みなさま、こんにちは。

今日も前回に引き続き、「スター人生劇場」パク・シフさんバージョンをアップしようと思います。

今日の動画は前回2月6日放送分の後半部分で、you tubeにアップされていたものです。(by:sword271さん)

パク・シフさんのあまりの純朴青年ぶりと、お母さんをフィーチャーしているせいで、なんだか見ているうちにこっちまでお母さん目線になりかけてしまいました。
ちがーーう!(笑)

みなさまも、動画を見終えたあとに「息子萌え」モードに変換されていないか、必ずお確かめのうえ、適宜ご修正下さいませ。(笑)
(*リンク切れのため、動画を差し替えました。)
 
(下記動画15:52から最後まで)

最近人気のシフさん。そのため毎日のスケジュールはギッシリです。今日はとある衣料メーカーの広告撮影に。

演技の時はカリスマのあふれるシフさんですが、こんな時はとても照れ屋です。

「なぜそこに?」
(見守ってるんです)
まだ「スター人生劇場」のカメラが恥ずかしくてたまらないシフさん。

言葉数が少なく、はにかみ屋の若君。そわそわしています。
「上手く撮れてます?」

カメラの前なので何かしなければならないと思ったのか。
「これ、ファンが持ってきてくれたんですけど、昼ごはんを食べたばっかりだったので食べられなくて」
「チヨン! これはお前が食べて。僕はこれを持って帰るから」

無為にマネージャーに餡まんを食べさせるシフさんです。

それだけでは足りず、今度は本人が撮影用カメラを担ぎました。細かく撮影方法まで聞いています。

(こういうのに関心があるんですね)
「はい。僕も(カメラ)持っているので」

こうして順繰りにスタッフを映します。
「OK。ここまで。お~、これ重い」

直後に始まった誌面広告の撮影。
人気が上がり広告界のブルーチップと目されているシフさんですが。当のシフさんはこうした人気がまだ実感できないそうです。長い無名時代を過ごしてきたので、決して自惚れることができないのでしょう。

「常に周りでは撮影になると他の俳優のファンの方たちが訪ねて来て、写真を撮ったりサインしてあげたりしていて、それが羨ましかったのですが、僕にもファンの方が訪ねてきて応援して下さる、そんな日が訪れたわけじゃないですか。不思議でもありますし、何かして差し上げたい気持ちもありますし」

(自分ももうスターになったと思ったりしました?)
「そんなことは思わなかったですね。そうですね。まだ上にあがっている段階だという気がして。ええ」

ここ日本列島でもたいそうなものだそうですが。
シフさんの写真が飛ぶように売れたかと思えば、各種雑誌の新年号で表紙を飾り、書店を賑わせています。
ドラマ『王女の男』が日本でも放送される中、ファンミーティングのオファーも殺到しています。

再び韓国のシフさん宅。

(ここでは誰と暮らしてるんですか?)
「弟とです。母がよく来ます。弟も忙しいし、僕もドラマの撮影で忙しいので、母が助けてくれてるんです」

プヨとソウルを行き来しながら、二つの家の家事を切り盛りするお母さん。親孝行で有名なシフさんがお母さんのための料理をするそうなのですが。最初からお母さんの後ろをウロウロ。スタートからなんだか不安です。

「いっそお母さんに協力を仰いだらどう? やってあげるわよ。できなきゃ手伝ってあげるけど」

グチャグチャな感じはしつつも、見守っているだけで心満たされるお母さん。

シフさんは二人兄妹の長男です。子どもの頃からお母さんは一番暖かい支えとなってきましたが、ソウルに上京し、つらいと愚痴をこぼした時だけはシフさんに怖い記憶を残しました。

「とても悲しくもありましたし、当時はそれが耐え難かったんですよね。で、母に電話したんです。あまりに辛くて。母に電話した途端、涙がドッと出たんですね。ボロボロ泣きながら、母に慰めてもらいたい気持ちがあったんですよね、若かったので。ところが怒るんですよ。そんな調子ならすぐ田舎に戻れ、と。“辛くて電話したのに、なんで怒るんだよ~”と」

