11 2019年2月
みなさま、こんにちは。
全国の広い範囲で雪のちらつく寒い連休となりましたが、いかがお過ごしですか。
今日は見終えたばかりのヒョンビンさんとパク・シネさん主演のtvNドラマ『アルハンブラ宮殿の思い出』について、感想など綴ってみようと思います。
全然このポスターがイメージさせる内容じゃなかったのが、罠。(笑)
韓国で去年の12月1日から今年1月20日まで全16話で放送されたtvNのドラマ。
ヒョンビンさんとパク・シネさんという豪華な組み合わせもあり、初回7.5%の視聴率で始まったこのドラマは最高10%を記録しました。
とはいえ最高視聴率は最終話ではなく14話。最終回はわずかに二桁に手が届かない9.9%でした。(いずれもニールセンコリア調べ)
日本でもNetflixで韓国放送日の翌日には字幕付きで放送されていたので、ご覧になられたという方も多いかと思います。
私もようやくドラマを見るまとまった時間ができたので、こちらのドラマを3日間で一気見しました。
いやー、このドラマは。
すごくないですか?!
もう、予想していた恋愛ドラマとはぜんっぜん違いました!!(笑)
今日は前半はネタバレなしの感想を、途中からネタバレありで書き進めますので、これからドラマをご覧になられようというみなさまは、ネタバレがきましたら大変恐縮ですが閉じていただければ幸いです。
ドラマの感想に入る前に、ここはぜひ押さえておきたい「アルハンブラ宮殿の思い出」。
このドラマのタイトルになっているクラシックギターの名曲。
この曲がですね。
ドラマの視聴者には若干トラウマを発動させるんです。(笑)
まずは貼っておきましょう、ペペ・ロメロさん演奏による「アルハンブラ宮殿の思い出」。
こんなに美しくも悲しい旋律を、ホラー映画のBGMに感じさせるこのドラマって一体。(笑)
ちなみにドラマの中で実際に演奏しているのは、クラシックギター奏者のキム・ヒヨン(김희연)さんという方だそうです。実際に演奏している姿をyou tubeで拝見しましたが、見目麗しい女性の方でした。
まさにシネちゃんの代役を務めるのにぴったりな。
このドラマの脚本家の先生は、『W』の方だそうですね。
私はイ・ジョンソクさん主演ドラマを殆ど見ていないので、『W』については現実の世界とウェブ漫画の世界が入り混じる、非常に斬新なドラマという評判以外は殆ど予備知識を持っておらず。
今回の『アルハンブラ宮殿の思い出』も、拡張現実(AR)ゲームを素材にしていたそうですが、そんな基本的なことさえ知らずに何となく主演二人の顔ぶれから恋愛もの+サスペンス、くらいな感じだろうとざっくり推測して見始めたのですが、いやーほんとに。
初めの1話こそちょっと我慢の時間が長かったのですが、2話終了時で前のめりになり、4話で「天才じゃないの、この脚本家!」と叫ぶ状態に。
ええもう、めちゃくちゃ面白かったです。
こういうスリラーでありホラーとも言えそうな、ひたすら度肝を抜く展開を連打してくるドラマは、本当に好みのジャンルでした。
私は全くゲームをやらないのですが、ポケモンGOなど実際にARゲームを楽しんだことのある方は、是非ご覧になられたらいいと思います。
めちゃくちゃ怖くて、ゲームができなくなるのでは。(笑)
脚本家の方のインタビュー記事をドラマを見終えた後に読んだのですが、実際にこの方自身がゲームがお好きで、ポケモンGOで遊ぶ人たちの姿や、その人たちが現実の世界で様々な事故やトラブルを起こしてしまっているさまを見て、ドラマの着想を得たのだそうです。
ドラマの展開が本当に奇想天外で、素晴らしかったです。
「これ、最終回で見事に着地させたら、アメリカでリメイクくるな」とドラマを見ながらずっと思っていました。
こんなに興奮させるとは予想だにしていなかったので、正直、10話まで見ただけでも十分元とれました。
斬新な素材を扱いながら全16話のうち10話まで飛び上がるほど面白いドラマなんてそうそうないので、私はこのドラマに、まったく文句はありません。
そして正直驚いたのが、ヒョンビンさんの演技。
こんなにお上手でしたっけ?
物語が進むにつれ表情が深くなり、感嘆の域でした。
あとは、シネちゃんが、本当にかわいい。
シネちゃんは、子役の頃の表情がいまだに残っていますね。
見ながら何度か『天国の階段』を思い出しました。(笑)
シネちゃん演じるチョン・ヒジュの妹ミンジュ役のイレちゃんの成長ぶりにも、びっくり!
イレちゃん、もう今年で中学2年生になるんですね~。
小学3年生くらいのイメージで止まってました。(笑)
芸能界デビューを夢見る元気はつらつな女の子の役だったのですが、本当に芸達者にもほどがある。
韓国の俳優は、子役も含めて演技が上手すぎです。
多くを期待せずに見れば、きっと「思ったより面白い!」になるであろうドラマなので、気になっている方は是非機会があればご覧になられてみてください。
と、ここまでが一般的な感想。
ここからは、すでにドラマをご覧になった方向けになります。
ラストに触れていますので、未見の方は大変恐縮ですがここでページを閉じていただくか、薄目を開けてお進みくださいませ。
と毎度のセリフを繰り出しつつ。(笑)
*コメント欄にネタバレが含まれることがあります。ご留意ください*
では、ここからはネタバレを交えての感想を。
このドラマ、実は最終回の評判がすこぶるよろしくないことを、ドラマを見る前にうっかり記事のタイトルなどで知ってしまい。
事前情報なしで見たかったのですが不可抗力で知ってしまったので、「ラストがかなりいけてないらしい」ことを前提に見始めました。
視聴率も最終回のほうが下がっていたので、最終回前に視聴者が離れてしまうつまらない展開があったのだろうと念頭に置きつつ。
ところがいざ見てみると、これが驚くほど面白かったんですよね!
