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16 2017年12月
みなさま、こんにちは。
気づけば今年も残すところ半月となりました。
韓国は寒波に見舞われており、例年よりひと月ほど早く漢江の結氷が観測されたそうです。
なんでも1946年以来71年ぶりの早さだそうで、近々ソウル入りを控えた私も戦々恐々としている今日この頃です。
さて、今年が終わる前に駆け足で今年見たお勧めのドラマを、ネタバレを避けつつ取り上げてみようと思います。
日本でも12月19日から有線放送の「衛星劇場」で放送が始まる、tvNのドラマ『秘密の森』です。
このドラマはチョ・スンウさんとペ・ドゥナさんを主演に迎えて韓国で6月10日から7月30日まで全16話構成で放送されたもので、撮影と放送時期を並行させない完全な事前制作により作られた作品です。
私の中で『秘密の森』は2017年ベストドラマなので、今日は見どころなどをご紹介しようと思います。
これからテレビ放送を楽しみにご覧になろうという方も多いと思うので、ネタバレはしません。
まずはポスター。
以下画像はクリックで拡大する仕様になっています。
設計された真実、
全員が動機を持つ容疑者だ
「設計された真実」というフレーズが、ちょっと分かりにくいですよね。
非常に韓国語的な表現なので、より適切な日本語に置き換えるべきなのですが、「つくられた真実」とすると「嘘」という意味になってしまうので、なかなか訳が当てずらい言葉です。
文字通り「デザインされた」という意味なので、「企画された真実」と訳をあてたいところですが、それもまだ韓国的ですね。うーむ。
と本題に入る前に枝葉のところで唸っておりますが。(笑)
このドラマは検察を舞台にしています。検察と警察が協力して捜査に当たることから、警察も舞台の一部です。
チョ・スンウさんが演じる主人公ファン・シモク(35歳)は西部地検刑事三部に所属するソウル大出身の検察官で、ペ・ドゥナさんが演じるもう一人の主人公ハン・ヨジン(30歳)は龍山署の強行犯捜査班に勤める警察大出身の女性エリート刑事という設定。
チョ・スンウさんにとっては映画『インサイダーズ/内部者たち』に続く検察官役です。
韓国では検察を舞台にしたドラマが飽和状態にあり、「また検察ものか」という巷の反応がこのドラマにとってのまずは第1関門だったことでしょう。
加えて昨年秋以来今に至るまで、不正腐敗を描いたどんなエンタメ作品も現実に起きている出来事のドラマティックさに勝てないという、否応なく底上げされた人々の鑑識眼が第2関門。
最後に、じめじめ蒸し蒸しした時期に寒そうな絵面の地味で暗くて疲れそうなドラマをなかなか見る気が起きないという、時期的問題が第3関門として立ちはだかっていたのではないかと思います。
確かにこのドラマ、暑い中見るものじゃありません。
季節感って、リアルタイムの視聴率を稼ぐには大事です。(笑)
実際このドラマの視聴率は最終回で7.1%(TNMS提供。以下視聴率出典はすべてTNMS)とのことで、 初回放送3.2%からすればぐっと上がってはいるのですが、それでももうひと声欲しかったところ。
去年の1月から3月にかけて放送されたtvNのドラマ『シグナル』が最終回12.8%を記録しているので、それに比べると「視聴率があまり出なかった」という印象が拭えないのですが、とはいえ直前のドラマ『シカゴタイプライター』は最終回2.9%、その前の『明日、あなたと』は最終回3.9%なので、大健闘したのは間違いありません。
私もリアルタイムでは見ておらず、放送が終わってずいぶん経った頃に一気に16話見たのですが。
もー、これは。