「シフ。今日食べられるの?」
「お母さん、座っててください。僕がつくりますから」
「分かったわ」

待てど暮せど、いつになるやら。

「美味しい料理はちょっと時間がかかるんです」

いつも作っているメニューに挑戦中とのことですが。
お湯を沸かしてたっぷり塩を入れているところを見ると・・・・・・。

(パスタを作ってるんですか?)
「はい」

「あれどこです? チキンタオル」
(・・・・・・キッチン)
「あ、キッチン! チキンって言っちゃった! キッチンタオルを!」

「前から一人暮らししてたんですよ。キムチチゲもよく作って食べましたし、パスタもよく食べます」
「アンチョビをみじん切りしないと」

(包丁さばきが上手くないですよね?)
「上手いですよ。やればまた上手くなりますって」

できること、できないこと、すべての力を発揮中ですが。

「ご飯を作って食べるように言っても食べる時間もないですから、今日は本当に珍しいんです。滅多にないことで、年に3回? しょっちゅうはね。時間がないもの」

「お母さんがパスタ食べた後の洗い物は誰がするの?」
「僕が作ったんだから、僕が洗い物もしないと」
「チャミにやらせれば?」
「チャミ?」
「お母さんがやる?」
「ううん、僕がやります」

そうこうしている間に、それらしい料理の匂いが。
パク・シフ印のパスタ。さて、お味のほどは?

慎重にお母さんの前に差し出す息子です。

「お母さんのお箸ちょうだい」
「ん?」
「お箸ちょうだい」

情に篤いシフさん。
一口食べさせて、ドキドキしながら評価を待ちます。
「どうです?」
「ちょっとしょっぱいみたい。お前も食べてごらん」
「美味しいって言ってよ。しょっぱい?」
「お前にはちょうどいいだろうね」

シフさん、ちょっと戸惑った様子。
「美味しいじゃない」
「食べなさい。お前が食べなさい」
「全部食べちゃおう」

これ見よがしに自分の前に引き寄せて、モグモグ食べます。

「私にじゃなくて、自分に作ったんじゃない。ああ、可笑しい」

お母さんから再び評価を受けますが。
「しょっぱいよ」
これではまずいとばかりに、プロデューサーにもヘルプを要請。

「どうです?」
(・・・・・・しょっぱいんですけど)
「・・・・・・しょっぱいですって? そんなことないのに」

ともあれ、甘い雰囲気の親子の晩餐です。
長い無名時代を耐え抜いて今日まで来た息子が自慢であっても、頷けますよね。

お母さんにとって忘れられないドラマ。2005年の『怪傑春伝』。

「あとでね」
「用が済んだら迎えに来るね」

シフさんのドラマデビュー作でした。

「僕たち、別れよう」
「え?」

出演したのはたったの3回分。とても心残りでした。

「『怪傑春伝』に出た時、車から降りる場面も、すごく短かったよね。あれは残念だったよね。ちょっとだけなんだもん。あれはどうして?」

「どうしてもなにも。脚本家の先生がそう書いてるからだよ

「最初に演技がやりたいと聞かされた時は、演技の勉強をすれば社会人になった時に対人関係がスムーズになるだろうからやりなさいと言ったのよ」

(こんなに専門的にやるとは思われなかった?)
「最初の頃? 思いませんでした。ところが、見てたらそうじゃなかったんですよ。すごく一生懸命やるんです。ああ、そうじゃなくて本気なんだなって、信頼が生まれました。あの時はお前が俳優パク・シフになるなんて、考えられなかったわ」

お母さんにもシフさんにも、誇らしく大切な今日。
この俳優パク・シフの明日が気になります。

練習につぐ練習。強烈な練習の虫、俳優パク・シフ。

「あんな風にやるから成功できるんだなって、随分感じました、見ていて」

そして、今まで見た事のない人間パク・シフのもう一つの魅力。明日のこの時間もご一緒に。

「もっと服を着こんでくればよかった」

「こっちのほうが良くない?」

「ずっと撮るつもりです?」

「なにやってるの?」
「ハハハ」


 

パスタ、確かにしょっぱそうです。ごめんなさい。(笑) だって、あの塩の入れ方を見ていたら・・・・・・。

でも、私も濃い口なので、シフさまと好みが合いそう
などとお間抜けなことを思ったのは、きっと私だけではない筈。(笑)

いやあ、いけませんね。パク・シフさん、素顔も魅力的過ぎます。