みなさま、こんにちは。

先日予告編をご紹介した映画『ミナリ』がアカデミー賞6部門にノミネートされたそうです。

 

現地時間15日、アカデミー賞候補が発表されたのですが、なんとアイザック・チョン監督の『ミナリ』が6部門にノミネート!
アカデミー賞最高の栄誉、グランプリである作品賞をはじめ、スティーブン・ヨンさんが主演男優賞、ユン・ヨジョンさんが助演女優賞にそれぞれ候補として選ばれ、アイザック・チョン監督も監督賞に。加えて音楽賞、脚本賞もと、予想を上回るすごいことになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

いや~。

ユン・ヨジョンさんの助演女優賞ノミネートは去年からずっと言われていて、ノミネートされるはるか前からオスカー最有力候補と噂されていたのですが、スティーブン・ヨンさんの主演男優賞ノミネートも、すごいですよね!

なんでも、アジア系の主演男優賞ノミネートが初めてなのだとか?

いやー、素晴らしい!

昨年ポン・ジュノ監督の『パラサイト』がアカデミー賞4部門を獲得し、最高の栄誉である作品賞にも選ばれましたが、『パラサイト』も6部門ノミネートだったんです。脚本賞、監督賞、国際長編映画賞、美術賞、編集賞、作品賞にノミネートされ、美術賞と編集賞以外の4つを受賞したのですが、今回の『ミナリ』は俳優賞が2人含まれているのが特徴的ですね。

やはり「人」に感情移入させる映画ということなのでしょう。アメリカ人が広く共有し、共感する物語。

こうなってくると、嫌でも受賞を期待してしまいますね。
どれか一つくらいは。できれば2つ3つ、4つ?(笑)

いやはやしかし、昨年に続いて今年まで韓国及び韓国系監督の映画が作品賞候補にノミネートされることになるとは、驚きの一言です。
ちょうどBTSがグラミー賞受賞を惜しくも逃した日でもありますが、こう書いていてもなんだかとても変な感じです。世界のエンターテインメント界で最高峰の賞に韓国の歌手や俳優が「フツーに」ノミネートされ、やれ「惜しかった」だのなんだのと言ったり言われたりしていることに、隔世の感を禁じ得ませんね。
いやー、エライ時代になりました。(笑)
 

注目の発表はひと月以上後の4月25日。
どんな結果になるのか、ドキドキワクワクしながら待ちたいと思います。