ハンパナイ。(笑)
寝ないで続きを見たいドラマ、きました。
実はこのドラマ、12月8日付けニューヨーク・タイムズ紙上でTV評論家マイク・ハール氏が選定した「ベスト・インターナショナル・ショー10編」のうち、アジア圏ドラマとして唯一選ばれ、韓国でも再び注目を集めています。参考までに、他に英国のドラマが4編、ノルウェーのドラマが2編、豪州、フランス、イスラエルのドラマがそれぞれ1編選ばれています。
評論家自ら語っている通り、ペ・ドゥナさんが米国のドラマ『sense 8』に超能力者役で出演していたことと、このドラマが「ネットフリックス」によって韓国での放映と同時期にストリーミング配信されていたことが目に留まった理由として挙げられますが、そうしたアドバンテージがありつつも、もちろん中身が伴っていなければ選ばれることはありませんよね。
ちなみにストリーミング放送での英語タイトルは『Stranger』。
韓国国内でも13日、社団法人「韓国放送批評学会」が「放送批評賞」のドラマ部門を授与。それに先立ち今月5日にも、今年で9年目を迎えた「Korea Content Awards 2017」(主催:文化体育観光部、韓国コンテンツ振興院)で脚本家のイ・スヨンさんが文体部長官賞を受賞するなど、作品性を高く評価されています。
ちなみに去年「Korea Content Awards 2016」では『シグナル』の脚本家キム・ウニさんがドラマ部門で最も高い「大統領賞」を受賞していました。
この『秘密の森』は韓国では「ジャンルもの」と名付けられる犯罪推理劇、犯罪スリラーなのですが、「ジャンルもの」の新境地を開いたと名高いのが2016年のtvNのドラマ『シグナル』ですよね。
全体的に「ジャンルもの」が弱い韓国ドラマですが、そんな中でも『シグナル』の脚本家キム・ウニさんはこの部門の押しも押されもせぬ第一人者ですし、演出は『未生/ミセン』のキム・ウォンソクさんが務めるなど、『シグナル』はスタープレイヤーが揃った、いわば成功を約束された作品ではありました。
一方この『秘密の森』は、「ジャンルもの」のヒット要素に欠かせない超常現象やタイムトリップといった「飛び道具」の力を一切借りません。
もともとファンタジー要素大歓迎の私のような視聴者にとっては、一見するとなんとも味気なく感じます。
ましてや、時空間を超えてトランシーバーで意思疎通を図るなどという『シグナル』の荒業にどっぷり魅了されてしまった視聴者にとっては、いかにも平々凡々そうでなかなか食指が動きません。
その上主人公のファン・シモクは、子どもの頃脳の外科手術を行い、その副作用から感情をつかさどる部分が機能せず、理性ばかりが発達した人物との触れ込み。
「感情がないチョ・スンウを見てもなぁ」と正直思ってました。
本当にごめんなさい。(笑)
このドラマのまさに素晴らしいところは、主人公の検察官を「感情を排し、理性のみで判断し行動する」という人物に設定した、その意味深長さにこそあったのです。
脚本家イ・スヨンさんは、これがデビュー作という正真正銘の新人。
その観察眼の深さと鋭さに、恐れ入るばかりです。
このドラマの主な登場人物をポスターでご紹介しましょう。
感情に縛られない成文法が
私が生きる上でのガイドラインだ
ファン・シモク | チョ・スンウ
警察のプライドってもんがあるでしょ
私は妥協しない!
ハン・ヨジン | ペ・ドゥナ
公職者は汚すぎる必要も
身綺麗すぎる必要もない!
イ・チャンジュン | ユ・ジェミョン
くっついて助かるのなら
心臓だってくれてやる!
ソ・ドンジェ | イ・ジュンヒョク
この日が来ることだけを待っていたんです
私が何のために検事になったと思って!
