*記事はtvNの放送(全16話)基準のため、日本のテレビ放送とは該当部分が異なります*

みなさま、こんにちは。

寒い日が続きますね。
なるべく省力モードで過ごしたくなるこの季節。
水ぬるむ春が待ち遠しいです。

さて、今日も振り返ってまいりましょう、『鬼〈トッケビ〉』。


第5話のラスト。

ケベックのレストランで10年後のウンタクの未来像が見えてしまい、悲しみの涙を流したトッケビ。

落ち込んでしまった理由が分からぬまま、ウンタクはトッケビと家に戻ります。















ウンタクがノックしても答えないトッケビでしたが、何かを決意したようにほどなく部屋から出てきます。










ウンタクに向き合うと、口を開くトッケビ。










「剣を抜いてくれ。今。頼む」








さっきはノックに返事もしなかったくせにというウンタクに、トッケビは「だから今出てきたじゃないか。もう終わりにしたいんだ」と言います。

「なにをですか?」

「選べると思っていたことを」

「さっき言っていた、あれですか? それ、なんなんですか? どんな選択をしたのか正確に・・・・・・」

トッケビはウンタクに、質問はせず答えてだけくれと言いますが。



「申し訳ないんですけど、まだ調査が終わってないんですよね」







「名前、探してみたんです。ネットで。生前の業績とか、そういうのがなかったんですけど。まるで誰かが最初から全部消したかのように。
おじさん、前に言いましたよね。私が何かを発見したら、おじさんのことをすごく恨むようになるって。その何かは剣のことで、私はもう発見した。おじさんを恨んでないのに恨むだろうって言ったということは、まだ何か残ってるってことなわけで。
それでなんですけど。その剣。絶対にそんなことしないと思っていた人にやられたって言いましたよね? おじさん、もしかして悪いことをして、そのせいで歴史の記録から消されたんですか? 悪いことをした罰なら、剣を抜いてあげるのはちょっと考えちゃうじゃないですか。
おじさん、もしかして謀反とか、そういうのですか?」」





















脳裏を駆け巡るつらい記憶。

トッケビの顔が変わります。



「そう。お前の言うとおりだ」








「生き残るだけで必死の人生だった。歴史に記録されない時間だった。死力を尽くしたが、その死すら誉れ高くはなかった」










「王の前に歩み出たところで、なにも好転しなかった。それでも私は前に進み、一歩進むごとに罪なき者達の命を失った。私の罪は許されず、今なお罰を受けている。この剣が、罰だ」









「でも。それが罰だとしても。900年も受け続けたなら、もう十分罰せられたのではないか」


つらそうに声を絞り出すトッケビ。

その言葉を聞くウンタクの目には、涙がたまっていました。



「いいえ。罰のはずがない。神が罰としてそんな能力を与えるはずがないです」








「おじさんが本当に悪い人だったら、トッケビだけを存在させたはずです。トッケビの花嫁に出会わせて、その剣を抜かせたりするはずがない」









トッケビの頬を伝う涙。

ウンタクは涙を流すトッケビの頬に手を伸ばします。










「どんな存在だったかは分からないけど、おじさんは愛されてます。本当に」








「私がさっき言った悪いことって、王の女を愛したりして、‘投獄せよ!’みたい感じになるバージョンのことだったんです。謀反の話なんかして、ごめんなさい」


まるで本物の妻のような深い愛と包容力を見せるウンタク。

大きな愛でトッケビを癒す大人びたウンタクでしたが、このあとはまたいつものように「タダでは抜かない」攻撃が始まります。

自分の望みを叶えてもらうための努力が足りないのではと豹変するウンタク。









変わり身についていけてないトッケビに、「私がなにを望んでいるかよく考えておいてください」と言い残し、バイトに行ってしまいます。















要するにウンタクが欲しいものは、愛がぎっしり詰まったお金、家、宝石。

どんだけ金目当てなのよ!(笑)



真面目なシーンのあとに変な言葉遊びで茶化すパターンが定番化してきましたが、そんな中でも気になるのは、トッケビの過去の回想のなかに挟まれたこのシーンでした。








王に跪かされた瞬間、このシーンが挟まれたんですよね。

無意味にこういうものが挟まれる筈がないので、素直に考えれば死神とサニーの前世がキム・シンと非常にゆかりが深い関係であるという意味に取れますが。

・・・・・・先の楽しみにしておきましょう。(笑)


