みなさま、こんにちは。

3月も気づけばもう下旬。
4月から新生活を迎えるという方もいらっしゃると思います。
どうぞみなさまの新たな一歩が素晴らしいものになりますように。

さて、今日も引き続き『スペインの下宿』。
第2話をまとめてみようと思います。

いやはや2回目にして既にこのポスターがラブリーに見えます。

おぢちゃん三つ巴とか言ってたのはどの口か!

ってきっとまた言うに違いないので、あらかじめ、ごめんなさい。(笑)

実はホジュニと1つしか変わらないおじちゃん顔のジョンナムさん。
視聴者の心を2話にして完全につかみました。
既に可愛く見えつつあります。
もはや自分の目に狂いしかない視聴者という名の私。(笑)

前回ラストは思いがけない外国人の宿泊客のご来店で焦ってるヘジンさんの図でしたが。
ヘジンさん、なかなか頑張ってレセプション業務をクリア。
米国から来たお二人に、必要最低限の情報を与えるのに成功してました。

っていうか、お客さんの方がよほど知ってるんですよね、しきたりを。
アルベルゲに着いたら靴を脱ぎ、持参のスリッパに履き替え、下駄箱のところに杖を置く、と。

こちらの二人は夕食はパスしてくれたので、良かったのか悪かったのか。
スンウォンシェフと新入りさんはまさか外国人が来ているとは思っても見ず、あいさつに出てかなり驚いてました。
でも一番肝を冷やしてたのは、間違いなくヘジンさん。

思わず仲間たちにこんな本音を漏らしちゃいました。

「‘なんで来たんだよ’って思っちゃった」

いやいや、招いてるからね。おぢちゃんたちがね。逆にね。

こうなると今晩たった一人のお客様に全力投球になりますよね。
この晩御飯がまたすごかった。
ありえないっすよ、5ユーロで。

超豪華版のディナーをお見せする前に、こちら。
チャシェフお手製のシッケ。

なんとシッケを炊飯器でですよ!

すごーい!

炊いたご飯にお水を加え、麦芽のパックを投入し、炊飯器を保温にすること6~7時間。
時間はきっかりに取り出したら、ご飯をある程度取り除き、しょうがを入れてぐつぐつ。
後はお砂糖で甘みを調整、と。

こう書くとすごく簡単そうですよね!
実際これを見て作ってみようと思う人が多発中です。
いやすごいな、チャジュンマ。おばあちゃん並み。(笑)

甘みを見るのは新入り君。

「もっと甘い方が好きです」

甘党判明。(笑)

最初の味見では味が分からず、「もう一度」と願い出てました、ジョンナムさん。

「コンディションが悪いんだろ?」と聞かれて「糖(分)が切れてて」と答えてるのですが、この”당이 떨어지다/タンイ トロジダ”という表現、日本で聞くこと殆どありませんよね。
韓国の人たちは何かというと「疲れた」と同義で「糖(分)が切れた」と甘いものを口にします。

「糖が切れる」って、一体どんな現象?(笑)

と書いて気付く。日本でも「脳が疲れたので甘いものを」などと言いますね。
ただ韓国のはそれよりちょっと適用範囲が広いんですが。
ま、いっか。テキトーに同じ意味ってことで。(笑)

まずは2つ連続で動画を貼っておきましょう。
動画はyou tubeのtvN公式アカウントより。
まずはレセプション業務をどうにかこなしたヘジンさんのシーン。
二つ目は、チャジュンマのシッケづくりシーン。
‘糖の切れた’新入りの「もっと甘いのくだせえ」が見所です。

結構な量入って気がするんですけどね、お砂糖。
本当に糖が切れてたのかも。(笑)

その頃設備部ヘジンさんは、納品したIKEYOの家具を手直し中。
ジョンナムさんが注文したのは食器棚、というか、正確には洗った食器を置く台だったのですが、ヘジンさんが作ったのは普通に2段で使える棚でした。