よって私の場合、「いつからつまらなくなるんだろう」と思いながら1話1話見続けるという妙なことになったのですが、これがなかなかつまらなくならない、いやむしろどんどん面白く展開していくという嬉しい事態が待っていました。
いつからつまらなくなるのかと身構えながら見るのも、おかしな話なのですが。(笑)
ファンタジーやSFのジャンルは、消費する側の立場からすれば既に数多くの作品が世に出ているのもあり、見る目は相当肥えています。つまり観客は手厳しいものなのです。
ところが作る側にすると、世界があっと驚くような、本気で斬新な「カラクリ」などは、それこそ一度幽体離脱でもしてこない限り、そうそう書けるものではありません。
SFやファンタジーは単なる恋愛ドラマや人間模様とは「想像力のレベル」が異なると思っているので、私は基本的にチャレンジ精神あふれる作品は大いに評価する傾向にあります。
という前提で書きますが。
私は最終回に関しては、ある意味作家の先生が限界を認めた正直な終わり方だったのではないかと、見終えた直後は思いました。
これ、もっと取り繕おうと思えば、作家自身の想像力の限界を覆い隠すために、二人の恋愛物語を成就させて終わったと思うんですよね。
「最後はヒョンビンとパク・シネの再会シーン見せときゃ視聴者は黙る」、みたいな。
それができずに限界を露呈させて終わってしまった点に、私はある意味一抹の「良心」すら直後は感じていました。
とはいえ私も、チョン・セジュ(チャンヨル扮)が戻ってくれば、なぜゲームの中で決闘に敗れた人間が実際に死に、なおかつゲームに登場してくるのか、なぜレンズを外してもゲームが始まってしまうのかなど、あらゆる「バグ」について天才的に解き明かしてくれるんだろうとは思っていました。そのために最終回間際まで戻ってこないのだろうと。
なので、セジュが何の役にも立たなかったのには正直がっかりしました。
顔が可愛きゃいいってもんじゃないのよ、アナタ。(笑)
おそらくこのドラマ、見終えて「大満足」という方は多くないと思うんです。
粗(あら)が多すぎるのは確かなので。
私が気になった粗は、1話でセジュ(チャンヨル扮)がユ・ジヌ(ヒョンビン扮)に電話した際、「チャ・ヒョンソク(パク・フン扮)は悪い人なのでゲームを売りたくない」と言ったこと。
これは、その後のホラー現象とチャ・ヒョンシクとの係わりを匂わせる大事なセリフだったのですが、全く関係なかったみたいですね。
どう「悪い人」なのか、ワクワクしてみてたのですが、あのセリフに特段意味はなかった模様です。(笑)
あと、筋とは関係ないですが、グラナダの時からヒジュ一家にまとわりついてるあのサンボムオッパは一体何者?
てかなんで一緒にソウルにきた?(笑)
しかもよく見たら、この彼までレクサス乗ってるんですよね。
家売ったお金、まさかこの人にも回ってる?!
色々間接広告の多さで物議を醸したドラマでしたが、サンボムオッパまでレクサスに乗せるのは、ちょっと控えて欲しかったです。(笑)
このドラマ、アイデアは抜群に良くて、特にヒョンソクが謎にも死んでしまい、ゲームの中で敵として復活する流れは視聴者を震え上がらせました。
この時までは、まさかこの後あんな展開が待ってるとは、誰も思いませんでしたよね。
また、多くの視聴者が涙したであろう、この人。
この人は本当に生き返って欲しかったですよね。
死んでなお「同盟」としてボスを守り続けるなんて、泣けるにもほどがありました。
あとから思うにこの脚本家の方は、この二つの着想を具現化すること以外には、興味がなかったのではないでしょうか。
チャ・ヒョンソクとソ・ジョンフンがゲームの中でよみがえり、各々敵として、味方として主人公と相対するという点さえ描ければ、このドラマはそれで十分だと思っていたのではないかという気がします。
確かにこれは、心を揺さぶるものすごいインパクトを持つ設定でした。
ただし、作者がどう思おうが、視聴者はちゃんと辻褄合わせてくれて、まいた種を拾ってくれないと、納得しないもの。
例えばこの人とか、結局一体何者でしたっけ?