部屋に戻り、10年後のウンタクが誰かと会っていたのを思い出して今更機嫌が悪くなっているトッケビ。








愛は鬼をも幼稚にするもの。(笑)



一方、仁川までドックァを伴ってダブルデートに出かけた死神は。


財閥3世の上、ちゃんと名刺も持っているドックァにサニーの注目が集まったことが気に入らず。








ドックァとサニーの友だちに催眠をかけ、先に帰してしまいます。


ちなみに名前を訊かれて「キム・ウビン」って答えてました、死神。
完全に源氏名ですよね。(笑)



二人きりになると、サニーにこの間陸橋で買ったアンティークの指輪を差し出す死神。









このあとサニーがドックァの電話番号を死神に聞き出すシーンが挟まれます。
サニーはお店が入っている物件のオーナーがドックァなので、話がしたいというのでした。
スマホの扱いになれていない死神に変わって番号を探そうとするサニーでしたが、手が触れそうになり死神が慌ててスマホを放り投げたりして。

これはそのうちサニーの手に触れてしまうのでしょうね。
手が触れ、サニーの前世が分かってしまう筋書きでしょうか。



家に戻り、ため息をつきながら座っているトッケビの隣りに腰掛ける死神。

トッケビは薬を飲んでいました。
対する死神が飲んでいるのは、お酒。








変な人だと言われたと落ち込む死神。
名刺がないことを気にかけますが、トッケビは「人間じゃないのに、上手く騙したな」と力ない答え。

今の症状は躁と鬱のどちらかと尋ねる死神に、「疼痛」と答えるトッケビ。

トッケビはこれまでウンタクに投げつけてきた数々の言葉を思い出していました。
ウンタクは自分が生死に関わってしまったことによる「副作用」だと言ったり、「愛してる」と感情もなく言ったりした自分を。



「自分の口で吐いた言葉が、また自分に返ってくるのだ。人間の生死に関わったことへの副作用が、あまりに大きすぎる。大人物ともあろう者が、なんたる未熟さだ」

「・・・・・・背がデカイだけだろ」

「これだけ生きれば取り返しのつかない言葉など吐かずに生きられそうなものなのに。死んでも当然か」

「死んで当然の死などない」








「そうなのか?」

「常に例外はつきものだけどね(ニヤ)」

「・・・・・・」








笑わせるつもりが睨まれてます。(笑)


薬を飲んでいるということは、ウンタクとなにかあったのかと尋ねる死神。

トッケビは、自分の話を聞いて泣いて同情してくれたのに、剣は抜いてくれないのでわけが分からないと訴えます。








トッケビも一緒に泣いたことを知った死神は、「女の気を引くには冷たくするのが一番なのに泣くなんて」と呆れるのですが、「だから初対面で泣いたのか?」とサニーとの初対面を突っ込まれ、だんまり。(笑)

プラシーボ効果を狙って病院にでも行こうかと心配する死神に、このところ剣のところが痛くなってきたとトッケビは言います。

神に過大評価されていると嘆いていたトッケビを思い出し、泣きたければひとまず胸を貸すと手を広げる死神でしたが。














剣、構えてます。

そんなに嫌がらなくても。(笑)


ウンタクはバイト先に現れた成仏できない幽霊のおばさんの頼みを聞いてあげることにしていました。おばさんは、残してきた子どもにロトの当選番号を知らせて、大金を残してあげたいと頼んだのでした。

剣を抜いてあげるとエサをちらつかせ、トッケビから当選番号を聞き出すウンタク。
さっそく幽霊に番号を耳打ち。








後をつけてきたトッケビにばれるのですが、ウンタクはただの人助けだと主張します。

そのくせ自分も変装してまでロトを買おうとしてるんですが。









一瞬誰か分かりませんでした。(笑)

ちなみに変装しているのは、未成年は宝くじを買えないからです。



これも結局トッケビにばれ、開き直るウンタク。







幽霊が夢のなかで当選番号を教えてあげるはずだったのですが、子供は忙しくて夢を見る暇がなかったとトッケビ。雨のおかげで農作物が不作だったと文句を言うウンタクに、トッケビは賞金を繰越にし、来週番号を教えて受け取れるようにしたのだと伝えます。