これでは水はけが上手くいかないということで、改良。
細い板をたくさんつけて、余分なしずくが落ちるようにしています。
毎度のことながら、小さなアイデアマン。

これをこんなふうに使うんです。

創意工夫ですよね~。
板にべたって置くより、はるかにいいです。

これを完成させる前に、みんなが腹ペコなのを気遣うチャシェフ。

「お腹減ってない?」の問いに「腹ペコだよ」のヘジンさん。
シェフが素早くラーメン作ってくれました。

やばいわ~。

これがあったんですよね。忘れてました。

ラーメンその他モロモロの誘惑。
これは夜中も構わず視聴者をキッチンに向かわせる番組。(笑)

これをハフハフしてる図が、また美味しそう!

朝ごはん食べてから8時間経過しての、ラーメン&カクテキ。

五臓六腑にしみわたってるに違いありません。

美味しそう~~~~。

チャジュンマのラーメン~~~~~~。

こちらも貼っておきましょう。
みなさまも、夜中のラーメンにはご注意を。(笑)

ジョンナムさん、あまりの腹減りに乾麺をぼりぼり生でかじってましたね!(笑)
そのくせ「お腹すいてただろ?」と聞かれて「ちょっと。ちょっとだけ。ちょっと」と答えてるあたりが、かわゆい。
おぢちゃんなのに、かわゆい。

と、やっぱりおぢちゃん連発。すみません!(笑)

さて、遅いお昼をすませたら、お一人様だけのディナーに向けてオールイン。
どう考えてもサービスしすぎな晩御飯が用意されます。
名付けて「王様の御膳」。

豚肉と海鮮の入った味噌チゲに豚肉のコチュジャン炒め(だけどwithoutコチュジャン)。
ここにさらに、本来はないはずのお肉巻き巻き用サンチュセットもつけちゃう太っ腹なシェフ。
あまりに美味しそうな手作りサムジャンを見たジョンナムさんは。

「完全に王様の御膳ですよ」

いやほんとに。
実際王様が食べてたものより、美味しいかもしれませんよ、これ。(笑)

チャシェフ、サンチュだけじゃなく、にんにくや青唐辛子もサービス。
自分たち用の食材もどんどん惜しみなく「王様のようなお客様」に出す構えです。

これがまた、最終形が凄いビジュアルで、こうなりました!

ありえないから!

普通に2人前! 

何度も言うけどこれで5ユーロ!

このためだけに今すぐスペインに旅立ちたい視聴者続出です。
ええ、もう影も形もないのは分かってるんですが。(笑)

ちなみにこのアルベルゲという宿は、巡礼者パスポートというものを持っている人しか泊まれないんですって。
そりゃそうですよね。
だって、巡礼者のために廉価で泊めてあげ、食事代も抑えてくれてるんですもんね。

とはいえこんな豪勢な料理を出してくれるアルベルゲは、どう考えたってここ以外ありえないでしょうね。(笑)

王様のようなお客様に料理をたっぷり用意して、とても満足げなチャシェフ。

疲れも滲んでます。(笑)

なんていうか、愛がありますよね~。
料理にも、盛り付けにも、すべてに。
チャ・スンウォンさんはほんとに絶対愛情深い人に違いない。

3人総出で用意してくれた晩御飯の御膳を、一人で食べる韓国青年。

これがね~!

こんなに美味しそうなものを一人で食べるっていうのが、何とも勿体なかったですよね~!
「めちゃめちゃ美味しい!」とか言いながら食べたいじゃないですか、きっとこの方も。
でも、それが言えないっていうのが。

隣の部屋では安堵と共に評価を待つそわそわした3人が、今宵の王様のためにデザートの用意。

これがまた、笑うほど出てきます。(笑)

まずは、約束のフルーツ。

プチフルーツ盛りですよ。この時点で既に。

ここからさらにこれがきて。

つくりたて。冷やしたての、シッケ。

ここからまさかの。

アップルパイ&オレンジジュース。

ちぎれるから。
いくらなんでもお腹ちぎれるから。

わんこデザート状態。
チャシェフの全力投球がいきすぎた瞬間です。(笑)

