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22 2013年1月
みなさま、こんにちは。
雪の予報が出ていた関東地方。
どうやら降らずにすみそうですが、相変わらず寒さは続きます。
みなさまも風邪などにお気をつけ下さい。
では、本日もまいります、『チョンダムドンのアリス』14話。
13話ラスト。
映像を見終え、自分の知っている人に似てる人が二人いると言ったスンジョ。
驚いたイナは、似ている人ではない、ちゃんと見たのかと尋ねますが、スンジョはちゃんと見たと答えます。
アウトレットの件は、検討の上また連絡するとスンジョ。
(まさか、知っていたの?)
心で呟くイナ。
「農地の用途変更はなかなか許可が下りないでしょうけど」
スンジョは何事もなかったように会議を閉めようとします。
スンジョの反応に、混乱するイナ。
(それとも、なかったことにするつもり?)
「お疲れ様でした。ではまた」
何事もなかったように出て行くスンジョ。
イナは納得がいきません。キム代理が隣にいるのもかまわず、独り言を呟きます。
「なぜ反応がないの? 本当になかったことにするつもりなの?」
その頃セギョンはトンウクに話を聞いていました。
「父親と絶縁したのも、その時知ったんです。これはまずいと思ってまたパリにいったんですが、スンジョがいなかったんです」
「いなかったって?」
「アパートも引き払い、学校にも授業料を払わず。半年ほど捜し歩いて、やっとみずぼらしい倉庫みたないところで見つけました。すべて捨ててしまっていたんです。そうやって1年間、放心したように過ごしてました」
その言葉にうなだれるセギョン。
「もしスンジョさんに、また耐え難い衝撃的なことが起きたら・・・・・・?」
「なぜそんなこと言うんです?」
「人には、何が起きるかわからないじゃないですか」
「絶対にスンジョの人生にそんなことがあってはいけませんけど、もし万が一また起きたら、いつ爆発するかわからない時限爆弾だと思って、絶対に一人にしないでください。必ず傍にいてください」
オフィスに戻るスンジョ。
椅子に座ると浮かべていた笑みが消えます。
苦しみ始めるスンジョ。目には見る見る涙が浮かびます。
トンウクとわかれたセギョンは、ほどなくスンジョからの電話を受け取ります。
スンジョの家に向かうセギョン。
呼び鈴を押してもなかなか出てこないのでドアを開けてみると、鍵は開いていました。
人気のない室内。セギョンは家中を探しますがスンジョが見当たりません。
ダイニングでワインを用意するスンジョを見つけ、安堵するセギョン。
「あ。いらっしゃい」
「家にいないかと思いました」
「僕がどこに行くんです? さあ座って」
「急にどうしたんです?」
「前にワイナリーのこと話したでしょう? あそこのワイン、注文しておいたんです。飲んで」
ワインを注ぐスンジョを見つめるセギョン。
二人は乾杯します。
何もなさそうだとほっとするセギョンです。
一方タミー・ホンは、イナとスンジョの会議が終わったと報告を受けます。
会議を終え、普段どおりにスンジョが会社を出たらしい。気分が良さそうにすら見えたようだとユンジュに報告するタミー・ホン。
イナが言わなかったのだろうかとタミー・ホンはいぶかしみます。
ユンジュは確認してくるとGNに駆けつけます。
イナの部屋を見つめるキム代理を見つけ、どうしたのかと声をかけるユンジュ。
アルテミスとの会議が、どうやらうまくいかなかったようだとキム代理は肩を落とします。
自分が会議資料の草案を用意し、後からイナが映像を足したのだが、反応がなかったと言われたとキム代理。
その時部屋から出てきたイナ。
ユンジュは話したのかとイナに確認します。
「話したの?」
「たいしたものね、ジャン・ティエル・シャ。でも、どれだけ我慢できるかしら」
その答えに、イナが告げたのだと知るユンジュ。
すぐさまタミー・ホンに報告します。
すべて話したようだと聞き、驚愕するタミー・ホン。
セギョンはスンジョの家で子どもの頃のアルバムを見ていました。
「目がとっても可愛いです。今も、きれい」
セギョンを見つめるスンジョ。
どうしたのかと尋ねられ、スンジョは首を振り、もう一本持ってくるとワインを取りにいきます。
そのときかかってきた電話。相手はタミー・ホンでした。
セギョンは化粧室で電話に出ます。
何もないのかと尋ねるタミー・ホン。
「なぜです?」
「チャ・スンジョ、全部知っています」
「はい?」
「シン・イナが、全部話したそうです」
愕然とするセギョン。衝撃のあまり、頭がぐらぐら揺れます。
さっき見つけた時のスンジョの様子を思い出すセギョン。
脳裏によみがえる、トンウクの声。
『スンジョは現実を認めなかったんです。現実を認めたら、生きていけないから』
その場に座り込むセギョン。タミー・ホンは何度も呼びかけますが、セギョンは返事をできません。
そのとき外から聞こえてきた、セギョンを呼ぶスンジョの声。
「切らないと」
タミー・ホンにそう伝え、這い上がるセギョン。恐る恐るドアを開けると、普段と変わらないスンジョがそこにいました。
セギョンを見て笑顔を見せるスンジョ。
「トイレにいたんだ。探したじゃない。来て。話があるんです。こっちに来て」
セギョンはこわごわ隣に座ります。
「僕たち明日から、めちゃめちゃ忙しいですよ。式場も見に行って、家も見に行って、結婚写真も撮って、招待状も刷らないと。いっこいっこ片付けましょう。いいですね?」
小さくうなづくセギョン。
変わらぬ様子でスンジョはワインを飲みます。
再びタミー・ホンに合流したユンジュ。
タミー・ホンはセギョンが電源を切っていると心配します。
「一体どうなってるんだ? 変ですよ。僕がセギョンさんに教える前から、ずっと何も言ってないなんて、おかしくないですか? 怒ったり、罵ったり、なぜなのかと問い詰めるところでしょう?」
スンジョがなぜそうなのか、心当たりのあるユンジュ。
「もしくは、このままなかったことにするつもりなのか?」
黙っているユンジュにタミー・ホンは苛立ちを見せます。
「何とか言ったらどうなんですか? いまハン・セギョンは、チャ・スンジョと一緒にいて大丈夫なんですか?」
ユンジュがようやく口を開きます。