ヨン・ウンス | シン・ヘソン
ほんの2行のコピーに、人物像がよく表されていますよね。
ネタバレにならない程度にあらすじを紹介しますと、検察に利益供与を行うことで黒い関係を維持してきた事業家のパク・ムソン(オム・ヒョソプ扮)が殺害され、ファン・シモクが犯人探しを進める内容。
検察との黒い関係があるだけに、西部地検次長のイ・チャンジュンや先輩検察官のソ・ドンジェが絡んでいないか疑うシモク。ここに研修を終えたばかりの後輩検察官ヨン・ウンスが絡んできて、積極的に係わりたがり・・・。
ネタバレにならないようにすると、ほとんど内容が書けませんね。(笑)
ちなみにイ・チャンジュン役のユ・ジェミョンさんは、『応答せよ1988』のドンリョンのお父さん。当たり前と言えば当たり前ですが、全くの別人ぶりに驚愕です。
以下韓国語ですが、人物相関図も載せておきます。
左側が検察陣営、右側が警察陣営です。
ポスターにはない登場人物は、右から、ハン・ヨジンの同僚刑事チャン・ゴン(チェ・ジェウン扮)、ハン・ヨジンの先輩刑事キム・スチャン(パク・チヌ扮)、龍山警察の署長キム・ウギュン(チェ・ビョンモ扮)。キム・ウギュンは西部地検次長イ・チャンジュンの友人です。
また、イ・チャンジュンの義父で財閥ハンジングループの会長にイ・ユンボム(キム・ギョンヨン扮)、イ・ユンボムの娘でイ・チャンジュンの妻にイ・ヨンジェ(ユン・セア扮)。
この他にも比重のある助演が多数出演していますが、ドラマ『鬼<トッケビ>』の出演者が多いのが『トッケビ』ファンには嬉しいところです。
推理もの、スリラーもののヒットの公式と言えば、大きな本筋を抱えつつ、毎回1話完結型のエピソードを挟んでいく形ですよね。
『ファントム』や『シグナル』のキム・ウニさんはまさにこの公式に長けていて、途中参戦の視聴者も取り込みやすい作りになっています。
でもこの『秘密の森』は、パク・ムソンを殺したのは誰かというただ一点のみを、最初から最後まで追っています。
なかなか硬派な脚本です。
ただ、そうなると最初から見るか、まったく見ないかの、どちらかになってしまいがちですよね。
視聴率がいま一つ上がらなかったのには、こうした点も少なからず作用したと思われます。
また、見始めたとしても視聴者に一つの筋だけを最初から最後まで飽きさせずに追わせるのはかなりの力量を要することですが、このドラマのすごいところは、それが完ぺきにできてしまっているところにあります。
ドラマのランニングタイムは1時間15分程度の回が3度ほど、短い時は1時間3分~8分台、最終回のみ1時間半近くありましたが、とにかく視聴者を集中させるので、あっという間に1話が終わります。ここまで無駄がなく、かといって不足もないドラマは滅多にないように思います。
映画のような映像で1話1話の完成度が非常に高く、話の展開に無理や矛盾が見いだせない、完璧さを誇る脚本。加えて人物描写が助演に至るまで丁寧なので、誰も彼も犯人に見えてくるという。
ドラマがエモーショナルな描写で人の感情を揺さぶろうとしない分、視聴者は登場人物の細かい表情を観察するようになり、状況把握に集中させるつくりになっています。
これを脚本家の方が狙ってやれているとしたら、天才的と言う他ありません。
勿論、そうした絵を導き出す監督の手腕も素晴らしいです。
そして、私の見る気をそいでいた「感情表現のないチョ・スンウ」。
これがまたどうしたことか。
見当違いにもほどがありました。(笑)
チョ・スンウさんって、天才じゃないでしょうか。
タダモノじゃないことは間違いないです。
彼は眉間の動きで思考のありようと小さな感情を表現してくるんですよね!(笑)
ちょっと目を上げる、ちょっと目を細める、ちょっと目を見開く、ちょっと首をかしげる、の「ちょっと」がこんなに雄弁だなんて、正直驚くばかりです。
あからさまに悲しい顔も、明らかに怒った顔もしないシモクは、毎回視聴者を号泣させていた演技もセリフも極めてエモーショナルな『シグナル』とは、まさに真逆。
かといって無表情なわけでは決してなく、「理性」をフル回転させて思考をめぐらすシモクの表情を、非常に豊かに表現しているんです。
見る側も「今のあの目つきは何だ?」「あの身振りは何だ?」「あのセリフは何だ?」と頭をフル稼働させながら、犯人捜しや次に起こる事態の推測に没頭。
ドラマに存分に浸ることができます。
そしてあとは、私としては見どころと言いたいくらいですが、とにかくチョ・スンウさんがカッコいい!(笑)
もう本当に。カッコいいんです。
私の場合は2話が終わった時点で「ナニコレ、面白い!」とドラマにロックオンされ、4話あたりからは「面白い」にプラスして「チョ・スンウめっさかっこいい」が頭に渦巻き始め、6話終了とともにノック・ダウン。以降、ドラマを見ながらも「なんでこんなにカッコいいの」が口から勝手に出てくる始末。
