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8 2017年5月
みなさま、こんにちは。
今日は先日5月3日に行われた第53回百想芸術大賞について、受賞スピーチなどを取り上げてみようと思います。
今年の百想芸術大賞は大統領選挙直前ということで、受賞者たちがどんなスピーチを行うのか注目されるところでしたが、なかなかピリッとした発言も飛び出しました。
受賞作を抜粋してみてみましょう。
まずは映画部門。
新人監督賞は『釜山行き(邦題「新感染エクスプレス」)』のヨン・サンホ監督。
作品賞は『哭声コクソン』が受賞。
映画部門の最優秀演技賞は『密偵』のソン・ガンホさんと『徳恵翁主』のソン・イェジンさんがそれぞれ受賞。
他に、映画部門の新人賞は『ザ・キング』(邦題仮)のリュ・ジュンヨルさんと『恋愛談』(邦題仮)のイ・サンヒさん、助演賞は『釜山行き』のキム・ウィソンさんと『ザ・キング』のキム・ソジンさんが受賞。
権力上位の悪徳検事たちを追及する監察部の検察官を演じた『ザ・キング』でのキム・ソジンさん、役柄も演技もメチャクチャカッコよかったんですよね。
実はキム・ソジンさんが演じたアン検事には実在の人物(イム・ウンジョン検事)がモデルになっていることでも話題を集めました。
そして、映画部門の栄えある大賞は、『お嬢さん』のパク・チャヌク監督のもとに。
『お嬢さん』、一部地域でいま日本でも公開中ですよね。
百想芸術大賞受賞を機に、気になっていたという方は是非チェックなさってみてください。
パク・チャヌク監督は同性愛を扱ったこの映画になぞらえて、受賞スピーチでは以下のように発言。
「他でもない『お嬢さん』で賞を頂いた席なので、こんなお話をしてもいいかと思います。性別や性的アイデンティティ、性的嗜好で差別される人がいない世界をつくれる候補を、投票の際に一度くらい考えてみて欲しいと是非お勧めしたいです」
この発言中には会場から拍手も起きました。
パク・チャヌク監督は正義党のシム・サンジョン候補を支持すると以前表明しているのですが、今回の発言は大統領候補者で唯一シム候補が同性婚を認めていることにも関係しています。
人気賞は映画部門では『兄貴』のト・ギョンスさんと『協助』(邦題仮)のユナさん、TV部門では『雲が描いた月明かり』でパク・ポゴムさんとキム・ユジョンさんがそれぞれ受賞。
いかにも納得な、当代きっての人気者が集まりましたね。(笑)
ということでTV部門の受賞者は。
脚本賞を『ディア・マイ・フレンズ』のノ・ヒギョンさん、作品賞も『ディア・マイ・フレンズ』が受賞。
最優秀演技賞は、『トッケビ』のコン・ユさんと『また?!オ・ヘヨン』のソ・ヒョンジンさんが順当に受賞。
tvN一人勝ちの図式がここに。(笑)
すごいですよね~。作品賞も脚本賞も最優秀演技賞も男女共にtvNのドラマ。
地上波、頑張らないといい加減立つ瀬がない感じです。
とくれば、TV部門の大賞もtvNのドラマ『トッケビ』のもとに。
キム・ウンスクさん、脚本家としては初の大賞受賞です!
素晴らしい!