「セギョンが選んだことじゃないですか。セギョンが受け止めるべきことです」
居眠りするスンジョを涙を流しながら見つめるセギョン。
セギョンはスンジョをベッドに寝かしつけます。
一生黙って傍にいろと言ったチャ会長。
絶対一人にせず、必ず傍にいて欲しいと言ったトンウク。
その言葉を思い出し、スンジョの手を握るセギョン。
(すべて引き受けます。
ここで終わりになっても、私の責任だから。
私は絶対に逃げません)
心で呟くセギョンです。
翌朝。
目覚めたスンジョは、昨日の映像を思い出します。
似ている人ではないとのイナの言葉。
キッチンで音がするので見に行くと、セギョンが朝食を用意していました。
「起きました?」
「泊まっていったんですか?」
「ええ、リビングで。あれっぽっち飲んだだけで眠っちゃうんですか? 本当にお酒飲めないんだから。お父さんも酒が飲めないって、心配してました」
テーブルに向き合う二人。
「夕べは、よく眠れました?」
「ええ」
「スンジョさん。前、私に言いましたよね。自分はかっこいい王子様なんかじゃなく、ガキっぽい男だって」
「ええ」
「でも、スンジョさんのそういうところ、私は見たことありません。全然ガキっぽくない」
スンジョは弱い笑みを浮かべます。
「私にいいところだけ見せなくてもいいんです」
その言葉に、つらそうに視線を落とすスンジョ。
「スンジョさん。私は・・・・・・」
セギョンの言葉をさえぎるスンジョ。
「僕、今日セギョンさんに見せるものがあるんです。早く食べて出かけましょう」
二人は車に乗り込みます。無言のまま運転するスンジョ。
スンジョが連れて行ったのは、教会でした。
笑顔で入っていくスンジョ。
「なぜここに?」
セギョンの問いに答える代わりに、両サイドは白い花で飾るのだとスンジョ。
「前はろうそくで飾るつもりです。綺麗でしょ? 当日は、セギョンさんが一番綺麗だろうけど」
「スンジョさん・・・・・・」
セギョンは何か言おうとしますが、スンジョは手を取るよう差し出します。
「入りましょうか?」
手を取り合って進む二人。
「そこにアジョンさんが来てますね。あそこにはムン秘書と運転手さん。
そしてトンウク」
スンジョは想像で招待客の位置を示します。
「セギョンさん、挨拶して」
スンジョの空想に合わせて手を振るセギョン。
空想のなかでおめでとうと声をかける人々。
「セジンさんはあそこだ。そして、お父様とお母様」
「そして、うちの父」
笑顔を消し、セギョンをにらむ空想の中のチャ会長。
目の前には空想の神父まで現れます。
『新郎に尋ねます。この新婦を妻とし、神の意に従って生涯固く貞節を守ることを誓いますか?』
「はい。誓います」
『この新郎を夫とし、神の意に従って生涯固く貞節を守ることを誓いますか?』
「はい。誓います」
ためらいながら誓いを立てるセギョン。
二人は空想の中で指輪の交換を行います。
セギョンに向き合い、誓いの言葉を述べるスンジョ。
「僕の愛と信頼の表れとして、あなたに捧げるこの指輪を受け取ってください」
スンジョはセギョンの手を取り、指輪をはめるフリをします。
「愛と信頼の表れとして、あなたに捧げるこの指輪を受け取ってください」
同じく架空の指輪をはめるセギョン。
『これにて二人はひとつとなります。神が結びつけたものを、人が分かつことはなりません。したがって、この結婚に異議のある者は、今名乗り出るか、永遠に沈黙してください。新郎、異議はありますか?』
「ありません」
スンジョを見つめるセギョン。
『新婦、異議はありますか?』
スンジョのプロポーズを思い出すセギョン。
『ところがある日、ある女性がこう言ったんです。愛しているの反対は、あなたを愛していない、お前を利用する、ではなく、その人のためにしてあげられることが何もないことだって』
『世の中に恐ろしくない愛もあるということを、セギョンさんが示してくれたんです』
『でも、もう見つけました。セギョンさんが僕の家なんです。ないと思いながらも、探し続けた僕の家なんです』
セギョンに早く答えるよう促すスンジョ。
「スンジョさん。私、話があります」
セギョンはとうとう切り出そうとします。
「スンジョさん。私・・・・・・」
スンジョは笑顔で遮ります。
「何を言うつもりです? 早くセギョンさんも異議はないと答えてください。早く」
「スンジョさん。私の話を聞いてください。聞かなきゃいけないんです。
私、スンジョさんに嘘を・・・・・・」
豹変するスンジョ。
「やめろ。一言でも喋ったら、殺すからな」
消えていく幻の招待客たち。
二人は現実に取り残されます。
「何も言わないで下さい。何もないんですよ。何も変わらない」
「ごめんなさい」
涙を流すセギョン。
「ごめんなさい、スンジョさん。私が悪かったんです。スンジョさんじゃなく、私が。だから、自分を傷つけないでください。一人で耐えようともしないでください。これはスンジョさんではなく、私が受けるべきことなんです。地獄に行くべきなのは、スンジョさんではなく、私なんです」
涙をためながらセギョンを睨むスンジョ。
「お前が全部駄目にしたんだ」
スンジョは一人で出て行ってしまいます。
セギョンはその場に座り込み、声を上げて号泣します。
チャペルに響くセギョンの泣き声。
『僕は、自分を全部見せても互いに抱えあえるのが、愛だと信じてます』
泣きながらも、動画のなかでそう話してくれたスンジョを思い出すセギョン。
セギョンは涙を拭き、立ち上がってスンジョを追います。
去っていくスンジョの車。
セギョンは泣きながらスンジョに電話をかけます。
電話を取らないスンジョ。
セギョンは諦めず、何度もかけ続けます。
画面を見つめるスンジョ。
セギョンは何度も何度もかけ続けますが、スンジョは電話に出ません。
スンジョは車を端に寄せて止めます。
電話に出られないスンジョ。
セギョンからの電話を拒否し、車の中でむせび泣きます。
セギョンはトンウクに電話をかけ、助けを求めます。
「どういう意味です? スンジョに何があったんです?」
『詳しいことはあとでお話します。まずはスンジョさんに電話をかけてみてください』
「わかりました」
でもスンジョは、トンウクの電話にも出ません。
トンウクと二人で部屋にかけつけるセギョン。スンジョは帰っていませんでした。
切られたままの電話。
