みなさま、こんにちは。

ゴールデンウィークの只中ですが、いかがお過ごしですか?

去年もそうでしたが、今年のゴールデンウィークもお天気が変わりやすいですよね。

寒さに凍える連休初日でしたが、これから暖かくなってくれることを願いつつ。
今日もまいります、『スペインの下宿』第7話。

この日は朝からすっかりむくんだ顔で厨房にやってきたチャシェフ。

とはいえ「むくんだ顔」というテロップがついてるから「むくんでるのかな?」と思うくらいで、正直視聴者にはいつもと同じです。

ほどなくやってきたジョンナムさんにも「むくんだ顔」とテロップがついているのですが、やっぱり視聴者の目にはいつもの新入りの顔。

なぜにこんなに「むくんだ」とテロップがのっけから強調しているかといえば、昨夜のハードワークを物語るためだったんですね。

翌朝のコムタン(牛テールスープ)のために、夜のうちから準備を始めていた毎度のシェフ。

まずは牛テールを血抜きし、1度煮込んだら洗って今度はにんにくやローリエなどを入れて、とにかく煮込みます。

ぐつぐつさせ、途中浮いてきた脂身は取り除いてました。
これを、夜中の12時近くまでやっていた模様です。

そしてこの日の朝食には、牛テールだけじゃなくてトングランテンも付くんですね!
豪華すぎます。
タネを軽く凍らせて置き、それを金太郎飴みたいに切っていくという、時短の工夫がこらされてます。
確かにこうしておけば、あとは衣を着せて焼くだけですよね。

なーんて書くのは簡単ですが、ここまでの過程自体が大変。だから世のお母さんは冷凍ものを。
とまた悲しい話をぶり返しつつ。(笑)

まずは美味しそうなトングランテンのシーンから、こちらの動画でご覧ください。

なんでもいいですけど、チャ・スンウォンさんってあの年でまだ少年の顔が残ってますね!

びっくり!

冷蔵庫の上に取り付けてあるカメラに向かって上目遣いでふざけてる顔が、チラチラ若い!

どうやって若さを保っているのか、今度美容法も教えてもらいたいです。(笑)

その頃、身支度を整えているルーム名アヌギの面々は、韓国人の姓について「李が多い」と話してました。
韓国女子から多い姓として「李(リ/イ)とか朴(パク)とか・・・」と聞かされ、「確かに私があったコリアンは、全員李、朴、金だった!」と興奮してるスペイン女子。

確かに奇妙でしょうね、これは。
日本のホテルや旅館でコリアンが団体で泊まっている時に、フロントで「金さん」が呼び出されたりした日には、かなりの「金さん」が集まっちゃうのは、「コリアンあるある」です。
ちなみにここの韓国女子も、朴さんでした。(笑)

一方、部屋に一度戻ってなにやらつなぎを持ってきたジョンナムさん。

腕章に「ikeyo」と書いてあります。

どうやらヘジンさん用に作ったみたいですね。

気持ちは伝わるけど、肝心のロゴが汚い・・・・・・。

縫い目も・・・・・・。

つかそもそもなぜに彼はこのクオリティのものをリフォームと称して人にあげようとするんでしょうか。
根本的な質問がよぎらずにおれない視聴者。(笑)

視聴者の冷めた反応をよそに、ヘジンさん、つなぎを渡されて「カッコイイ」と喜んでくれてます。
新入りいわく、王子様スタイルだそうです。

これ作るために買い出しの最中につなぎを買ってきてたみたいですよね。
そして夜なべでまた縫物作業。
で、顔むくんでる、と。

ま、正直この図柄の趣味も、視聴者には「え?・・・・・・族?」ですけども。(笑)

こちらのシーンでお確かめください。

スンウォンさんに作ったものと、デザイン性に共通性がありますね。
昔のヤンキーが着てそうな。

このセンスは一体どこで培われたんでしょうね。
韓国には懐かしのヤンキーはいないはずですが。
それとも、分かる人にはこれは「何系」とひと目で分かるデザインなのでしょうか?(笑)

そして、朝食タイム。

ひとりだけ朝ごはんを食べないことにしたロザンナさん、アヌギの仲間たちに別れを告げた後、ダイニングにも挨拶にやってきます。

とても幸せだったと言ってくれるロザンナさん。

昨夜は心温まるひと時を過ごしましたもんね。

中にいるシェフにも伝えてくれと笑顔で言い残し、去っていきます。

勿論ヘジンさんは鉄の扉までお見送り。

最後までお礼を言ってくれるロザンナさん。

「みなさんのホステルに泊まれて、本当に良かったです」

ハグをしてお別れ。

お別れには無条件で鼻の先がツーンとくる視聴者。(笑)