正直、「筋、頭に入ってる?」と自分でつっこみそうになるくらいでした。(笑)
チョ・スンウさんの魅力、ハンパないですね。
『神の贈り物-14日間』の時から好きな俳優さんではありましたし、演技力が確かなのは分かっていましたが、エモーショナルな演技も無く、容姿が武器というわけでもないのにこれだけ魅了してくるのですから、これはもう参りましたと言う他ありません。(笑)
どうして全16話なんだろう、もっとずっと続いて欲しいのにという気持ちがこみ上げ、一気に見てきたドラマを最終回だけは1日寝かしてしまったくらい、見終えてしまうのが惜しいドラマでした。
韓国の「ジャンルものドラマ」に明確な一線を画した『秘密の森』。
この後から出てくる作品は、『秘密の森』が一気に底上げした「脚本のクオリティ」に嫌でも比較されるという、容赦ない状況に直面することでしょう。
竜頭蛇尾が駆逐されるなら、視聴者としては歓迎するばかりです。
脚本、演出、俳優の三拍子がすべてパーフェクトにそろったドラマです。
社会派ドラマ、スリラーや推理ものがお好きな方は、是非ご覧になってみてください。
『シグナル』を抜くドラマは出てこないと思っていましたが、まったくの早合点でした。
こちらも「シーズン2」制作の可能性があるようなので、心から楽しみに待ちたいと思います。
最後に。
どーしてもこれを言いたくて、蛇足と知りつつ書いてしまいます。
チャラチャラし、利益や出世のためなら不正もお構いなしのソ・ドンジェ。
彼を見るにつけ、どうしてもある人の顔が浮かんでしまい、言いたくてうずうずしてきたのでとうとう言ってしまいます。
その「ある人」とは、この方です。
すみません。
ほんとにすみません。
みなさまの脳裏にまでいらんこと焼き付けました。
でも、ほんっとに似てるんです、高田万由子さんに!
あー、すっきりした。(笑)
ソ・ドンジェを演じているイ・ジュンヒョクさん、美形ですよね。
このドラマ、韓国では「ユ・ジェミョンとイ・ジュンヒョクの再発見」と批評家に言われているのですが、まさにその通りだと思います。
イ・ジュンヒョクさん、これまでも数々のドラマに出演されていますが、このドラマは本当に当たり役だったのではないでしょうか。
ただ、この役柄のイメージが色濃くつくことが、ご本人にとっていいことなのかは定かではありませんが。(笑)
*コメント欄に多少のネタバレが含まれる可能性があります。
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“国の経済を話しているのにハエが止まりました” を読む
12 Responses for "三拍子そろったパーフェクトなドラマ tvN 『秘密の森』
チョ・スンウ×ペ・ドゥナ主演"
こんにちは!
このドラマ、私もハマってNetflixで見ていました。
淡々と進むストーリーと推理、そして暴かれる真実に見事に引き込まれました。
ラブコメや時代物・奇抜な設定などのドラマが多い中、派手さは無いけど、こういうジャンルのドラマが新鮮に映りました。
そして、良いなあと再認識しました。何より、脚本が素晴らしいし、俳優さんが上手い!!
無表情のチョ・スンウさんの演技が本当に奥深く、上手だなあと思いました。
そしてめったにないのですが、少し微笑むシーンがあるんですよね。
その時は「おっ!シモクが笑ったああああ!!」 ←(アルプスの少女ハイジの「クララが立った―!)みたいな感動さえ覚えました。(e^□^e) 書類を包むピンクの風呂敷も可愛かった!!
ユ・ジェミョンさんの役どころもすごく良かったです。 応答せよのあの先生を演じていた方と同一人物だと気づいた時は本当に、びっくりしました! 役の幅が広いっ!!
前記事の「ハエの話」は大爆笑でした。
いつも楽しい記事を読ませていただき、ありがとうございます。
良い週末をお過ごしください~♪
Anneさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
Anneさまもご覧になられていたのですね!
嬉しいです~!
このドラマ、ほんっとうにはまりますよね!
全体的に地味な装いであることは間違いないのですが、もう、クオリティが全然違いました。
殆どドラマには出ない映画俳優の二人が主演だったので、かなり魅力的な脚本なのだろうとおぼろげには思っていましたが、脚本も演出も映像もすべて良くて、おまけに出てくる俳優さんたちの演技が一人残らず素晴らしかったですよね!
「クララが立った」な瞬間、分かります~~~~!