『トッケビ』ファンとしては嬉しい限りです。
さすが、ケーブルテレビにして視聴率20%超えを果たしただけあります。
ということで、今回もいくつか代表的な受賞スピーチも取り上げておきましょう。
まずはスターセンチュリー人気賞を受賞したパク・ポゴム&キム・ユジョンさん、ト・ギョンスさん、ユナさんのスピーチから。
you tubeには公式動画が見当たらないため、Naverの動画でご紹介します。
もし、日本国内では再生できない場合は、以下のリンクから直接ご覧ください。
こちらがNaver TVキャストページへのリンクです。
(*you tubeの公式動画に差し替えました)
こんにちは。パク・ポゴムです。
まずは・・・ありがとうございます。
私が私であるのは神の恩恵ゆえです。常に私と共にあり、私をよき道へと導いてくださる父なる神に栄光を捧げます。
昨年一年間、『雲が描いた月明かり』というドラマによってたくさんの愛を頂いたのですが、この賞は韓国のファンの方々のみならず、海外にいらっしゃるすべてのファンのみなさまが投票してくださったと存じています。知らないうちに投票してくださり、応援してくださり、力になってくださったファンの皆様に心から感謝申し上げます。
この賞を頂けたのは、『雲が描いた月明かり』というドラマに出会い、また素晴らしいスタッフの皆様のおかげで、また出演者の俳優の皆様、諸先輩の方々、ここにいらっしゃる同僚の方々に出会えたおかげでこうしたありがたい賞を頂くことができたと思っています。ともに働けて光栄でした。
昨年に引き続き、今年も「百想芸術大賞」に参加する機会が与えられたことだけでありがたく存じていますし、候補に挙げられたことだけでも、夢に一歩近づけたと思っています。
人気とは永遠なものではありませんが、いつもみなさまの心の中に長く残り、また人々の心を動かし、感動を与えられる善良な影響力を持った俳優になれるよう努力いたします。
常に私のために祈ってくださり、愛してくださるすべての皆様、愛する家族、そして会社の仲間たちに心から感謝します。
祝福します。
こんにちは。キム・ユジョンです。
まず、ここに参加させてくださって本当にありがとうございます。そして、一生懸命投票してくださったファンの皆様に本当に感謝いたします。一つ言いたいことがあるのですが、先ほど1部の最後に俳優の皆様が演じられた舞台を見て、とても多くのことを考えました。良き志を得て帰れそうです。
何かを入れなくても、器そのものが光を放つ、そんな誠実な人間、誠実な俳優になれるよう今後努力いたします。
そして、いつも私のファンとして後ろで見守り、力をくれる私の家族、私のチームの皆様に本当に感謝いたします。
一生懸命頑張ります。ありがとうございました。
こんにちは。ト・ギョンスです。
まず、私に関心を持ってくださるファンの皆様に心から感謝申し上げます。まだまだ未熟ですが一生懸命努力し、より多くの経験を重ね、より多くの幸せを与えられるようになります。ありがとうございます。
また、私のために常に努力してくださるすべての方々に感謝の言葉を申し上げたいです。
ありがとうございました。
こんにちは。イム・ユナです。
いつ頂いても人気賞は嬉しい賞です。
私にとって初めての映画だった『協助』でミニョンという役に注目してくださった皆様に感謝いたします。
こんなに素敵な人気賞を私に与えてくださったファンの皆様、本当にありがとうございました。
これからも一つ一つ、一生懸命やっていきます。
ありがとうございました。
次は、映画部門新人賞を獲得したリュ・ジュンヨルさんのスピーチ。
こちらがリンクです。
(*you tubeの動画に差し替えました。公式のものではにのでリンク切れの際はご了承ください)
プレゼンターに集中していたのですが、席に着くや否や(壇上に)呼んで下さって・・・。
俳優を始めた頃、ひたすら幸せだった気持ちに、年をおうごとに小さな悩みが生じ始めて、近頃は感謝する生き方について多くのことを考えています。
大事なのは、小さなことに感謝することですよね。
一生に一度もらえるかどうかという賞を2度も下さって、かなり感謝すべきことを与えてくださいました。
ありふれていますが、感謝の言葉を心をこめてお伝えしたいと思います。
まず、先輩として若手と新人スタッフ、ひいてはエキストラにも心を砕いてくださったチョン・ウソン先輩、新人に「こうすべき、ああすべき」と言うより「上手くやってる」と励ましてくださったチョ・インソン先輩、演技に関する悩みと同時に生きることについてもたくさんのことを話してくださったペ・ソンウ先輩、そして席にいらっしゃるキム・ソジュン先輩、私を選んでくださったハン・ジェリム監督、NEWのみんな、そして映画の撮影時に一緒にドラマを撮ったドラマ『運勢ロマンス』のみんなにも、感謝申し上げたいです。
マネージャーのサンチョルさんとC-jesのみなさん、愛する友人たち、家族、本当に感謝しています。最後にこのすべての栄光を神様に捧げます。
ありがとうございました。
なにやら生身の悩みまで伝わってくるような、実直なスピーチ。
いいですね。
「感謝」と「神様」は、やはりポゴミの影響でしょうか。(笑)
そして今回のハイライトとも言うべき、コン・ユさんのスピーチも。
プレゼンターはキム・ヘスさんとユ・アインさん。
そうでした。去年はこのお二人が最優秀演技賞を受賞されたんですよね。
たかが1年前なのに、もう懐かしいです。
こちらがリンクです。
(*you tubeの動画に差し替えました。公式のものではにのでリンク切れの際はご了承ください)
こんにちは。コン・ユです。お会いできて嬉しいです。
そして私は、コン・ジチョルという名前も持っています。
今日は特に本名を言いたくなって。
本の数ヶ月前までは侘しく燦爛たる神だったのですが、今はまた軟弱な人間に戻りました。
私の理性があるうちに必ず申し上げておかなければならない方々に申し上げます。
私について長らく気にかけてくださり、私に愛をずっと送ってくださり、私にキム・シンをプレゼントしてくださったキム・ウンスク先生、本当に感謝申し上げます。
そして、私と一緒に胸に刀を刺し、ともにキム・シンになってくださったイ・ウンボク監督、本当に感謝いたします。
また、侘しいキム・シンにあまりに大きな愛をくれたウンタクにも、本当にありがとうと言いたいです。
『トッケビ』を共にした、まるで戦場で戦争でもするかのように現場で一緒に苦労したスタッフにも、言いたいことがあります。
あなたがたと一緒だったから、すべての時間が良かった。
私が長々喋っても大丈夫ですか?