全然まいた種拾う気ないですよね。(笑)
韓国ドラマに登場しがちな「全知全能ゼウス君」的キャラ。
「調べてくれ」の一言で、なんでも調べ上げてくれちゃう便利屋さん。
でも、いくらなんでも使い捨てが過ぎます。
諜報機関のエージェントじゃないんですから、得体が知れなくても気にしない、とはなりません。
キャラの使い捨てはほどほどに。(笑)
言い出したついでに私が気になったのが、ユ・ジヌのことを「財閥」とヒジュたちが呼ぶ点。
ユ・ジヌはただのベンチャー企業社長です。
「財閥」は全く異なる概念です。
「金持ち」=「財閥」ではありません、先生。
こういう緩さが気になります。(笑)
あと、これを言ってしまうと身も蓋もないのですが。
私、ずっと思ってました。
「ジヌのどこがいいの?」(きゃー、ぶたないで)
どー考えてもヒジュはナイチンゲール症候群なんですが。
顔がいいと言われたら、返す言葉はありません。(笑)
性格も悪く、自己中ですよね、ジヌ。
女性の人格を軽視するキャラのようですし、ヒジュのことも自分のために利用してました。
正直、ヒジュがかかわっていいこと一つもない男です。
なのになぜあんな男に?(きゃー、ぶたないで)
一方、ジヌがヒジュを魅力的に思うのは、当然のこと。
なにしろ腹黒い自分のことをお人よしに信じて、つきっきりで看病してくれて、心から心配までしてくれるいい子な上に、美人ですらあるのですから。
ヒジュがもったいないです、正直。(笑)
ま、このドラマは恋愛がメインではないので、ファンサービス程度に受け止めてはおりますが。
このドラマ、初めからシーズン2を予定していたならあのラストでも問題なかったですよね。
ゲームのバグとして唯一削除できていないマルコの存在を絡めるなどすれば、もっと広げられる気がするのですが、脚本家の方のインタビューを読むにそんな予定はありそうになく。
だとしたら、やっぱりセジュが戻ってきた時点でなんらかの種明かしをするべきだったのですが、それはあくまでも視聴者の意見であり、肝心の作者は本当にあの「ゲームの中で生きていた」というラストに人々が感嘆してくれると思っていたようなので。
最終回に入る前から、ドラマの3分の1くらいは回想シーンで埋めてるんじゃないかという回が出始め、ラストに向けて急速に失速しているのは伝わってきていました。
ラストはまんまと視聴者大ブーイングの回となってしまったわけですが。
私自身は16話中15話まで面白いものが見れたなら、最終回はこのレベルでも十分でしたが、巷の怒りの声を引き出したのは他でもない脚本家自身の余計な記者会見のせいだったのかもしれません。
かくいう私も、ドラマを見終えた直後は、作者が正直に限界を露呈させたに過ぎない、何も目くじら立てるほどではないし、このラストもまああり得ると言えば、あり得る、と思っていました。
そして後から、ラスト2回を残した時点で脚本家の先生が記者会見を開き、エマに秘められた機能があること、エマがヒジュでなければならなかった理由が15話、16話で明かされると語った事実を知りました。
そんなことを言われたら、視聴者はかじりついてみたに違いありません。
でも、そんなものはみじんもなく。(笑)
脚本家の方が本気で仰っているなら、構図に酔いすぎというもの。
「愛する人に消される運命、それを受け入れてこそヒジュが愛するセジュを救える」みたいな構図に視聴者が感じ入ることを期待されたのでしょう。構図としては確かに悲劇的で甘美かもしれませんが。
消すのはバグですよ?
バグ。
ユ・ジヌは、バグじゃないです。ほんとに生きてるリアルです。
脚本家の方がゲームの中に入り込んじゃったんですね。(笑)
ヒョンソクも、ソ秘書も、チャ教授も、「バグ」は全員本当に死んでいる人たち。
彼らと生きてる「プレイヤー」のジヌを一緒くたにしちゃったあたりから、とてつもないボタンの掛け違いが起きたんですね。
凄く残念なのは、それでもそこまで深刻にボタンを掛け違っていることに視聴者は気づかずに済むことができたかもしれないんですよね、直後の私のように。
作者さえ自らいらないことを言わなければ。(笑)
推測ですが、最後ジヌをゲームの中で「生きている」と思しき設定にしたのも、「ジヌが愛したヒジュがエマを生んだから、エマはジヌの“命”までは取らなかった」みたいな構図が作者の頭にある気がします。
なのでたまらなくロマンティックに終わったつもりだったのではないかと推察します。
作者の頭にあるこの後の展開で言うと、おそらくヒジュがゲームに参戦して、マスターになって、ジヌを「現実」に救い出すんじゃないでしょうか。
なぜそんなことが可能なのか?
理由は聞いてはいけません。愛の力は偉大なのです。(笑)
こう書くとけなしているかのようですが、決してけなしているのでなく、作者はそういう意図だったのだろうと私は受け止めたということです。
そしてもし仮にシーズン2があればそのあたりも「説明」をしてくれたと思うのですが、これだけの大ブーイングを浴びるとなると、次作は期待できませんよね。
残念です。米国のSFドラマのように、どんどん大風呂敷広げて次シーズンに持ち越すパターンを先駆けても良かったのでは。但し、想像力の泉に限界がきた場合、脚本家がスイッチする可能性は大ですが。
本来ならば、作品内で埋めきらなかった解釈の部分は、終わった後からでも脚本家の先生が「こういうわけでした」と話してくれると少しは視聴者も理解を示すと思うのですが、それが一切ないのもちょっと興味深いです。
おそらく「こういうわけでした」を喋ったほうが、さらに人々が「なにー?!」と怒るのが目に見えているので、ストップがかかっているのではないかと。(笑)
ラスト2回を前にして脚本家が自ら語った内容が、おそらくすべてなのでしょう。
だとしたら、何も言わないほうがいいですよね。
火に油を注ぎます。(笑)
でも私は、これだけ面白く見させてくれたら、十分です。
本当に面白くて、一気に見ることができました。
ソン・スンホンさんとコ・アラさんの『BLACK』は、のべ1年以上かけ、挫けてはまた続きを見るを繰り返し、意地でラスト3話地点までやってきたというのに、もうおそらく見届けることはないので、一気に見させる力は相当なものです!(笑)
当初の期待よりはるかに面白かった『アルハンブラ宮殿の思い出』。
現実世界とゲームの融合を映像上で違和感なく表現したのも見事でした。
酷評に関係者はへこんでいると思いますが、私としてはまた次なるチャレンジングな作品を期待したいです。
このドラマ、AIの恐ろしさと絡めればもっと物語に説得力が出たかもしれませんし、いっそのことオカルトに舵を切って、実際にグラナダに伝承される心霊伝説、呪い、悪魔などと絡めてしまっても良かったかもしれませんね。
感情を表現し、人と対話できる人口知能ロボット「ソフィア」は、「人類を滅亡させたいか?」と尋ねられ「OK、私は人類を滅亡させます」と即答しています。
SF映画の中の話ではなく、実際にAIがそう答えている事実に、背筋が寒くなります。
例えばそんなことをセジュのプログラムと絡めたら、なんて想像してみます。
「超人間的」な事柄に対しては、たいてい人は「ありうるかも」と思考停止に陥るものなので、どんな無茶をやっても視聴者は納得したかもしれないのに、ああ、惜しい。
もしかしたらこのドラマ、脚本家の先生が実のところリアリストなのが災いしたのかもしれませんね。(笑)
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27 Responses for "韓国ドラマ『アルハンブラ宮殿の思い出』を見終えての感想"
こんにちは。
「アルハンブラ宮殿の思い出」!!!