実はこの夕食時、ヘジンさんが話し相手になろうとお客さんのところに来て、この宿の改善点などをリサーチしてたんですよね。
この日泊まっていたこの韓国の数え27歳の青年は都市工学を学ぶ学生さんで、既に20日以上歩いているのですが、あとから来た米国からの旅人とはすでに顔なじみの仲。
その人たちが「Wi-Fiは?」としきりに聞いてきたそうです。
他のアルベルゲではWi-Fiに関する案内が初めにあるのだそう。
他にも、シャワーをしている時に脱いだ服が濡れてしまう構造であることも判明。
色々営業上も実用的なアドバイスを期せずしてたくさんもらったのですが、そんなことよりも視聴者が一番感銘を受けてしまったのが、「なぜ巡礼の旅に出たか」の青年の答え。

「現実があまりにつらくて、巡礼の旅に出る人がすごく多いんですよ」

でもここに来て歩いていると、その悩みを全然思い出さなくなる。
それは悩みが解決したからではなく、毎日この瞬間にのみ集中して歩き、夜には一緒に巡礼者同士でワイングラスを傾け、また起きて歩くのが日常になるので、それが聖地巡礼の旅の最もいい点なのだと青年。

「悩みが解決するんじゃなくて、まったく考えられなくなるんです」

「なにはさておき、歩くのがつらいから?」

「ええ、そうです」

はぁ~~~~。

そういうことですか。

なんだかもう、深い話を聞いてしまった気分です。

現実の世界が厳しくてつらい人々が、つらいことを思い出す余裕もなくなるほど心を無にして歩く。毎日歩く。
そして知り合った人々とささやかな夜を過ごし、また歩く。

なぜ歩くのか?
悩みすら思い浮かばない境地になるために。

わーーーー。

反省。
生まれ変わっても絶対やらないとか軽々しいこと言って、反省。
なんだかとても響きました。

二人のやり取りとその後のデザートシーン、動画を二つ貼っておきましょう。

でも最後はデザート地獄、と。(笑)

いやぁ、でもほんとに、青年の言うことに真理がありましたね~。
ヘジンさんも思わず目を見開いて耳を傾けてましたよね。
なんだか考えさせられました。

翌朝は料理部6時半集合のはずが、とっくにやってきて早々と米国人のお二人へのサンドイッチづくりをしているチャシェフ。
時間をきっかり守ってきたはずのジョンナムさん、兄貴に出遅れておどおど、やるはずの仕事も終わっていておどおど。
朝から恐縮しっぱなしです。

とりあえず、兄貴が作り終わった後の食器洗いをば。

「生きてこのかた、起きるや否や皿洗いしたのは初めてです」

意外にみんなやってることですよー。

ちなみにチャシェフが早々に作り終えたサンドイッチは、チェーン店「イサックトースト」を真似たバージョン。

キウィジャムがなかったのか、ブルーベリーで代用してました。
ブルーベリーを塗ったパンの上にスライスチーズ、ハム、卵焼き、という組み合わせなんですが。

大丈夫だったんでしょうかね、これ味的に?
サンドイッチにブルーベリーがどうにも気になる!(笑)

実は私は一度ずいぶん前に食べたきりなんですよね、イサックトースト。
その時はお店の名前も全く意識してませんでしたが。
95年に個人が創業し、2019年の現在までにチェーン店820か所。
こんなにありふれてるのに一度しか食べておらず、よって味を全く覚えてない。
これ見て今度食べてみようかとふと思いましたが、やっぱりきっと食べないです。(笑)

ともあれ。

このイサックトースト風サンドイッチ、ちょっと余った具をチャシェフにもらったジョンナムさん。
あまりのおいしさに「わー」しか言ってませんでしたが、わかめスープの味見をした時は。

「わー」

やっぱり「わー」のみ。

これには思わず笑っちゃう兄貴。

「今度太らなきゃいけない役が来たら、その時はヘンニムの家で下宿させてください」

その眼差しは、マジ。(笑)

このマジ加減を、みなさまも動画でお確かめください。

生まれてますね、ブロマンス。(笑)

