みなさま、こんにんは。

台風が去ってまた猛暑がぶり返してきましたね。
この夏は本当に暑さとの闘いという感じがします。
9月に入ってもまだまだこの暑さが続くようなので、長丁場になりそうな夏をどうせなら楽しめるようになりたいところです。

さて、今日は韓国で5月22日に公開されたチョ・ジヌンさんとリュ・ジュンヨルさん主演映画『毒戦 Believer』の予告編などをご紹介してみようと思います。
この映画は、昨年10月30日に不慮の事故で亡くなったキム・ジュヒョクさんの遺作でもあります。


まずはポスター。












ポスターを見ればお分かりの通り、かなり豪華な出演者たち。

チョ・ジヌンさん、リュ・ジュンヨルさんの他にキム・ジュヒョクさん、キム・ソンリョンさん、チャ・スンウォンさん、パク・ヘジュンさんという個性豊かな顔ぶれとなっています。
この「濃い」メンツが一人残らず強烈な演技を見せてくれるのが、『毒戦』です。

映画のあらすじをざっくりと紹介しますと、アジア最大の麻薬組織の実体を巡って繰り広げられる、手強いやつらの戦争を描いた犯罪劇。
正体がベールに包まれた幽霊麻薬組織の謎のボス「イ先生」を10年間追い続ける刑事ウォンホ(チョ・ジヌン扮)。
ある日ウォンホの前に組織の後見人と目されていたオ・ヨンオク(キム・ソンリョン扮)が現れ、イ先生追跡に協力する代わりに警察が自分を保護するよう取引を持ち掛けてきます。
麻薬工場で大規模な爆破事故が起き、自分も殺されるところだったのだとヨンオク。
一方爆破現場で唯一一命をとりとめたラックことソ・ヨンラク(リュ・ジュンヨル扮)は、否応なくウォンホの先入捜査に協力させられることに。
ラックの手を借り麻薬組織の幹部パク・ソンチャンに変装したウォンホは、中国人で麻薬市場を取り仕切る華僑出身チン・ハリム(キム・ジュヒョク扮)のもとにラックと共に乗り込むが・・・・・・。
といった内容。
他に、ウォンホが変装したパク・ソンチャン役にパク・ヘジュンさん、組織を仕切る影の人物ブライアン役にチャ・スンウォンさんといったラインナップです。

以下スチール写真。
出典は韓国のNaver映画より。























パク・ヘジュンさんは、『未生(ミセン)』のチョン課長とは全く別人です。
いえ、みなさん別人を演じているのでそうに決まっているのですが、本当に、一人飛びぬけてこれまでのイメージとかけ離れた配役。
めちゃくちゃ怖いです。(笑)

この映画は観客動員数も500万人を達成し、予想以上の大ヒット。
ノワール映画としては、興行的に大成功と言っていいのではないかと思います。
韓国ノワールの名作、『新世界(邦題:新しき世界)』も500万には届きませんでした。

とはいえ『新世界』はR18指定。
かたやこの『毒戦』は、どういうわけか甘くて、R15なんですよねぇ。
解せない。正直観客の目には同じレベルです。なんならもっと怖いと思うところも。
この映画はR18にすべきだったのではないかというのが、映画を見ての個人的な感想です。


タイトル『毒戦』は、パッと見には意味がよく分からない感じですよね。
実はこの映画、2013年公開の香港・中国映画『ドラッグ・ウォー/毒戦』のリメイク版なんです。
私は『ドラッグ・ウォー/毒戦』は見ておりませんが、評価の高いノワール映画とのこと。
韓国の『毒戦』とは筋が異なる部分もあるようですが、『毒戦』をとても面白く見たので、オリジナルもそのうち見てみたいと思っています。


さて、ということで予告編。
とってもスタイリッシュな映像に仕上がっています。
まずはメイン予告編を。
動画はyou tubeのMOVIE&NEW公式より。





ひとりの人間に執着し続けると
言葉で言い表せない妙な信念みたいなものが生まれるんだよ

アジア最大の麻薬組織

イ先生捕まえたいんだよね?

実体なき敵を追跡せよ

その代わり 私をここでかくまって
いま私死ぬとこだったんだけど 死ななかったから

つまり犯人はイ先生だと?

知りたい?

本当にイ先生がこんなことを?

捕まえに行くぞ イ先生を

敵となり、敵を捕らえる

この取引に数十人の首がかかってんだ
うまくやろうぜ

僕を信じられないんでしょ?