ほんとに度肝抜かれました!
「W」は途中挫折したので、ヒョンビンだからきっと見ていけそうだ、と思ったのと、まったく「ミスター・サンシャイン」とは違ったドラマを見たかったので(リハビリ的な・・・)見始めたのですが、エピソードが毎週アップされるのが待ちきれなかったくらい、面白かったです。
韓国ドラマってすごい、と興奮気味にNetflixを見ている人に言いまくり、その影響で見た友達も全員「面白すぎる!」と言い合っておりました。こんなドラマを発想し、書ける脚本家、映像にできる監督はじめスタッフがすごすぎますね。
「アルハンブラ宮殿の思い出」のギターが流れ始めて、ヒョンソクが登場すると、「やめてー!」と画面に向かって言っていましたw。そして、一番泣けたのは、やはりソ秘書です~。助けてあげてほしかったです。ほんと良い青年だったのに。
セジュには私も拍子抜けでした。役に立たないにもほどがあります。ジヌが全てを捨てて救ったのに、いったい・・・。
ヒョンソクを演じた俳優さんのインタビューも読んでみたいです。出てきては殺される、その繰り返しをどう思って演じていたのか。それからパク理事が最後まで良い人で良かった、とか、ジヌ元妻の女優ユラはもっと報いがあってほしかったとか・・・。
最終回に関しては、Netflixに配信されるまではネット記事を封印していたので、見終わってから韓国での評判が悪いことを知りました。日本だとこういうドラマの終わり方はよくあると言えば、よくある・・・私は抵抗なかったですし、希望がある終わり方で良かったな、とすら思ったんです。
脚本家さんの会見があったことも、初めて知りました。何故、そんなことを言ってしまったんでしょうね。終わりに近づくにつれて確かに「尺足りないから埋めてる?」疑惑もあったり、後で「実はこうでした」という展開が何度もあって、時間軸に素直にやればいいのにとも思ったので、そんな不満を払拭するためだったのでしょうか。
それから見ていて疑問だったのが、最初ジヌが「銃のような新しい武器を作ってくれ。足が悪いので剣は不利だ」とチーム長に言っていたのに、いつの間にかジヌはゲームの中では足は不自由じゃなくなっていましたよね。レベルが上がったからそうなったのでしょうか?(何か説明のようなこと、ありましたか?)
おまけに、実を言うと、私も含め周囲で見ていた人は全員「ラブシーン、長すぎだよ。要らないよ。この面白い話をどんどん進めてよ」と文句を言ってました(苦笑)。
それでも、それでもとても見応えあったし、十分良かった! 面白かったです。白香夏さんに完全同意です。
さきほど「希望がある終わり方」と書きましたが、ログインしてゲームの中でしか会えないということは、実はすごい悲恋なのかもしれませんね。常に攻撃される身の危険を感じる虚構の世界でしか会えないということは。
eripodさま
こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
本当に面白かったですよね、このドラマ!
素晴らしい発想力でしたし、仰る通り映像での表現も見事でした。
間接広告は製作費を賄うのに必要でしょうから、この映像のクオリティを出すのにお金がかかったのかなと思いながら見ていました。
終盤、回想シーンばかりの回があったり、「実はこうでした」と以前見せたシーンの続きを見せる手法が繰り返されすぎたのは、ちょっと残念でしたよね。
それでも最後に美しく着地すればすべて不問に付される世界ではありますが。
私は、素直にドラマを見ればジヌはセジュがそうだったように「インスタンスダンジョン」に隠れて生きていて、なんらかの理由で1年後活動を再開し(あるいは目立つ行動をとり始め)、ヒジュに探し当てられた、ということなのだろうと思っていました。
ですので、そのあらゆる理由を解き明かすために最後もう1話が必要だったのに、ここで終わってしまって惜しいなと思っていたんですよね。
ところが様々な記事で「ジヌは死んでいて、ゲームの中だけで生きている」と解釈しているものが多く。
視聴者が納得するかはさておいて、作者としての本当のところを脚本家の先生に明かしていただきたいですよね。(笑)
そして、ヒョンソク役の俳優さん、すごかったですよね!