「電話に出ません。一体何があったんです?」
「あとで全部お話します。今はスンジョさんを探さないと。ひとまずここにいてください。スンジョさんが帰ってきたら、一緒にいてください」
「ええ」
トンウクに一礼し、出て行くセギョン。
キム秘書に電話し、一緒に会社にやってきますが、やはりスンジョはここにもいません。
「電源が切られてますけど。なにかあったんですか?」
「スンジョさんの行きそうなところを教えてください。スンジョさんを探さないと」
父・チャ会長もスンジョと連絡が取れないと秘書から聞かされます。
会議時間の確認のために連絡を取ったのだが、電話に出ないと秘書。
電話をかけ、電源が切られているのを確認し、驚くチャ会長。
セギョンを呼びつけ、チャ会長はいきなり怒鳴りつけます。
「なぜシラを切らなかった!」
「スンジョさんは自分を苦しめていました。ずっとそうさせるわけには・・・・・・」
「それでもシラを切るべきだったろ! 私は知らない、シン・イナが仕組んだことだと、言うべきだっただろうが!」
怒り任せに怒鳴り散らす会長。
「それで? あいつはどうした?」
「私と別れたあと、車に乗って出て行きました」
「何が何でも探し出せ。スンジョを無事にわしのところに連れて帰れ! いいな!」
「はい」
街を歩き、画廊の前を通った瞬間、スンジョの行きそうな場所を思い出したセギョン。
スンジョの絵が飾ってあるギャラリーに駆けつけます。でもそこには別の絵がかかっていました。
ギャラリーの職員に絵はどうしたのかと尋ねるセギョン。職員はセギョンとスンジョを覚えていました。今日は別々に来たのかと職員。
午後にスンジョがやってきて、絵はどこかと尋ねられ、ケリー・パクのギャラリーに行ってみるよう伝えたことを知ります。
オフィスでスンジョを案じる父。
秘書は事故記録はあがっていないと報告します。
GN一族は、会議のためにロイヤルの応接室に集まっていました。
「今週中に敷地を確保して、契約を終わらせないと」
ミニョクの言葉に父は上機嫌に頷きます。
そこに現れたチャ会長。
シン会長はチャ・スンジョ会長は遅れているようだと挨拶します。
「来れないと思います。私たちも、ここでストップしなければならないようです」
突然の言葉に驚くシン会長。
「チャ会長、急に一体・・・・・・?」
「ロマンアウトレットは別のパートナーと進めることになりそうです。
GNとはやりません!」
厳しい口調に驚いて顔を見合すミニョクと父。
チャ会長はイナを見据えます。
「理由はシンチーム長がよくご存知でしょう」
取りつく島もなく部屋を出るチャ会長。
どうなっているのかと父に訊かれ、家に帰ってすべて話すとイナは答えます。
家からホミンに電話で報告するユンジュ。
「じゃあ義兄さんにも知られるじゃないか。そうなったらまずは仕事に影響が出るぞ」
またもや自分の心配ばかりのホミン。
また連絡するとユンジュは静かに電話を切ります。
急いで戻ってきたユンジュの義母。
ロイヤルが事業を中止するといってきたと義母。
ほどなくミニョクらが戻ってきます。
勢ぞろいするGNの家族。その時がきたと覚悟するユンジュ。
イナはまたもやタブレットを持っています。
すれ違いざまにユンジュを鼻で笑うイナ。
イナは家族に動画を見せます。
途中でもう止めろという父。義母は続きを見ようとしますが、義父はそれを制止します。
立ち上がり、ユンジュに水をかける義母。
「あんたを嫁にするんじゃなかった! どこの馬の骨かもわからない浅はかな女が、うちをめちゃくちゃにするなんて! どこの出だかわからないやつは恐ろしいと言うけど、あんたって本当に怖い子ね。いや、怖いんじゃなく、たいしたもんよ。屈指の大企業の会長と息子を手玉にとったんだから。人様を絶縁させただけで飽き足らず、嫁ぎ先の親も夫も騙して、義妹まで笑いものにして、なにするつもりだったのよ!」
ユンジュを激しくなじる義母を、義父がやめろと一喝します。
立ち上がり、部屋に来るよう伝えるミニョク。
シン会長は怒りを娘に向けます。
「イナ! 腹いせでこんな浅はかな真似をするとは、何事だ!」
「じゃあ、この子はどうすべきだったと言うんですか? こんなものを見せられても、伏せておけって言うんですか? 私が黙ってられませんよ。先に私に言うべきだったのよ、私に!」
興奮する母に、もしそうしていたら、ソ・ユンジュのことだけ解決し、ハン・セギョンのことは伏せておいただろうと反論するイナ。
「当たり前だ! お前の感情ごときで、一体何千億の仕事をなくしたと思ってるんだ! 結局お前は何を得た? お前の器はこれしきのものだったと、底の浅さを見せた以外に、何がある?!」
「そうさせたんじゃないですか! 私の縁談を壊したのはチャ・スンジョです。なのにどう対応なさいました? 向こうに先に頭を下げ、私にまで下げさせたじゃないですか!」
「お前が負けたからだ。ビジネスの途中で相手がパートナーを変えれば、負けだ。まだそんなことも分からんか!」
父の言葉に、自分は確かにセギョンに負けたのだと悟るイナ。
そしてミニョクは。
「話って、これだったのか? なんだ? 俺に全部打ち明けようとしたのか? 俺だけでも料理しておけば、追い出されないと思ったのか? そんなに手放したくなかったのか? 義妹とチャ・スンジョの話にもならない縁談を我慢してまで、取り入ろうとしてたのか? 一体どこから、いつから、何をどう隠してここまできたんだ? 話してみろ!」
黙って聞くユンジュの両頬を涙が伝います。
「そんなこと、いまさら重要ですか? 私、離婚されるんですか?」
ユンジュの言葉に衝撃を受けるミニョク。
「そうだよな。君には初めから、そんなものは大事じゃないんだ。君がなぜ俺を好きだった? 性格? 見た目? 違う。この厳しい世の中で守ってくれる人が必要だったからだ。安らかに守ってくれる人が。知ってはいたが、あまりにもあけすけだな。知りすぎてしまったよ」
足早に出て行こうとする夫に、ユンジュが訴えます。
「そんなに取り入りたかったのかって? いいえ。私も守ろうとしたんです。私を守ってくれる人によく思われたかったし、頑張りたかったし、うまくやろうとあがいて、躍起になって。私も、守ろうとしてたんです!」
涙を流すユンジュ。夫はしばし耳を傾け、静かに出て行きます。
