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15 2015年5月
みなさま、こんにちは。
日本はゴールデンウイークが終わり、日常モードが戻ってきたところでしょうか。
今日はソウル市民の憩いの場であるソニュド(仙遊島)公園について書いてみようと思います。
日本のゴールデンウイークのような大型連休ではないものの、5月は韓国もなにかと公休日の多い月。
カラッと晴れる日の多い季節なので、休日ともなると大流行のテントを張って漢江の川辺でキャンプを楽しむ人も多くみられます。
私もちょうど5月5日のこどもの日に、ソウル市民の手軽な憩いの場の一つであるソニュド(仙遊島)公園に行ってきました。
韓国旅行上級者の方なら、一度くらいは足を運ばれたことがあるかもしれませんね。
行かれたことのない方は、是非バーチャル観光をばお楽しみください。
場所は地下鉄9号線「ソニュド駅」から歩いてすぐの場所。
地図で見ると、こんな位置関係です。
右上の赤字で四角く囲んであるのがソウル駅。
漢江の真ん中に赤い星印で記したのが、ソニュドです。
拡大すると↓ ↓ こんな感じ。
四角く囲んであるのが最寄り駅の9号線ソニュド駅で、同じく星印がソニュドです。
この画像はクリックで拡大します。
9号線が通る前までは最寄り駅が2号線のタンサン(堂山)駅だったので、それから比べると格段にアクセスがよくなりました。
ソニュド駅2番出口を出てまっすぐ進むと「ソニュドに入る前の最後のコンビニ」と名うったコンビニエンスストアLG25が出てきます。コンビニを過ぎて遊歩道までいき、左手に見える歩道橋を上がって進むとソニュドに繋がる橋が前方に。
快晴に恵まれた休日だったので、ご覧のように歩道橋もその先の橋の上も、行き交う人だらけでした。
この歩道橋から右手にはヨイド方面が開けています。
国会議事堂や63ビルがくっきり見えるんですよね。
ソニュドの向かい岸である漢江のほとりは、色とりどりのテントが連なっていました。
橋を少し進むと出てくる「仙遊橋(ソニュギョ)」の案内板。
この地点からは漢江の真上です。
この橋はドラマやK-POPのミュージックビデオのロケ地としてもよく使われる場所なのだそうです。
私はそうとは知らずに行ったのですが、実はソニュド公園の各スポットでドラマやMVが撮られているそうですね。あとから見落としたスポットが数々あるのに気づいてしまいました。残念!(笑)
人の波が切れた瞬間を狙ってみました。
背後からは人の波が迫る、迫る。(笑)
橋の上から左側を振り返ってみても、やはり川辺はテントだらけです。
橋の下に広がるのは、漢江公園。
ソニュドの中はテントを張ったりは出来ないそうです。
なので、テントを張って楽しみたい人は、こちらでというわけですね。
橋を渡った先には、屋根つきベンチなどちょっと腰掛けられるスペースが。
ここはスポット名としては「ソニュド展望台」で、つき当たりには当然漢江が広がります。
写真右手に降りていくと、いよいよ公園です。
ソニュド公園は、漢江(ハンガン)にある仙遊貯水池施設の跡地を改造して2002年に作られた、韓国初のリサイクル生態公園。
というわけで、島全体が植物園のような雰囲気です。
大都会を流れる川は大抵どこもそうですが、お世辞にも綺麗とは言えませんよね。
それでもソウルの人々は漢江が大好きなので、みなさん写真を撮ったり川を眺めたりしながら展望台での時間を過ごしていました。
階段を下りてすぐの光景はこんな感じ。
左右どちらに向かってもぐるりと一周できるつくりになっています。
真ん中は各種植物の植えられたスポットがあり、その脇にはこんな感じでずらっとベンチが続いています。
寝転んでいる人、ぼうっとしている人、お弁当を広げている人などなど。
休憩するさまも様々です。
左側の階段を上がると、漢江を見下ろせるカフェレストラン「ナル」の建物が。
無駄に「ナル」のメニューも載せてみました。(笑)
コーヒー4500ウォン、アイスコーヒー5000ウォン。
飲み物のほかに食事メニューもありますね。トンカツ9000ウォン、うどん6000ウォン、冷麺7000ウォンなどなど。
やや観光地値段ではありますが、お客さんは写真のとおりぎっしりでした。
外のベンチ&パラソルの空間ではフライドチキンも食べられる様子。他にも色々売っていて、人々が並んでいました。
個人的には、漢江は少し引いて眺めるのが一番なので、私は利用しておりません。なのでお味などは分かりかねますが、一応情報提供まで。(笑)
ちなみにですね。
「ソニュドに入る前の最後のコンビニ!」と名うっていたLG25。
普通そんなこと看板で書かれたら、「あ、ここで何か買っとかなきゃ!」と思いますよね。
もんのすごい商売上手。
だって、あるんです、「ナル」の中にコンビニの売店。
ちなみに橋から見える下方の漢江公園内にもセブンイレブンがあります。
あのLG25の「最後の~!」は一体なんだったんでしょう。
ええ、確かに嘘偽りではないんですが。最後のコンビニではあるので。(笑)
コンビニではカップ麺やキムパブなども売っているようです。
ソニュド公園内には座る場所や木陰も適度にあるので、少し日差しが強くなったらレジャーシート持参がいいでしょうね。お昼寝タイム、ランチタイムの人がたくさんいました。
そして左回りに進むと、いきなり登場する風情のある「仙遊亭(ソニュジョン)」。
この佇まいは、さすがに気づきます。
いつぞや、というか年中、なにかのドラマで目にするような?!(笑)
さらに奥に進むと、温室が。
なんだかぼうぼうと緑が一杯。
が私の偽らざる感想です。(笑)
綺麗に手入れされた感じというよりは、ナチュラル?
