$theTitle=wp_title(" - ", false); if($theTitle != "") { ?>
28 2016年12月
みなさま、こんにちは。
今年も残すところあと4日となりました。
今日が仕事納めという方もいらっしゃると思います。
さて、今日は先日観てきたチョ・ジョンソクさんとト・ギョンスさん主演映画『형/兄貴』(邦題仮)の感想などをアップしてみようと思います。
前回ポスターや予告編についてご紹介したこの映画。
過去の記事はコチラからご覧頂けます。
「ト・ギョンス君とチョ・ジョンソクさんのファンめがけて作られた映画」と上記過去記事にて予想を書きましたが、実際見てからの感想は。
まったく予想に違いませんでした。(笑)
ただ、個人的には当初抱いていた映画の印象よりはるかにキラキラしたものとしてこの映画を見ることになりました。
と言うのも、映画の監督が私の友人の旦那さんの大学時代の親しい友人だったことが遅まきながら判明したんです。
友人は旦那さんと共に監督から俳優の舞台挨拶つき試写会に招かれていたのですが、旦那さんが仕事で行けず、「呼ぼうかと思ったんだけど、急で無理かなと思って」と今回ソウルに行く前に聞かされてしまいました。
「なんで黙ってんのよーー!!」
と私が地団太を踏んだのはいうまでもありません。(笑)
というわけで、「可もなく不可もない」であろうと大きな期待をせずにいたこの映画が、「もしかしたらチョ・ジョンソクさんの隣りで写真を撮れていたかもしれない」という過度な妄想によってにわかにキラキラ輝いて見えてきた私。我ながらなんて現金なんでしょう。
監督が次回作もチョ・ジョンソクさんを起用することを固く信じて疑いません。持つべきものは、映画監督を友人に持つ友人。次こそは、逃さない。ええ、信じるものは救われる、です。(笑)
さて、肝心の映画ですが、予告編紹介にも書きましたとおり、ストーリーはいたって単純。
内容は、柔道の国家代表選手だったコ・ドゥヨン(ト・ギョンス/D.O.扮)が試合中の怪我により失明し、弟の身の回りの世話を保護者として行うという口実で仮釈放された詐欺師でろくでなしの「兄」コ・ドゥシク(チョ・ジョンソク扮)が十数年ぶりに家に戻ったことで兄弟間に愛憎半ばするドタバタ劇が繰り広げられるというもの。選手生命を絶たれたドゥヨンに心を砕き、再起させるべく何かと世話を焼くコーチ、イ・スヒョン(パク・シネ扮)がここに加わり、三者三様にぶつかり合いながら次第に分かり合っていくさまが描かれます。
前途有望だった国家代表選手がいきなり失明という障害を負うことになるという設定は、現実に照らし合わせれば非常につらく重いものにならざるを得ないはずですが、監督はそのあたりのリアリティを意図的に排除して「笑って泣ける」映画を目指したようです。
その意味で言えば、批評家から高い評価を得ることは作り手自ら最初から目指していない映画と言えそうですが、難しいことを考えずに手軽に映画を楽しみたい観客からは合格点がもらえる作品となっているのではないかと思います。
なにしろチョ・ジョンソクさんとト・ギョンスさん、演技が上手いんですよね。
涙もろい観客たちは、手垢のついた「お涙頂戴攻撃」に簡単に乗るまいと瞬間的な抵抗を試みるも、結局俳優たちに号泣させられる構図。
深みだとか重みだとかを期待せずに観に行くのが一番の映画といえそうです。(笑)
さて、この映画。
私も知らずにみたのですが、実は映画のOSTをチョ・ジョンソクさんとト・ギョンスさんが歌っているんですよね。
歌っている曲は『応答せよ1988』で去年イ・ジョクさんにリメイクされ再脚光を浴びることになった、‘들극화/トゥルグックァ/野菊’の“걱정 말아요 그대/君よ、何も心配しないで”(邦題仮)。
この歌を歌わせるなんて、正直反則です。
歌自体にパワーがあるのに、まるで新人デュオかのような優しい歌声をハーモニーで聞かせてくれるため、歌を聴くだけで持っていかれます。(笑)
考えてみたら、いえ、考えてみなくても、ト・ギョンス君ってEXOですよね。
歌が上手くていまさら新鮮に驚いてしまいました。
というわけで、二人が歌う“君よ、何も心配しないで/Don’t worry”のMVをご紹介します。
ミュージックビデオの動画はCJENMMUSIC Officialのyou tube公式チャンネルのものです。
歌の歌詞については以前とりあげたコチラの記事をご参照ください。
ただでさえいい歌なのに、この二人にこんなふうに歌わせるなんて。
返す返すもずるすぎる。(笑)
歌がただのオマケではなく、この歌が映画をしっかり終わらせる役割を果たしています。
ちなみに時期的に非常に難しい時に公開されたこの映画。
現在までの観客動員数は297万人強と、公開ひと月で300万人を目前にしています。
映画としての評価は作品性などの面からは高いとは言い難いこの映画が意外に興業的に健闘しているのは、もしかしたら何も考えずに軽く映画を見たい人々のニーズにマッチした結果なのかもしれません。
恐らく日本にも入ってくると思われますので、みなさまも機会があればご覧くださいませ。
« 前の記事:『2016 10CM(シプセンチ) シーズンコンサート:冬』
12月17日公演 観覧記 を読む
9 Responses for "映画『兄貴』 OST 『君よ、心配しないで』MV & 感想
邦題『あの日、兄貴が灯した光』"
MVで歌っているお二人、似ています!本当に兄弟みたいですね!