かたやダイニングでは続々とお料理が運ばれており、ジョンナムさんが「トングランテン」について片言の英語で教えたりしています。

みんながテーブルに着くと、料理を運びながらなぜかお客さんに「アプチョプシ」と教える新入りジョンナム。

なにかありがとう的な意味かと思ったスペイン女性でしたが、それがただの皿という意味だと知り、まさかそんな単語を教えてくるとは想像もつかなかったとやや驚き顔。

うん。視聴者も同意。
新入りのずれ方が世界相手でもお構いなしと知った瞬間です。(笑)

ともあれ、初めてのコムタンに、みなさん興味津々。
朝から部屋でも「韓国では朝食に食べるメニューなの?朝からスープなの?」としきりに聞いてました、イギリスのサイモンさんが。

お好みで入れるタデギ(赤い薬味)とねぎを韓国女子の見よう見真似で入れて、いざお味見。
幸いなことに、おおむね好評のようです。
特にこの味が恋しかったであろう韓国女子は「これ、大好き」と本当に満足気。
トングランテンのほうもケチャップを付けて、みなさん美味しそうに召し上がってました。

こちらの様子も動画でどうぞ。

見事に初めての味尽くしだったでしょうに、おっかなびっくりながら美味しく食べてくれて、本当に良かったですよね。

しかし、コムタンスープも美味しいんですねぇ!

勿論私は大好きですが、初めて接する外国の方にも美味しく感じられるものだったのは、発見です。

ご飯を食べながらも、やっぱり「これなんて言うの?」コーナーが始まる4人。
韓国語では驚いた時は「オンマヤ!」といい、それが「お母さん!」の意味であることを伝える韓国女子。
こうやって改めて聞くと、すごく変な感じです。(笑)

犬はワルワル/왈왈だと答えてましたが、普通はモンモン/멍멍を紹介しますよね。
なぜ荒ぶった「ガルル」のほうを教えた?(笑)

そして一番みんなが「?!」となったのは、韓国の豚の鳴き方クルクル/꿀꿀。

「は?なにそれ?」を絵にかいたような表情ですね。

生き生きしてよろしい。(笑)

ちなみに馬が「ヒヒーン」なのにもウケてました、スペイン女子。

こういうのは確かに面白くて、例えば蛇口から勢いよく出る水の音も日本だとジャージャーですが、韓国だとクァルクァル/콸콸だったりと、「なんで~?」とお互いに言い合うのはとても楽しいです。
ジャージャーと言っている人にはジャージャーとしか聞こえず、クァルクァルと言っている人には本当にクァルクァルとしか聞こえないんですよね、不思議とこれが。(笑)

そんなふうに朝も会話を楽しみながら、「何のお仕事してるの?」とマキシムさんに尋ねるスペイン女子。
「電気の需要を調べる仕事。需要に合った資源があるか計算したり」と真面目にマキシムさんが答えてるんですが、ぶっちゃけ聞いちゃいない!(笑)

みんなコムタンに夢中で全然話を聞いてないんですが、それでも聞かれたことを最後まで答えてる真面目なマキシムさん。
具として入ってるタンミョン(韓国春雨)がつるつるしてて、お箸でつかみずらいので、人の話を聞いてるどころじゃないんですよね。

めげるな、マキシムさん!(笑)

こちらのシーンも動画でご覧ください。

マキシムさん、キムチのつけ汁にご飯つけて食べてましたね!
びっくり!
カクテキも美味しいみたいでした。
これも意外だ~~~~。

途中ヘジンさんがやってきて様子を見ながら、「今日のコースはハードなんですよね?しっかり召し上がってくださいね」と韓国語で告げて去ると、すかさず「訳して!」とスペイン女子。
今言われたことを訳してあげると、「本当にその通り」と一堂またしっかりご飯をかきこんでました。

ヘジンさんは、無意味なことは、言いません。
オヤジギャグは飛ばすけど。(笑)

もっとここにいたい気持ちを押し込め、今日もまた旅立っていく巡礼者たち。
レセプションでお別れをしながら、スンウォンさんは記念品の靴下を渡しています。

「スペインアルベルゲ」と書かれたこの小さなプレゼントに、みなさん顔をほころばせています。

今日は一緒に歩くのかとヘジンさんに尋ねられ、約束はしていないけど歩きながら様子を見るだろうと韓国女子。
サイモンさんは、イギリスの自分の家を、みなさんの家だと思ってくださいと言ってくれていました。

