みなさま、こんにちは。

今日は先日最終回を迎えた『森の中の小さな家』をまとめてみます。

ナPDチームの番組らしく、ここでももれなくついてきた総集編。

未公開実験映像を交えての、ソ・ジソブさんとパク・シネさんのインタビューで、最終回は構成されていました。

番組を終えて、「孤立生活」の総評を尋ねられ、「多くの多様な経験ができました」とソ・ジソブさん。
森の中で一人で寝るのも初めて、あれだけ色々な料理を作ったのも初めて、様々な鳥の鳴き声を聞いたのも初めて、とにかく初めての経験尽くしだったと。

合計13泊を2か月以上に渡って撮り続けたそうです。

始めた頃の3月は、まだ冬の名残。
寒々しい絵でしたよね。小屋の中で吐く息が白かったり。

同じ質問を被験者Aのシネちゃんにしたところ、「とても良くて、満足度が高かったです」と笑顔のおこたえ。

シネちゃんは、自分のやりたいことを邪魔されずにやれてよかったそうです。実験の合間に自由時間があり、好きなように映画を見るなどもできたと。
終わってしまって残念だと言ってましたね。

シネちゃんは小屋の中、かたやジソブさんはどこか別の場所でインタビューしてるのは、やっぱりあれでしょうね。
ソ・ジソブさんは豪雨の中、撮影を切り上げて緊急退避することになったので。
実際インタビューの冒頭、まるで久しぶりに会って感想を聞かれている体で始まったので「帽子くらい変えましょうか?」と冗談を言ってました。(笑)

ちなみにこの番組って「幸福についての実験」がテーマだったんですね。
最終回、「実験の結果について」まとめられた編集に、いまさら「そこ、そんなに重要だったんだ」と思ってしまいました。(笑)

電機は太陽光、ガスはガスボンベ、暖房は暖炉に薪をくべ、水は一日限られた量で過ごすというオフグリッド生活を送ってみて、良かった点を聞かれたシネちゃんは。

自分が使うエネルギーを平均値で知れたことが良かったと答えてました。
あとは、お水の使用量を把握できた。
お料理する時、下ごしらえと後片付けのお皿洗いにとても水を使っていることが分かったと。
水の使用量を減らすために、食器をあらかじめたわしで汚れを落としておいたり、ベーキングパウダーを振りかけてふやかしておいたり、乾かしておいた使用済みコーヒーの粉で油を吸わせたり、鍋やフライパン一つだけを使って料理する要領を得たそうです。

シネちゃん、電気が足りなくて途中からドライヤーを使ってませんでしたよね。髪にカーラー巻いたまま登場した時は、視聴者やや驚きましたが。(笑)

話がそれますが、カーラーと言えば、なぜか近頃、頭にカーラー巻いたまま公共の場を闊歩する女子たちが、えらく多いんですよね、韓国で。
駅でも電車の中でも、とにかくカーラーを巻いたまま目的地に向かう女子の姿があちこちに。
「カーラー付いてますよ」と教えてあげたい衝動を抑えるのが大変です。なぜから彼女たちは、間違いなくわかっててやっているのです。シネちゃんを見て、思い出しました。(笑)

まずはここまでのシーン、2本続けて動画をご紹介しておきましょう。
動画はtvNのyou tube公式チャンネルより。

シネちゃんが食べてるエビのペペロンチーノが美味しそうで、見るたびに食べたくなります。

そして続くインタビュー。

番組を見て新たに発見した自分の意外な姿はあるかと尋ねられたジソブさん。
ほとんど間を置かず「ないです」と答えたため、「番組見てますか?」と疑われてます。

その疑いに、「リアルタイムに、それも誰とも約束を入れずに見ている」と答えるジソブさん。

淡々としているように見えて、実は並々ならぬ愛を注いでいるというわけです。(推定)

ジソブさんと言えば、「本を読む→昼寝に突入」の構図が繰り返し見られましたよね。
なんなら昼寝するために本を開いてんじゃないかというくらい。(笑)

森の中の慣れない暮らしに、心配になったりしなかったのかと尋ねられても、何も特に心配していなかったと答えてました。
確かになんというか、あるがまま?
全部受け入れちゃってましたよね、不便さも、雨も、雪も、牛も。(笑)

そして、「僧侶のようだ」とナPDに言わしめたジソブさん。
番組の趣旨にカンペキに合わせ、卵をバラ売りしてくれるお店を探すこと3軒目。

ようやく2つだけでも売ってくれるお店を見つけて、小さなガッツポーズ。

これ、実は気取ってこの顔に戻したんです。

最初はこんな顔でした。

卵のバラ売りがそんなに嬉しいなんて。(笑)