私もあの辺りから魂抜かれ始めてました。(笑)
ピンクの風呂敷は、まるでなにかお土産でも持ち歩いているかのようでしたよね。
実際に検察官たちは裁判資料を風呂敷に包んで持ち歩いているんですよね、韓国では。日本ではどうなのか分からないのですが。
ドラマの中で検察官たちが互いを「〇〇プロ(英語で検察官がprosecutorなので)」と呼び合っているのなども、実際もそうなのでよく取材されているなぁと感心しきりでした。
ユ・ジェミョンさんは、本当に別人でしたよね!(笑)
「ハエ」の話も爆笑していただけてなによりでした。
私もまたさっき見て、ひとり爆笑したところです。(笑)
ありがとうございました。
Anneさまも、どうぞよい週末をお過ごしくださいませ~。(^-^)
こんにちは。
「秘密の森」本当に面白かったです。大好きなドラマを取り上げて下さり、思わずコメントしています。
登場人物全てに怪しい点を匂わせる序盤の展開から、犯人を特定していく中盤、法とは正義とはと問いかける終盤、どこも見応えあって、文字通り寝る間を惜しんで16話一気にみました。
チョ・スンウさんの映画やドラマは数々みましたが、彼がハンサムに見えたのは、初めてです!
それほどカッコよかったです、確かに。
ぺ・ドゥナさんも男前でしたね。
続編、ぜひ期待したいところです。
naokoさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
本当に面白かったですよね~、『秘密の森』。
私も見終えてからもずっとドラマが抜けなくて、心がしばらくさまよってしまいました。(笑)
シモクが感情を極力排した人間として描いた意味の深さに気づいた瞬間から、「この脚本家さん、只者じゃないな」と頭がワンワン鳴るような感覚を覚えたり。
韓国社会で起きてきたこと、今も巣食っている病巣など、どうしても現実の問題と引き付けて見ずにはいられないのですが、常に現実的であろうとするセリフの一つ一つに、だからこそ共感できているのだと気づいた時、とても新しい境地を見た気がしました。
チョ・スンウさんは本当にかっこよかったです。
若い頃より実際今のほうがハンサムなのか、それとも演技力の賜物なのか、シモクのキャラクターの魅力なのか。
本当にかっこよくて、参りました。(笑)
ペ・ドゥナさんはやっぱりなんというか、目が違いますね。
シモクに比べれば平凡でよくあるキャラクターなのですが、ペ・ドゥナさんのここぞという時の目つきが、押さえた演出の中でも感情を存分に表していて。
よかったです。男前でした。(笑)
続編、待ちたいですね。
ありがとうございました。(^-^)
お寒うございます。
リアル視聴していました「秘密の森」
言葉がわからないので細かいことがわからないのですが
でも引き込まれるものは多分にあって。。。
面白かったです。
普段ドラマをほとんど見ない韓国の友人(韓国人男性)が
このドラマにどハマりしていてめっちゃ勧められました。
観てるというと「面白いでしょ!!!!!」と。
そして個人的には「とっけび」の出演者の方々が!!
特にペドゥナな先輩役。
やくざ(チンピラ)が刑事に(笑)
でもどっちも似合っていておかしかったです。
レンタル待ちます。
字幕大事。。。。
kanakoさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
本当に寒いですね。
字幕なしでご覧になられたということは、ネットフリックスではなく別の方法でご視聴されたのですね。
字幕付きでご覧になっていた方々が「難しくて1度見ただけではよく分からなかった」という感想を多々挙げていらしたので、ネットフリックスのデモ画面(予告編)を見てみたのですが、やはり当然かなり端折っていて、確かにこの情報量だと十分な理解は得られないかもしれないと思いました。
この手のドラマは論理の理解が大事なので、願わくば吹替が出て欲しいところです。
・・・と無理を承知で言ってみました。(笑)
それにしても『トッケビ』で端役を務めていた方々が大挙出演されていましたね!
私が一番嬉しかったのは、ウンタクに絡んでいた幽霊のオンニが、シモクの下で事務官を務めていたことでした。(笑)
早くレンタルが始まるといいですね。
出来ればBSや地上波にも出てきて欲しいです。
ありがとうございました。(^-^)
白香夏さんへ
ペ・ドゥナさんで気になりチェックしていたのですが
いかんせん馬医の人もとい、チョ・スンウさんへのセンサー反応薄く(笑)
スルーしておりました。。。
がしかーし、白香夏さんのコメント推しにセンサー反応!
そうなんですか?かっこよく見えるんですね??(そこ??)
シグナルのイ・ジェファンなチョ・ジヌンさんに惚れた私なら
たやすく、おちそうな予感あり??
キャスト力もドラマを見る上で重要な鍵ではありますが・・・
ドラマが面白いか、否かは、脚本力が大きいと思っているので
ひじょーに見たくなりました!見ます!