心通わせた人々のお別れ。

名残惜しそうにスペイン下宿を振り返りながら、一行がヘジンさんとともに出口に向かいます。

「本当に楽しかった」と呟くヘジンさん。
「そうですか」と尋ねる韓国女子に、「本当に。私も忘れられないと思います」としみじみ。

そんな合間にも、またアルベルゲを振り返るスペイン女子ニーベスさん。

・・・・・・やめてよ。
また鼻がツーンとするから。

「ブエン・カミノ!」と手を振りながら旅の無事を祈るヘジンさん。

ヘジンさんが後姿を見送る中、歩調を合わせながら歩いていく4人。

そして彼らの残した言葉たち。

ここで過ごした昨日と今日を忘れられないでしょう。
温かい食べ物と思いやりをありがとうございました!
今朝頂いた元気で今日もしっかり歩いてみます。
Buen Camino!
2019.02.19 ソヨン

すべてに感謝します。
みなさん、本当にすごいです。ビエルソで韓国料理とワインを頂こうとは!
その上テレビ番組の撮影だなんて!本当にすごいです!
愛してます!

18. Feb. 2019
これって一体なんてことなんでしょう!
めちゃくちゃ楽しい巡礼道での経験をありがとうございます。
ニーベス

みなさん、ほんとにお元気で!

とここでいったん番組が終わった気分の視聴者。

とはいえまだまだ中盤にも差し掛かってません。(笑)

4人を送り出した後、お休みタイムに入った料理部。

かたやヘジンさんはというと、なんと着替えて日課のランニングに!
体力ありますよね~。

いつもの公園への道を走っていると、なにやら市場が開かれているのを発見。
今日は七日市が開催されてるんですって!

各種衣類やバゲットなどの食べ物も売られていて、町の人がみんな集まっています。

こんなにたくさんの住民の方がいらしたんですねぇ。

お散歩中、植木の大きな花が目に留まるヘジンさん。
実はヘジンさん、アヌギが本当に居心地のいい部屋なのか気になっていたんです。

スペイン下宿に戻ると、パク課長を連れて花屋さんに行くことに。
そんな間も始まる小芝居地獄。

「走ってる間に考えたんだよ。どうしたらいい製品が作れるかって。いつもそうして考えてるんだ」

「やっぱり」

「パク課長も考えてごらん」

「しっかり悩んでみます」

「そう。考えるんだ。どうやったらもっといい製品が作れるか」

「わかりました」

って、息ぴったりかい!(笑)

鉄の扉のところまできて自転車を持ってくればよかったと呟くヘジンさん。ダッシュで自転車を取って戻るパク課長。
二人は息がぴったりで面白すぎます。

花屋さんに行く前にさっき見かけたパンを市場で買い、パク課長にあげながら「ナッツはあげるわ、パンはあげるわ(いい会社だ)」と自画自賛のユ社長。

「福利厚生がいいですよね」と答えて、ヘジンさんをまた大爆笑させてました、パクPD。
ほんといいコンビ。(笑)

ほどなく花屋さんに着き、まずは水やりについて質問。
ヘジンさんが目をつけけた大きな植木鉢は、一月に一度水を上げるだけでいいんですって。

ならばと迷わず購入し、二人で自転車に乗せて帰るのですが、市場の人々の視線が刺さる、刺さる。(笑)

なぜ見られてるのか皆目見当つかない二人のシーン、動画でご覧ください。

こういう仕事モードの時は、『ミセン』のOSTが欠かせません。(笑)

それにしても、せっかく買ってきたお花が、部屋の入り口で折れそうになってましたね。
危なかった。(笑)

最後、パンを全部もらっていくパク課長に「その代わり、今日はナッツはないぞ」と最後まで小芝居を続けてるヘジンさんでした。

いいわ~、この二人。ほのぼの~。

その後、お昼寝明けの二人も出てきて、明るい日差しの中、七日市を見学して歩く三人。
肌着を探しているスンウォンさんのため、ジョンナムさんが先頭に立ちます。
ちょうど起毛の上下を見つけ、買うことに。

そしてスンウォンさん、「これカッコイイ」と緑色の三本線ジャージをお買い上げ。

・・・・・・ってダサいですけど、それ?!(笑)

大丈夫なんでしょうか、ファッションリーダー的にそのセンス。

初めて兄貴に不安を感じた視聴者。(笑)

そして。

一瞬一人になっていた我らがシェフに突然「チャ・シュン?」と呼び止める女性。

「フォト?」と遠慮がちに声をかけ、色よい返事を受けて一緒に嬉しそうに写真を撮っていました。

この方、さっきヘジンさんたちがお花を選んでいる時に、パク課長に聞いていたんです。「チャ・スンウォンさんは?」と。

それからずっとここで現れるのを待っていたんですね~!
またしても韓流ファン登場とは!!