実はこの場に立つのがとても恐ろしくて怖かったんです。
理由は自分でもまだ探しているところなのですが。
昨年一年間、私には非常に多くのことがありました。
知らない女性と道ならぬ恋にも落ちましたし、他人のためにゾンビにもなりましたし、そして、国のために命がけで戦いもしました。
みなさんがご覧になられたのは1年間ですが、私は2年もの間、多くの人生を生きてきました。
それで、近頃は少し分からなくなっているところです。
自分がどこにいて、自分は誰で、僕はどこに向かっているのか・・・。
この重くて大きな賞は、軟弱になった私に、しっかりしろと、もうこれ以上迷うなと、もうこれ以上と惑うなという意味で下さる賞として、ありがたく頂きます。
『トッケビ』を愛してくださった多くの視聴者のみなさん、本当に心から感謝申し上げます。
私が2年という時を走る中で私と共にいた方々が前に座っていらっしゃるのですが、その方々にも心から感謝を申し上げたいです。
家で放送を見ている母にも言いたいことがあるのですが。
もう息子が他人の子のように思えると、時々母が寂しがるのですが、それは僕がお母さんに良くしてあげられてないからです。だから本当にすまないと思っています。
いつまでも健康でいてください、お母さん、お父さん。
最後に、ダサイですが、そして鳥肌ものなのでこんなことはなかなか言えませんが、私にとってこの場は二度と立てない場かも知れないので、スプマネージメントのキム・ジャンギュン社長。あなたのことを一度もマネージャーだと思ったことはないよ。ヒョン、僕のせいで随分気苦労かけて申し訳なかったし、僕、賞をもらったよ。
私が俳優として行う熾烈な多くの悩みが、ずっと後になって振り返った時に決して無駄な悩みではなかったことを、無駄な悩みではないことを望みます。
みなさん、お幸せに。ありがとうございました。
これもまた、意外な素顔と言うべきか。
コン・ユさんは、こういう方なんですね。
すごくナイーブな、繊細そうな横顔。
迷い多き俳優人生の、いまだ迷いの只中にあるのかもしれませんが、演じてる時とのギャップに、ファンのみなさまからはますます守ってあげたい気持ちを駆り立てられるのかもしれませんね。(笑)
最後は、映画部門で大賞を受賞したソン・ガンホさん。
プレゼンターはイ・ビョンホンさんとチョン・ドヨンさんです。
こちらがリンクです。
(*you tubeの動画に差し替えました。リンク切れの際はご了承ください。)
ありがとうございました。
実は今日はハン・ジミンさんとオム・テグさんが受賞されることを心から願っていたのですが。
私がお二人を代表して頂いたと思うことにします。
『密偵』という映画は、わが民族が最もつらく苦痛を受けていた日帝植民地統治下を背景にしています。
よくよく考えてみると、昔も今もそうした暗い時の中であっても、多くの為政者もいましたが、それよりも自らの危険をも省みず民族と祖国と百姓と国民のために尽くした数多くの方々がいらっしゃいました。その方々がいらしたからこそ私たちがここにあるのだと思いますし、今一度、その方々の崇高さに頭を垂れ、感謝申し上げます。
また一方、一部の最後に感動的な舞台を見せてくださった数多くのわが後輩俳優のみなさん。『密偵』でも素晴らしい演技を見せたにもかかわらず非常に惜しいことに、やむを得ず編集され、ただの一場面も登場することが出来なかった若い後輩たちがいらっしゃいます。
今日のこの栄光は、その方々に捧げます。
本当にありがとうございました。