「助けて」情報ありがとうございました。
心が丈夫な時に見ようかと思います(^_^;)
前記事のハエの話も笑わせていただきました!
引き続き白香夏さん目線な情報
楽しみにしております
慌ただしい年末、お身体気を付けてお過ごしくださいませ。
miyubonさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
私も『馬医』のチョ・スンウさんは苦手でした。(笑)
でも、このドラマでは別人です。
「カッコイイ」で推していいのか分かりませんが、でも本当に見ているうちに気づいたら「カッコイイ♡」となっていました。
miyubonさまもお気に召すといいのですが。(笑)
ドラマ自体がとても集中させるつくりになっているので、是非楽しんでご覧になられてみてください。
そして「ハエ」も笑っていただけて、なによりでした。(笑)
ありがとうございました。
miyubonさまも、風邪などお召しになりませぬようお気を付けくださいませ。(^-^)
香夏様 今年もお世話になりました。
もしかして今年最後かもしれないので少し早いですが、ご挨拶をば
「秘密の森」面白かったです!
ワクワクしながらNetflixの無料期間で^_^;見ました。
チョ・スンウssiって、実は「馬医」しかドラマは見たことが無く、ミュージカル俳優さんの印象があまりに強い俳優さんだったのですが、無表情のシモク、すごくお上手でした。
それでもたま~にたま~にですけど、後姿で肩が笑っていることがあったりして、難解な役どころだっただろうなぁとおもいましたが、彼だったからこそという配役だったとも思いました。
もともとペ・ドゥナみたさで(久々のドラマだったので)見たんですが、彼女の独特の甘すぎず辛すぎずの雰囲気もとても良かったです。他の女優だったらどうなっていたことやら。
でも私にとってこのドラマの主役は実はユ・ジョミョンssiじゃなかったのか?と私の中では思っております。
素晴らしい存在感で、今見てる「花郎」や「ウンパル」とのギャップもいいです^m^
多分他のドラマでも軽めの役ばかり見ていたせいか、このドラマで印象がガラッと変わったからかと思いますが。
そして先日コメントした方も出てますし、シン・ヘソンも地上波ドラマとは一味違った姿を見せていましたね。
ドンジェ、懲りない男で面白かったです。まさか高田真由子さんとは!思ったことがなかったので驚きました。
今年もいろんなジャンルで楽しめた韓国ドラマ、来年もこれだ!という作品に出会えるのが楽しみです。
まだまだお邪魔させていただきたく思います。よろしくお願いいたします。
ゆまさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
確かに『応答せよ1988』の校長先生とは全くの別人でしたよね、ユ・ジェミョンさん。
今回は本当に演技の確かな方ばかりで、見ごたえありました。
シモクが基本無表情なので、ちょっとした「表情」がとても際立ちましたよね。
感情が鈍化しているとは言っても皆無なわけではないので、時折表現されるかすかな笑みやら悲しみやらに引き付けられました。
シン・ヘソンさんは今週末ドラマで視聴率40%を叩き出し、存分に主役としての力を発揮されてますよね。
このドラマでもヨン・ウンス役、とても良かったです。
ソ・ドンジェはだれが見ても高田万由子さんに似ていると思っていましたが、私だけが感じているのですね。
すみません。(笑)
でも、彼が大きく目を見開いた時などが、高田万由子さんの目にダブってしまって。
それを言い出すと、実はヨン・ウンス役のシン・ヘソンさんも、時々ムン・グニョンさんに見えたりしていました。(笑)
記事はまだもう少し年末に向けて書いて参りますが、私からもご挨拶差し上げます。
今年もご一緒に楽しんでくださって、ありがとうございました。
来年もまた色々書いてまいりますので、是非楽しんで頂けましたら嬉しいです。
日に日に寒さも厳しくなっていますので、ゆまさまもお体ご自愛くださいませ。(^-^)
とってもご無沙汰しておりました。
今さらですが…乗り遅れましたが…乗り込みます!
秘密の森リアルタイム視聴していました!
でもリアルタイムは体に悪すぎました!