一人で家の外を歩くイナ。ユンジュと顔を合わせます。
ユンジュにいまさらすまなそうな視線を送るイナ。
家ではユンジュの義母がユンジュを追い出そうと騒いでいました。
「今すぐソ弁護士を呼んでちょうだい。契約書どおりに処理するわ。慰謝料は一銭もやらずに、丸裸で出してやる!」
「それは後でいい。緊急なのは、ロマンとアルテミスとをどうやってまた繋ぐかだ。ロマンを引き入れるのに5年もかかったんだ。それを全部ロイヤルにやる? 絶対にそうはさせん」
「イナがあれだけのことをしでかしたのに、一体どうするんです?」
会長はミニョクに話しかけます。
「ソ・ユンジュの活用方法を考えろ。その後で処理しても遅くはない」
「僕も、このまま終わりません」
何かを決意したようなミニョクです。
失うことになるかもしれないクローゼットのコレクションを眺めるユンジュに、タミー・ホンから電話がきます。
セギョンと連絡が取れないと心配するタミー・ホン。
「私たち三人、ゲームオーバーです」
「ゲームオーバーって?」
「うちの人たちが全部知ってしまいました。ビジネスも終わったし。セギョンも終わったんでしょう」
愕然とするタミー・ホンは、気を取り直し、またどこかに電話をかけます。
一方セギョンは、ケリー・パクのギャラリーに駆けつけていました。
そこにかけてあったスンジョの絵。
スンジョの携帯の写真を見せ、セギョンは職員にこの人がきたかと尋ねます。
何時ごろ、どこに行ったかと焦って尋ねるセギョン。
その人なら2時間ほど前に出て行ったと聞かされます。
スンジョを探そうと車道に飛び出し、危うく車とぶつかりそうになるセギョン。
スンジョが心配でたまらず、座り込みます。
その時かかってきたタミー・ホンからの電話。
セギョンはようやく電話に出ます。
「セギョンさん! 大丈夫ですか? 何もありません?」
「スンジョさんがいないんです」
「どういうことです?」
「スンジョさんがいないんです」
「今どこです? 僕が行きます」
タミー・ホンに答えず、ただ泣きながらスンジョがいないとばかり繰り返すセギョン。
「どこなんです?!」
たまらず大声を上げるタミー・ホン。
セギョンの元に駆けつけたタミー・ホンはうつろに歩くセギョンを捕まえます。
「大丈夫ですか?」
「行きそうな所には、全部行ってみました?」
「いないんです、どこにも」
「特に思い当たるところは?」
首を振るセギョン。再び歩き始めます。
「どこに行くんです?」
「探さなきゃ」
「どこを探すっていうんです?」
「どこでも。私、スンジョさんにやってあげられなかったことが一杯残ってるんです」
「私、スンジョさんの本当の家になってあげないといけないし、怖くない愛もあるってこと見せてあげないといけないし、あと大事なのは、私はまだスンジョさんに自分をすべて見せてあげられてないんです」
号泣しながら話すセギョンを痛々しく見つめるタミー・ホン。
「家に行ってみてください。しばらくどこかに雲隠れしたくはなるでしょう。でも、チャ・スンジョはアルテミスコリアの会長です。このままいなくなってもいい人じゃないでしょう?」
タミー・ホンの言葉に従い、セギョンはスンジョの家に駆けつけます。
「いらっしゃい」
スンジョの幻が見えるセギョン。部屋には誰もいません。
タミー・ホンは外でスンジョの家の明かりを見つめ、ため息をつきます。
二人で描いたパリの絵を手に取るセギョン。思い出されるスンジョの言葉。
『実は僕は逃げるのが得意なんです。パリに行ったのも実際は逃げたんです』
セギョンはパリで勉強し、自分は本社で働くのはどうかと言っていたスンジョ。
その言葉に、韓国を去りたいのかと尋ねたセギョン。
セギョンはスンジョがパリに行くつもりではないかと思い当たります。
その時キム秘書から電話が鳴ります。
「スンジョさんがパリに・・・・・・」
セギョンと同じことをムン秘書が口にします。
「パリです! 会長のキャリーバッグがないので、まさかと思って確認してみたら・・・・・・」
飛び出してきたセギョンを見て驚くタミー・ホン。
「空港へ! 10時50分のパリ行きの飛行機です!」
空港に急ぐタミー・ホンとセギョン。
空港でスンジョは、空っぽの椅子を見ながらセギョンとの指きりを思い出します。
パリ行きの飛行機で飛び立とうとするスンジョを追うセギョンとタミー・ホン。
お前がすべてを駄目にしたと涙目で睨んだスンジョを、セギョンは車の中で思い出しています。
空港に到着したセギョンとタミー・ホンは、車を飛び出し駆け出します。
出国ゲートに沈痛な面持ちで並んでいるスンジョ。
やっとスンジョを見つけるセギョン、スンジョに声をかけ、手を引っ張って外に出します。
「何の真似だ? 全部終わったんだ。もう絶対以前のようには戻れない。
忘れようとした。俺だけがなかったことにすれば、何も変わらないんだって、馬鹿みたいに。
でも、お前がずっと傍にいるんだ。見えるんだ。認めたくないのに、何もないはずなのに、お前がやたらに現実にするんだ。いっそのこと、俺の前からいなくなってくれればよかったのに!」
「そしたら? そうしていたら、どうしたんです? 私はしばらくどこかに行ったことにして、現実を否定して時間を稼いだんじゃないんですか? きっと半月くらい、何事もなかったように楽しく遊んだりしたんでしょう。そんなことしたって、何か変わりますか?」
「黙れ!」
見たこともない形相でセギョンを睨むスンジョ。
「愛が終わることもある。誰かが俺を捨てることもある。でももう、俺の人生にハン・セギョンはいない」
冷たく言い残して去ろうとするスンジョを追いかけ、腕をつかむセギョン。
「別れるなら、別れましょう。消えろと言うなら、消えます。でも、逃げるのは駄目。別れるなら、ちゃんと終わらせてから行ってください」
「もう終わったと言ったろ?」
「まだ終わってません。スンジョさんは、私のことを全部見なきゃ駄目です。スンジョさんが見たい私じゃなくて、本当の私の姿を全部見なきゃ駄目なんです。全部見た上で受け入れられないなら、その時は私を捨てていっても構いません」
「スンジョさんも、私に全部見せてくれたでしょう? 今度は私の番です」
セギョンを射るように睨むスンジョと、スンジョに訴えるセギョンの顔で、ラスト。
おおーーーー!!