今年も楽しませていただきました。ありがとうございました。佳いお年をお迎えください。
YMさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
二人、とっても仲良さそうですよね。
実の兄弟以上の仲の良さで、見ていてほっこりしました。
こちらこそ、いつも楽しいコメントをありがとうございました。
今年も残すところわずかとなりましたが、YMさまもどうぞよいお年をお迎えくださいませ。(^-^)
白夏香さま
初めてコメントさせていただきます。先日ソウルに行く要件があり、형を観て来ました。12月に入ってからチョ・ジョンソク氏の作品を集中的に見るようになった「にわかファン」なので、大きなことは言えませんが、「この人は本当にこんな人じゃない?」と思わせる程、チンピラ演技がハマってました。ドラマで登場するイケメンキャラも悪くはないですが、イケてないキャラクターを演じている方が生き生きしているような。
もちろん、映画以来”걱정하지 말아요”はヘビーローテーションです。歌っている時も형と동생になりきっている二人がいてこそ、愛される映画になってるんでしょうね〜^ ^
お名前と曲目を間違えてしまいましたm(_ _)m
改めて白香夏さま、”걱정 말아요 그대”の紹介ありがとうございました!
しろとらさま
はじめまして!
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
どうもありがとうございます。(*^_^*)
分かります、私も思いっきりイケメン設定の役柄より、チョ・ジョンソクさんはコミカルな役のほうが断然光ると思っています。
コミカルはなずなのに見ていたらそのうちカッコよく思えてきて、「あれ?私、大丈夫?!」的な展開がチョ・ジョンソクさんにハマる上で一番しっくりくる流れですよね。
と自分の時のパターンを一般論化しておりますが。(笑)
このMV、仰るとおり、まさに映画の中の兄弟そのものですよね。
映画を見たあとで「心配しなくていいよ」なんてこんなふうに歌われたら、まんまとキューンときてしまいます。(笑)
ありがとうございました。
よろしければ、どうぞこれからもまたいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
白香夏様
こんばんは
師匠ったら、結局ポゴミ印のジュースが飲めず、日本に戻ってらしてもよそんちのジュースを召し上がってらっしゃるのですね(T_T) あのね、それは「浮気」じゃなくて「病気」です(笑)
本日、急遽時間が空いたので邦題『あの日、兄貴が灯した光』こと『兄貴』鑑賞してまいりました。
感想に書いてくださったように、特別な見せ場があるわけじゃなく、想像通りのストーリー。でも、とっても温かい映画でした。満足です(^.^)
師匠のオッパのチョ・ジョンソクさんとト・ギョンス君の演技がすごーく良かった~(*^_^*)
ギョンス君上手いですね。ピッタリはまった弟役。
内容はほぼ分かっていたので”泣かない”で観ると決めていたから、『観相師』の感想で「・・・絵面が汚すぎる」コメントと共に貼ってくださったジョンソクさん、『花より~アイスランド編』で貼ってくださったメガネ姿でうっすらドロボー髭の一般旅行者ジョンソクさんを頭に描きながら観ておりました。が、ギョンス君が、ヒョンの為に作った目玉焼きを足に落とし火傷をするシーンからは無駄な抵抗となり、すっかり鼻をすすりながら観る羽目に・・・今日は水曜日のレディースデイの上に韓流ときたら、場内全員女子! あちこちで鼻をすすりながら、涙を拭きながら、ポップコーンを食べる音に氷が揺れる音と・・・大忙しです。
牧師を目指しながらヤサグレていた男子(役名がありました?) 彼ったらいい味出してましたよね~ジョンソクさんといい感じの絡み具合で、あれはいい役ですよね。
エンドロールと共に♪君よ、心配しないで♪は反則。せっかく涙&鼻拭いて、点灯に備えていたのに、コレでもかと大きな文字で日本語訳を見せられ、優しい二人の声が流れてきたら(T_T)
お陰様で、思いがけず素敵な時間を過ごせました(*^^)v ありがとうございました。
tebi♥makiさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。
コメント拝見するなり、いきなり吹き出してしまいました。
そうですよね。「浮気」ではなく、「病気」が正しいですよね。
そのうちただのピンクグレープフルーツ味好きの人になっていてしまったかも知れず、危ういところでした。(笑)
それにしても、『兄貴/ヒョン』は『あの日、兄貴が灯した光』というタイトルになっていたのですね!