っていうかぼうぼう?
人々も恐らくそこに美しさを言うほど求めていないのでしょう。(笑)
温室で折り返す形で戻っていくと、今度はソニュドの歴史や四季を展示している「ソニュドイヤギ(ソニュドの話)」が出て来ます。
なぜか入り口にピアノがあるんですよね。
友だち連れの人々が、なんだかんだピアノの前に座る確立、かなり高かったです。(笑)
ちなみにソニュド公園内では、殆ど外国人観光客を目にしません。
いるのかもしれませんが、一見してそれと分かるような人は皆無でした。
完全にソウルっ子の憩いの場です。
かくいう私も「ソウルっ子が休日に遊びに行く近場のスポット」としてご紹介しています。観光できてわざわざ来るほどの見所は・・・・・・人見物?(笑)
よほど「一日やることが何もない」とかならありかもしれませんが、本当に島全体植物園。それだけ。です。そしてわりとぼうぼう。ぼうぼうは込み込みで、みたいな。はい。(笑)
この日は気温も高かったので、水遊びができる場所では子どもたちの嬌声が響いていました。
ここは「水質浄化園」から綺麗な水が流れているようなので、ひとまず水質の心配はなさそうです。夏場なら大人も足をつけてみたいですよね。
実はこのソニュドで一番有名なのは、ドラマなどのロケ地としてよく使われる「時間の庭園」の一帯なのだそうですが、文字通り横目でスルーしてしまいました。
公園内のマップを載せておきますので(ハングルですが)、ロケでよく使われるというソニュドでもっとも知られたスポット「時間の庭園」内の「緑の庭園」などに行かれたい方は、地図で場所を参考になさってください。
この画像はクリックで拡大できます。
15が橋からの入り口に当たる「展望台」、9が「時間の庭園」、5が「仙遊亭」、4が水遊びの場所、2が「温室」です。
以上、ソウルの人々の憩いの場であるソニュドでの休日をご紹介してみました。
食べ過ぎたあとのお散歩コースに最適なので、滞在期間に余裕がある時はしょっちゅう来てしまいそうです。
もっとも、真夏はさすがにキビシそうですが。(笑)
ちなみに遊覧船の船着場もあるのですが、案内は韓国語のみです。
乗りたい場合は事前に運行状況をご確認されたほうがいいでしょう。
今回は期せずして「ロケ地」と呼ばれる場所に足を運ぶことが続いたので、そのうちまたご紹介しようと思います。
(*本記事の内容は5月8日現在のもので5月15日に公開されました)
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2 Responses for "ソウルの人々の憩いの場 「ソニュド(仙遊島)公園」"
面白い!!
私の行った時とあまりにも違う姿です~
…というのも私はココ日の出の写真撮りに来たんです。
ソウルは夕陽を撮るポイントは多いんですが朝日は意外と少ないんですよね。
その数少ないポイントのひとつです。
(冬になると63ビルと朝日のコラボが撮れると聞いています。)
行ったのは9月でしたが
人がいなくて
ほんと清々しい空気で…
仙遊橋の手前のエレベーターで下に降りて下から橋を撮ると
すっごいよかったですよ
…でピアノなんですが
全く違う場所に置いてありました(^^ゞ
お散歩のおじさんがショパンを弾き始めて
ますますいい雰囲気でした。
季節や時間を変えてまた行ってみたいと思います。
Bachiatariさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
さすが、ソニュド公園もいらしたことがあるのですね!
ほんとに、地元的な人しか行かない場所ですよね。(笑)
ヨイド公園ほどには広くないので、本当に「手軽なお散歩」という感じで。
それにしても、あの橋からの眺めが朝日が撮れるスポットだったとは知りませんでした。
寒い冬の朝・・・。頬が切れそうなほど空気が冷たそうです。(笑)
私は漢江を眺めてぶらぶらといえばもっぱら뚝섬유원지なのですが、ソニュドは周辺も含めてウォーキングにピッタリですよね。
そしてあのピアノ。
てっきりあそこが定位置かと思っていましたが、違う時もあるのですね。
通りがかりのおじさんがショパンを弾き始めるなんて、素敵です。
私の時は、大学生の女子がブルグミュラーのアラベスクという有名な練習曲を意気揚々と弾きはじめ。
でも全然指が回っておらず。
なぜかこちらがハラハラしました。(笑)
人が多いと俄然どこも観光地の様相になりますよね。
それだけで楽しそうな雰囲気になるので不思議です。
私もお散歩コースとして次回もまた訪れると思います。
・・・真夏でない限りは。(笑)
ありがとうございました。(^_^)
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