すごい安定感。重量感。
ソン・ガンホさんって、やはり唯一無二の存在感です。
ソン・ガンホさん、そしてキム・ユジョンさんも触れていた1部最後の俳優たちによる公演。
実はこの日、無名俳優たちがドラマ『キム課長』のOST曲である『夢見る』という歌を歌ったんです。
ここに居並ぶスターたちの映画やドラマに出演していた、名もなき俳優たち。
『お嬢さん』の「お客3」や『トッケビ』の「スタッフ1」、『また?!オ・ヘヨン』の「ピザ配達員」、『ラッキー』の「TV女子高生1」などの役を引き受けながら、受賞を待つ主役たちの前でいつかは自分も名の知られた俳優になりたいという思いをこめて歌を歌った彼ら。
「一歩一歩明日に向かって、私は夢見る」の歌詞に、胸が苦しくなりました。
主演俳優たちも思わず涙目。
合間には「私にとって俳優とは?」に答える彼らの映像が流れたのですが、「奇跡」、「人生を表現する芸術家」などの答えの後に「私にとって俳優とは。私が最も言われたい言葉です」、「人々が私を俳優として覚えてくれること」、「最後まで俳優でいること」などの言葉が並び、見る者の胸はさらに詰まりました。勿論、純粋に、ひたむきに、演じる喜びも語られていて。
「私にとって俳優とは、夢です」
笑顔で言い切る最後の言葉を聞いたら、涙が堰を切らないはずがありません。
本当に感動的だった、無名俳優たちの合唱『夢見る』、ご紹介しておきます。
動画はyou tubeの百想芸術大賞公式アカウントより。
もしかしたら日本で見れない設定になっているかもしれませんので、その際はご容赦ください。
号泣。
これは本当に、やばいです。
どんなスピーチよりもインパクトありました。
この演出は、素晴らしいとしか言いようがないですよね。
自分の映画やドラマに出ていた、もしかしたら名前も覚えていない無名俳優たち。
いきなりスターになった人々もいるでしょうが、下積みでつらい思いをした方々もこの場にはいて。
彼らの姿を見ながら、かつての自分を思い出さずにおれないですよね。
好きで俳優を始めておきながら、俳優であることに嫌気がさしていた人もいたかもしれません。
そんなすべての人が初心を思い出し、自らを反省せずにはいられない舞台。
「明日を夢を見る」。
その言葉には、人々に初心を思い出される力が十二分にありました。
私がなにを夢見ていたのかも視聴者にも思い起こさせてくれる、素晴らしい公演でした。
この後もまた、素晴らしい作品がたくさん公開されますように。
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9 Responses for "第53回百想芸術大賞 受賞スピーチ
ソン・ガンホ コン・ユ
パク・ポゴム ト・ギョンス キム・ユジョン ユナ
リュ・ジョンヨル "
こんばんは。
まだ韓国にいらっしゃるのでしょうか?
大統領選も終わって
街の雰囲気は変わったのでしょうか?
内容のみならず画像もご紹介くださって
ありがとうございます。
映画祭、楽しみにしていたのですが
OAの開始時刻を間違えて記憶しており
前半見られなかったんです。
いや、しかし…
映画祭のど真ん中でこの企画をぶち込んでくるなんて…
すごすぎますっ!
でもこれこそが韓国のテレビ&映画界の強さなのかと。
このストレートな想いを受け止めるスターたちの純粋さもすごいです。
bogummy って羽生選手とダブりませんか?
あの実直さがなんか…
どうやって育つとああなるのか?