あの方のインパクトがあれだけ強烈でなければ、ここまで怖くなかったかもしれません。
病院でヒジュの後ろに構えていた時など、飛び上がりました。(笑)
最高のキャラクターでした。
ソ秘書役の俳優さんは、終了後にインタビューで「はじめはパク・フンさん(チャ・ヒョンソク役)を見ながらみんなで‘ラクしすぎじゃないか’と茶化していたものの、いざ自分がやると非常につらかった」と語っていました。彼の場合は矢が刺さっているので動きがかなり制限されたのと、なにより感情表現を中間地点くらいで行わなければならないのが大変だったと。
ヒョンソク役の方はそこからさらに、毎回殺される演技なので、確かに聞いてみたいですよね。
ジヌの足が途中から不自由でなくなった点については、特に説明はなかったですよね。
ゲームのやりすぎがリハビリ効果を?!(笑)
ほんとに、あと1話作ってもらって、最後こうした色んな「???」をまとめて欲しかったです。
内容もとても斬新で面白かったですし、演出から恐怖も十分感じました。
そして「虚構の中でしか会えない」という悲しみを存分に伝えるためにも、この広がった風呂敷をさらに広げて、シーズン2に挑むなり、まとめる回を追加で送り出して欲しかったですよね。
と、大小様々な粗はありながら、本当に楽しんで見れたドラマでした。
ありがとうございました。(^-^)
こんにちは!
いつも楽しく、ふむふむと感嘆しつつ拝見しています。
アルハンブラ宮殿の思い出がこちらに登場するとは思ってもいなかったため、ついついコメントを。
「マルコはどうなったの?」
それにしてもソ秘書以外の方々の怖かったこと。ほんと、「キャーやめてー」でしたよね?
財閥=お金持ち、という呼び方なのかと思っていました。韓国では。そんなことはないんですか?
ヒョンビンは、本当に上手でしたね。シネちゃんも可愛かったしスペイン語も素晴らしい!2人ともちょっと残念なドラマの評価で可哀想でした。
このブログを読ませていただいて何年にもなるんですが、さらりーっと見ている私にとって、色々勉強になってます。またの作品紹介を楽しみにしています!
Kochuriさま
こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
マルコのその後、気になりますよね~。
マルコ、悪い子過ぎます。本当に刺すなんて。
私はジヌはマルコのバグを成敗するためにゲームに残ったのかも(会社を守るため)、などとも思っていました。
そんなことはどこにも書いてありませんが。脚本家の方に少しは説明していただきたいですよね。(笑)
財閥とお金持ち、同じ意味で使っている人がいるでしょうね、やはり。
財閥とは一族でグループ企業、関連企業などを有する巨大資本グループのことです。
ドラマの設定でジヌは成功したベンチャー企業の社長ではありますが、「財閥」の御曹司であると示すものは一つもなかったですよね。
インタビューを読んだらどうやら脚本家の方が「お金持ち」と「財閥」を同じ意味で使えると捉えているようでした。
なかなか一話ずつは書けませんが、今後も面白い作品に出会ったら取り上げていきたいと思っています。
いつもお読みくださっているとのこと、ありがとうございました。
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
白香夏さま
見終わったので、やっと全文を読むことができました。
いやぁ~びっくり!どっきり!・・・この手のドラマはもしかして私ははじめてのような気がします。
すごかった・・・わくわくとドキドキのせいでついつい夜更かししながら見てしまいました。
ジヌ役のヒョンビンはやっぱり良いです。ドラマだと「チング」で見た姿が印象的なんですが、
最近の映画でもかっこよさが際立ってましたよね。・・・って同意を求めてるワケではありませんが(笑)
「共助」とか「王の涙」とか。
「アルハンブラ・・・」はヒョンビンとしては久々のドラマでしたが、期待を裏切らないすばらしい演技で(*^_^*)個人的には大満足です!
嫌いじゃないんです。こういう余韻を残した終わり方。・・・というか中途半端で曖昧なラスト(笑)
これしかないと思いました(^0^;)
あと、キム・ウィソン氏も期待を裏切らず・・・良かったです(^0^;)
余談ですが、キム・ウィソン氏が登場したトーク番組を見たのですが、ご本人は本当に楽しい良い方で、今さらながら演技力のすごさを感じるばかりです。
みーちゃんさま
こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。
そして、ドラマ完走、お疲れさまでした!(笑)
見始めたら止まらないですよね、このドラマ。
次から次へと予想できない展開となるので。
キム・ウィソンさんの安定の悪役ぶりも堪能できました。(笑)
それはそうと、ヒョンビンさんの「チング」、知りませんでした!
そんなドラマがあったのですね。まさにあの映画の『チング』と同じコンセプト、ですよね?
いがぐり頭も結構似合うなと、また新鮮に今更発見してしまいました。(笑)
ヒョンビンさんは、続いていた「カッコよく見せる」路線から最近選ぶ基準が変わってきた気がします。
個人的には思いっきりコミカルな面のある役も、また見てみたいです。
ありがとうございました。(^-^)
白香夏さま
アルハンブラ・・・の話からそれますが、ヒョンビンつながりということでお許しを・・・
ドラマのタイトルは正確には「チング~愛と友情の絆」です。
私が韓国ドラマに足を踏み入れて間もないころ、偶然テレビで放送されていて見たドラマですが、ラストではわんわん泣くほどでした(^0^;)その時からヒョンビン氏は気になる俳優のひとりになりました。
白香夏さんのおっしゃるようにコメディタッチのドラマや映画も見たいものです。
余談ですが、映画「友へ チング」では高校生役のチャン・ドンゴンがあまりにもおじさんに見えて感情移入できませんでした。実際30才前だったと思うので、無理ありませんね(笑)
みーちゃんさま
こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
正確なドラマ名、日本ではそうなっているのですね。
韓国の原題は「チング、僕たちの伝説」でした。
韓国ドラマや映画は、男女ともに結構無茶やりますよね。
「全然高校生に見えないんですけど」みたいな。
チャン・ドンゴンさんも、確かにそうでした。(笑)
ありがとうございました。(^-^)
はじめまして^^初めてコメントさせて頂きますこんにちは^^
アルハンブラ宮殿の思い出私も初めてネトフリで見させてもらいました
ヒョンビンさんのことは全く知らないんですが終始かっこよかったです
それよりも、シネさんの美がすごい!アルハンブラ見てた友達も言ってたことですが
シネさんの美しさがあってこそのこのドラマ。ほかの女優さんじゃ見もしませんでした
というのも最終話がいまひとつ納得いかなくて
文句言いたいところを、美つくしかったからそれでよし!ととりまとめてくれたシネさんとチャニョルの美それにつきます
内容・・・あぁ、それはいいです。
ヒョンビンさんという俳優さんのかっこよさを知れただけでそれでいいです
パート2を望む人が多いと聞きましたがそれもいらないって思いました。これで完結それでよし
脚本家が才能なかったんだなぁーって・・・痛切に思いますが!彼女の脚本するドラマは二度と見ません
俳優さんは演技とてもよかったって勝手に思ってます。なのでこのドラマ100点です^^
もろもろ意見のある方はいらっしゃるのはわかってますが・・・私はこのドラマ大好きです
ma@ri.moさま
はじめまして!