チャジュンマ、ヘジンさんたちのところに行ってファンの女性を紹介し、さらに一緒に記念写真を撮ってあげてました。

こちらのシーンも動画でご覧ください。

なんて綺麗な方なんでしょう。
アンド、心からの嬉しそうな笑顔を見て、またちょっと鼻がツーンときてる私って一体?!(笑)

ずっと待ってた奥ゆかしさといい、写真を撮っている時の笑みといい。
もう、たまらないっす。
これはほんとに、視聴者まで幸せで満たされちゃいますね。

それにしても、スペインでのチャ・スンウォン、ユ・ヘジン両氏の人気、ハンパない!
日替わりでファンが待ってますよ!
すごい! なんならワールドスター!

やっぱり、出演作品は大いに限ります。(笑)

今日もファンの出現に、とっても気分の良さそうな兄貴たち。

こんな日は飛行機雲も特別に見えるらしく、ヘジンさん「あの飛行機の機種何かわかる? ボーイングだよ。ポインポイ~ン」と奇妙な声を出し、スンウォンさんをよろけさせてます。
ええ、かわい子ぶる時の擬態語「プインプイン」のヘジニ版です。(笑)

これがストライクだったらしいスンウォンさん、ヒーとなりながら、「俺がここきて最高にウケたの、なんだかわかる? CESUCOK/セスコック!(洗顔は必ず)」。

なんと、今朝も顔洗いながらも思い出したそうです。

もう、大好きなんだから。(笑)

3人はお昼ご飯を食べにどこかに向かっているのですが、途中の道が素敵ということで、写真を撮り始めます。

「いやぁ、モデルが3人もいるから、みんなも驚いてるよ」と自分で言って笑ってるヘジンさん。
他の二人はノーリアクション。(笑)

「結局残るのは写真だけだよ」と言いながら、名残惜しそうにつぶやくスンウォンさんなのですが、そういわれてみると、確かにそうなんですよね。
加えて外出はほぼ買い出しの時だけなので。

いつも渡っている橋の上で、ここからの眺めが韓国の太白(テベク)に似てるというヘジンさんと、同意するスンウォンさん。
言われてみると江原道っぽいんですよね、確かに。

こちらのシーンも動画でどうぞ。

しかし、川を見ながら「鮮魚も住んでますよね」と言ってましたね、ジョンナムさん。
ヘジンさんが笑いながら「鮮魚じゃないだろ、魚だろ」と突っ込んでましたが。

マジで?
それマジなのジョンナム?

こうしてうららかな日差しの中、3人が外出と食事を楽しんでいる間、なんとオープンまで50分もあるのに、東洋人のお客さんが到着!

「準備中」の看板を見ると、重いリュックを下ろしてさくっとどこかに去っていきました。

どうやらこれは巡礼者たちの普通の行動みたいです。
一種の場所取り?先着順印?

3人はそうとも知らず、お料理が出てくるのを待ちながらのんびりと晩御飯のメニューを決めてます。
今日はカレーとアサリのスープ、明日の朝はキムチポックムパブ(キムチ炒めご飯)。

とかやってる間に、3人のそばを通る二人目のお客さん。(笑)

こちらも動画を貼っておきましょう。

最初にきた方はやはり韓国人でしたね。
女性は巡礼3回目ながら、このコースは初めてなんだそうです。
いやはや、ツワモノぞろいですねぇ。

しかし、今晩のメニューがカレーってのが、気になりますね。
チャシェフ、初めて手を抜きますか?!(笑)

しかも韓国のカレーですよねぇ・・・・・・。(以下自制)

この町で初めてパスタを食べた後、買い物する二人と別れ一人戻るヘジンさん。

いきなり2人が待っていたので、急いでレセプションをオープンしてます。

お昼ご飯を外に食べに行ったので、遅れてしまったと詫びるヘジンさんに、大丈夫だと答えてくれる韓国人のお客さん。

それはそうとこの方、ヘジンさんを見ても全く驚いてないんですよね。

まさか、気づいてない?!

っていうか、知らない?!

