みなさま、こんにちは。

昨日発表された韓国映画人による尹錫悦罷免・拘束を求める声明が本日8日付でアップデートされたため、続報を掲載しておきます。

昨日の段階で出ていた俳優さんたちの名前が、同姓同名のスタッフや映画学校の学生だったという報道が新たに出ました。
昨日付けの記事の内容も、それに基づいて訂正しました。

新たにパク・チャヌク監督、俳優兼監督のチョ・ヒョンチョルさん、80年5月、光州民衆抗争を背景にしたドラマ『5月の青春』で主演を務めた女優のコ・ミンシさんらの名前が新たに加わりました。

 

 

 

 

 

 

集計の概要は以下のとおり。

<‘内乱罪現行犯尹錫悦(ユン・ソクヨル)を罷免・拘束せよ!>最終連名結果

– 結果発表: 2024.12.08
– 連盟期間: 2024.12.05 ~ 2024.12.07
– 団体連名: 総 81団体
– 個人連名: 総 3,007名

 

昨日の各社報道では、カン・ドンウォンさんやソン・イェジンさん、キム・ゴウンさんなどのお名前が挙がっていたのですが、俳優さんと同姓同名の人をマスコミが混同しているという指摘があり、今回新たに発表された名簿は、所属でカテゴライズされています。

△団体81、△個人総3007名(監督599名、制作分野総511名、映画俳優総239名、映画関係者342名、学生総607名、観客及びその他709名)
(*記事中、団体81となっていますが、77の誤りである可能性があります。)

 

映画人1次緊急声明文の翻訳を再掲しておきます。

 

<映画人緊急声明>
「内乱罪の現行犯」ユン・ソクヨルを罷免・拘束せよ!

12月3日夜10時22分、現職大統領が非常戒厳令を宣言し、2時間30分後に国会が非常戒厳令の解除を議決してから2日経った。違法で違憲な非常戒厳令の宣布、軍部独裁を思い起こさせる非常戒厳令布告文、国会の議決後3時間経ってようやく国務会議の議決定足数が成立していない前提で発表された非常戒厳令解除、行政府システムが正常に機能しているのかさえ疑わしい一連の過程に加え、12月4日にはユン・ソクヨルの非常戒厳令宣布の理由が、野党に警告メッセージを伝えるためだったという呆れ果てる報道が相次いでいる。

「正気なのか?」、「おかしくなったんじゃないか?」。

非常事態宣言を目の当たりにした大多数の国民の、最初の反応はそうだった。

映画人たちも大して変わらない。人文学的な常識では到底理解できないことが、いくら映画的な想像力を働かせても妄想に過ぎないようなことが、現実に起こったのだ。常識のある国民なら、法律的な判断に先立って、次のような結論に導かれるのが自然である。「大韓民国の存立に最も危険な存在はユン・ソクヨルであり、大統領という職務から降ろすことが民主共和国を守るための最も急務の課題にならざるを得ない」ということ。

すでに大韓民国と国交を結んでいる大多数の大使館では、韓国に滞在中または滞在する目的で訪問した自国民に「危険」と警告しており、非常戒厳令解除にもかかわらず、危険警告を維持している。ユン・ソクヨルという危険要素が解消されていないからだ。

まるで政権の功績かのごとく宣伝に躍起になっていた韓流の地位は地に落ちた。大韓民国の民主主義の成長と表現の自由が文化芸術分野の成長の最も大きな土台だと指摘していた海外のメディアは、韓国のイメージ低下と訪問者の減少を予測し連日報じている。自分の好きな韓国の「アーティスト」の安否を心配する懸念の声も続いており、外貨両替を拒否されたという大韓民国国民の通報も相次いでいる。

国会という憲法機関を蹂躙し、独立した憲法機関である中央選挙管理委員会と一連の報道機関に戒厳軍を急派し、「(職務に)復帰していない専攻医を処断する」という戒厳司令部の措置に加え、映画人たちを怒らせたのは、「すべての報道と出版は戒厳社の統制を受ける」という戒厳司令部布告令の第3項をはじめとする国民基本権の制限だった。

韓国の憲法は「表現の自由」という明示的な表現を使用していないものの、良心の自由、言論・出版の自由と集会・結社の自由、学問と芸術の自由などを、憲法で保障する「表現の自由」と通常称する。つまり、ユン・ソクヨルは真夜中に「違憲的なブラックリストを全面的に実行」してしまったのだ。現職の法務部監察官が「戒厳令を受け入れられない」と即座に辞表を出したという報道だけが聞こえてくるのみ、現職国務委員の誰も辞意を表明したという報道以外に、違法な戒厳令に立ち向かって国民の生命権を守るために行動した形跡は見られない。指示と命令によって魂のない仕事を進めたというブラックリストの作動原理と、もっともらしい言い訳が、いかに偽りであったかが明白に証明された。

ユン・ソクヨルの在任期間中、韓国映画人は政府の一方通行の映画予算案について不便かつ不当であると指摘してきた。法律に明記された権限である映画振興委員会と文化体育観光部の予算編成案は、ユン・ソクヨルの一方的暴挙によって座礁した。
野党が国務委員の弾劾を試みたことと予算案の処理などが非常戒厳令の根拠なら、反国家勢力はユン・ソクヨル本人だ。良心のある公職者なら、反問してみよ!民主主義が定着して以来、ユン・ソクヨルほど企画財政部とすべての政府機関の上に君臨し、勝手に予算を編成した者がいただろうか?

昨今の混乱した状況を克服し、墜落した大韓民国の位相を克服できる第1の前提条件は、ユン・ソクヨルの大統領職務遂行を停止させることだ。

弾劾が最速の道なら弾劾を選択しなければならないだろうし、それ以外に罷免させる方法があれば、最も迅速な道を探さなければならないだろう。生中継で満天下に内乱罪の現行犯であることが明らかになったユン・ソクヨルと、国防部長官をはじめとする戒厳勢力に対する拘束及び断罪は、妥協の余地のない自明な手順である。

政権再創出のための政治工学に没頭している「国民の力」の国会議員たちに警告する。

常識外れで制御不可能な、大韓民国第1の危険要素であり、内乱の首謀者であるユン・ソクヨルの大統領職務を今すぐ止めることが大韓民国が生きる道だ。誰に政権を任せるかは国民が決める。内乱の同調者として歴史に残るのか、国民の生命と安全を最優先する政治家として残るのか、自ら選択しろ。

韓国の映画人にとって、ユン・ソクヨルはもはや大統領ではない。内乱罪の現行犯に過ぎない。

速やかにユン・ソクヨルの大統領職務を停止させ、罷免・拘束せよ!

 

 

最新版の名簿はこちらのMBCの記事をリンクしておきますコチラです

最新名簿の俳優のカテゴリーに、キム・ジウォン、キム・ヘス、シン・ヘソン(敬称略)のお名前があるのですが、同じお名前の俳優さんがいらっしゃる可能性もあるので。確定が出るまではお写真載せないでおきます。(笑)

いずれにしても、職業柄、こうしたことに名前を出すのが非常に難しいのが俳優や歌手の方々だと思うので、国の命運がかかる厳しい事態を前にこうして勇気を出してくださることに、あらためて感謝します。

ほとんどの韓国市民が同じ気持ちです。
韓国の市民たちは、平穏な日常を自分たちの力で、自分たちの手に取り戻すために、今日も厳冬の空の下、歌いながら、笑いながら、励まし合いながら、国会前に集まっています。