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
パク・シネさん、美しかったですよね~。
エマとして登場する部分が別人のようでもありました。
エマが衣装替えして次々登場する部分なども、もうちょっと見ていたい美しさでした。
面白い魅力的なドラマでしたよね。
ありがとうございました。
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
「アルハンブラ宮殿の思い出」
めちゃくちゃ面白かったです。
ただ白夏香さまが勘違いされているのでは?と思った点がありましたので書いてしまいましまいました。ジヌはゲームの中ではバグなんです。
なのでエマに刺されて当然。バグの残骸が残るのも当然。死んでしまったのはゲームの中だけなので ラストシーン、現実世界で生きているのは当然だと思いました。
あとマスターだけがいることの出来るダンジョンの中にいたので 出てくるまで シネちゃんの弟がそうであったように現実には1年経ってるというのも合点がいきます。
これは韓ドラだけじゃなく、めちゃゲームをしてる人なら 「うまく作ってる、キレイにまとめてる!」と絶賛されると思います。
こんにちは。またまた書いてしまいました。
「アルハンブラ宮殿の思い出」私は韓ドラ大好きで一応ゲームもします。
主人はゲームはするけど、普段韓ドラは観ません。けれどあまりにもこのドラマが面白かったので主人に勧めました。そしたら夫は見始めたんです。
ゲームが題材であったので 割とすんなり観れたというか、引き込まれたようです。
まず、観はじめてすぐ「あらら物凄い欠陥ゲーム!」「こんなゲーム売ったらダメじゃない」「ゲームにバグは必ずつきもの」と言ってて。
「原因突き止めないと…殺人ゲーム売る事になる」私は2回目の視聴であったので 夫の言うことが頷けました。で、もちろんこんな欠陥ゲームであることはジヌも予想してなかったし、ましてヒジュにあのホテルを買い取りたいジヌが言った瞬間に
「普通の人間ならこんなホステル買いたい。と言われたら何かある。と疑って調べるけど…」と言ってました。
何が言いたいかというと
要はやはり このドラマは完璧に出来ていたと思います。
映像の素晴らしさ。俳優陣の演技。
ぽてとさま
はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
ご夫婦そろってこのドラマを楽しまれたのですね。
ゲームが入り口で韓国ドラマを見るという流れも、このドラマの素材ならありえますよね。
とても面白いドラマでしたので。
ゲームをなさる方は、このドラマの筋書きに矛盾を感じられない、もしくは感じても大きな意味を持たないということをコメントを拝見して知りました。
そうですか。
わたしは恐らく勘違いはしておらず、このドラマの最大の問題は、なぜゲームをしていないときの現実世界にまでゲームが影響してしまうのかの謎解きを完全に放棄した点にあると思います。
そこを語らずに終わったので、この脚本家の方は大変な不評を買っているのだと思います。
もしかしたら脚本家の方は「すべてはバグだから」で終わらせようとしていたのかもしれませんが、私はこの脚本家の方は結論を持っていない、「バグだから」、「ジヌはバグを突き止めようと最後まで戦っていた」という非常に安易な水準で物語を初めから考えていたのではないかと思いました。
ただ、そこまでの明確なメッセージはドラマ上で描かれたとは言えませんが。あくまで視聴者の想像力に頼るラストでした。
「謎解きはシーズン2で」とでもせめてしておけば、ここまで終盤に視聴者の怒りを買わなかったと思うのですが、ぽてとさまのように最後まで矛盾を感じずに完璧な筋書きとしてご覧になれる方もいるのですから、脚本家の方とコードが合う方もたくさんいらっしゃるのかもしれませんね。
いずれにしても、楽しんで見られるドラマであるのは間違いないと、私も思います。(#^^#)
ありがとうございました。
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
こんにちは!愛の不時着から流れてアルハンブラ宮殿の思い出に出逢いました。
韓国で不評だったなんて意外です。
私はワンパターンなハリウッド映画や日本のドラマに飽きていたので、このドラマは衝撃的でした。アカデミー賞を見事に受賞したパラサイトをみても、韓国の映像業界の豊かな創造性と洗練された感性に感服致しました(^^)
ゲームの出来があまりに素晴らしく、それ故にそのバグが開発者のセジュの能力をも超えてしまっていたことが悲劇を生んだのですね。
私が矛盾を感じたのは、マルコのバグが未処理のままシステムが初期化されたこと、ジヌがゲームの中でバグなら、セジュも同様であるのに削除されないまま現実世界に戻ってきたことです。それなら、ジヌもエンマに削除される必要性ありますか??