先が気になって気になって。
よみがえるあのストレス…
私の場合、シグナルは涙レスで逆にこっちは結構ウウウッときました。
シモクにもヨジンにも、設計者にも実行者にも。
実は「WHO?」以上に「WHY?」こそが肝でしたよね。
その「WHY?」を考えると、シモクとヨジンだけでなく、設計者と実行者も視聴者としては感情移入せざるを得ないじゃないですか。
許されない不条理が起きたのに、それが不問にされるという、もう一つの不条理。
その絶望者、犠牲者たちだから。
でも、そんな感情移入だけで終わらせない深みを感じる作品でした。
二つの不条理に絶望した人たち、二つの不条理を許してきた社会、その両方を、検察という法治の最前線を舞台に最後まで描ききったイ・スヨンさんの筆力と構想力に脱帽でした。
「時代が生んだ怪物」でしたっけ。
不条理の絶望した「怪物」たちにとって、自分達の最後に待っているのが不条理な「時代」に沈黙せず闘おうとし続けるシモクやヨジンであることは、哀しくも救いだったのかもしれません…
それにしてもチョ・スンウさん。
私はときめき系より、無意識に「すっげええぇ………」と口から漏れてしまう系のやられ方でした。
随分前に「マラソン」で衝撃の洗礼を受けたクチですが、見るたびに演技が進化(深化?)していて、そら恐ろしいです。
シモク役って下手すれば過剰に無表情か冷ややかかエキセントリックか、そのあたりの描写になってしまいそうですが、チョ・スンウさんのシモクは、本当に「感情があるのに、それを自覚も表出もできない人」そのものでした。
画面から磁力でも出してるのかってくらい吸引力もすさまじくて、シーンが切り替わった途端に「っっはーーーっ。ぜえぜえ」と、自分が息を詰めて見いっていたことに気付いたこと数知れず。
自分の役柄はもちろん場面場面や作品全体に対する洞察力が桁違いなのでしょうね。
もちろん病原も。
かなり面白キャラの反面、時には傲慢と映りかねない発言をされる方みたいですが、そうした面も含めて私はかなり好きで、どう演じるのか見たいと思わせられる役者さんです。
マラソンの撮影時にある記者から自閉症の方の真似をしてと求められ、激怒して取材を拒否したというエピソードを読んだことがあり、真実味があって人のにおいがする役者さんなんだなという印象を受けましたが、その後も当時の印象は変わらず今に至っています。
イ・スヨンさんと再びタッグを組まれるようですね。
現段階での情報だと「え?いまさら白い巨塔系?」という感もありますが、そう思わせておいて、よい意味で大裏切りをかましてくれるに違いないと、早くも前のめりで楽しみにしています。
しまうまさま~!
お久しぶりです。お元気でお過ごしでしたか?
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
私もここで以前チョ・スンウさんの映画『マラソン』についてしまうまさまと語り合ったのを思い出しながら、このドラマを見ていました。
その時からファンでいらっしゃるんですよね。
リアルタイムでご覧になられたということですが、私自身はこれをリアルタイムに見なくて、本当に正解でした。
毎回あの終わり方。とてもじゃないですが、身が持ちません。(笑)
チョ・スンウさんって役柄によって見せる表情が全く違いますよね。
演じる人なんだな、役者なんだなと、このドラマを見て本当に感心しました。
役者さんって、別の役柄を演じていても雰囲気が似てしまうというか、演技がパターン化されていることが多いと思うのですが、チョ・スンウさんは「チョ・スンウ」ではなく役上の人そのものになってしまうのが、すごいなと。
研究熱心な方でもあるのでしょうね。
内容がそもそもよく、物語を引っ張るチョ・スンウさんの演技がさらに真実味を加えてくれるので、本当に引き込まれるドラマでした。
私としては、ソ・ドンジェ役のイ・ジュンヒョクさんの演技無くしてはこのドラマはここまで面白くなかったかもしれないとも思っているので、そろそろ彼にも悪役以外の当たり役が来て欲しいと思ったりもしています。(笑)
そして、脚本家のイ・スヨンさん。なんでも書き溜めてあるものがたくさんあるらしく、次はチョ・スンウさん&イ・ドンウクさんの医療ものドラマ『ライフ』ですよね。
『秘密の森』の脚本でその手腕は既に検証済みですが、今度はJTBCなんですよね。
最近JTBCもヒットを出し始めていますが、どうでしょうね。いいスタッフで組めるといいですが。
ともあれ、『トッケビ』での演技が素晴らしかったイ・ドンウクさんが加わって、再びチョ・スンウさんのドラマが見れるということで、私も楽しみです。
ありがとうございました。(^-^)
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