より多くの幸運を授けようとしていたトッケビ。
守護神として夫婦を助けてくれたことを喜んだトッケビは、さっそく幽霊にそのことを伝えてあげます。



家に帰るとウンタクは死神に、死んだら神に会えるのかと尋ねます。
なぜそんなことを訊くのかと尋ねられ、ウンタクはあったら文句を言うつもりだと答えます。

世界から遠ざかりつつある誰かのことを人知れず世界のほうに押し返してくれてることを誰も気付いてくれないから、トッケビはあんなに侘しそうなのではないかとウンタク。


「だから、トッケビさんの剣を抜いてあげようと思ってるんです。剣を抜いて綺麗になって、もっと燦爛たる守護神になれるように」









その言葉に、焦って止め始める死神。







トッケビの剣を抜いたら、お前の利用価値はなくなるぞと死神。

そうなれば追い出されるかもしれないと。


その言葉にウンタクは、今の人生も借り物だからと答えます。

地獄はあの世にだけあるわけじゃないと言いながら、苛め抜かれた叔母を思い出すウンタク。


「でもこの家に来てからは、天国にいるようにずっと幸せだったんです。だからその恩に報いたいんです。
‘綺麗になる’の正確な意味は分からないけど、死神さんが応援してくれてるのを見ると、おじさんにとっていいことに違いないだろうし」


剣を抜くことがせめてもの恩返しだと思っている幸せそうなウンタクを前に、頭を悩ませる死神です。




そして、「トッケビ」という民話の世界観に奥行きをもたらしているもう一人の存在、産神。









今日の産神は、長いこと病気を患ってきた男の子の病床に立ち、病気を治してあげます。


「こんにちは、おばあさん」













数え10歳まで子どもの命と健康を守ってくれると言い伝えられる産神。

だからこうしてこの日も幼い命を助けているのですね。そして、そんな産神のことが小さな子どもには見えているのでしょう。ぬいぐるみを抱いていた女の子も同じように命を助けてもらったのでしょうか。



そしてもう一つのエピソード。


交通事故で命を落とした、目の不自由な男性。









死神に言われたとおり、入ってきたドアをUターンしようとします。










扉を開けると、そこには一匹の盲導犬が待っていました。









ワンワンと大きな声を上げる盲導犬。


「ハッピー? ハッピーか?」








犬の鳴き声に驚いた男性に、死神が声をかけます。



「先に行ったのが気がかりだったのでしょう。さっきからそこでそうして待っていました」















「行き先は、ハッピーが分かってますので」


その言葉に笑みを浮かべ、愛犬とともに階段を昇っていく男性。








もーーーー。
やめてくれますか。

なんていい子。
視聴者号泣。

虹の橋を先に渡ったペットが飼い主が亡くなった時に迎えにくるという伝承、「虹の橋」の詩を表したシーンですが、大好きなペットをなくしたことのある人にはたまらなく涙腺を刺激するシーンです。
いけない。このシーンはいけない。(笑)


こんないい仕事もしてる死神ですが。

「名刺がない」という新たな悩みのおかげで、サニーから隠れてます。姑息にも帽子かぶって。(笑)

口の悪い本来のサニーの姿に固まりつつ。


「あのガキ、マジで殺そうか?」








連絡をよこさない死神を「女をじらして執着させる作戦」を遂行中と勘違いし、相当怒ってます。

怒りながら橋の上で電話をかけたところ、間近から着信音が響くオカルト現象。あたりを見渡すべくいきおいよく振り返った弾みで凍っていた橋に足を滑らせ、後ろに倒れるサニー。










すんでのところで死神が滑り込み、事なきを得るのですが。










絶叫して逃げられる。










そりゃそうです。(笑)



一方トッケビは。

ウンタクに言われた「私がなにを一番望んでいるか、考えてください」との言葉を思い出していました。


「あの子が望むものがあれだとしたら、弱ったな」


トッケビは、バイト帰りのウンタクを道端で待つことにします。











向こうから歩いてくるウンタク。








ウンタクを見つめながら流れる、トッケビのモノローグ。



生が私に向かって歩いてくる

死が私に向かって歩いてくる

生へと 死へと お前は疲れもせず歩いてくる









そして私はついぞ こう呟いてしまうのだ

寂しくない










ここまでくれば十分だ

十分だ、と










悲しい。(涙)