おばちゃんは不思議に思っております、ハイ。
えっと。。。
コン・ユの受賞、うれしいです。
ハン・ソッキュが持って行くと思っていました。
そして個人的にはチョ・ジョンソクにとって欲しいと思っていました。
ハン・ソッキュはあのぐらいの演技では
すでにもらえない域の方なんですね(笑)
チョ・ジョンソクとコン・ユの決選投票(一騎打ち)だったそうですが
「とっけび」人気の勢いだろうと思っています。
<石橋をたたいて壊して渡らない>
コン・ユペンのなかでささやかれていた言葉です。
とにかく出演作少ない人なんで(笑)
10年前、役者を廃業しようとまで考えていたときに出会ったチェ・ハンギョル。
そして「ビッグ」のトラウマから抜け出せない状態で出会ったキム・シン。
一生のうちで2つ代表作がありゃ十分じゃんと思うのは
冷たすぎるでしょうか?(笑)
kanakoさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
コン・ユさんの受賞、おめでとうございます!(^^)
チョ・ジョンソクさん、演技力は間違いない方なので、作品に恵まれればいつかきっと受賞されるのではないかと思います。
これが難しいところではありますが・・・。
コン・ユさんは、受賞そのものは『トッケビ』でしたが、『釜山行き』や『密偵』も加味されての受賞ではないかという気がします。(笑) 2016年は完全な当たり年だったので。
俳優の方々も、精神力がかなり必要とされそうですよね。
別人を演じて人気が上がることに戸惑いもありそうですし。
コン・ユさんにもそんな悩みがあるんだなと、今回の受賞スピーチで初めて知りました。
以前JTBCのニュースルームにゲスト出演し、ソン・ソッキさんと対話していた時も、伏し目がちで意外に気弱そうだなとは思ったのですが。(笑)
一部最後の無名俳優たちによる合唱は、素晴らしい企画ですよね。
メッセージは明確で。
来年これを上回る企画を出せるのか心配になるほどの格調の高さでした。
私はまだソウルにいます。
街の雰囲気が何か目に見えて変わったと書くことは勿論できませんが(そんな筈はないので。笑)、私自身は昨日と今日とでこんなに世界が変わるのかと、動き出した新大統領と明確なメッセージを示す人事を見ながら、喜びをかみ締めています。
今回は華やかな就任式も行われず、罷免された前任者の後を受けて準備期間なしですぐさま大統領の執務が始まったのですが、昨日のお昼にテレビ中継された就任挨拶に見入る食堂の人々の会話や顔つきからは、晴れやかさと今後への期待が感じ取れました。
期待に反したからと拙速に攻撃したり諦めないようにしよう。ノ・ムヒョン大統領を失ったあの大きな悲しみを決して繰り返さない。今度こそ自分たちの選んだ大統領と共に進み、是々非々を問いながらも支持を送っていこうという市民の声、多数です。
ありがとうございました。(^-^)
白香夏さん、おはようございます。
素晴らしい授賞式の様子を中継(笑)してくださり本当にありがとうございます。
で、もちろん受賞者のみなさんにおめでとう~\(^o^)/\(^o^)/おめでと~
トッケビはやはりすごかったですね。最近で見た作品でもとても印象的でしたし・・・良かった良かった。
私、今にわかに「キム課長」のナムグン・ミンのファンになっているのですが(^0^;)、ostが授賞式であんなカタチで使われてすばらしい舞台になっていたんですね。
泣くもんか・・・と思いながら見ていましたがすぐ目頭が熱くなってユ・ヘジンが出たところで号泣でしたσ(^_^)
ドラマ「キム課長」の中でもトッケビの音楽が流れたり、パロディシーンが出ていましたが、これもトッケビが与えた影響大ということですね。
毎年アメリカのアカデミー賞授賞式もチェックしているのですが、なんだか韓国もどんどんそれに近づいているような気がします。(日本は比べものにならない・・・笑)
みーちゃんさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
『キム課長』、私は見ていないのですが評判が高いですよね。
ブラックなのにコミカル?(笑) そんな声をよく聞きます。
『トッケビ』チームの受賞は、ドラマに釘付けになったファンとしては嬉しい限りですが、やはり今回の式典は一部最後の公演がなんとも輝いていました。
涙、出ちゃいますよね。下積み時代が長かったことで知られるユ・ヘジンさんの顔を見たら、こちらも泣かずにおれません。(笑)
あの舞台は、あの場で目を潤ませていたスター俳優たちだけでなく、それを見る視聴者にも心に深く響くものがありましたよね。
かえすがえすも、あの企画を考えた方、素晴らしいです。(笑)
ありがとうございました。(^-^)
こんにちは。お久しぶりです。
毎週m-net Japanで「トッケビ」を見ては、その後に白香夏さんのブログを1話ずつ読むことを習慣にしています(m-netの日本語字幕が意訳系なので、こちらを拝読して「あーそうだったのか」と思うことが沢山あります。ありがとうございます!)。衝撃の13話が終わり、今週は14話と15話。いよいよ終盤、期待が高まると同時に終わってしまうのがとても残念です。