毎回日本でのタイトル変更についていけておりません。そのうち書き直しておきます。教えてくださって、どうもありがとうございます。
あのヤサグレ男子は「テチャン」という名前がどうやらあったようです。(笑)
ここまで正面切って泣かせにかかられると、なす術なしですよね。泣くしかないです。ほんと、最後の歌、反則ものです。(笑)
楽しいご観覧になられて、なによりでした。女子だらけの韓流映画会場、素敵です。想像しただけで、私まで癒されます。(^-^)
どうもありがとうございました。
白香夏さま
こんばんは!
お元気ですか〜??
とても久し振りにコメントさせて頂きます!
ジョンソクさんの「兄貴」、私も劇場で観てきました♡ジョンソクさんの出演作品は都内の劇場にしか掛からないことが多いのに、「兄貴」は近所の劇場でも観ることが出来て、ジョンソクさん日本でもこんなに有名になって涙…な気持ちでした。あ、配給会社の大きさはEXOのギョンス君のおかげですかね笑 でもでも、たくさんの人にジョンソクさんのお芝居を観てもらえることに違いはなくて、弟の活躍を見るような気持ちで劇場を後にしたのでした笑
「兄貴」、白さまが書かれてるようにとてもキラキラした作品でした。心ほっこり。お涙頂戴系のどこにでもありそうなストーリーなのに(イヤ失礼)、最後の二人のハーモニーを終わりまで聴いて劇場を出る人の多いこと。それって作品と製作陣へのリスペクトですよね。
そしてお涙頂戴系にちゃんと泣ける人達がいること、一緒の時間を共有した方々に感動しました←大げさだ笑
「嫉妬の化身」以来すっかりジョンソクさんにハマってる母も一緒に笑って泣きました(*´︶`*)
仕事があって、間も無く来日のジョンソクさんに会いに行けないのですが、気持ちは豊洲に!
早く次の作品でお会いしたいです♡
naoさま
こんにちは。
お久しぶりです。お元気でお過ごしでしたか?
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
『兄貴』、観にいかれたのですね。
邦題は『あの日、兄貴が灯した光』ですよね。すみません。あとで本文タイトルに加えておきます。(いまさらですが。笑)
お母様と一緒にご覧になられただなんて、素敵です。
それはそうと、ファンミがあるのですね?!
相変わらずそうした情報に疎く、頂いたこのコメントで知ってしまいました。
7月8日!そうですか~!
これは『嫉妬の化身』で心奪われたみなさまが殺到しそう!(笑)
7月13日には同じ場所で歌手のソン・シギョンさんもファンミを行われるみたいで、7月、密かに韓流スターが熱かったんですね。
私もファンミには行けませんが、チョ・ジョンソクさんとファンのみなさまが思い出に残るいい時間を過ごしてくださればと思います。
ジョンソクさんの次回作『麻薬王』(邦題仮)、公開は来年のようですが再びソン・ガンホさんとの共演なので、とても楽しみです。
私も早く次回作でお会いしたいです。
ありがとうございました。(^-^)
コメントを残す