ずまた返してくれ。
帰ってきたら・・・・・・その時は俺たち、一緒に夢を見れるかな?





やめなさいってば、ほんとに。(涙)

あー、ほんと。鬼ですか、この脚本家は。

槍も避けるっていうなら、ヨニを本当にこれで最後まで守ってちょうだい。(涙)


と視聴者が悲しい予感に涙目どころかマジ泣きしている間にも物語りは進み。

武器を手にしたバンウォンたちが、仲間を従えチョン・ドジョンのところに出撃するところで46話は、ラスト。










あーーーーー。

もうやだ。

もうやだ。もう見たくない。

あーーーーー。

殺す気なの? ヨニを殺す気なのほんとに?

バカ! バカバカ『根の深い木』のバカ!

がーーーーー!


アナキンがどんなにカッコよくていいやつでも、結局ダースベーダーになる運命は変わらないのと同じで。
このドラマも結局なぞるのでしょう、『根の深い木』で規定事実となっているエピソードを。

こんなに長いこと見てきたのにこんなに報われないのかっていう気持ちが。ありますよ、ほんとに視聴者としては。(笑)
まあ、ダースベーダーになると分かっていて「アナキーン!(号泣)」になった私なので、もうこれは「タンセーー! ヨニーー!(号泣)」になるのを分かっていて見るしかないんだろうなと思いながら。
ただ「アナキーン!(号泣)」の時との大きな違いは、私は『根の深い木』を見ずにこれを見始めてしまい、なのに最近になってうっかりここに関連しそうな『根の深い木』のエピソードだけ知ってしまったっていう・・・・・・。

ええ。なのでまだ諦めきれていないんです、ハッピーエンドを。
だからおねがい! おばあちゃんのお守り、効いてちょうだい!!(笑)





次回。いよいよタンセが私の中で悲しみの殿堂入りしそうで恐ろしいです。

・・・・・・え? 「そこはチョン・ドジョンじゃないのか?」

まーまーまーまー。

毎度のえこひいきでスミマセン。(笑)