トッケビの花嫁となるウンタクは、トッケビにとって生きる喜びであると同時に、死をもたらす存在。
トッケビの苦しみをよく表しているモノローグですよね。



ずっとここでウンタクがくるのを見ていたというトッケビに、ずっと見ていたら未来が見えてくるのかと尋ねるウンタク。








その言葉にトッケビは、普通は吉凶や禍福くらいは見えるものなのに、相変わらずウンタクの未来が見えないと嘘を答えます。

自分が「その他記載漏れ」扱いだからなのかもしれないと予想しながら、「自分が作るのが自分の未来」と健気なウンタク。


トッケビの心配そうな視線に気づき、自分だっていつもつらいことばかりではないし、今の自分は自分の運命を謙虚に受け入れて健気に生きるしっかり者のトッケビの新婦なので、心配しなくていいとトッケビに言います。

その言葉に、トッケビも思わず笑みを漏らし。








「でも、気になるな。二十歳の私。三十歳の私」


その言葉に真顔になるトッケビ。
ウンタクを見つめながら答えます。


「いまのまま大きくなるよ。ずっと」

「え?」

「いまみたいにずっと。可愛いく」

その言葉に照れ、「分かりませんよ。1、2日くらいは憎たらしいかも」と茶化すウンタクに「ひと月ふた月憎たらしいかもな」と応じる、相変わらずカップル痴話喧嘩モードの二人。


ウンタクは歩きながら、守護神になる基準があるのかと尋ねます。
その日の気分で決めているとトッケビ。ただ、大人より子どもを助けようと思っていると答えます。
自分がこの世で独りぼっちになりそうになった時に手を差し伸べてくれたのが子どもだったから、と。










トッケビとしてよみがえった時に傍にいてくれ、その後もトッケビにずっと仕えてくれたユ一族の子を回想するトッケビ。








ならばなぜ、大人である自分の母を助けたのかと尋ねるウンタクに、その時は酔っていて気が弱くなっていたし、ウンタクの母が助けて欲しいと願ったのは自分の命じゃなかったからとトッケビ。

その言葉に感極まったウンタクが立ち止まります。
トッケビが振り返ると、目に一杯涙をためているウンタク。


「助けを呼ぶ声に応えてくれたのがおじさんだったことが、奇跡みたいで嬉しくて」








笑顔を見せながら泣いているウンタク。

トッケビが静かに手を伸ばします。



















「でも。頭をそうやって押さえるんじゃなくて」


トッケビの頭に手を伸ばすウンタク。










「こうやって撫で撫でってするんです」


















ウンタクがぐっと大人っぽい表情でトッケビを癒してあげるこのシーン。

愛が滲んでますよね。

すごい。愛の力だ。そしてそれを表現し尽くしてるこの二人。



ウンタクはクリスマスツリーの飾られた家に戻ると、トッケビの剣を抜いてあげると上機嫌に申し出ます。








「綺麗にしてあげます。おじさんみたいないい人に悪いことが起きるはずがないから。どこで綺麗になります? 綺麗なツリーの前?」


腕まくりするウンタクを見て、電話がかかってきたフリをしながら一目散に逃げ出すトッケビ。



ウンタクから逃げたトッケビの行き先は、死神の職場でした。







トッケビはウンタクが剣を抜くと言っていることを話します。

抜いたらどうなるかを正確に話さないからだろうと死神。
ウンタクが自分のことが大好きすぎて、剣を抜くのがいいことだと思い込んでいるとノロケを繰り出すトッケビに、二人の年の差を思い出させてます、死神。
「あの子が大学入ったら、若くてカッコいい奴なんて山ほどいるぞ」と言われ「俺、早生まれだからほんとは一歳若い」と、神の威厳ゼロ発言、再び。(笑)