それにしても美味しそうですよね~、わかめスープ。

これ見たら、わかめスープラーメンが食べたくてたまらなくなりました。
ええ、私がイチオシしているオットゥギの袋麺のことです。
だって、美味しいんですもん。化学調味料のイケナイ誘惑。(笑)

この美味しそうなわかめスープは、前日夜にチャシェフが韓国青年に食べたいものを聞いた結果作ったもので、先ほどのデザート地獄の動画でもやり取りがあるのですが、夕ご飯の時のように一人ぼっちの食事では気の毒なので、みんな揃っての朝食タイムでした。

朝食タイムの前にはこんな一幕も。

膝がまだ治らないという青年のために、二人がかりでテーピング。

役者さんたちも怪我をすることが多いのだそうです。
とても手慣れた手つきでテーピングしてあげてるジョンナムさん。
テーピングをまた自分でもできるように、青年のスマホで写真も撮ってあげてるヘジンさん。

優しすぎませんか?

芸能人のイメージ戦略?!

いやいやいやいや。
うがってすみません。(笑)

そしてまた巡礼の旅に出る青年を3人でお見送り。

この方きっと一生忘れられない思い出になったでしょうね。

「現実がつらくて巡礼の旅に出た」と言っていましたが、しっかり歩き切った後に明るい未来が思い描けるようになるといいですね。

朝食を提供した後は、おそらくこれが定番の日課となりそうな、買い出し。

連れだって3度目のお買い物に出かけるシェフと新入り。
ふと見るとお花屋さんがあり、シェフ、数ある花の中からヒマワリを買います。

これがまた絵になっちゃうんですよね~。

何度も後ろを振り返りながら「レオンみたいですよ、ヘンニム」と惚れ惚れしちゃってる弟ジョンナム。

そういう君は、マチルダ?

なわけないよね。だよね。(笑)

みなさまもご覧ください。

ヒマワリの似合うシェフfeat.レオンの動画。
二人の日課の買い出しシーンから始まっています。

マチルダというより、兄貴と子分の図ですよね。そのまんま。(笑)

動画にもありましたが、この日は昨日のアロエのような固いネギではなく、Cebollita(セボジータ)という玉ねぎと長ねぎのあいのこのようなネギをご購入。
こちらのほうが長ネギの味に近いんですって。

二人が買い物に行っている間、ヘジンさんは客室のお掃除。

昨日使ったシーツと枕カバーを洗い、部屋は念入りに掃除機を。

アルベルゲでは掛布団は提供しないんだそうです。
枕とシーツのみ。
その上に持参した寝袋を広げて寝るんだそうです。

なかなかに修行っぽいですよねぇ。ひと月以上もこれを毎日繰り返す。連泊もせずって。
厳しい世界だなぁ。

そうこうしている間に時は過ぎ、開店の午後2時を迎え。
重そうな鉄の扉を二人で開けてます。

期待に胸膨らむ瞬間ですよね。

ってこの日も外には全然人が歩いてないんですが。(笑)

料理部もさっそく稼働。
本日のディナーはチャジャン丼&チャンポンスープ。
コテコテの韓国式中華メニューですね。

玉ねぎを10個皮むいておくよう指示された新入り。
シェフがどんどん野菜を刻んでいく間、ひたすら慣れない手つきで玉ねぎの皮をむいてます。

そしてやられてます。目。

なんか。
この格好のせいかもしれませんが、あんなにおぢちゃんに見えていたジョンナムさんが、今日あたりからは坊やに見えてきたんですが。

錯覚ですよね、きっと。(笑)

ちなみに韓国語で「目にしみる」は’눈이 맵다/ヌニ メプタ’です。
‘맵다/メプタ’は「からい」という意味なので、面白いですよね。「目が辛い」。(笑)
煙にいぶされた時も同じく’눈이 맵다/ヌニ メプタ’。
日本語と韓国語はそのまま訳せる同義の言葉が多いですが、こうした慣用表現は知っていないと出てこないですよね。