ちなみに韓国のスーパーでは、卵はひとパック20個入りからが基本です。
多いんです、無駄に!(笑)

車に乗ってからも、嬉しそうに卵ちゃんを見つめるソ・ジソブさんのシーンはこちら。

絶対喜びすぎ。(笑)

でも、バラ売りしてくれるかなんて、確かに尋ねることないですよね、普段。
少なくとも私はないです。
試しに聞いてみたら売ってくれて、気分がハイになったんでしょうか。

ただ。
はじめのお店でもマスク取って聞いたら、絶対売ってくれましたけどね。(笑)

そして、小屋にくるたびに、自分が出したごみを生ごみ含めてすべてジプロックに詰めて持ち帰っていた様子も紹介され。

根っからのお坊さん気質なジソブさん、携帯電話もほとんど使わないため、「午後6時以降はスマホ禁止」のお題を出したところ、初めから電源すら入れてないことが判明してました。

液晶、真っ暗。(笑)

いいですね~。
どこに行ってもスマホが手放せない人が多い昨今、なかなか希少です。
シネちゃんは同じことを言われて、がっくりうなだれてましたよね。
それとはえらい対照的です。

さすがはお坊さん。(笑)

こちらも動画を。

環境マインド上級者になると、ゼロエミッションを生活の中で実践し始めますので、ソ・ジソブさんの今後に期待ですね。
エコクッキングもクリア、そしてゴミを最小化してお持ち帰り。

仏教徒の私の韓国の友人とそっくりです。いや、マジで。(笑)

そしてシネちゃん。

一番好きな風景は、実は番組の中では紹介されなかった、ここだったのだそうです。

いつもこの道を車で通ってきていたシネちゃん。

緑のトンネルの先に草原が広がり、あの小さな小屋があったわけですね。
行きと帰り、毎回ここを通りながら、木漏れ日の美しさを感じていたんですって。

時にボンが待っていたり、キジがいたり、時にはノロジカも。

確かに光が降り注ぐこの道を通った先にそんな生き物を発見したりすれば、とてもわくわくしそうです。
忘れちゃいけない、牛も。

「ソ・ジソブはなくても、ソ(牛)はいる」。

話出来すぎなんじゃ。(笑)

実はまずジソブさんの小屋があり、そこからさらに車を走らせたところに、シネちゃんの小屋があったようです。

つまり、二人とも途中までは同じ景色を見て小屋に向かっていたのですね。

こちらがシネちゃんお気に入りの小屋に向かう小道のシーン。

なんとも綺麗ですね~。

実は私、先日所用で済州島に行ってきたのですが、現地に住む友人にこの番組について尋ねてみたところ、その時私たちがいた場所のすぐ近くにある森がロケ地らしいと教えられ、大興奮しました。
とはいえ日もどっぷり暮れていたので、確かめには行けなかったのですが。(笑)
済州島はあちらこちらにこの番組に出てくるような森が広がっているそうなのですが、素敵ですよね。
次回行く機会があれば、この映像を頼りに友人が目星をつけている場所に寄ってみたいです。

二人が初めてやってきた3月は、韓国ではまだ冬の名残が色濃い季節。

特に今年の冬は済州島での大雪が話題になりました。

雪のちらつく時期を経て、花が咲き、野原が緑に変わっていく様を視聴者も一緒に見守ったのですが、ここでの生活で一番記憶に残る音は尋ねられたシネちゃん、「鳥の鳴き声」と即答してました。

ソウルで聞く都会の音とはまるで違う、鳥の声。
その声で目覚めるのがとても心地よかったと。

シネちゃん、自然の中で聞こえる音がとても好きなのだそうです。

暖炉の中で薪がはじける音。
大地を打つ雨音。
野原を渡る風の音。
そして鳥のさえずり。

すべてが癒しの音ですよね~。
見たこともない鳥を見たりした日には、本当に心躍ります。
シネちゃん、刻々と変わる自然の音を楽しむ時間が、とても幸せだったそうです。

ソ・ジソブさんも同じように答えるかと思いきや。

Q.一番記憶に残る音は?

「風。風。雨」

かわいそう!(笑)

確かにソ・ジソブさん、鳥のさえずりを楽しめる日なんて殆どなかったですよね。
「幸せの実験」のわりに、ジソブさんには過酷な旅をさせすぎです。(笑)

思えば着いた初日から深い霧と雨に見舞われていたソ・ジソブさん。

バナナを食べてる最中に雪に降られたりも。

絵面が面白すぎる!