ふざけながらも深刻なトッケビは、力なく呟きます。
あの子しか自分を殺せないのに、あの子が自分を生かそうとすると。

「勘違いするな。あの子がいない時だって、お前はしっかり生きてきた」

「そうか? でも、なぜだかそのときのことが思い出せない」


部屋に戻っても、深い悩みは頭を離れず。








ウンタクとの出会い。
交わしてきた言葉。
感じてきた思い。

『おじさん!』と呼びかけるウンタクの顔が次々と浮かび。



「もう呼ばないでくれ、チ・ウンタク。もう行かせてくれ」






その時ちょうどウンタクが『おじさん』とドアをノック。

急に様子がおかしくなったトッケビを心配するウンタクを、無言でドアに寄りかかりながら感じるトッケビです。



翌日もウンタクと口を利かないトッケビ。








食欲もなく、無言で先に食事を終えます。

それにつけても、この家は本当にろうそくだらけです。(笑)


ウンタクが気の毒になったのか、一緒ににんにくの皮をむきながら慰める死神。


「実はあいつ、早生まれなんだ。俺が言ってあげられるのはこれだけだ。頑張れよ」








よく分からないながらも、慰められていることは感じるウンタク。

ウンタクは、数え9歳の時は母が亡くなったからとして、19歳の時に死神が自分の前に現れたのには何か理由があるのかと尋ねます。

対する死神は、「9、19、29。完全の一歩手前がもっとも危ういものだ」と答え。


意味が分からないウンタクに、秘密を教えてあげると死神。

死神はウンタクを見つめながら、心で呟きます。








お前は二十九歳の時も死神に会うだろう。
それが私でなくても。
それが‘その他漏洩者’の運命だ。
この世には秩序が必要だし、
九とは、神の数であり完全な数である十に最も近い未完の数字だから。
こっちのほうも、頑張ってみろ。




結局ウンタクに秘密を教えてあげない死神です。


その後ウンタクは洗濯物を取りに行き、ようやくトッケビと言葉を交わします。

相変わらず憂鬱な様子で怒ったような表情のトッケビ。
何に怒っているのか、いつから怒っているのかと尋ねるウンタクにも「お前が剣を抜いてくれって言ったときに抜いてくれればよかったんだ。お前が一体なんだからって、俺を惑わせるんだ」と八つ当たりのような文句を口にします。







腹を立てたウンタクは、自分はトッケビと違って永遠の命の持ち主ではないので忙しい、いつまで待機させるのかと問い詰めます。
時間があるから今日抜こうと言うウンタクに、明日にするとトッケビ。


「今日は嫌だ。明日。今日は天気が凄くいいから。お前と散歩に行く」












・・・・・・がなじい。(涙)


こうして来る日も来る日も「今日は駄目。天気が悪い。お前を迎えに行かないと」、「あと一日。あと一日だけ」などと口実をつけて剣を抜かせないトッケビ。

わけも言わず実行の日を延ばすトッケビをいぶかしむウンタク。



そんなトッケビでしたが、とうとう剣を抜くことを決意し、ドックァの祖父を呼びます。








死んだ王妃の肖像画を渡し、燃やして欲しいと頼むトッケビ、キム・シン。


「私の妻は、私がいなくなっても食べて学ぶのに不自由なく暮らせるようにしてあげてくれ。それがお前の最後の任務だ」


「ご用命、しかと承ります。旦那様」


涙声になるドックァの祖父の手を優しく取るトッケビ。















ドックァにも別れの挨拶をするトッケビ。

ドックァが一番喜ぶクレジットカードを与えてます。








・・・・・・なんでカード?

しかも、限度額を気にせず使えって言ってましたけども。(笑)


「褒美をもらうようなことしてないけど」と驚くドックァの頭も撫で撫で。









「ちゃんと大きくなってくれて、ご苦労だったな」

わけが分からないながらも「サランヘヨ」を繰り出すドックァです。


そして最後は、ウンタクのことを死神に頼むトッケビ。

「家の書類は部屋に置いた。これで本当にお前の家だ。どうか末永く元気で。それと、頼みがある。
私が消えれば、あの子の烙印も消えるだろう。その時あの子の記憶を消してあげてくれ。自分を恨むことがないように」









こんなに真面目な語りなのに、電話なんですよね、これ。

しかも、外出中で全然「遺言」が聞き取れてない死神。















ここ、ギャグにする必要ありました?(笑)


トッケビと顔を合わせたウンタクは、トッケビの手の平に字を書き、その漢字が「聴」であると教えてもらいます。
すぐ部屋に戻り、漢文の解釈に取り掛かるウンタク。








なるほど。

あの遺書を解読しようとしているのですね。

試みは上手くいっていないようですが。


悪戦苦闘中のウンタクの部屋を訪れるトッケビ。

トッケビはウンタクに500万ウォンとプレゼントを渡します。










香水とバッグ。

思いっきり広告です。(笑)