ちなみに目薬を差して「すっきりした」と日本語の表現は、恐らく爽快感というか刺激のある目薬のテレビCMから広まった身体感覚の表現だと思うのですが、韓国では目薬を差した時に「すっきり」の同義’시원하다/シウォナダ’は使いません。
からいもの食べても「シウォナダー」、熱いもの食べても「シウォナダー」、冷たいもの飲んでも「シウォナダー」、熱い湯につかっても「シウォナダー」、肩をもんでも「シウォナダー」のシウォナダ星人な韓国ですが、目薬さして「シウォナダー」と呟いたら「はい?!」とぎょっとされますので、お気を付けください。(笑)

料理部がフル稼働している間、息子のいないヘジンさんは養子を迎えた模様。

今日もパクPDがお手伝いです。
嫌々ながら。

嫌々ながらってのは、嘘です。
飛んでくるんです、木くずが。
で、この表情。
嫌々疑惑、失礼しました。(笑)

ほんとに、この彼が養子になってくれなかったら(*今も養子ではない)、ヘジンさん、ロンリネスにもほどがありましたよね。
一人で黙々とドリルで木をくりぬくなんて、スペインまで来て絵面が寂しすぎます。
この電動ドリルも、初日にはなかったんですから。
設備部の息子が空輸されてこないかしら。

みんなが持ち場の仕事に熱中している間、われらが「スペイン下宿」に現れたる人影一人。

ところが扉が頑なに来館を拒否。

え、なんで閉まってんの?!

確かに開けましたよね、さっきジョンナムさんとヘジンさんとで。

実はオープン後にプロパンガスを運びに来た業者の人が、ご丁寧にも扉を閉めて行ってしまったんです。

仕方なく去っていく人影。
せっかく来てくれたのにこのまま帰らせてしまうのかと視聴者大いに焦りましたが、なんとこの彼、また「スペイン下宿」に引き返してくると、自力で扉を開けて入ってきました。

ナーイス!

いらっしゃぁ~い!

とくれば、次の瞬間待ち構えてるのは、これ。

固まる。

そして。

後ずさる。

ですよね~。(笑)

これが撮影だと知り、遅れている連れに電話で連絡を取るお客さん。
ここに泊まっていいか確認するつもりです。

この確認電話が意外に長かったらしく、まさか断ってきたりするのだろうかと内心ドキドキのレセプ係ヘジンさん。
厨房の二人もなかなか呼び鈴が押されないので何事かとじれてます。

待ちわびた結果の答えは。

喜び。(笑)

本日のディナー、「チャジャン丼&チャンポンスープ」を当然のように選び。

コーヒーとシッケでは、当然シッケを選びます。

この方もすごく真面目そうな青年で、スリッパに履き替えようとしているところへヘジンさんが色々話しかけるんですが、そのたびに動作をやめて直立不動ポーズになるんです。
かわいい。(笑)

そしてやっぱりあれですね。
時間にゆとりのある人しか苦行とはいえこういうことはできないので、若い人が多いんですね。
若いか、もうリタイアされてるか。

もしかしたら今日もお食事は王様コースかなと、たっぷり目に用意した野菜を前にシェフが思い始めた頃。

エネルギー切れを起こした新入りが「シッケ一杯もらってもいいですか?」とお願い。

すぐに冷凍庫から冷たいシッケを出してガラスの器に入れてくれる兄貴。

マチルダはこの笑みです。

「甘くておいしい~」

マチルダじゃ、ない。(笑)

マチルダではないけど、坊やではあるかもしれない、この表情。

「チャンポンを手作りするなんて」としきりに呟いてます。
若干壊れたお人形。(笑)
ヘンニムもすっかり笑っちゃってます。

ジョンナムさん、基本シェフが料理してる間は「わー」とかしか言わないですよね。
「わー、わかめスープ」、「わー、チャンポン」。
ほとんど語彙がいらない。(笑)

スンウォンさんの手さばきが呆気にとられるほどすごいんでしょうね。

美味しそうなチャンポンスープがぐつぐつ煮込まれている間、今日はもう一人のお客様が。

「ど、どうしてここに?」と驚くお客様に「ここで再出発することに」と嘘言ってる父ちゃん。

小芝居を素人相手に拡大した瞬間です。(笑)

しかしこの二人目のお客さんが面白くて、「チャジャン丼&チャンポンか、ラーメンと白ご飯、どちらにしますか?」と尋ねられ、「ラーメン」と答えるんです!