ビジネスの時に
一番大事なのは 人を近づけないこと

イ先生はどこだ?

リストに載ってない奴だ

最後まで疑え

俺の言うとおりに動け! 行動も! 思考も!

僕が必要ですよね?

チョ・ジヌン リュ・ジュンヨル
キム・ソンリョン パク・ヘジュン 
チャ・スンウォン キム・ジュヒョク


手強い奴らの戦争が始まる

BELIEVER
毒戦
5月22日ロードショー




もう一つ。

こちらはキャラクター予告編。




毒戦
手強いやつらの初対面


知ってるか?
ひとりの人間に執着し続けると
言葉で言い表せない妙な信念みたいなものが生まれるんだよ

誰かが言ってた
イ先生は悪魔だって

すべてを賭けたイカれた刑事 ウォンホ

本当にイ先生がこんなことを?

捨てられた麻薬組織員 ラック

ソ・ヨンラク! イ先生は誰だ?

捕まえに行くぞ イ先生

麻薬組織の後見人 オ・ヨンオク

ヨンオクペイントのオ・ヨンオク会長

麻薬班は何階です?

イ先生の後見人で
要は・・・実力者?

イ先生捕まえたいんだよね?
捕まえなよ
私が捕まえさせてあげる

バイヤー チン・ハリム

アジア麻薬市場の大物 チン・ハリム

中国人なんだが

はじめまして パク・ソンチャンです

イ先生はどこだ?

うまくやろうぜ

麻薬組織役員 パク・ソンチャン

迎えに行くのはパク・ソンチャン
創立メンバーだ

パク・ソンチャンと申します

テアンに塩工場があるんです
技術者が二人いるんですけど

天才麻薬製造者 ろうあの兄妹

天才なんですよ

ご挨拶しろ
ブライアン理事

リストに載ってない奴だ

麻薬組織が秘匿する人物 ブライアン

ウォンホ チョ・ジヌン
ラック リュ・ジュンヨル
パク・ソンチャン パク・ヘジュン
そしてブライアン チャ・スンウォン
チン・ハリム キム・ジュヒョク
ろうあの兄妹 キム・ドンヨン イ・ジュヨン

手強い奴らの戦争が始まる

BELIEVER
毒戦
5月22日ロードショー



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映画のテーマ曲は、全世界的人気を誇るアメリカのオルタナティヴ・ロック・バンドのイマジン・ドラゴンズが昨年夏にリリースした通算3作目のアルバム『エヴォルヴ』のリードシングル‘BELIEVER’。
『毒戦』の英語タイトルも‘BELIEVER’です。

なぜこの英語タイトルを付けたのか。
その思いがみなさまが映画を見終えた後、必ず湧き出てくることでしょう。
ネタバレはしませんので、是非悩んでいただきたいです。(笑)

そして。予告からも伝わってきますが、この映画は、とにかく俳優の渾身の演技がすごいです。
ストーリーは、今の時代なかなか「どこかで見たことあるような」と感じさせないものを作ること自体が難しいので、「きわめて斬新」とか、「まったく新しい」ということは残念ながらないのですが。そもそもリメイクでもありますし。

でもこの演技のぶつかり合いは、見事です。
初めにも書きましたが、とにかく一人一人が自分の役割をしっかり果たしていて、濃い!
映像もスタイリッシュで、チョ・ジヌンさんも痩せていて(笑)、脇を固める俳優さんたちもいちいち説得力があります。
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あれだけ濃いメンツに囲まれながらも、ひときわ淡々と無表情を続けるリュ・ジュンヨルさんも素晴らしい!
監督はリュ・ジュンヨルさん起用について、「あの年代の俳優ではダントツで演技が上手いから」と言っていましたが、考えてみれば彼はまだ『ソーシャルフォビア』でのデビューから数えてもまだ4年目なんですよね。
地味なので気づきにくいですが、デビュー以来とんとん拍子に『応答せよ1988』(邦題:恋のスケッチ1988)も決まり、既に1000万人超え映画にも意味のある配役で出演していて(『タクシー運転手』)、「韓国映画界のブルーチップ」と称されるのも頷けます。地味ですが。(笑)

そしてやはり、キム・ジュヒョクさんの演技。
特筆するに値する怪演ぶりで、見ながらも、見終えた後も、韓国映画界は本当に惜しい方をなくしたと改めて残念に思いました。

恐らく日本にも入ってくると思いますので、ノワール映画が大丈夫な方、是非チェックされてみてください。