勝機ありか?! ありなのか?!
どうなりますかね~、セギョン。そしてユンジュ。
ユンジュの義父、ビジネスでユンジュが使えそうなら、嫁としてそのまま受け入れそうな気配ですよね。
そうこなくっちゃ! 無用な争いを避けるのが、お金持ちの鉄則じゃないですか!(笑)
教会でのスンジョが怖すぎて、完全にホラー状態でしたが、セギョンがよく気を取り直して頑張ってくれました。エライ!
しかし、スンジョの部屋に土足で入るのは、どうなの?! トンウクも!(笑)
相変わらず細部は「?」ですが、あと2回なので我慢しましょう。
豪邸なのに吐く息が白いユンジュの義母とか、ものっすごい不自然ですが、ええ、あと2回なので。(笑)
次回、周りの人たちのナイスアシストに、期待です。
がんばれセギョン~!
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25 Responses for "『清潭洞(チョンダムドン)のアリス』第14話"
白香夏様、 本当に ありがとうございます! 内容がわからない分、スンジョや セギョン
の 苦しんでいる様子に、私の胸まで 張り裂けそうでしたー
教会で スンジョが 豹変しますよね。 まさか 殺す。。と 言ってたとは。。 それほどの
苦しみを しまい込もうとしていたスンジョの ガラスの心が 可哀想で 。。
車の中の 嗚咽シーンは 胸が潰れました。
不思議の国に迷い込んでいるのは、セギョンではなく、スンジョではないか。という レビューを
読みましたが、そんな 気もします。 愛より ビジネスを選ぶなんていう人は そんなにいないまでも、100% 愛だけで いろんな 選択をしているか?いやいや、いろんな条件や 背景を
無意識にでも 考えているはず。 そんな 世の中で、愛を求め、愛に手を差し出して、
もがき 傷ついているスンジョ。
現実の世界に戻って どう 生きていくのか。。
セギョンの ダサいまでの 力強さに 期待しますっ。
あと 2回なんですねー まったく 予測不能ですぅ。
もっともっと やって欲しいなー タミー・ホン や ムン秘書 達も もっと 絡んで欲しかったし。
興奮して 支離滅裂な事 書きました。(笑) また よろしくお願いします!
labraさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。
殺すっていうのは、驚きましたよね。
まあ、そういう単語を口癖みたいに軽く使う人も世の中にはいますが・・・・・・。怖かったです。
セギョンの言うとおり、スンジョはセギョンのありのままの姿を見ずに、自分の見たいセギョンだけを見ようとしているので、傷つくことを恐れてそうしてきたとしても、もう勇気を持って心を開いて欲しいですね。
脇を固める友人たちの活躍がめっきり減っちゃって、もったいない感じです。
アジョンなどもキム秘書の頃から好きだったのを一番知ってますし、変な入れ知恵した張本人なので、事態を聞いたら一番に駆けつけそうです。
セギョンがどう頑張るか、泣いても笑ってもあと2回ですね。
ありがとうございました。(^^)
白 香夏 さま
どうかな? と覗いてみたら、、、
UPされていました。ありがとうございます!
(明朝に備えてもう寝なきゃなんですけど、コメントせずにはいられない!)
14話はもうずっと自分の心臓を抱きかかえながら見た、という感じでした。
ドキドキ? ハラハラ? いえ、恐る恐る…が一番近いかな。
教会でのスンジョ、「殺すぞ!」なんて怖いことを言っていたんですね~~。
でも、セギョンが諦めずに頑張って走り回っていたので、
香夏 さまが言うように勝機有りかも…!!
スンジョも動画を見たときは心を閉ざした感じでしたけど、
そのあと目を赤くしていたし、教会から去った後は泣いていたし、
その姿はとっても悲しかったけれど
涙も出なくなったユンジュの時とは違うのでは!と思いましたね。
だから、ここからセギョンの逆転も有りかと…。
でも、簡単にはいきませんよね。(あと2回あるわけだし…。笑)
私的には最後の最後は、セギョンを好きになったタミー・ホンに、
「貴方が別れると言うなら、自分がセギョンさんを幸せにする」
とか言われて、やっぱりセギョンを愛している自分に気が付くスンジョ、
的なラストを予想しているのですが。。。
毎度長くてすみません。
またまた週末まで落ち着かない1週間です。
Tammyさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。
普通ならひるんでメソメソし、近寄るのも怖くなって寝込みそうなところを、セギョンが本当に頑張ってますよね。
スンジョへの愛ゆえに。
スンジョが妙なことをしないよう、全力で守ろうとしてるんですよね。
タミー・ホン、ラブにからんできますでしょうか?