いやいやいやいや。

と視聴者も一瞬ざわざわ。(笑)

一方2番手にいらした女性は、イタリアのコモからお越しだそうで、コモを知らないというヘジンさんに「ミラノの近く」といったところ、「ドゥオーモ!」と返ってきたため、すかさず「コモ!」と修正。

これもよくある光景ですよね。
ちょっとでも自分の知っていることが出ると、言っちゃうっていう。

韓国人青年の通訳アシストにより、最終的には「ミラノのドゥオーモに行ったことがある」という意味だったのは通じてました。(笑)

ちなみにこちらの女性は59年生まれ、今年で還暦!

凄いなぁ~、体力ありますね~。素晴らしい。ラウラさん。

料理部も戻り、急いで任務に復帰したころ、またしても現れる巡礼者。

こちらはかなり巨漢な男性。
韓国男性とは昨日同じアルベルゲで過ごした、ノアさんでした。

こちらのノアさん、スウェーデンのご出身。

IKEYO社長、一気に緊張走ります。

ライバル国から偵察か?!(笑)

お花の大きな植木鉢が置かれたアヌギは、勿論お客様たちに気に入られ、お互いの自己紹介も弾みます。
ノアさんは、なんとまだ24歳!
でもこの方、風貌がなんとも哲学者みたいなんですよね。
私の中では「ソクラテス」です。(笑)

今お客さんを通したばかりなのに、表にはまた新たなる巡礼者。

ペットボトルの水を一気飲みしながら、東洋人の若い女性がやってきます。

お客さんが来ているとは露知らず、客室でお客さんの相手をしているヘジンさん。
デザートの説明をしてます。

今来た若い女性のお客さんは、誰もいないレセプションを見ても動じず、スティックを置いてスリッパに履き替えてます。しかも、テレビに出る告知もしっかり読んでて。

この落ち着き方、ハンパない。(笑)

ヘジンさんが初日に買ったチンが、ここで役に立ちます。
おもむろに鳴らす女性。

その音を聞いて、にんにくの薄皮を向いていたジョンナムさんが出てみると、なんとお客さん!
兄貴の姿が見えないので、慌てて対応します。

これがまた凄くはきはきした若い韓国女性で、ジョンナムさん、お客さんに教えられながらスタンプ押したり日にちを書いたりとテンパリ気味。

それでもヘジンさんがくるまでに、ご飯の説明も全部終えることができました。

こちらの動画です。

この女の子が入ってきた時から、行動パターンがどうも韓国の女の子っぽくないなと思っていて、実は私はチャイニーズの方かなと予想していたんです。
見事に外れました。
アンド、口を開いたら開いたで、若いのに受け答えの中におっさんの余裕を感じられるというか。

って、おっさんってことはないですね!失礼しました。(笑)

でも本当に、なんだか商売人みたいなやり取りするんですよね、コミュニケーションが。
ニュータイプだ。(笑)

業務に戻り、ひたすらにんにくの薄皮を剥いてるジョンナムさん。

どうやらカレーににんにくが入ると思っていたらしく。
やってきたシェフに、カレーににんにくは入らないと聞いてがっかりしてます。

カレーに何入るかも知らないのね、君?

これはなかなかお婿に行けませんね。
私の基準各方面に引っ掛かります。

引っかかったからどうだって話です。(笑)

こちらのシーンも動画を貼っておきます。

この時点で時間はまだ3時前。

お日様はまだまだ燦燦と照り付けてくれています。

ヘジンさんは休む間もなく洗濯物を干し、お客さんたちも今だとばかりにお洗濯。

そうこうするうちに、本日5人目のお客様。

レセプションでヘジンさんを見て、ハッとしてます。

やっときた、このリアクション!

てか今日のお客さんたち、驚かなさすぎ!

こちらワールドスターよ!(笑)

男性の手続きをしている間、続けて入ってきた女性は、ヘジンさんを見ると仰天して後ずさり。

そうそう、そのリアクション。

その反応が、普通です。(笑)

こちらも韓国からいらした女性で、今宵最年長のお客様。
韓国料理が食べたくて、ここの噂を聞いてこられたそうです。

見るからにお母さんの年代っぽいこちらの女性に、足は大丈夫かと尋ねる青年。
女性は、途中足が腫れあがり、歩けなくてコースをいくつかスキップし、腫れが引いたのでまた歩き始められたのだそうです。

いやはや、そんなご苦労をされながら・・・・・・。

きっと女性が喜ぶだろうと思ったであろうヘジンさん、「こっちにとてもハンサムな料理人がいます」と言いながら、奥へと案内します。

そして出てきたチャ・スンウォンさんを紹介するヘジンさん。

「ちゃんと紹介したんだよ。ここにハンサムな料理人がいるって」というヘジンさんに「誰のこと言ってるんだろうって思ってたよ。俺はここにいるのに」としょってるスンウォンさん。
とっても機嫌が良さそうです。(笑)

