みなさま、こんにちは。

『王女の男』、いよいよ劇的に物語が動いてまいりました。
前半のラブラブ、これにて打ち止めです。
来週からは見るのが恐ろしい・・・・・・。

では、今日も『王女の男』第7話を振り返らせて頂きます。

今回は、ラブラブなシーンを中心にピックアップしてみます。

NHKBSバージョン、オープニングは6話の続き、お寺でガバッのシーンからはじまりました。

このカットのススンニム、必死の形相ですね。(笑)
ここはやはり一連の流れを貼っておきましょう。

スンユのセリフはこうでした。

スンユ
다신 내 눈에 띄지 말라니까.
タシン ネ ヌネ ティジ マラニカ
二度と私に姿を見せるなと言ったろう?
왜 내 머리속에서 내내 살아지지 않은 거요?
ウェ ネ モリソゲソ ネネ サラジジ アンヌン ゴヨ?
なぜ私の頭の中からずっと消えてくれないんだ?

 

セリョン
이제 와서 어찌 또 이러십니까?
イジェ ワソ オッチ ト イロシニカ
今更なぜまたこんなことをなさるのですか?
그리 차겁게 밀쳐내실 때는 언제고?
クリ チャゴケ ミチョ ネシン テヌン オンジェゴ
あんなに冷たく突き放したのが、いつのことと思って?
제가 스승님을 잊으려 얼마나…
チェガ ススンニム イジュリョ オマナ
私が先生を忘れようと、どんなに・・・

 

スンユ
더는 내 자신을 속이기 싫소.
トヌン ネ チャシヌル ソギギ シ
もう自分を騙したくない。
더는 아닌 척할 수가 없소.
トヌン アニン チョッカスガ オ
これ以上気のないフリはできない。
이제 내 마음속에서 그대를 밀어내지 않을 것이오.
イジェ ネ マウソゲソ クデル ミロネジ アヌ コシオ
もう自分の心の中から、あなたを追い出したりしない。
나 자신을 억누를 수 없어서 여기까지 왔으니 그대가 싫다 해도 어쩔 수 없소.
ナ チャシヌ オンヌルス オソソ ヨギカジ ワッスニ クデガ シタ ヘド オッチョス オ
自分自身を抑えきれずにここまで来たのだから、あなたが嫌だと言おうと、どうしようもない。

この場面の動画はこちら。

ん~~~~~!

素敵です。
この思い出だけで一生生きていける級です。(笑)

涙を拭き、明るい顔でまた会う約束を交わす二人。

この時もまだ、自分の身分と名前を偽っているセリョン。
自分の名前をかたられたヨリ、「あの男は誰ですか?」と怒ってます。

一方親同士の争いごとは深刻化。
復権したキム・ジョンソはスンユも公職に戻し、幼い王への忠誠を誓わせます。
王族がむやみに宮殿をうろつくのは慎んだほうが身のためとはっきり釘を刺されるスヤン、相当わなわなきていましたね。

その頃シン・スクチュも同じ目に。

「名望ある学者として残られよ。スヤンと距離をおけ」とはっきり釘を刺されます。
これを息子のミョンが見ていたのが、いけなかったですね。
自分の父親が思いっきり友だちの父親に踏みつけにされている構図ですので。

このあとスンユ、チョン・ジョン、シン・ミョンの師匠であるイ・ゲのもとに三人で集められるのですが、父親が侮辱されたと感じているシン・ミョンは「友情を大切に」との師匠の言葉に心からうなづけませんでした。
シン・ミョン。残念です。

そしてセリョン。

ススンニムに会いにお寺に。
カットされてしまいましたが、いままでろくに手に取ることもなかった鏡をじっと見つめるというシーンがありました。

そして、二人の逢瀬。

この一連のシーンはもう、ススンニムの「エガタッソ」の一言で、ノックアウトです。(笑)

「もういらっしゃらないかと思いました」とのセリョンの言葉に、「わざと遅れたのさ。ヤキモキしたほうが、会えた喜びが増すだろう?」なんて可愛くないことを言うススンニム。
セリョンが「なによ。フン!」となったところで本当のことを言うんですよね。
「再び宮殿の職について忙しい日々を送っているので、来たくても来られなかったんだ。ヤキモキしたよ」

エガタッソ/애가 탔소/ヤキモキしたよ

んーーーー。
この一言、きますね~。(笑)

そして岩場では高尚な「姫様と先生」ごっこ。

互いに漢詩を読みあって、相手に読み下しさせつつ、自分の気持ちを伝えた場面です。

정이란 대체 무엇이냐 세상을 향해 묻습니다.
チョンイラン テチェ ムオシニャ セサンウ ヒャンヘ ムッスニダ

나는 대답할 것입니다.
ナヌン テダパル コシニダ

우리로 하여금 아무런 망설임도 없이 삶과 죽음을 서로 허락하는 것.
ウリロ ハヨグ アムロン マンソリムド オシ サグァ チュグル ソロ ホラッカヌンゴッ

그것이 바로 정이라고.
クゴシ パロ チョンイラゴ

 

情とは何ぞやと、この世に問います。
吾は答えます。
我々をして、何事にも戸惑うことなく、生と死を互いに許しあうこと。
これぞまさしく情であると。

 

そしてスンユの詠んだ漢詩はこうでした。

내 마음을 바꾸어 그대 마음이 되고 보니 비로소 서로 그리워함이 이리 깊었음을 알겠다.
ネ マウム パックオ クデ マウミ テゴ ボニ ピロソ クリウォハミ イリ キッポッスム アゲッタ

私の心をあなたの心に変えてみて、はじめて互いに想い合う気持ちがこれほど深かったのだと分かった。

もうこれ以上ないほどに気持ちが通じ合いましたね。

橋を渡る時も自然と手が。

そして極めつけ。

別れがたい二人。
ススンニムはセリョンをからかうように凝視。

恥ずかしくなったセリョンが、「からかわないで、もう行って下さい」と告げます。

괜히 놀리지 말고 이만 가십시오.
ケニ ノリジ マゴ イマン カシプシオ

すみません。
その先は動画で。(笑)

一言も喋らないススンニム、怪しすぎる。(笑)

あー、もう、ここで終わればよかったですよね。

この回は本当に落差が激しすぎます。

「また会おうね」の微笑ましい約束も、もう悲しい。

「自分の父親と自分の女を守れ」との策士スヤンの言葉に乗せられ、友を殺さなければならないとシンミョンが思い始める第7話。

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そして、キム・ジョンソを殺す計画を実行に移そうとするスヤン。
それを聞いてしまったセリョン。

無邪気だったセリョンが見れるのは、この回で終わりです。

はぁ。

来週は見るのが辛いですね。