タミー・ホンを絡めるには、ちょっと回数足りないかなぁと残念に感じています。
せっかく良くなってきたのに、セギョンとスンジョのシーンが増えることが予想される15話で、タミー・ホンの出番がどれほど用意されているか・・・・・・。
どうせなら、セギョンもちょっとくらいはタミー・ホンにぐらついて、また戻る、的なことでもないと、ただのタミー・ホンの空回りですよね。しかも不完全燃焼気味な。(笑)
どんなラストが待っているのやら。目が離せません。
ありがとうございました。(^^)
白香夏 様
14話のUPありがとうございます。
娘と13・14話と連続で見て、予告で卒倒し、14話終了後、涙腺決壊、二人で号泣してしまいました。
あと2話で、どうやってゴールテープを切るのだろうかと思いますが、セギョンのまごころで幸せを引き寄せてほしいと思います。(まさに「引き寄せの法則」・・・です)
スンジョは「裏切り」だと強く思うが故、セギョンを拒んでいますが、これまでのセギョンとの愛の軌跡すべてを「裏切り」の一言で片づけてよいのかと思います。
きっかけは確かに「時計ウサギ」探しでしたが、ここにたどり着くまで、セギョンも傷つき迷いながら、その都度その都度まごころを見せてきたわけですから。スンジョもほんの少し冷静になって(血が脳天までたどり着いている今は無理かもしれませんが)セギョンの本質を見てほしいと思います。
ユンジュの忠告どおり、「自分の気持ちをぐいぐい推し進めるのではなく、相手を考えて(表現は違ったかな?)」ほしいです。12話まで、ちょっと浮かれすぎたのです、それもセギョンがとまどうほどに・・・ねえ、スンジョさん。もっとセギョンの気持ちに寄り添ってほしいなと思います。
それにしても、タミー・ホンは、セギョンにあれほど「スンジョさんが・・・」と連呼され、心の中は涙の雨だろうなあと思います。でも、仕方ないか・・・動画を撮ってしまった罪滅ぼしをしていただきましょう。
イナも、父の言葉で、ようやく自分が犯した罪の深さを知ったようですね。
ユンジュも、次回は起死回生・・・?という感じですね。
もう、土曜日まで待てません!このところ、夜更かしが続いていたので、今日こそ早く寝ようと思っていましたが、Tammy様同様、寝る前にちょっとだけブログをチェック…のつもりがコメントせずにはいられませんでした。
おやすみなさい。15話・最終回のUPも楽しみにしています。
みいめさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。
考えてみたら、スンジョのあのハイテンション過ぎる愛し方も、やっぱりこう、「浮かれて」るという感じがありましたよね。
「恋に恋する」ではありませんが。
でも、ブレーキかけずにそこまで一気に行くのがスンジョの魅力な気もしますし(普通の30過ぎの大人なら、もう少し「落ち着け、俺。もっと吟味しろ」的なところがありますよね。笑)、もうこうなったら潔く、開いてしまったビックリ箱の中身を見届けて欲しいです。
そんなにひどいビックリ箱じゃないと知っているからこその、視聴者の余裕の発言ですが。(笑)
そしてやっぱり、ユンジュの時とは違って、割と早い段階で感情が出せるようになっているのは、スンジョがそれでも治癒されてきている表れのように私も思います。
あんなに泣けるようになったのも、明らかにユンジュの時とは違います。
私は父親が前の段階で愛情をちゃんと示したことも、スンジョが癒されるには大きかったのかなぁと思ってみています。
自尊の感情を取り戻せたからこそ、傷つけられたことに怒ったり、悲しんだりできるようになったのかな、と。
このあともハラハラしますね。
ありがとうございました。(^^)
白香夏 様
おはようございます。なんだかよく眠れなくて・・・もう、ばかですねぇ。
こんな朝っぱらからすみません、連投お許しください。
いろいろ考えてみたのですが、スンジョが心の奥に持っている、攻撃性がこんなに激しく(「殺す!」とか)現れたのって、初めてじゃないですか?
これまでは、ネットの中でしか、それも匿名でしか出せなかった訳でしょ?
これって、面と向かって言われたセギョンはショックかもしれないけれど、悪いことではないのかもしれません。これまでは、自分の中に湧き起こるそういうどす黒い感情を、何もなかったと蓋してしまい込んでいた訳ですから・・・。そんなところに希望の光を見出したいと思います。
そうでもしないと、私の気持ちも収まりません(笑)
応援部隊が結集して、歯がゆい二人をまとめてほしいなぁと思います。
ホントにすみません・・・失礼しました。
待っておりました。いつもよりも早めのupに感謝申し上げます。教会でのスンジョの悲痛な表情と台詞はセリョンに憎しみをぶつけていたスンユを思い出させるものでした。あ〜スンユ〜と思わず唸っちゃいました。似てます。当たり前です。(笑) スンジョの豹変ぶりに話の展開が折り込み済みとわかっていても痛いですね。ひょっとしてキーマンはタミーホーンではと、思ったりしています。彼の行動はもうビジネスの範囲を超えてセギョンへの一途な姿勢でけなげですよね。私欲を捨てた一途な思いがスンジョをセギョンに振り向かせる第二の力になるのではと、希望的予感ですけどね。最終週楽しみだけどさみしいー。王女の男の時からこちらでお世話になっております。白香夏様、お身体を大事にされて下さい。シフ様絡みのお仕事がくることを応援しております。ファィティン!
ヒロッチさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。(^^)
教会のダークスンジョは、完全にダークスンユでしたよね。(笑)
私も首でも絞めるかと、冷や冷や。(いえ、嘘です。首を絞めたらお回りさんがきて、全然違うワンダーランドが開かれてしまいます。笑)
タミー・ホン、どんな働きを見せてくれるでしょうか?
スンジョにとっても嫌われているので、タミー・ホンがいつの間にかセギョンと仲良しになっていたと知ったら、どう考えてもスンジョは面白くないですよね。なんだかやぶ蛇な気もしてきます。(笑)
応援してくださってありがとうございました。(*^_^*)
白 香夏様
お忙しい中13,14話の素早いUP有難うございます!!
このドラマは独特ですよね。
当初は、チョンダムドンという世界へ入り込んだセギョンの出世、上昇物語かと思っていましたが、次第に、それでも”愛は勝つ”みたいなストーリーになっていくのか?
話が単純じゃないというか、先が見えないというか、、、。
そんなにドラマに入れ込んで観るタイプではないのですが、13話を観た直後は、イナに対する憤りとか、スンジョがこれ以上傷つくのを観たくないとか、何とも言えない重苦しさに、なかなか寝つかれませんでした。こんな感情は私にとって久しぶりでした。
でも14話は、今まで本当の自分の姿を表せなかったセギョンが、この先ひとつひとつ真実をスンジョに見せていって、何かが変わっていくのではないかという一筋の光が見えたようで、セギョンの本来の頑張りと賢さに期待しちゃいます!!