外でバナナ食べてるのもなんだか絵面が面白いのに、そこに雪がいきなり降ってくるって。
「持ってる」としか言いようがありません。(笑)

「日の出を見ろ」のミッションの日も、朝からザーザーぶりでしたよね。
いくら雨が好きとはいえ、さすがにへこんだんじゃないでしょうか。なにしろ13日のうち、10日も雨に祟られちゃったそうなんです。
インタビューでも「天気が良かったら、風も雨もなかったら、もっと良かったと思います。雨は結構好きですが、当分雨はいいです」と言ってました。

お天気も真逆だった二人のシーン、続けて動画でご覧ください。

もしかしたら、「雨は結構好き」と繰り返し言っていたのは、スタッフへの思いやりだったのかもしれないと、この映像を見て初めて思うに至りました。

自分が「雨男」の役割で選ばれているのを知り、スタッフに気を使って言っていたのかもしれませんね。「雨が好き」だと。
実際、どう考えても晴れより雨が好きなはずがないんです。

ん~、一度そう思ったら、もうそうとしか思えない!(笑)

「一番印象深かった実験は?」の質問には。

「一度に一つのことだけをやる、鳥の声を訪ねる、おかず一品で食べる、6時以降に携帯を切る」と全然一つに絞れていないシネちゃん。

仕方ないですかね? 34種類もの実験があったそうなので。
他にも、家をペイントするのも記憶に残っているそうです。

かたや「3時間かけて食事」と即答したジソブさん。

「あれは、やっちゃダメです!」

確かに。(笑)

やってはいけない実験から答えたソ・ジソブさん、「おすすめの実験は?」の質問には、「自分の手で物を作ってみるのは、いい実験だったと思います」とのこと。ペイントにしろ何にしろ、自分でやれば愛着が生まれるから、と。

でも、ソ・ジソブさんが作ったのって、にこちゃんマークの丸太と、ブロックで書いた「ソ(소)」以外にありましたっけ??

といきなりはてなマークになってしまう視聴者。
振り返り映像を見るに、実は色々作ってましたね。
椅子なんかも手作りしてました。

「不器用だと言ってませんでした?」とのスタッフの質問には、黄金の手ならぬ「素早く作る手の持ち主」と答え、笑いを誘ってました。

確かに何でもちゃちゃっと作っちゃってましたよね~。
とってもシンプルに。

S字フックと紐でコート掛け、釘を打ち込んで鍵掛け、カーテンの取り付けもあっという間。

でも、本当はロッキングチェアにしようと思って作り始めたという椅子は、ガタガタの仕上がり。
最後は屋外でのお食事用テーブルとして使われてました。
それすらも、屋外で食事ができるほどいいお天気の日がなくて、ほぼ出番なし。

どーみても脚が曲がってますよね。

これをロッキングチェアにするつもりだっただなんて、彼は時に分不相応な野望を抱く男。(笑)

他にも、虫が入ってくるので網戸を取り付けようと思ったのですが、長さを間違えて窓1枚分にしかならず。
普通はそこでもう一度作り直すと思うのですが、「開けるの半分だけだから」というよくわからない論理で半分にだけ取り付けてました。

ええ、すっぽり窓を覆っていないので、隙間から虫が入り放題の網戸です。(笑)

こちらのシーンも続けて動画でご覧ください。
記憶に残る実験を語るシーンと、ソ・ジソブさんの速さを誇るDIYシーン。

うん、まぁ、ぶきっちょ(꽝손)なのは間違いなさそうです。(笑)

かたやシネちゃんは、一番幸せにしてくれた実験に、放送されなかった「一人酒ミッション」をあげてました。

一人で好きなお酒を、好きな肴で楽しむというミッション。
シネちゃんは鶏肉の串焼きを用意したんですね。

いつもお料理を作りすぎちゃうシネちゃん。

撮影の間も、量を作りすぎる自分を反省しつつ、でも一方では作った料理をやっぱりスタッフにふるまっていた事実も明かされ。

視聴者も分かっていましたが、お料理上手なシネちゃん、働きづめのスタッフにも美味しいものを食べさせたくて、いつもちょっと多めに作ってたんですね。
美味しいと言ってくれるのが、喜びでもありますしね。

こちら、エビのアヒージョと鶏肉の串焼きを作ってスタッフにふるまうシネちゃんのシーン。

あー、アヒージョ美味しそう。

食べたーい。

エビー。

ってただの食いしん坊みたいになっておりますが。(笑)

シネちゃんとソ・ジソブさんが小屋で生活する間に作ったご飯は28食分。
ソ・ジソブさんと言えば「お肉」、ですよね~。
あまりに美味しそうで、シネちゃんも一度真似て作ってました、ステーキとアスパラガス炒め。

おかげで「肉を食べるソ僧侶」とのあだ名がついたと笑うソ・ジソブさんですが、視聴者的にウケたのは、一口のお肉に対する噛む回数。

なんと、86回!

