みなさま、こんにちは。

この間までの蒸し暑さはどこへやら、めっきり涼しくなってきましたね。
長い日本列島なので、既にヒーター必須の地域もあることでしょう。
これから日一日と寒さに向かっていくかと思うと、なんだか首の辺りが余計に涼しく感じられますね。

さて、今日は来月から東京などで公開されるチョ・ジョンソクさん主演映画『造られた殺人』(原題:『特ダネ:リャンチェン殺人記』)についてアップします。


ちょうど1年ほど前の10月22日に韓国で公開になったこの映画。

日本には入ってこないだろうと思っていましたが、なんと公開されるのですね。



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いやはや分からないものです、これが公開されるとは。
それだけ日本にチョ・ジョンソクさんファンがたくさんいらっしゃるということでしょうか?(笑)

私が知らないだけでもしかしたらなにかの映画祭などでも上映されたのかもしれませんが、そうでなければ日本初お目見えですよね、この映画。

こちらの映画、実は韓国での興行成績が芳しくなく、観客動員数100万人にも満たない61万6481名(今日現在)で上映を終えたのですが、とはいえ「観客動員数から推して知るべし」なつまらない映画では決してないんです。
韓国はいい映画が他にもありすぎるので、これくらいのインパクトだと埋もれてしまうといったところでしょうか。
なんにせよ、韓国での観客動員が伸びなかったことを残念に思っていたので、日本で公開してくださるのは喜ばしい限りです。

配給会社による映画の日本公式サイトはコチラです。

公開は11月19日からで劇場は東京のシネマート新宿と愛知のイオンシネマ名古屋茶屋、大阪のシネマート心斎橋の三箇所。

三箇所だけというのが寂しいですが、それでも韓国に行かない限り見られない映画が小規模ながらでも入ってきてくれて、嬉しいです。多種多様な韓国映画があり、それぞれに興行成績だけでは量れない良さというものがありますので。



物語の主人公は、ホ・ムヒョク(チョ・ジョンソク扮)。

地上波ではない有料放送のとある総合編成チャンネルで報道記者をしている人物です。



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冴えない「総編」のテレビ局。しかも報道記者。

実際の状況としてもJTBCを除く「総編」の報道番組はもはや報道足りえていないほど質が悪いので、韓国の観客としては「ああ、‘総編’の設定なのね」とまずは思うところでありましょう。

そんな「地上波ではない」テレビの報道局で解雇と離婚の危機に見舞われているのが、主人公ホ・ムヒョクです。

このホ・ムヒョクがたまたまテレビ局にかかってきた情報提供の電話で、世間を震撼させている連続殺人事件の「スクープ」を握ることになるところから、物語は動き始めます。



テレビ局の局長ペク・ヒョンスクを演じるのはイ・ミスク(이미숙)さん。



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チョ・ジョンソクさんとイ・ミスクさんの取り合わせは、ドラマ『最高です!スンシンちゃん(最高だ、イ・スンシン)』のファンにとっては既視感がありますよね。(笑)




テレビ局のムン理事役に、キム・ウィソン(김의성)さん。


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ええ、実はキム・ウィソンさんのことを先日書く中で、この映画の日本公開についても知ったのですが。(笑)



殺人事件を追う刑事・オ班長役にペ・ソンウ(배성우)さん。


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ホ・ムヒョクの上司、ユチーフ役にテ・イノ(태인호)さん。


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テ・イノさんはドラマ『未生/ミセン』のソン代理役として世間に広く認知されましたが、この映画には同じく『未生/ミセン』でキム代理役を演じていたキム・デミョン(김대명)さんも出演されているので、こちらもちょっと同窓会的な懐かしさ。

ただ、とにかくまるっきり違う人物像なので、『ミセン』のイメージは封印してご覧になるのがいいかと思います。(笑)



一大スクープだったはずが誤報と分かり、一気に奈落の底に落とされる主人公。

だのにテレビ局の論理に流されるばかりの情けなさ。

「えー、これどうなるの?!」と最後までハラハラさせてくれる映画です。


ご紹介した公式サイトにもある日本版の予告編を貼っておきましょう。

ただ、予告が若干映画を見せすぎです。(笑)

あまりネタを知りたくない方は、ご注意くださいませ。










チョ・ジョンソクさんがずっとしかめっ面というのも、なかなかないですよね。
かっこいい要素、ゼロです。むしろ、めっさかっこ悪い。
かっこ悪さもあますことなく表現してるチョ・ジョンソクさんは、さすがの演技力です。


この映画、大傑作とは申しません。
見終えてスッキリ爽快であったなら、観客動員数ももっと伸びていたことでしょう。

それでも、監督が描こうとしたことの主旨は、よく分かります。
少なくとも私にとっては、予想していたよりずっと面白い映画でした。

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報道とはなにか。

視聴者は低劣で粗悪な報道との共犯関係にあるのではないか。

そんなことも考えさせてくれる映画です。

ネタバレはしません。
みなさまも機会があれば、是非ご覧になってみてください。