それにしてもセギョンの悲しみと、ここぞという時の底力を表現するグニョンさんと、動画を見たときの何とも言い難い表情や、架空の世界から現実に戻った時のスンジョを演じるシフさんの演技力に
改めて感じ入りました。
韓国ドラマは突っ込みどころ満載だけど、俳優の演技力でついつい観ちゃうんですよ~。
まりえさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。
セギョンが自分をちゃんと見せると訴え、スンジョがどうやら見ることなりそうな14話ラストには、一筋の希望がありますよね。
スンジョも自分が言ったセギョンへの言葉をもう一度自分に戻してみれば、「醜くても、すべても見せても、抱えあえるのが愛」だとセギョンに対しても思えないと、それは嘘ですものね。
セギョンは小細工をしない素のセギョンが一番魅力的なので、ラストに向けて頑張って欲しいです。
このドラマは本当に短い回数の中で色々な顔を見せるドラマですよね。
細部に粗が目立つ脚本と演出なので、ドラマとしては名作にはなれないと思いますが、私はこのドラマは当初から脚本家の方々が挑戦的な作業をしているといいますか、頭の中に浮かんでいる「他にはない特別な物語」のイメージをどう具現しきれるかに苦慮しているのを感じているので、脚本家こそがワンダーランドを無事駆け抜けきって欲しいなと思いながら見ています。
物語で一番大切なのはラストなので、まだ成功するか、失敗するか、今の段階では五分五分な気がしています。(笑)
多くの視聴者がグラグラさせられているこのドラマ、グラグラさせられ甲斐のあるラストをぜひ見たいですね。
ありがとうございました。(*^_^*)
白香夏さま
翻訳ありがとうございます。
こんな時がいつか・・・と思ってはいましたが、秘密を知ったスンジョの心がとうとう壊れてしまいました(>_<) セギョンはスンジョ父に言われた通り一生黙って側にいるつもりだったんじゃないの?って思ったのですが、あのままシラを切り通したとしてもスンジョは辛いままなんですよね。イナに動画を見せられた後、1人で泣いてましたもんね。このままじゃ、2人とも前に進めない。セギョンががんばるしかないんですよね。がんばれ~!!
教会で「一言でも喋ったら、殺す」って言ったところ、セリョンの首を絞めていたダークスンユみたくて、ゾクッとしました(#^^#)
みっちゃんさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。
スンジョがなんでもないような顔をしながら、実は飲めないお酒を飲みすぎたとか、夜うなされていたといった描写が実はあったのかもなぁと思いました。撮影はしたけど、放映されていない場面が。
スンジョが苦しんでいたというセギョンの言葉を裏付ける、もうちょっとわかりやすい表現があったのかも知れませんね。
もしくは、放送どおりの内容の中で、セギョンが自らチャ会長との約束を破ることになっても本当の事を言わなきゃいけないと思ったのかもしれませんが。
朝食を取りながらセギョンの言葉をさえぎったり、いきなり教会で愛の誓いをさせようとしたり、スンジョは苦しくて追い詰められていたんですよね。なんて書いてたら、また改めて可哀相になってきていました。(悲)
ダークスンジョ、ダークスンユ並みに怖かったですよね。でもやっぱり一番怖いのは、ダークスンユです。(笑)
ありがとうございました。(^^)
早々のUPありがとうございます。
14話のスンジョ・・・冷たく固まった心から繰る出される冷たい言葉、あの表情で『殺す』なんて言われたら泣くわと思いますが、そこでひるまないセギョンの強い心を賞賛します。
別れるならちゃんと別れなきゃいけない、その通り!!
スンジョに、セギョンの手紙を読んで流した涙を思い出して欲しいです。心の扉を開けさせたセギョンを思い出して~~。逃げないで~。
タミーホンがもっとセギョンと分かり合う時間が欲しいですね。セギョンにもタミーホンの良さも分かって欲しいし、あと2話では物足りないです。
女の嫉妬の感情って怖いですね。イナも自分を見失い大きなビジネスを壊してしまいます。まあでも女ってそんなもんでしょうか。
ユンジュの夫、いいとこ無しなんですが、どうなるのでしょうこの夫婦。
自分は見合い結婚で、最初から相手の家族構成、仕事、学歴、出自等々、分かった上での顔合わせで、もう『打算』 対 『打算』ですわ(笑)それでも何とか20年夫婦やってます。
合コンや紹介だって似たようなもんですよね。
シフさんが『交通事故のような出会いを待っている』みたいなコメントをしてるのを見ましたが、それこそドラマの見すぎ?(笑)
今日は水曜日、15話見たい、でも日曜には終わってしまうのですよね。
とにかくセギョンが逃げるスンジョを捕まえて引き戻して抱きしめて欲しい。最後にシフさんがどんなKISSシーンを見せてくれるか、それも楽しみです。
トマトさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。
泣きますねぇ、殺してやるなんて言われたら。いくら自分が悪かったとはいえ、ショックで寝込んでもおかしくありません。
でもあそこで頑張ったあたりに、セギョンのスンジョへの愛をひしひしと感じます。
あと2回しかないなんて、足りないですよね。描ききれるのか心配です。
タミー・ホンはもっと活躍すべきなのに、いい人になるのが遅すぎました。(笑)
パク・シフさん、交通事故のように出会いたかったのなら、それは20代のうちじゃないと無理じゃないでしょうか。
まったく違う文化圏の人とかなら、考えてることがすっと理解できないだけごまかせていいと思いますが、似たような思考回路や文化圏の人だと、もう「パク・シフ」である時点で無理な気がします。(笑) あとは、打算とかが実感としてまだ良くわからないめっちゃめちゃ年下の大学生くらいの子とか? ファンとしてはへこみますが。
気づけば勝手にパク・シフさんのお相手を妄想してしまっていました。大きなお世話過ぎました。(笑)
ありがとうございました。(^^)
白香夏さま お忙しい中、早速のUPありがとうございます!
14話まで見終わって、やっと私の三角に尖った目が和らぎました。
まりえさまも言われてましたが、私もアリスというドラマを セギョンのサクセスストーリーだと思っていました。
ドラマ前半の はじけたおもしろいシフシフを見て、こういうテイストでドラマを作っていくんだろうと期待していました。だから多少ずうずうしくても、セギョンが面白おかしくセレブマダム目指してスンジョ王子にまっしぐら~!みたいな感じのドラマになるんだろうと楽しみにしてました。
でも7話くらいから 段々私のセギョンを見る目が尖ってきて怒りの三角眼になってしまいました。常にスンジョに対する後ろめたさから、セギョンはいつも沈んだ顔、泣いて悩んで 笑顔はぎこちない。正直、セギョンっていうキャラクターが好きになれなかったんですよ。
二人のハッピーエンドを願いつつも、どこかモヤモヤしたまま視聴してきましたが 嵐の14話を見終わって 何だかスッキリしました。皆さん 涙涙のリピートするのも悲しい14話だったようですが、あまのじゃくな私は久しぶりに何度もリピートして見ています。
セギョンも後ろめたい気持ちを抱えたままの結婚は幸せとは思えないし、仮にスンジョが何も知らずにセギョンと結婚したとしても セギョンの心からの笑顔は見られなかったんじゃないでしょうか?