爺さんかいっ!(笑)

86回も噛んで食べるのは、びっくりしましたね。
とってもとってもいいことです。
でもおじいさんっぽさは、否めません。(笑)

視聴者が見るにソ・ジソブさんは基本「肉&野菜のソテー」なのですが、何度も本人は「いろんな料理を作った」と言っているのが、やや納得いきません。
とはいえ、「このふた月の間、普段に比べると一番お米を食べた」との発言にはややしんみり。
日頃のダイエットが結構過酷で、行き着いたのがお肉&野菜のソテー(&おやつにバナナ)、なんでしょうね。
シネちゃんが色んな料理を作って楽しんで食べているのとは対照的でした。

改めて動画で見ると、サングラス掛けてバナナ食べてるソ・ジソブさんが笑えますね。(笑)

バナナって成長ホルモンが出るらしいですよね。
それを知って以来、私もなるべく食べるようにしていますが、自分も含めてバナナが大好きという大人にあまりであったことがない気がします。
ソ・ジソブさんは「効率よくエネルギー補給できる美味しいもの」という理由でバナナを選んでいる感じでしょうか?
ダイエットと不可分の厳しい日常が垣間見れますね。

他にも、ピクニックに出かけて外でランチを食べたり、ローカルフードを食すシーンなども放送された最終回。

シネちゃんが選んだローカルフードは、アワビ。
今済州島はアワビが大漁で、値段が下がってしまっているとも聞きますが、ともあれ。
アワビの肝でソースを作ってご飯に混ぜ込み、その上にバターでソテーしたアワビを乗せるという豪華な一口サイズのおにぎりを作ったシネちゃん。

「一人で食べるのがもったいない!」と身もだえしていましたが、美味しさが画面の外にあふれてました。

一方、ソ・ジソブさんが選んだローカルフードは、エビ。
粗塩を引いたフライパンでエビを焼き、屋外テーブルで剥いて食べてるのですが、手を加えない蒸し焼きしただけのエビがこれまた美味しそう!

美味しいに決まってますよね、この二品。

いやー、食べたい。

アワビと殻付きのエビという、すぐに手に入らない素材でほんとよかったです。
家にあったりしたら、絶対この瞬間、キッチンに直行せずにおれません。(笑)

他にも、「人生で一番好きな映画を見る」という課題では、『50回目のキス』というロマンティック・コメディを選ぶソ・ジソブさんの意外な一面が映し出されたりもありました。

一番好きなCDを全曲聞いてみるという課題では、インディア・アリーの“Acoustic Soul”をチョイスするなど、普段知り得ないソ・ジソブさんの趣向を垣間見れたりも。

ソ・ジソブさんって、音楽好きな印象がありますよね。

インディア・アリーの“Acoustic Soul”は思い出の一枚だそうですが、このアルバムが出た2001年、ソ・ジソブさんにはどんな素敵な思い出があるのだろうと、ふと思いが巡りますね。
まだ有名になる前、若き日の大切な思い出があるのでしょうね。

そしてここで、「余命6か月だとしたら、必ずしたいことは何か」という過激な質問を投げかけるスタッフ。

「なんでこんな怖いこと質問するんですか? 6か月以内に死ぬ、じゃなくて、6か月自由時間があったら何がしたいですか、とか聞いてくれたらいいのに! 怖いですよ!」

過激な質問を投げかけられた時の反応も、やっぱり真逆な二人。

実は撮影に入る前のインタビューで幸せかと尋ねられ、二人は即答できなかったんです。

「幸せであろうと、不断の努力をしています」

「幸せかは分からないんですけど、感謝はしています」

そしてシネちゃん、この質問に動揺したのか、なんと泣き出すんですよね。

「‘つらい’と人に言うのが悪いと思っちゃうんです。私だけじゃなく、友達もみんな働きながらつらいことが多いのに、って。だから一人で考えて、一人でなだめて・・・・・・」

ソ・ジソブさんも「幸せですかと尋ねられ、幸せになりたいですと答えると、人々が不安に思うじゃないですか。なので、幸せになるよう努力しています、と答えるようにしているんです」とのお答え。

あららら!