ということで、今「トッケビ」にはまっている私は、今年の百想芸術大賞は大納得でした。それにしてもスピーチを読んでいるだけで泣けてきます。素晴らしい俳優は素晴らしい台詞を言うだけでなく、素晴らしい自分の言葉を持っているのだ、と思いました。演技が素晴らしく、口下手な俳優さんももちろんいらっしゃいますが、そういう方でも、話すのが不得意でも率直に伝えたいという気持ちが伝わってくることが韓国の授賞式では多いですね。
そして、コン・ユさんのスピーチもそうなのですが、ここのところ数人の韓国の男優さんのインタビューを読んでいましたら、俳優という人たちは、演技についてどれだけ深く悩むのか、と思いました。一見、人気もあり、仕事も順調で演技も評価されているのに。長く演技をしていきたい、でも大衆が望まなければ演技はできない。何故なら演技は自分一人でもできるが、見てもらってこその演技である、という悩みは、世界中の俳優が持っているのでしょうが、韓国は日本よりも圧倒的に映画を見る人口が多くて、男優さんの宝庫というか層が厚いですよね。その中で自分なりのものを積み上げていくことや、演技を深め進化(?)させることは、私たちがはかりしれないくらい大変なのかもしれません。
無名俳優さんたちのステージも含め、それでも「俳優」を目指す、「俳優」を夢見る、そんなことがとても尊く思われる授賞式でした。
eripodさま
こんにちは。
お久しぶりです! お元気でお過ごしでしたか?
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
今まさに『トッケビ』の山場を迎えていらっしゃるのですね。ああ、衝撃の13話。
私も後からドラマを追いかけ、「衝撃の13話」の意味を理解しました。(笑)
見終えてしまうのが、本当に淋しいドラマですよね。
書いたものがeripodさまのお役に立てているなら、とても嬉しいです。(^^)
そして、授賞式でのスピーチについてや無名俳優さんたちの舞台に関するeripodさまの総評、深く頷きながら拝読いたしました。
韓国の俳優さんたち、特には仰るように男優たちにとっては、はたから想像してみるだけでもこの世界がとても厳しいものだということが伝わってきますよね。
競争相手は多いけれど、人と競争して勝ちあがる類の世界でもないでしょうし。
この場にたまたま招かれていない素晴らしい俳優さんたちが、他にも大勢いらっしゃるんですよね。
あの無名俳優さんたちの歌の舞台は、本当に多くのことを物語ってくれる、胸の熱くなる瞬間でした。
あまりに圧縮されたメッセージに、映像を見ずとも、もはや思い出しただけで涙目になります。
いやはや、本当に格調高い授賞式でした。
ありがとうございました。(^-^)
香夏さまにまた泣かされてしまいました(T_T)
否、本当に素敵なものを見せていただきありがとうございました。
いまだに記事を読ませていただくだけで涙してしまう「トッケビ」は8話で停滞中、「キム課長」を見終ったばかりの私には、『夢見る』のメロディーだけでも充分胸にグッとくるものがあるのに、こんな素敵で粋な場面があったのですね。
一応百想の受賞者とコン・ユssiのスピーチは記事で読んでいたのですが、こういう場面があったことはまったく知りませんでした。
夏香様の記事の文章をお借りすれば
「自分の映画やドラマに出ていた、もしかしたら名前も覚えていない無名俳優たち。
いきなりスターになった人々もいるでしょうが、下積みでつらい思いをした方々もこの場にはいて。
彼らの姿を見ながら、かつての自分を思い出さずにおれないですよね。
好きで俳優を始めておきながら、俳優であることに嫌気がさしていた人もいたかもしれません。
そんなすべての人が初心を思い出し、自らを反省せずにはいられない舞台。」
俳優や映画、ドラマ、舞台という言葉を、人それぞれの職業、社会に置き換えれば、まさに人生論そのものだと、今日も世界中で頑張っている「私」へのメッセージだと、また名言を頂いたことにも感謝します。
すみません。また名前が逆になっています。本当に申し訳ありません。
ゆまさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
ゆまさまからコメントを頂戴し、またこの映像を改めて見て、すっかり涙涙です。(笑)
深く共鳴してくださって、ありがとうございます。
私もまさに、ゆまさまの仰るとおり、この舞台が投げかけているメッセージは見守る私たちみんなへのエールであると感じ、ことさらに心震えたのでした。
同じ思いを共有してくださり、いつもあたたかく共感してくださって、本当に嬉しいです。
私のほうこそ、どうもありがとうございました。(^-^)
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