あんなにハンサムなのに、まだハンサムだと言われたいんですね~。
これが芸能人のサガ?(笑)

厨房に戻ってナPDたちに説明しながら、かなり気分が良さそうなスンウォンさんのにやけ顔、動画でお確かめください。

結局この日は韓国の方が3人になりましたね。総勢5人とにぎやかになりそうです。

コリアン女性は二人とも、韓国料理を目当てにここにきたんですって。
特に最年長の女性は、韓国ではパンが大好きだったのに、今はもう見るのも嫌だと言ってました。

ちなみに55年生まれだそうです。今年で64歳!
すごいですねぇ。

表に出て韓国人男性1号と話してるヘジンさん。
男性は今日で20日目だそうです。

今ではすっかり歩くのに慣れて、今では寝ている時の方が足が痛いという男性に、「やっぱりパリスタですね」とまた意味不明なオヤジギャグを投げかけてます。

当然何を言われてるか分からずスルーする1号さん。ヘジンさんの様子から、「ああ!すみません!長いこと韓国のギャグから遠ざかってたもんで! ハイレベルなユーモアで気づきませんでした。なかなか聞けないユーモアなので」と調子を合わせ、喜んだヘジンさんとハイタッチ。

なんのこっちゃ!(笑)

「バリスタ」と「발이 스타(足がスター/パリスタ)」をかけてるんですが、こんなの一発で解読できるのは、今はなきジュヒョギだけです。(いや、「なき」ではない。笑)

しかしお客さんたちも瞬発力が凄いですよね~。
なかなかヘジンさんと意気投合する率、高いですよ。

未来のおやじギャグ群。(笑)

一方チャシェフは、なぜか片手でカレーをかき混ぜ、片手でソーセージを焼いてます。
なんでそんなに大変そうなの?(笑)

こちらの動画です。

このシーン、私はチャシェフがジョンナムさんにかき混ぜるように言ったと思ったんですけどね。

多くの視聴者がそう受け取ったようで、この回で一番視聴者から不満が寄せられたシーンだったのですが、改めてみると、はっきりと「やって」とは言ってませんね。が、文脈からは「こういう風にやって」の意味だったように受け取れたのですが。

うーむ。真偽は分かりません。
もうナPDの華麗な編集スキルでなるべく「?!」となる場面を削って欲しいと祈るのみです。(笑)

そしてここで最年長女性の経歴が判明。

こちらの方はピアノ教室を長らく主宰されてきた方でした。

ところが昨年怪我をされ、日常生活には支障がないものの、ピアノだけが弾けなくなってしまったのだそうです。

気の毒そうに話を聞くヘジンさんに、「前向きな性格なので、休めという意味に受け取った」と女性。
そうしたら聖地巡礼の旅に出たくなったのだそうです。

人生にそれぞれ色々な重さを抱え、こうして来ていらっしゃるのですね。

ひとりの人の人生に触れた後は、韓国人男性2号君を誘って、洗濯ものの取り込み。
小さな布巾も一緒に7回はたいて折ります。

思い出すなぁ、テギョン君。

元気に韓国に戻ったでしょうか。

こちらの2号君もとっても好青年で、たのしく7回ずつパタパタしている間、「韓国に帰って布巾を見たら思い出しそうです」と話してました。

ほのぼのするわぁ。ヘジンさんがいるとなんでも。

かたや、やっとカレーが出来上がり、椅子に座るチャシェフ。

最年長のお客様が気にかかってます。

「20日間も歩いて。きっとテンジャンチゲとかキムチチゲが食べたいよね?」としばし悩み、その方だけに特別にテンジャンチゲを作ることにします。

「他の人たち、理解してくれるよね?」と言ったとたん電気が消え「これじゃ俺が理解できない」と天井を仰ぐチャシェフ。

ほどなく復旧し「これなら理解できる」。
ってなんのこっちゃ!(笑)

厨房にやってきたジョンナムさんは首をかしげますが、ひとり分のカニ入りテンジャンチゲを本格的に作るチャシェフの意図がすぐにわかるヘジンさん。

「ああ、あの方用?」

「そう。だって、韓国料理が食べたくて来たのに、カレーじゃさ」

それが言いたかったんですよ、視聴者も!(笑)