香水は大学入学祝いとして、バッグは「大学に入って彼氏が出来たら」と言いかけ、「デートで着飾る時用に」と言い直します。

そして、今晩剣を抜いて欲しいと頼むトッケビ。

ウンタクは求めに応じつつ、プレゼントをさし「この中のどこかに、愛もありますか?」と尋ねるのですが、「ない」と答えるトッケビです。

「おじさんの‘No’は‘No’じゃない」といつも言っているウンタクなので、これも本当は‘Yes’だと、ちゃんと受け取ったでしょうか?


視聴者がそんなことを考えている間にも進む物語。

トッケビはウンタクをそば畑に連れてきます。

ウンタクははしゃいで走り出します。









二人が初めて会った時、ここで摘んだそばの花を手にしていたトッケビ。

ウンタクはあの時もらった花束がここのものだとすぐ気がつきます。










そばの花の花言葉を覚えているというウンタクに、‘恋人’と応じるトッケビ。

剣を抜くのがここでなければならないところを見ると、ここは特別な場所のようだと言葉をかけるウンタクに、「私の始まりと終わり」とトッケビは短く答えます。


今抜いてくれというトッケビに、自筆の契約書を差し出すウンタク。署名を迫ります。

剣を抜いた後の要求事項を書き連ねたウンタクでしたが、最後の項目は『毎年初雪が降ったら、呼び出しに必ず応じること』とありました。


「このために名前を訊いたのか?」









「いいえ。本当に知りたかったから。合ってますね。おじさんと名前」








署名しノートを渡した後、二人に降り注ぐ空からの初雪。

ウンタクは一足早い初雪に声を弾ませます。







「これ、おじさんの仕業でしょ? 初雪が降ったら剣を抜くって言った、あれですよね?」


「エゴで申し訳ないが、俺もこうした思い出のひとつくらいは残したくて」







以前「初雪が降る前に剣を抜いてもらう」と死神に言っていたトッケビ。
ウンタクにとっての初雪の思い出がつらいものになるのは可哀相だからというのがその理由でしたが、やはり死を前に自分も素敵な思い出が一つくらい欲しくなったのですね。


今から綺麗にしてあげるとウンタク。

言い残した言葉はないかとトッケビに尋ねます。


「お前とともに過ごしたすべての時が、眩しかった」









「天気が良くて。天気が悪くて。天気がほどほどで。すべてがいい日だった。
それと。何が起きても、お前のせいではない」








真面目なその口調に、本当にほうきに変わるのかと心配になるウンタク。
トッケビは笑顔で否定します。


安心し、剣を抜く構えに入るウンタク。
















ところがウンタクの手は、剣をすり抜けてしまいます。









見えるのにつかめないと当惑するウンタク。

覚悟を決めたトッケビにも戸惑いの色が漂い始めます。

怒り出しそうなトッケビに防御線を張るウンタク。


「さっきはっきり、何があっても私のせいじゃないって」

「おい」









「お前、本当にトッケビの花嫁なのか?」

さっきの誓約書を燃やしてやると騒ぎ始めるトッケビ。
そうはさせじと頑張るウンタクは、「理由が分かった」と言います。


「あれだと思います」

「なに?」

「童話の中の王子様。呪いをかけられた王子様。あれです」

「だからなに?」


やおらトッケビの襟元を引き寄せるウンタク。















「キスです」

























なるほどーーー。

こうやってラブモードを一気に加速させる作戦ですか。
確かにここで剣が抜かれたら、6話で終わってしまいます。(笑)

しかしこのお爺さん、さっきウンタクに手の平を握られただけでポーッときてましたけど、これ大丈夫でしょうか?(笑)


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しかし、長い。tvNのドラマは尺が長すぎます。
その上エピソードも盛りだくさんで。
1時間に収めて欲しいんですが、方針転換の予定はないんでしょうか?
書くつもりなかったのに手を出させるトッケビったら。罪なドラマです。(笑)


それにしても、このそば畑、映像が綺麗ですよね。
とても幻想的です。
トッケビと死神の家もそうですし、こだわってつくっている背景がドラマへの集中度を高めてくれます。


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