えー!

フレディ!

と見ず知らずの素人さん相手に全国の視聴者が突っ込みを入れた瞬間でしたが、この後無事正気に戻ってくれました。

あー、びっくりした。
そして勝手に名前つけてごめんなさい。(笑)

というか、ラーメンを選ばせるプラン、無駄ですよね?
きっとそう思っている視聴者が初回から大勢いる気がするのですが。
だって、ラーメンって。(笑)

二人目のお客様も、同じく丁重にお迎えする料理部。

「丁重に」って書きましたけど、実は初めはお客さんの前を素通りするという「小芝居」を挟んだんです、チャシェフ。

凄くないですか?
ヘジンさんが小芝居挟んだの、見てないはずなんですが。
息が合いすぎ。(笑)

二人とも韓国式中華コースを選んだと聞き、たっぷりのお野菜と魚介類の入ったスープにさらにコチュカルで辛みを加えてます、チャシェフ。

なんか見てるだけでにじんできます、額に汗が。

「まだだよ。まだ完成してないからね」との言葉とともに小皿を渡された味見係の渾身の一言。

「わー」

渾身です。まごう事なき。(笑)

でもそっかぁ。
このポジションはおぢちゃんだろうが弟だろうが息子だろうが、適切に「わー」が繰り出せる人であるのが重要だったんですね。
「わー」しか言わない。
否、「わー」しか言えない。

かと思いきや。

「わかめスープの上を行った」

「わー」以外のことも言える子。(笑)

そうこうする間に時は4時を迎え。
今日はこれで終わりかとだれもが思ったその瞬間。

またしてもいらっしゃいました、外国人のお客様。
こちら、デンマークからのご夫婦です。

韓国式のアルベルゲで韓国料理が提供されると聞いてもOKとのこと。

しかも驚くべきことに。

「連れがあと二人います」

この見開いた目!!(笑)

ビビりますよね~。いきなり外国人のお客様が4名!
ちなみに男性は「勝手に決められないよ。あの子たちにも聞かないと」と言っていたのですが、奥さんはみんなで泊まる前提でした。
なにかヘジンさんのたどたどしさが心をつかんだんでしょうか。ここに泊まりたい欲求を生んでる? 逆に?(笑)

というわけで、次回は急遽辛くないメニューを用意してすべてのお客様を迎える大わらわな「スペイン下宿」の様子が描かれる予定です。

ここまでの動画を2つ続けて貼っておきましょう。

まずはフレディ君ご来店のシーン。
「ラーメン」を選んだ瞬間の緊張感がみどころです。

同室になった韓国人青年同士の会話で判明しましたが、本当に看板を頼りに来てるんですねぇ~。

何なら秘かにどこかで呼び込んでるのかと疑ってましたが。(笑)

そしてデンマークからのお客様のシーンも。
次回の大わらわぶりも予告で垣間見れます。



すごいですよね~。

「おかわり」の声が飛んでたんですが。
あんなによそってもらって、いったい何をおかわりしたいんでしょうか!(笑)

そして三兄弟はまたしてもラーメンっていうのが、なんともいじらしいというか、健気というか。
お客さんに食べては欲しいけど、食べ過ぎたら3人の分がなくなるという心の葛藤が視聴者に。(笑)

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いや~、なかなか見せてくれます、「スペイン下宿」。

この案企画した人も目の付け所が最高ですよね。
やらせでもなく自然とこういう流れになるなんて、出来すぎ。

「ユン食堂」とはまた違う趣。
「商売」というよりは「奉仕」に近い感じですよね。

このミッションが終わったらぐったり倒れこみそうな3人が心配になりつつも、この後またどんな未知の出会いが待っているのか次回が待たれます。