解釈間違っていたらご教示くださいませ。
最後は私もやはり、セジュがジノをIDから救い出すのかな思いました。ゲームの開発者であるセジュなら可能なはず。
ジノの存在と居場所を最終話で示唆して、その後の成り行きは視聴者の想像力に委ねたのは、私的にはなかなか良いランディングだったのではないかと思いました。
因みに私は、クールだけど心根の優しい、信念を持って潔く運命に立ち向かっていくジヌが大好きです(^^)
すみれさま
はじめまして!
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
お返事が遅れてすみません。
面白かったですよね、『アルハンブラ宮殿の思い出』。
私も下手にあとから脚本家の方のインタビューなど見つけて読まなければよかったと今は思います。(笑)
マルコのバグが未処理のまま初期化されたのも含めて、セジュが華麗に解き明かし欲しかったですよね。
それか、超人的な力が働いて「To be continued」でも全然良かったのですが。
やはりこうしたジャンルは「書き切れるかどうか」がポイントだなとつくづく思いました。
書き切れなかった場合は、作者はだんまりを決め込んで視聴者の想像力で埋めるのがいいのかもしれません。(笑)
でも本当に、私も衝撃を受けながらとてもワクワクして見たドラマでしたので、脚本家の方にはめげずにこのような作品をまた世に送り出して頂きたいです。
ありがとうございました。
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
深い洞察力と的確な表現の感想だと感心して読ませていただきました。
腑に落ちないところがありましたが、私も最後まで楽しく一気に完走したので、視聴後、世間の評判がすこぶる悪かったことに驚き、検索しているうちにこちらのブログにたどり着きました。
ぼんやりとした気持ちに言葉を与えてもらってすっきりしました。ありがとうございます。同じように感じた方がいた事が嬉しくてコメント残させていただきます。
全てを見せていると思わせて一部を伏せる叙述トリックはここ一番に使って欲しいのに、後半は3歩進んで2歩下がる状態の無駄な多用。特に更衣室のシーン。
セジュが全くキーパーソンになっていなかった点‥‥
残念な点は多々ありますが、今までガリガリ君コーンポタージュ味的な立ち位置だった仮想現実ドラマを定番商品まであと一歩というところまで持ってきたのは、すごい評価に値すると思います。
ともするとB級ホラー映画のようになってしまうアクションに説得力を持たせた俳優さんたちの演技には感服しました。特にヒョンビン!今までで一番演技の上手さが光っていたように思います。見えないものが見えてしまった人間の憂い帯びた瞳なんてそうそう出来るものではありません。
パクシネさんも美しかったし、スペインにも行きたくなっちゃいましたし、このドラマを成立させた全スタッフさん達に感謝です。
リアルでコロナ禍の大変な日々に、自分より大変な目に遭っている架空の世界のヒョンビンを見て「あなたも大変だねー」と言いながら現実逃避をする不思議な時間を過ごしました。
ロリーさま
はじめまして!
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
お返事が遅れてすみません。
そうなんですよね。ラストに近づくにつれ増える「実はこうでした」のシーン。
回想シーンで尺を埋めている回もありました。
毎話内容たっぷりに展開させるというのは素人考えでも難しそうですが、さらにこうしたジャンルで毎話感嘆させるとなると、それこそ天才的な想像力を持ち合わせていないと難しそうですよね。
最後の着地だけは「謎解きは全て終わってはいないけど、少なくとも矛盾はない」状態に持って行っていただけるのだろうと信じていたので「あれ?!」となりましたが、それでも私も十分満足し、楽しく見れたドラマでした。
俳優さんたちの演技は本当に素晴らしかったですよね!
映像的にもとても上手に具現化されていて、「ここまできたか、韓国ドラマ界!」と唸ってしまいました。(笑)
ヒョンビンさんは、私も演技力に驚きました。
得も言われぬ孤独、自分だけが他の人と違う次元を生きているという恐怖と諦めの眼差しが回を追うごとに深く表現されていて、精神的に崩壊してしまいそうなところをヒジュの愛がようやく支えているという状況が十分伝わってきました。
込めるべき感情がとても多い、実は難しい役どころだったと思うのですが、起伏も深みもあってとても良かったです。
コメントを拝見し、また私もドラマを見直したくなりました。確かに今見ると、また違う感慨がありそうです。(^^)
ありがとうございました。
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
はじめまして
今しがた最終回を見終わったのですが
「え?」と納得がいかず、いや納得というか意味不明
「A」はどこいった、「マルコ」のハグ削除なしでなんでリセットしたなどと
悶々としながらググってこちらのページにたどり着きました
もともと期待もせず見始めた作品だったのですが
すっかり1話目からハマってしまい3日で全話見終えてしまいました
わたしはゲーム好きというわけではないですが
ログアウトしても終わらないあたり
ジヌやセジュが感じたであろう恐怖をうまく表現していたと思います
ソ秘書が助っ人で出てくるあたりは韓国ドラマならではの「情」モノでしたね
実によくできていましたね。15話まで(笑)
最後にジヌが現れたので
続編も視野に入れているんでしょうけれど
最終回をこういう形で終わらせているので
続編は難しいでしょうね
なんだか、もやっとしますが
やっぱりこの終わり方が限界なんでしょうね
追伸:私もBLACK観終えてません(笑)
のんたんさま
はじめまして!