優しすぎるチャシェフのシーンはコチラです。

ここまで優しいとか、ありえないですよね。

チャ・スンウォンさん、今まで『三食ごはん』で見せてきた以上の愛情深さ、思いやりの深さをこの番組で見せてくれてます。

今日カレー&アサリスープの付け合わせとして出るのは、白菜のキムチと韓国風イカの塩辛(オジンオチョッカル)、獅子唐と小魚炒め(ミョルチポックム)、キュウリの辛いあえ物(オイムチム)。

いやー食べたい。これだけでおかわり2杯はいけます。(笑)

出来上がりは、こんなビジュアル。

カレーだけど十分美味しそう。

果敢にイカの塩辛からチャレンジしたスウェーデンのノアさん、一瞬間をおいて、「辛い!」と。

1号君が教えてあげてます。

「赤い=辛い」と。

かたやイタリア人女性は、完全にイカの塩辛の小皿を持って食べてる状態。
私もオジンオチョッカルは大好きですが、なんとこれも世界に通じる味だったのですね!

「村の入り口で止まっていたら、こんな幸運にはあずかれませんでしたよね」

他のアルベルゲに入っていたら、こんなお料理は食べられなかったと嬉しそうなイタリア女性。

2号君も「おかずも全部美味しい」とひとりごちてます。

こんな瞬間を見るのが視聴者の幸せ。

しかし、感動はさらに続きます。

みんなが美味しいと舌つづみを打つ中、年長者のためのカニ入りテンジャンチゲが運ばれ。
他の皆さんには申し訳ないけれども、チャシェフの気持ちだと言われ、女性は感激。

一口テンジャンチゲをすすると、これがまたさらに感激した面持ちになるんですよねぇ。

感激がみんなに伝わっています。

ここにいる単純な視聴者も、うっかり鼻先が・・・・・・。(笑)

スウェーデンからの男性は、普段はシーフードが苦手で、チャレンジはするけどあまり食べられないそうなのですが、このスープはとても美味しい、海の味がすると言ってました。

こちらのシーンも動画でご覧ください。

海の味かぁ。

冷凍アサリなんですけどね。(コラ!笑)

そしてやっぱりあの女子は、ただものじゃない。
「オンニ」って呼んでましたよ、親ほども年の離れた方を。

やっぱり商売人気質。(違う。笑)

イタリア人女性は、「イタリアではこんなにたくさんの薬味(スパイス)は使わない。スウェーデンはどうですか?」と尋ね、ノアさんは「スウェーデンの料理はとっても単調な味です」とのこと。
「サーモンばかり食べるのかしら?」の質問には「あ、サーモンは美味しいです」のお答え。

こういうやり取りで知る各国食卓事情も、とても楽しいですね。
そしてやっぱり、なんか哲学的な表情じゃないですか、ノアさん?(笑)

イタリア人女性、みんなに学生なのか働いているのかを尋ねてます。
ノアさんと韓国人女性は学生、2号君は働いていて、最年長のかたは「リタイア」だと代わりに答えてあげている1号君。

リタイアと聞き、「私は60歳ですが、おいくつですか?」と尋ねるイタリア人女性に「65歳」と数え年で答える最年長女性。
「お若いですね!」と驚かれています。
1号君は「ここにいらしている方は、10歳は若いです」と応じてました。

一方職員たち。

ご飯を食べながら、またモデル小芝居を始めるヘジンさん。

「さっきはモデルが3人歩いてて、町のみんなびっくりしただろうな」

調子を合わせて「ショーが終わった後の感じ、お分かりですよね!」と応じるジョンナムさんに「最初の舞台はS/Sだったんだけど、終わったとたん座り込んだよ、涙を流しながらさ。いやあ、あれは忘れられないね」なんて言ってます。

図々しいわ!(笑)

ところがこれで火がついちゃったヘジンさん「ミラノに行った時もさ」となにやらスケール拡大。

「最初は1回ショーに立つだけの筈だったのに、結局そこに住んでんのかってくらいにさ。もう帰してくれないんだもん」

どんだけ妄想広がったんだ!(笑)

そこでジョンナムさんが「兄貴の写真貼ってましたよ、モデルになりたくて」と気の利いたことを言ったため、ヘジンさん大爆笑!