ソ・ジソブさんは何となくこういうふうに答えそうですが、シネちゃんは意外です。
シネちゃん、ここでの暮らしなら、人目を気にせず好きに過ごせると思い、オファーをすぐ承諾したんですって。
普段、人知れず抑圧を感じて生きているのでしょうか。
太陽のように明るいシネちゃんにも、やっぱりつらいことがあるのだなと、視聴者もちょっぴり悲しい気持ちになります。

そして、先ほどの質問。

あと6か月で死ぬとしたら、何がやりたいか。

シネちゃんは、①世界旅行、②生け花を習う、③韓国全土グルメツアー、④自分のお店を持つ、⑤秘境巡り、⑥お料理教室通い、⑦サッカーのチャンピオンズリーグ観戦、⑦-1メジャーリーグ観戦、⑦-2 NBA観戦。

って、全然死ぬ前提じゃないよね?
当たり前ですが。(笑)

かたや肉を食らう僧侶は。

「僕は特にありません」

絶対そう言うと思った!(笑)

ソ・ジソブさん、なにかを予め決めておくのが嫌なんですって。
決めたら即行動に移すタイプなので。
なので、今まで通り過ごし、なにかやりたいことができたらやるでしょう、と。
「僕は、今がとてもいいんです」と答えてました。

今がいいと思いながら生きるのが、最高の幸せではないでしょうか。
足るを知る暮らし。今に満足する暮らし。

ま、ソ・ジソブさんがいうと、若干悟りっぽく聞こえますが。(笑)

ソ・ジソブさんは自分の性格を、内省的で、人と交わるのが少し苦手で、かといって人を傷つけるようなことはせず、人に迷惑をかけるのが何よりも嫌な人間だと説明していました。
今まで多くの人が想像していたであろう「ソ・ジソブの人間像」とも違う気がしますよね。

性格は大人になって変わることはほとんどないので、きっと芸能界に入る前からソ・ジソブさんは真面目で内省的なタイプだったんでしょうね。
「ソガンジ」のあだ名からクールなイメージ、やや取っときにくい印象を持たれやすかったと思うのですが、自然体の表情がたくさん見れるようになったのは、年齢を重ねたせいなのかもしれませんね。
そしてシネちゃんの、まったく「死」を念頭においていない屈託のなさも、明るくて素敵です。
シネちゃんが「死」を簡単に想像できるほうが、「らしくない」です。(笑)

幸せは遠くにあるものではなく、毎日を感謝して生きている中にあるものではないかとソ・ジソブさん。
シネちゃんも、幸せな時を過ごせたとのこと。

そんな二人に届いた最後のミッションは、「今すぐあなたが幸せになることをしてください」。

「では僕は、荷物をまとめます!」

よっぽど帰りたかったのね。

そりゃそうです。外は大雨。ロケは中止。(笑)

そして、幸せにしてくれるチャジャン麺に、ありつく!

心底嬉しそう!

シネちゃんの「今すぐ幸せになる行動」は、既に言われるまでもなくしていること。

大好きな窓の外の風景を、ぼーっと眺める。

「被実験者A、幸せ実験を終わります。
ありがとうございました。幸せでした」



というわけで、終わってしまいました『森の中の小さな家』。

見始めた時はこれが「実験」だという意識もなく、小さな小屋の中で思い思いに過ごす二人を見ているだけで楽しかったのですが、後半になるにつれ「実験」が強調されるつくりになっていましたね。

ミッションを遂行し、どう感じるのか、何か感じ方が変わるか、ということを番組としてはテーマにしていたようですが、やはり見る側としては出演者のペースで物事が流れていくのをもう少し見ていたかった気はします。
そのほうが、流れが遮られることがなく、視聴者を集中させることができたのではないかと、やや惜しい部分ではありますね。

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番組の中で出された「実験」よりも、この番組自体が「実験的」だったと言えそうで、低視聴率にへこむことなくいくつかの修正を加えてまた是非放送して欲しいです。

ただ、最終回を見終えるまでは、次回があるならまたこの二人でと思っていましたが、ソ・ジソブさんとパク・シネちゃんはこの番組で自然体の部分をかなり見せてくれたので、この組み合わせはここで終わるのがいいのかもしれません。
今回のソ・ジソブさんとシネちゃんのように、また真逆な二人が素顔を見せてくれるような番組になるといいかもしれませんね。
他のバラエティでは見られない、ゆったりと静かな時の中でのスターの素顔が見れる、いい番組だったと思います。

いずれにしても、ソ・ジソブさんが垣間見せてくれた素顔がとても魅力的で、視聴者も見ていて幸せでした。
ソ・ジソブさんとシネちゃんのますますのご活躍を期待したいです。