本当のハッピーエンドに向けて少し希望が見えてきました。どうなるかわかりませんがスンジョとセギョンのとびきりの笑顔で終わる事を信じて、今週末楽しみに視聴したいと思います^^
うのさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。
セギョンのキャラクターは、とくにスンジョ(というかキム秘書)を冷たく振り払ったあたりから共感を得ずらいものになりましたよね。
私は8話の小芝居で苛立ちMAXになりましたが(笑)、その後はセギョンを応援しながら見ています。
今までのやり方では成功できないと、実体験としてインプットされているセギョンとしては、今までの自分に「戻る」ことは、かなり怖いことだったんだろう、そういうことを描こうとしたんだろうと理解したので。
でもそれが、共感できるか、好きか嫌いかとなれば、また話は別ですよね。
セギョンのキャラクターを好きになれないという感じ方も、至極当然だと思います。
セギョンの「打ち明ける」という選択が功を奏して、幸せな笑顔がラストで見られるといいですね。
見られなかったら、相当落ち込みます。(笑)
ありがとうございました。(^^)
白 香夏さま
お忙しいのにありがとうございます。
スンジョもセギョンもユンジュも可哀想で私、涙涙の14回でした。
息子を心から心配するスンジョ父やスンジョの楽しい仲間たち、そしてセギョンの真心が
スンジョの心を癒して困難に向き合う勇気の源になってほしいと思いました。
みんなから心配されているスンジョ。愛されているんですよね。
後2回、役者さんの熱演に負けない仕上がりになっているといいですね。
ゆんさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。
泣かされましたよね、14話は。
若干ホラーじみてもいましたし、スンジョが。(笑)
怖いわ、悲しいわで、ハッピーエンドにならなかったらもう見たくないです、この回は。(笑)
本当に、愛を疑いながらも愛されているわけですから、スンジョにも過去の傷を乗り越えて、人と向き合って疎通する勇気を持って欲しいです。
役者の皆さんがすばらしい演技を見せてくださっているので、納得のラストにたどり着いて欲しいですね。
ありがとうございました。(^^)
白香夏さま
14話ありがとうございます。
「夢オチ」・・・これだけは、レッドカードです(笑)
香夏さんのお宅だけではなく、リアル視聴している家々でPCを投げつける音がしたりして(怖)
でも、アリスってゆがんだ時間の亀裂からワンダーワールドに入っていくんでしたっけ?
嫌な予感がするわ(笑)
あの時計ウサギが、ぐるんぐるんと時計の針を元にもどして、
あらあら、目覚めたところは、第1話のスンジョの車とセギョンの車がぶつかりそうになる
初めての出会いの場面。
さて、そこから再び二人の物語が始まる・・・って、これじゃエンドレス・ワールドですっ!!
もっとレッドカードなエンドは・・・いくら韓ドラでも、この2013年にやらないとは思いますが、
やっぱりやり直そうと思って、再びセギョンのもとへ向かうスンジョ。
道路の向こうのセギョンが、スンジョへ駆け寄ろうとしたその時車が・・・
スンジョの目の前でセギョンは・・・ああ。
このパターン。韓国のドラマやMVで何回見たことでしょうか。
たしかに、セギョンは、スンジョにとって「永遠の女性」になるんですけど。
せっかく新しい試みを作家さんたちはしているのだから、古臭いパターンは
なしですよ~。
わっしょいさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。
えー、そんなエンドレスワールドへの扉、開きますでしょうか?!
えー、どうしましょう、そんなラストだったら私自分を制御できません!(笑)
あと、10年前のMVパターンも全世界で暴動が起きます。いまやみんながリアルタイムで見てる韓国ドラマ。(笑)
ほんと、怖いんですよね。なぜアリスなのかっていう、いまさらな問いが首をもたげ。
アリスは目が覚めるんですもんね・・・。
ってことは、やっぱり夢オチ?! いやだーーーー!!!(笑)
ありがとうございました。(^^)
白香夏様、こんばんは~
14話のUP、ありがとうございます。
はああ・・・スンジョの豹変ぶりは想定内だとしても怖かった(@_@)
口を動かさずに『殺すぞ』は泣いちゃいますね・・・
でも、セギョンは頑張りましたね~!セギョン、ナイス!頑張って!!!と思わず声を出して応援してました。
セギョンが頑張って、頑張って本来ダサいくらいの正直さと一途な気持ちでスンジョの傷ついた心を癒してほしいです。
今まではぎこちない笑顔が多くて、ちょっとナイな・・・と思っていたので。
スンジョも自分を裏切ったと今は怒り心頭でしょうが、逃げずにもう一度冷静に思い返してほしいですね。お父さんとの関係性や、自分の気持ちの変化に。そもそも、グイグイ押しまくっていたのはあなたですから!
あと二回で終わっちゃうなんて悲しいですが、ほっこり安心できるエンディングになりますように❤
もちろんラブラブハッピーエンドで❤❤❤
薫さま
こんにちは。
コメントありがとうございます。
アリスファンはみんな、ラブラブなラストを待ってますよね。
私も、夢に出てきそうな無限リピート確実のラブラブシーンを待っているのですが。(笑)
しかし、現段階では、とってもうまくいって、普通のテンションですね。
情熱的なシーンを求める我々の声は、果たして届くのでしょうか?!
もー、最後赤面して終わりたいです。(笑)
ありがとうございました。(^^)
白香夏さま、こんにちは!
私も14話視聴後、勝機ありーーー!と確信したのですけどね。
皆さんのコメント拝見していたら不安になっちゃいました^^;
今週末は、본방사수!
あと2話、どうぞよろしくお願いいたします。
sugarspoon103さま
コメントありがとうございます。(*^_^*)
私も勝機ありとみているのですが、タイトルに妙な忠実さを見せるんじゃないかとふと思い立ち、震えております。
もう、全然アリスじゃなくていいです。『チョンダムドンにお嫁に行こう!』でいいです。(笑)
アリスを意識しすぎると恐怖の夢オチラストがきそうなので、どうかそんな安易なワンダーランドの踏襲だけはしないでいただきたいと祈るばかりです。(笑)
ありがとうございました。
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