こちらのシーンも動画をご覧ください。

ヘジンさん、ジョンナムさんの受け答えにかなり喜んでましたね。
やっぱりギャグが大好きな兄貴。
確かに珍しく面白いこと言いました、新入りも。(笑)

「はじめはドキドキして声もかけられませんでしたよ」とか「兄貴にあこがれて体作りも始めたんです」とか、しまいには「兄貴、なんであんなに恥骨がくっきりしてるんですか」と妄想を広げてましたが。

・・・・・・ヘジンさんの恥骨は、ちょっと想像したくない。(笑)

デザートを食べながらも、なお最年長巡礼者の勇気を褒めたたえる韓国参加者たち。
2号君は「カッコイイ」と呟き、1号君は、ここに来る前にお父さんと旅行に行ったそうなのですが、一人では水も買えない父を思うと、一人でここに来ること自体が本当に立派だと感嘆。

若者たちに褒められて「無知な者は勇敢なんですよ」と謙遜する女性。その隣で「いいえ、勇気です、それは」と同じく感嘆している韓国女子。

こちらのシーンも動画をご覧ください。

この日はコリアンチームが4人なので、若干別れてる感じでしょうか?

スウェーデン&イタリアチームと。

この最年長の女性が、若者相手にも第一人称含めて終始きっちり丁寧語で、視聴者そこにも感心してしまいました。
これだけ年齢が離れていると、ちょっと図々しいところのある人は平気でタメグチ聞いてきますが、そういうところがないのも「若さ」を感じます。

こうしてみんなの夕飯が終わり。

外に出るヘジンさんとスンウォンさん。
まったりしながら会話を楽しんでます。

「今日、お客さんの中に俺のライバルの国からきてる人がいるんだよ」

「スウェーデン?」

「そう」

ゲラゲラ笑って楽しそう。(笑)

「どうするんだよ?」

「いやいや、提携業者でもあるんだけどさ。ちょーっとあれなんだよ」

「ちょーっと気になるんだ?」

またオートマティックに始まっちゃいました、小芝居。(笑)

「スウェーデンからきたって聞いたら、顔がこんなんなっちゃって」

拡大しすぎ!(笑)

スンウォンさん「顔に出したらダメだろ」なんて言ってます。「下手したらもう本社に電話してるかもよ? IKEYO BLACKを見たら、ご飯も食べずに帰ってるって。だって、あれを見ちゃったら大騒ぎ必至だからな」なんて完全に演技に没入。

この二人ってばほんとに楽しいです。
そんなことやってるうちに、本当にノアさんが来るんですよね。(笑)

洗濯物を取り込みに来たという1号君とノアさん。

その後ろ姿を見ながら「本当に洗濯物を取り込むだけかな? 電話してるかもよ」とまたしても産業スパイの陰謀を吹っ掛けるスンウォンさん。
さらに奥に向かって歩き出した二人に「ほら、見ろ。おかしいだろ」と続けてます。

どんだけ小芝居大好きなんだ!(笑)

この番組あとから見たら、お客さんたち本当に楽しいでしょうね。
まさかこんな会話をしていたなんて、きっと想像すらできないでしょう。(笑)

ひとしきり笑った後は、すっかり夜のとばりが下りた空を見ながら、「まだ10日もたってないんだよな?もうひと月たったみたいだよ」とスンウォンさん。

ぎっしりと色んなことが詰まっていると、一日一日がはるか遠いことのように思えますよね。それだけ毎日がハードワークだということなんでしょうね。
流れるしばしの沈黙。

ヘジンさんは話題を変え、「向こうの星は、星じゃないみたいにキラキラしてるんだ」と言ってました。

美しい夜の空を見ながら、空気が綺麗でうらやましいとスンウォンさん。

そうですよね。韓国は大気汚染が問題で、空が澄み渡って見えることもなかなかなくなってしまいました。

この日はスーパームーン。

そのうちジョンナムさんも出てきて、月を探したり。

今日も頑張った3人の一日が暮れていきます。

こちらの動画でご覧ください。

大変なんでしょうねぇ、本当にこの番組。

お客さんの数も読めないし。

一日一日が真剣勝負。

それでも一切弱音めいたことすら吐かないヘジンさんは、本当にタフな方です。



ここで7話は終了です。

次回予告を見るに、次回もまたIKEYOチームが新製品を作ってくれるみたいですね。

そして、大鍋でつくった10人前もクリアできるシェフ自信作のタットリタン。

・・・・・・と思いきや。

え?!

お客さん、ゼロなんですか?!(笑)

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いやー、キツイ! ゼロはコワイ!

一生懸命作ったシェフの立場は?!

でも視聴者は美味しいレシピを覚えられるから、ま、いっか。(笑)

前回、今回と順調にお客さんがいらしてくれていたのに、まさかのゼロ日を迎えるかもしれない次回。

本当のところはどうなのか、次回も楽しみです。