コメントありがとうございます!(*^_^*)
お返事が遅れてすみません。
同じような感想をお持ちになられたようで、嬉しいです。
本当に面白いドラマでしたよね。
続編が出ないと物語として終わらない感じではありますが。
15話までは本当に文句がなかったです。(笑)
不気味な世界観がしっかり構築されていて、本当に引き込まれるドラマでした。
みんなが引き込まれたからこその、最後の大ブーイングだったのだと思います。
こうしたジャンルは難しいですよね。文句を言うのは簡単ですが、生み出す苦労は尋常ではないので。
同じくBLACKも見終えていらっしゃらないとのこと、また嬉しくなってしまいました。
喜ぶところではないのですが。(笑)
ありがとうございました。
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
白香夏さん いつもドラマや映画のお話楽しませていただいています。愛の不時着からアルハンブラ宮殿に流れて昨日見終わりました。えぇーという終わり方だったので、まったく私には解釈出来なかったので検索すると白香夏さんのブログにたどり着き、 フムフムと何となく納得した次第です。面白かったのは、調べてくれのひと言の人私忘れてました。出てましたね。この人刑務所のルールブックで主役した人なのに…
それとサンボムオッパですが、夫婦の世界でDVの役で出てる人だと思うのですが、それで良い人に思えなくてシネちゃん大丈夫?と心配しました。とにかくみんなフム??と思っているところは、一緒みたいなので納得です。ヒョンビンカッコ良かったしシネちゃん綺麗だったしスペインの景色も良かったので満足です。
白香夏さんの感想解説が、一番助かりました。
みのゆめさま
はじめまして!
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
いつもご覧くださっていたとのこと、ありがとうございます。(*^_^*)
みのゆめさまも『愛の不時着』からこちらに辿り着かれたのですね。
ヒョンビンさんはハン・ジミンさんと共演した『ジキルとハイドに恋した私』でかなりコケてしまったので、もうテレビドラマには戻ってこないかもしれないなと思っていたのですが、『アルハンブラ宮殿の思い出』は内容的に良かったですよね。全16話中15話までは本当に文句がなかったです。(笑)
そうなんです、忘れかけてましたが出てたんです、「調べてくれ」の一言だけで何でも調べてくれるあの人。
結局一体何者だったのか。(笑)
サンボムオッパに至っては、一体物語に必要なキャラだったのか疑わしいくらい、何の役割も果たしてません。それを言うと身も蓋もないんですが。(笑)
この手のSF物のドラマは最後に大きな種明かしが来る「はず」だとみんな期待してみているので、ちゃんと伏線を回収してくれないと「???」になる箇所は皆さんやはり一緒ですよね。
私の書いたものが少しでもお役に立てたなら、なによりでした。
ありがとうございました。
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
白香夏さん こんばんは。さっそくお返事頂きありがとうございます。こちらにコメントされる方は、皆さん
とても文章がお上手なので、躊躇していたのですが、勇気を出して良かったと思いました。
これからも良いドラマの紹介や感想お願いします。
みのゆめさま
こんにちは!
お返事が遅れてすみません。
コメントくださり、本当に嬉しかったです。
励ましのお言葉、ありがとうございます。
また楽しんでいただけましたら嬉しいです。
毎日暑いですが、どうぞご自愛くださいませ。
ありがとうございました!(*^_^*)
初めまして。
アルハンブラ宮殿の思い出の感想、楽しく読ませていただきました。
私は、最終話の一話前まではワクワクして見ていましたが、最終話はすこし私の期待とは違った展開でした。ヒジュとユ・ジヌが再開してめでたしめでたし、というのを期待していたのですが……。
恐らく脚本家は、シーズン2を行うことを前提に、中途半端な最終話としたのだと推測しますが、この状況ではシーズン2は幻となりそうですね(笑)
とはいえ、こんなワクワクするドラマは久しぶりでした!
あと、レクサスがやたらたくさん走っているのは、私も気になりました(笑)
ケイさま
はじめまして!
コメントどうもありがとうございます!(*^_^*)
やはりケイさまもでしたか。
私もここで書きましたとおり、本当にワクワクして見ていました。
最終回一歩手前までは。(笑)
シーズン2、やって欲しかったですよね。
いやむしろ、今だからこそやって欲しいですよね。
『愛の不時着』で火がついて、ヒョンビンさんを求めている人多数ですし。(#^^#)
レクサスは、やりすぎですよねぇ。(笑)
ああやって広告をたくさん入れることで、制作費を稼いでいるのは分かるのですが。
だからってサンボムオッパまでレクサス乗せなくても。(とまた。笑)
などと言いながらも、私も本当に楽しみながら見たドラマでした。
またこういったジャンルの優れたドラマが早く世に出てくるよう願っています。
ありがとうございました。(^-^)
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてくださいませ。
私も一気見でした。あの宣材写真からはいい意味で期待を裏切られた感じです。
マルコやバグについての疑問ですが。。
クエストをクリアした時点でマルコを消滅させてセジュを助けることに成功。それで全てクリアになると思ったら、クエストはセジュが助かる為に作っておいたクエストだったので、ジヌのアカウント周りで起きたバグは修正されず、別の方法でバグを削除する必要があった。エマから教えてもらった天国の鍵を使った削除方法で。ログアウトしてもゲームが続いてしまうのはバグ以外の何モノでもないのでジヌ自身も削除される必要があった。でもジヌは実際死んでいないので、どこかに居るはず。セジュがそうだったように、死にそうになったマスターが入れる隠れ場に入ってしまった。バグは処理しているし隠れる必要はないので、アカウント名のないNPRとして助けてくれている。
というように理解しました。
そばかすさま
こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
お返事が遅れてすみません。
おお~!
その解釈を脚本家の先生に教えてあげたいです!(笑)
本当に、なぜあんなに期待を膨らませるだけ膨らませて中途半端に終わってしまったのか。
辻褄の合う何かを提示して欲しかったです。
はじめからシーズン2を予告しておけば、「あれはこういうことでした」とシーズン2でやることもできたのに。
でも、最後を除いては本当にワクワクして見れるドラマでした。
ありがとうございました。
よろしければ、また遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
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